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無事時間通りに会場であるJR東日本雨季劇場へと到着し、点呼を済ませて劇場へと入っていく。エントランスには多くの同級生たちで溢れかえっており、場内に入るのにも一苦労だった。小学生の時に連れて行ってもらった夢の国の人気アトラクションの列には劣るけども、少しげんなりしてしまうくらいには人がいた。場内に入ってあたりを見渡せば、既に前の方から同級生が席を埋めていた。また、劇場内はこれから始まるミュージカルへの期待感で埋め尽くされているように視えた。
僕が吞気に周りを観察している間に女性陣は何処に座るかを話し合っていた。
「どこらへんの席がいいかな?」
「前の方は真ん中の席がほとんど埋まってる。
少し後ろにして真ん中の席を取った方がステージ全体を見やすいと思うけど………どう?」
綾袖さんからの疑問を投げられ後、直ぐに周囲観察し自らの知識と経験を交えて答えを返す。バイトでもよく見る光景だ。酒寄さんは何と言っても頭の切り替えと視野がとても広い。我らが立川の町が某探偵アニメの舞台である米の花の町みたいな所だったならば、彼女は探偵として有名になっていてもおかしくない。
「いいんじゃないかな。
流石、ミュージカル鑑賞経験者。レスポンスが早いね~」
酒寄さんは綾袖さんのそこそこ雑なおだてにため息をつき、「じゃ、いいのね」と言いながらそそくさと席へ向かう。その後ろに綾袖さんと諌山さんが続き、僕をはじめとした男子陣が後を追う。K列の一番左側からそのままの順番で座っていく。男子側に動きはなかったが、女性陣の方は席を変更したらしく僕の隣だった諌山さんが端の席である酒寄さんと交換したらしい。理由は……まぁ色々予想できるけども……触れぬが仏。
「お隣よろしく、酒寄さん。
まぁ、上映中はちゃんと黙ってるから安心していいよ」
「その心配はしてないけど。
……頼むからほんとにスケッチブックおもむろに取り出して絵を描きだすのはやめてね。
周りの同級生たちの視線が恥ずかしいから」
「いやだな~、それくらいの常識は持ち合わせてるって。
朝も言ったじゃないか、鑑賞中は描かないって。それに視線の話をするならさ。上映中は暗くなってるだろうし、僕が絵を描いてるなんて余程暗いところで目がきく人じゃないと無理だよ」
僕のちょっとした反論に酒寄さんはため息をつきながらジト目でこちらを見る。まさしく何か言いたげな顔といったところだ。
「清水。あんたは気づいていないかもだけどね。
あんたは絵を描いていて筆が乗ってくるとだんだんと笑みがこぼれてきて、「フフフッ」ていう声が漏れてるの。1-6のクラス全員が勿論このことは分かってる」
え、初耳なんですが。絵を描いているときの僕はそんなことになっているのか。というかそれ普通に気色悪くない? いきなり横から笑い声が聞こえてくるの。
……ということは世界史とか日本史の時間の僕、滅茶苦茶ヤな奴じゃん。かなりの高確率で不気味な笑い声を出てるだろうし。普通に教えてほしかった、なんなら学校の先生も授業の邪魔をするな!って ってくれれば良いものを。
衝撃的な事実が明かされ固まってしまう僕。その衝撃から中々帰ってこれずそのまま約10分が経過。それでもなんとか意識を取り戻しスマホで時間を確認しようとした時、会場内にアナウンスが流れ、あたりが暗くなる。いよいよ始まるらしい。
演目「ライオンキング」
劇団雨季が30年間にわたりずっと公演してきた珠玉の一作。その繋がれてきた歴史を今僕らは体験することになる。
ライオンキング。ミュージカルを見るのは初めてだが、物語の内容を全く知らないわけではない。むしろディズニー作品は先生が好きだった影響もあり子供の頃からなじみがあるものだった。
……先生。
先生はかなりのリアリストで、僕としてもその印象が強い。だからその性格とは真逆なロマンの塊であるディズニー作品を好んでいたことが高校生になった今なお疑問に思っている。
実は心のうちはロマンチストでした……というわけではないと僕の直感はいっているが果たしてどうなのか、確かめる術は…。
物思いにふける僕に、前から特大のエネルギーがぶつけられる。
ライオンキングといえばお約束のあれだ。
「サークル・オブ・ライフ」
ライオンキングのオープニング主題歌でもあり、この作品自体が持つ大きなテーマでもある。見たことがない人でも歌いだしの「ナー・ンティ・ゴンニャー」は知っている人が多いと思う。意味としては結構単純で、ライオンがうまれたぞーと声高々に宣言している感じ。目の前のステージでは未来の王の誕生を盛大に祝いにあらゆる種の動物たちが集まっている。しかしそんなお祝いムードの中でただ一頭のライオンはその光景を妬ましく思っていた。
場面が切り替わって今作の悪役であるスカーの登場だ。出てきた瞬間にこいつは悪い奴だなとこちらにわからせてくるこの圧力は流石役者さんだ。演技が進むごとに観客達にその存在を刻みこんでくる。
そんな悪役の紹介が終わると次に始まるは主人公であるシンバと王である父ムファサが出てくる。ムファサがシンバを連れ王国全土を見渡しながら、「サークル・オブ・ライフ」を語る。すべてのものはめぐりめぐる命の連鎖の中にありそのことを王は理解して尊重しなければいけない、と息子に教えるのだ。この時のシンバが何歳なのかは知らないけど、あまりにも子供に教えるには深すぎる内容だ。現実であの年からああいったことを教えられて育つ子供というのは、どういった風に成長するのか気になるところではあるがそんな人が身近にいることはそうそうないだろう。そんなこと思いふと左隣を見ると……
そこには苦笑いする酒寄さんの姿。
ああ、なんかここにいたらしいですそんな人が。なるほど、幼少期から人生における哲学的なものを教えこまれた人はこんな風な人に成長するらしい。すごいな、確かに未来の王にする教育かもしれない。15歳で地元を離れ、自分で稼いだお金で生活しながら成績はトップ、人間関係の構築も上手だし性格も良い。彼女が高校生の中で上澄みであることは間違いない。
けれど当の本人はそのことを誇示する様子もなく、今もその胸中は複雑に様々な色が絡み合っている。しかしその後すぐにそれらの色は消え、いつものような真っ白なものに戻る。この人の心にはろ過装置でもついているのだろうか?僕がこの眼になってからはこのような人を見たことがなく、それ故に僕は彼女から目が離せないのだ。
僕の視線を感じ取った酒寄さんがこちらに気づいて小声で話しかけてくる。
「清水? どうしたの、そんなに私の方見て。
もしかして…トイレに行きたいとか?」
「そういうわけじゃないんだ。ごめんね、気を遣わせて。
…今のシーン見てたらさ。自分の親のこと思い出しちゃって」
流石に君のことを考えてましたとは言えず、とっさに誤魔化す。とはいえ嘘というわけでもなく、僕は親である先生の事を思い返してもいた。先生は人生における大事なことみたいな大それたことはあまり言わなかったし、どちらかといえば細かい事を気にするタイプだった。掃除するときのコツとか魚の食べ方、ノートのとりかた等色々教わった。けれどそんな人が唯一僕に大事そうに語ったのは「よく見ること」だった。先生が僕に求めたのは自らの目の前に広がる現状を正しく認識することだった。リアリストである先生らしい要望ではあるが僕には案外とそれが向いていたらしく、その先生の教えは僕に絵描きとして必要な観察力を養う土台となった。しかし僕はその教えを忠実にこなせていたわけではなく、人の感情の変化や雰囲気を感じ取るのはめっぽう苦手だった。先生は逆にそういうところが異様にうまかったのを覚えている。
だから、僕は先生に隠し事ができなかった。
気づいたころにはライオン親子のシーンは既に終わっており、新たなシーンへと入っていた。物語はかなり進んでいたらしく、スカーにそそのかされたシンバが峡谷に誘い込まる。そこにライオンの王国を疎ましく思っていたハイエナがヌーの大群を追いやりシンバの命を狙う。そこに駆けつけたムファサはなんとか息子を救い出すが、ヌーに巻き込まれて命を落とす。父の死を目の当たりにして落ち込むシンバに黒幕であるスカーが、「お前がいなければムファサは死ぬことはなかった」、と冷ややかに告げる。
そこまで追い込まれた子供が現状に耐えきれるはずもなく、王国から逃げ出すことに。逃げ出したシンバはその先でミーアキャットのティモンとイノシシのプンバァに出会う。彼らは「ハクナ・マタタ」という言葉でシンバを励まし、意気投合した3人は草食動物と肉食動物のグループという奇妙な関係性で生活していくことになる。
………叔父からの誘いに乗り、偉大な父を失うこととなった主人公。その罪の意識から逃げるように故郷から逃げ出した。その先で自分を気にかけてくれる仲間を得て、成長していく。
そんな主人公の姿を今の自分とどうしても重ねてしまう。
『あんなこと」が起こって、僕は実家にいることが辛くなり家を出た。家にスカーがいたわけじゃない。僕のことを気遣い、支えてくれる家族だっていた。だけど、僕はそれらを受け入れることもできず逃げ出した。逃げ出すとはいっても結局同じ市内で一人暮らしをしているだけだ。そんな中途半端な自分をどうにかしようと頑張った3か月間だったけど、意外にも上手くいった。僕の周りには友達がいてくれるようになった。それは中学時代のときのようなギブアンドテイクな関係ではなく、純粋な友情を感じられる関係。
今まで得られなかった人と人との信頼関係、その心地よさが今の僕を取り巻く環境だ。
………今の僕ならきっと『人間』が描ける。そのはずなのに。
そんなことを考えているうちに第一部が終わる。ここから20分ほど休憩が入り第二部へと入っていくらしい。ミュージカルって前半と後半があるんだ、とボケっとしていると隣の鈴村君から声をかけられる。
「おい清水、俺たちはトイレに行くけどお前は?
恐らく激混みするから行くなら今のうちだぞ」
「あー、いや僕はいいよ。始まる前に行っといたから終わるまで全然耐えられるし」
「そうか、じゃ」
そう言って彼らは足早に席を離れていく。そんな3人を見送った後、僕はこの休憩時間をどのように使うかを悩んでいた。まぁやることはないならスマホをいじるか、スケッチブックで遊ぶかの二択しか僕には存在しない。そうなると……まぁそういうことだよね。自分の心の中で1秒も経たないうちに決着はつき、僕はバッグへ手を伸ばそうとしたその時。
「清水。ちょっといい?」
酒寄さんに呼ばれる。てっきり綾袖さんや諌山さんとどっかにいったものかと思っていたが。
「なんだい、酒寄さん?
見ての通り暇を持て余しているから、どこに連れていってくれてもかまわないよ」
「そう。なら良かった。
じゃ、とりあえずロビーの方へ行こう。
……あ、別に大したことじゃないから警戒しないで」
そういわれる方が何故か気になってしまうのが人間の性というものである。けれど、彼女がこんなことで嘘をつくとも思えないので何も言わずついていく。
出口からロビーへ出ても歩みを止めない酒寄さん。その後ろをすました顔でついていく自分。ロビーには沢山の同級生たちのグループが楽しそうに談笑している。そのグループたちの間をすり抜けながら酒寄さんは迷うことなくそこへ辿り着いた。
「これって…」
「そう、朝の勝負の報酬。好きなの選んでいいんでしょ。
まぁ私は水で十分ありがたいけど」
自分自身が提案したことだったはずなのにすっかり忘れてしまっていた。それほどにミュージカル鑑賞にお熱だった、ということにしてもらおう。それにしても自分から報酬を貰いに来るとは……酒寄さんもなんか変わった感じするな。
「じゃ、お言葉に甘えて……。
この三ツ矢サイダーをいただこうかな」
「あぁ、三ツ矢サイダーね。僕もそうしようかな。
なんか夏らしいし」
160 mlだったら時間内で飲みきれそうだし、何よりも夏の飲み物という感じがする。
「おっ、わかる。美味しいよねこれ。
うちはコーラよりこっちだったよ」
「僕の家はあんまり炭酸飲む人いなかったけど……、強いて言うなら姉ちゃんがモンスターをがぶ飲みしてたかな」
姉ちゃん……大学受験も就活も死ぬほど頑張ってたなぁ。あの人は間違いなく先生の子供だ。何事も頑張ってこなすし、何よりも人当たりがよく人気者。そんな姉に僕はずっと頼りきりだ。
そんな物思いにふけっていると、既に酒寄さんは自販機から出てきた缶を僕に手渡してくれていた。それを両手で受け取り直にその冷たさを感じると無性に飲みたくなるもので、すぐにステイオンタブを開けて一気にグビッと!
「ごくっ、ごくっ……、ぷはー。
なんでこんなにも炭酸飲料の一口目っておいしいんだろうね。この理由を解明したら恐らくノーベル賞取れてもおかしくないよ」
「それって単純に一口目は強く炭酸を感じるからとかじゃないの?
まぁ詳しいことは分からないけど」
「そういうことか!
これはもう酒寄博士誕生ですよ。10年後くらいにはノーベル賞とってるねこれは。
その時になったら当時の同級生みたいな感じでインタビューやらせてよ。絶対に彼女なら成し遂げると思ってました……みたいな感じで言うからさ」
よくあるテレビのインタビューを想像しながら適当なことを言っている僕に、酒寄さんは呆れている様子。しかし、すぐに笑いながら答えてくれる。
「そんなことあるわけないでしょ。そんなテーマでなんの賞が取れるっていうのよ全く。
あと私、文系にするつもりだしね。そういうノーベル賞とかは世の中にいる天才たちに任せるわよ。なんなら、清水にやってもらってもいいけど?」
そう言ってサイダーを飲み干した酒寄さんは近くにあるごみ箱へと缶を捨てに行く。飲むのが早いなぁと思いながら僕も最後の一口を喉へ流し込んだ。
ノーベル賞……研究者か、考えたこともなかったな。僕は絵にしか興味なかったし、勉強しているのだってここ最近からだ。だから好きな教科や分野と言われてもピンとこないし、興味がないことに熱量をかけれるほど器用な人間でないことは自分でもわかっている。
けれど、もし成し遂げられたら先生にも胸を張って会いに行ける。その一点は魅力的だったが、そんなマインドでとれるようなものじゃないよなと冷静に思い返す。
結局のところ、僕には絵を描くしかないんだろうなぁと思いながら缶をゴミ箱へと捨てた。
「そろそろ時間だし、戻ろう酒寄さん」
「そうね。
これから再開するって時にあれだけど、第二部も楽しみなのは間違いない。だけど、その後のことを考えていると……なんか気持ちが目の前のことに向いていかない感じなんだよね」
「あはは。いいじゃない。
楽しみなことが一日で何個もあるなんて、そんな幸せなことは滅多にないよ。
僕もよく分かってはないけどさ。このイベントが次から次へ転がり込んでくる感じ、なんか青春って感じはするよね」
間違いなく自分が中学まで得られなかった……いや捨ててきたもの。間違いなく僕の学生生活は充実したものであることは間違いない。それが僕だけのものではなく、酒寄さんも感じてくれていることを嬉しく思う。
「どちらかというと清水は自分から進んでイベントを持ってくる側だと思うけど?
そのおかげでこっちは楽しませてもらってるけどね」
「楽しめてるならこちらとしても上々でございます……よっ!」
そう言って酒寄さんの前へと飛び出る。彼女の言葉で変なやる気が出てしまったのでそれを消化しなければいけない。言い換えるなら今ここでイベントを起こす。
「それじゃあ酒寄さん。
お席までご案内致しましょうか?」
でもそんな大したことにはならない。いつも通り酒寄さんが少し動揺しながらツッコミを……
「そうね。じゃあお願いしようかな」
「は?」
あまりにもサラッと返された僕は素っ頓狂な声を出してしまう。おいおいそこは……なんか照れるとか、怒るとかだと思ってたのに。
「今更そんな見え見えのからかいなんて引っかかんないって。
それともホントにエスコートしてくれるわけ?」
うぐっ。この人……分かっている、僕という人間がどんな奴か。
「まぁ、そんなわけだから。これからはそういう言動は控えてもr……
「いいよ」
負けてられん。これはもう男としてのプライドというやつなのか、それともほかの何かなのかはわからないけど、そんなことを考えている暇もなく僕の口は動いた。
「は?」
デジャヴだ。さっきと立場は逆になっているが。
「まぁね? そこまで言うのなら?
僕も腹を決めるという感じなんだけど。いやぁ~でも今日はみんなもいるからなぁ。皆の前でやってしまったら酒寄さんにも恥ずかしい思いさせちゃうだろうし。残念だけど今日は無理かなぁ」
しかしこれはブラフ。あくまでもこちらは余裕であることを示すだけ。悪いがプライドでどうにかできるほど、僕に女性を扱うスキルはない。ないというか皆無だ。デートなんかしたことない。だからこの一連の流れは本当にはったりでしかなく、本当にプライドあるのかよお前といわれても仕方ないものではあるのだが……
「確かに。今日は無理かもね。
じゃあ次の機会ならいいってことだよね?」
「ん?」
「ちょうどすぐそこに夏休みっていう素晴らしいものがあるし。
憂い無しで清水の素晴らし~いエスコートが受けられるよね。
……まさか断らないよね。言いだしっぺは君だよ、し、み、ず、君?」
そういうキャラだったっけ?
いやこの人意外にこういうノリかましてくる人だったわ。それにしたっていつもよりも数倍は磨きがかってる気がするけども。これあれか、僕がこの酒寄さんを目覚めさせてしまったのか。僕はなんてものを生み出してしまったのだろう。これはもうある意味の生物兵器だ。
僕なんかじゃ……対抗できない。
「ソ、ソンナコトナイヨ。 ボク、サカヨリサントアソビニイクヨ。トッテモタノシミ」
「そう、良かった。
いい返事も聞けたし席に戻らないとね。早くいこ?」
何か僕は大きな間違いをしてしまったのかもしれない。こんなことになってしまった自分の行いを少し後悔しつつ、いきなり決まった気になる異性とのデート?に僕の胸はざわついていた。あまりにも早く進んだこの一連の流れを理解出来ずに立ち尽くしている僕だが、ただ頭の中で
……でもこういうのって帰り道とかで起こるイベントじゃない?
とラブコメ作品のテンプレートと比較していた。今までは色んな意味で二次元を生きることが多かった僕がこの数か月で変化している。そう改めて感じながら僕は一足早く席戻っていった酒寄さんの後を追うように歩き出した。
サプリメントとかホントに効果あるのかよってずっと思ってました。
睡眠に効果があると書いてあるやつAmazonでポチって飲んでみたらなんかよくなった気がします。これはプラセボ効果なのか成分によるものなのかは不明ですが、なんかうまくいってるでラッキーぐらいに思ってます。