推しの子と共に挑むアニメ道   作:北凍武人

8 / 8
この儚い少女に祝福を

「あれぇ、なんでここにいるんだっけ」

 

剛輝はふとつぶやいていた。

 

ここは某病院。車に轢かれた剛輝が入院している場所である。

 

 

 

数週間前、剛輝は何故かメスのオークに追われていた。

 

「そこの男前のお兄さん!あたしと良いことしない?」

 

「冗談じゃねえぞォ!?」

 

実は戦ったマスターが開いたアイテムボックスから召喚権()が現れそれにより召喚されたのがこのすばのメスオークの大群であった。ちなみにそのマスターはすでにオークに喰われてしまった…

 

ビューティ、しのぶは相手にされず突き飛ばされ一旦フェードアウト(完全消滅ではない)し、現在追われていた。

 

「くっそ、ティラノ呼ぶか.....」

 

ディノホルダーを取り出すと、そこにトラックが.......

 

**********

 

「こんなことになるとはなぁ。出血は少なくてよかったけど....」

 

出血については奇跡的に少なかったのだが、それでも検査が必要ということで入院しているのだ。

 

「すみません、私が不甲斐ないばかりに」

 

れいかが謝罪する。しのぶ、シュナは心配そうに剛輝を見ていた。

 

「いやぁ、気にしないで。おかげでオークから逃げ切れたし」

 

「魔国連邦のオークはこんな下劣なことはしないのですが......」

 

「多分違う世界のオークなんだよ。魔国連邦のオークにはゲルドさんみたいな真面目なひとが大抵なはずだしな。(大方、このすばだろうな)」

 

入院生活をしばらく満喫し、足がある程度自由に動くようになった剛輝は周辺を探索することに。

 

青がかった黒のロングヘア、ライトブルーの患者衣を着た、車椅子の女性が哀しげに窓の外を眺めていた。

 

 

「隣、いいかな」

 

「えっ?あ、はい」

 

「俺は福村剛輝。1週間前に入院したんだ」

 

「白百合月といいます。ずっとこの病院に入院してます」

 

「そーいやずっと1人でいるよな」

 

「......家族は来てくれません。妹がいるのですがそっちに期待してるみたいで。あと一年も生きられないわたしのことなどどうでも良いと思ってるんです」

 

 

重い空気になってしまい、剛輝は慌てて謝る

 

「ごめん……!」

 

「いえ!わたしこそ湿っぽい空気にしてしまって....よかったら一緒にアニメを観ませんか?プリキュアの再放送やってて」

 

「いいね、一緒に観よう」

 

 

 

 

数日後。

 

2人で外出....と言っても病院の庭だが。を歩いていると、突如メスオークの群れが現れた。どうやら剛輝を探していたらしい。

 

オークたちは剛輝に向かって突撃してきた。

 

「みぃつけた!って、誰か一緒にいるわ」

 

「退きなさいよ変な椅子に座ってるブス女!」

 

「座ったままで何もできない女よりもアタシたちの方が楽しませられるわよ!」

 

「ダークフォルテウェーブ」

 

「「「ギャアアアア!?」」」

 

「ダークプリキュア!?」

 

ダークプリキュアが現れた。更に、数人の女性キャラが現れる。

 

「福村剛輝!手を貸してやる」

 

「ツキはアタシたちで守っておくから」

 

「思い切りやりな」

 

「味方に回るとこんなに頼もしいとはね。ついでに召喚!」

 

ゲートが開き、そこから現れたのは.......

 

「怪盗パンサー!登場だよっ!」

 

赤い猫の仮面に尻尾の付いた赤いボディスーツを着た、鞭を構えた女性が現れた。

 

更にティラノも召喚し

 

「マハラギオン!!」

 

「ティラノ!爆炎壁攻(ボルケーノバースト)だ!」

 

ギャオオオオ!!!

 

鬼姫の妖炎(オーガフレイム)!」

 

パンサー、ティラノ、シュナの火炎が炸裂し、メスオーク達は美味しそうな匂いを立ち上らせながら倒れていった。

 

 

 

 

 

退院日。月は剛輝を呼び止める。

 

「また、お見舞いに来てくれますか?」

 

剛輝は振り向くと月の元に駆け寄り

 

「おう。色々お土産持ってくるから。楽しみに待ってろよ」

 

と優しく頭を撫でて笑顔を向けると、歩いて行った。

 

 

「ねえ、ダーク。わたし、もう少し頑張ってみる」

 

「そうか」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

キングダム:穿紅の閃光 〜神速の槍と無敵の拳で中華を穿つ〜(作者:キング・クリムゾン!!)(原作:キングダム)

初めての投稿&AI生成の投稿なので大目に見てください。


総合評価:161/評価:5.71/連載:49話/更新日時:2026年06月11日(木) 20:32 小説情報

魔術廻戦(作者:バタービールの風呂に浸かりたい)(原作:呪術廻戦)

ハリー・ポッターの世界に転生した……気がする!! ハリポタの魔法使えるし!!▼あれでもここ日本なんですけど……?▼しかもなんかクソキモい魔法生物みたいのがウヨウヨいるんですけど!?!?▼※序盤だけ勘違いモノ▼能力だけクロスオーバーです。


総合評価:137/評価:-.--/連載:2話/更新日時:2026年04月12日(日) 06:20 小説情報

空を駆け 影に潜みて 敵解つ(作者:エルンストレーム総統)(原作:進撃の巨人)

832年、ウォールマリア内の山奥に住む家庭で、彼は生誕する。▼846年、「口減らし戦争」に進む25万人の進軍を前に呟く。▼「……ひどいもんだな。まあ、呪霊が生まれないだけマシか」▼世界で唯一の『呪術師』。「御厨子」と「十種影法術」を持って生まれた、完全なるイレギュラー。己だけが違う、己だけが異常である、そんな孤独。一人で暮らし、一人で前へ進む孤独。▼だが、そ…


総合評価:145/評価:-.--/連載:18話/更新日時:2026年05月18日(月) 12:00 小説情報

魔法科世界の術式蒐集者(作者:パラレル・ゲーマー)(原作:魔法科高校の劣等生)

魔法が技術として体系化された世界――『魔法科高校の劣等生』の世界に転生した主人公・水瀬悠。▼彼が持つ固有魔法は《万象術式目録/アカシック・ライブラリ》。▼一度でも発動を直接観測した魔法式を完全複写し、精神領域内の目録へ永久保存するチート能力。▼しかも、魔法式を登録するたびにサイオン量、干渉力、演算速度、並列処理能力まで成長していく。▼強い。どう考えても強い。…


総合評価:7195/評価:8.24/連載:14話/更新日時:2026年06月02日(火) 19:37 小説情報

魔法科高校の未元物質(作者:エゴイヒト)(原作:魔法科高校の劣等生)

四葉家に転生した主人公が、魔改造された未元物質で魔法科世界の常識をぶち壊す話。


総合評価:10243/評価:8.68/連載:4話/更新日時:2026年05月17日(日) 21:35 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>