タイトル思いつかない!
正直、今まではなんとなくで決めれたのに···
Σ(゚д゚lll)まさかこれはスランプの前兆!?
はい、どうでもいいことですね
それでは本編をどうぞ!
“アンダーウッド”東南の平野
ヤッホー、みんな元気?
僕は元気だよ!
今は、何か襲撃されたことによりちょっと予定を早めてアンダーウッドに来ているんだ。
あ、僕以外にも十六夜君と姉ちゃん、レティシアちゃんも来てるよ~。
そう言えば、カズマ知らない?
今、どこにいるか分かんないんだよね。黒ウサギちゃんも主催者と話している時にお風呂入りに行ったとか何とか言っていたけど。
まぁ、流石に襲撃されていてもお風呂入り続けるような人間じゃないから耀ちゃん達とは違った方向で戦っていたと思うよ。
幻獣の皆さんにカズマが前線に居なかったか聞きたかったけど、それどころじゃないからね。後から聞くことにしよう。
え?何でカズマを探しているかって?
あー、ごめんごめん。まだ黒い
黒い“契約書類”だから、巨人族の次は魔王が襲来したんだよ。ともかく、文面を見てみよう。
『ギフトゲーム名 “SUN SYNCHRONOUS ORBIT in VAMPIRE KING”
・プレイヤー一覧
・獣の帯に巻かれた全ての生命体。
※但し獣の帯が消失した場合、無期限でゲームを一時中断とする。
・プレイヤー側敗北条件
・なし(死亡も敗北と認めず)
・プレイヤー側禁止事項
・なし
・プレイヤー側ペナルティ事項
・ゲームマスターと交戦した全てのプレイヤーは制限時間を設ける。
・時間制限は十日毎にリセットされ繰り返される。
・ペナルティは“串刺し刑”“磔刑”“焚刑”の中からランダムに選出。
・解除方法はゲームクリア及び中断された際のみ適用。
※プレイヤーの死亡は解除条件に含まれず、永続的にペナルティが課せられる。
・ホストマスター側 勝利条件
・なし
・プレイヤー側 勝利条件
一、ゲームマスター・“魔王ドラキュラ”の殺害。
二、ゲームマスター・“レティシア=ドラクレア”の殺害。
三、砕かれた星空を集め、獣の帯を玉座に捧げよ。
四、玉座に正された獣の帯を導に、鎖に繋がれた革命主導者の心臓を撃て。
宣誓 上記を尊重し、誇りと御旗とホストマスターの名の下、ギフトゲームを開催します。
“ ”印』
いや~、もうこの“契約書類”を読んだ時にはゲームをクリアして、レティシアちゃんを助ける白馬の王子役はカズマしかいないって思ったよ。
こんなこと言ったら本人は嫌がるだろうけど。
でも、レティシアちゃんが喜ぶなら無理矢理でもさせたいね。僕は恋するレティシアちゃんの味方だから。
ああ、それと十六夜君から聞いたんだけど、レティシアちゃんが拐われる時に「十三番目の太陽を撃て」って言ってたんだって。何か、それがこのゲームをクリアする唯一の方法らしい。
十三番目の太陽って·······。十二ならすぐに思いつくことがあるんだけどね~。ほら、みんな知ってる黄道十二星座。
でも、十三番目ってなんだろう?実は隠し星座があるのかなああぁぁぁぁぁぁ危なっ!!!
今、逃げなかったら投げられた巨人に潰されるところだった!!
「ちょっと!十六夜君!君は僕を殺す気か!?もうちょっと周りに気を付けて闘ってよ!」
「ヤハハハ!お前なら潰される前にケシ炭に出来るんじゃねえか?オラッ!」
十六夜君は笑いながらも巨人をワンパンでノックアウトさせる。
相変わらずのオーバースペック。
現在僕と十六夜君は、このギフトゲームが開始されたと同時に三度の強襲をかけた巨人族と交戦中。
交戦中というか、僕にとっては射的ゲームのような一方的なことだけどね。
あ、十六夜君!そのコースはダメ!
「さっき、言ったばっかでしょうが十六夜君!今度は“アンダーウッド”に突き刺さちゃってるじゃないか!」
「おっ!ホントだ。あの大樹と比べると巨人ってのも小さいものだな」
「呑気な!たく~、みんなに迷惑をかけちゃダメでしょうが」
僕はトリガーを引く。
すると、僕が作った道に沿い紅蓮の炎が吹き荒れ巨人を焼き付くす。
全焼させるのはメンドーだから足を炭化するぐらいにして討ち取る数を優先する。
そのせいで、さっきから平野のあっちこっちで火事が起きているのは秘密だよ☆
特に姉ちゃんには。バレたら殺される····。
なお、その姉ちゃんは西の森でリーダー格と思われる体長約15m程の燃えている巨人と戦っている。
その巨人は二度目の強襲の時にもいたらしいけど、その時は竜巻を操っていたとか。でも、竜巻のたの字もないね。
そういえば、燃えているって表現は正しくないね。どっちかって言うと、発しているとか纏っているとかだね。
箱庭ってあんな巨人もいるんだ。やっぱり、面白い。
でも、······姉ちゃんの敵じゃない。
ほら、あの巨体が宙を舞っている。
おお、あんなに大きいと倒れる時の迫力がすごい。
ちなみに姉ちゃんは武器を使わない。
素手だよ、素手。まぁ、十六夜君も素手で戦っているけどあれは例外。
姉ちゃんのギフトは“
あ、姉ちゃんが巨人の心臓辺りを貫いた。
う~ん、どうやら死んでしまったようだ。纏っていた炎が火の粉となって散っていく。
って、あれ?身体無くね??
えっ、じゃあ何?炎の集合体だったの、あの巨人?
僕は頭の中を疑問符が埋めつくし始めたので、今の思考を捨て目の前の巨人をケシ炭にすることに集中することにした。
炎の巨人については後で考えればいいからね。
ここまでの運びは予定通り。
黒ウサギちゃんが審議決議を受理させるまで、一騎当千の僕と十六夜が東南の巨人族を倒し、西の森に巨人たちを率いて現れた炎の巨人を姉ちゃんが相手をする(可能なら討伐する)。
そして、他の巨人たちは幻獣の皆さんが戦うって感じ。
正直、噂に聞く龍の純血とバトらないといけない状況にならなくて安心している。
鱗が変化した化け物たちは·······まぁ、飛鳥ちゃんとか耀ちゃんとかの巻き込まれた人たちに任せよう。
ともかく、僕は僕のお仕事お仕事♪
と、行きたがったのだが炎の巨人が半分も散ってない頃、西側を攻めていた巨人族全てが一撃で真っ二つに斬り殺されたことが僕の頭に引っ掛かっていた。
◇◇◇
「いや~、にしても巨人って言ってもただ大きいだけだったね」
「そうだな~。でもまぁ、所詮巨人ってのは字を読んだ通りに巨大な人のことを指すからな。仕方ないぜ」
「でもでも、少しは面白そうなのがいたでしょ?」
「まぁな。でも、せっかくの獲物をお前の姉に獲られちまったけどな」
「またまた~。そんなこと言いながら、本当は姉ちゃんの実力が知りたくて形だけ抵抗して譲ったくせに~」
「さーて、何のことかな?俺にはさっぱり解らないぜ」
と笑いながら言う十六夜君。
「あーでも、あの炎の巨人って何だったのかな。何かの神話とかにいるの?」
「ああ、確か北欧神話のムスペルヘイムで、炎の剣持っている炎の巨人が門番をやっていたはずだ」
「ん?でも、チラチラ見ていた感じ剣なんて使ってなかった気がするけど」
「確かに使ってなかったな。たまたま使ってなかったのか、それとも別の何かなのか。ちなみに、後者なら俺も知らねえ」
「その北欧の炎の巨人って本体があって燃えているの?それとも、炎そのものが巨人を形作っているのかな?」
「どうだろうな。でも、俺が言うように本当にムスペルヘイムの門番ならこうも簡単に倒されねえと思うぜ。なんてったって、フレイヤの双子の兄にして豊穣神のフレイを倒しているんだからな」
「というか、本当に倒したのかも解んないんだけどねぇ」
という風に、巨人族を倒し終わった僕たちはあれこれ話ながら姉ちゃんのいる西の森の方に向かっていた。
「お、レーネがいたぞ」
「本当だ。おーい、姉ちゃーん!」
と手を振るとこちらに気づいたみたいだ。
「どうやら、君たちにとって巨人族など敵ではないようだな」
「まぁな。でも、魔王とのゲームのウォーミングアップぐらいにはなったぜ」
「というか、姉ちゃんは相変わらずだね~。あのリーダー格の巨人を一人で倒すなんて」
「フフ····、お前もやろうと思えばあれぐらいは倒せるんじゃないかコーキ?」
「うーん、どうだろうねぇ。いくら得意分野でも、そう簡単には出来ないよ」
「そうか。それで、十六夜君。どうなんだ?」
「どうって、何のことだ?」
「ん、君があの箱庭でも珍しい炎の巨人を私に譲ったのは、私の実力を見たかったからじゃないのか?私はまだ君と会って間もないが、君はあれを倒せると解るし面白そうなことを理由も無しに人に譲るような人間ではないと思ったのだがね」
姉ちゃんは余裕の笑みを浮かべる。
「で、実際のところはどうだったんだ。君の評価を教えてくれまいか?」
実を言うと僕も十六夜君がどんな評価をするか気になっていた。
僕にとって姉ちゃんは圧倒的に強い。昔はイタズラとかしてよく土に埋められたりしたっけ?
懐かしいな~···············忘れよう(全力で)。
「カズマの姉って聞いてある程度は予想していたが、予想以上に面白そうじゃねえか。あの炎に包まれた巨体をまさか素手で倒すなんてな。俺と正面から戦える奴は少ないから嬉しいぜ!出来れば、近いうちにギフトゲームで争いてぇ!」
「それは、同感だな。私もこの下層で君のようにデタラメな強さを持った人を見たのは二人目だ。君とのギフトゲーム楽しみにしているよ」
「そのためにも、早くレティシアちゃんを助けて収穫祭を再開させないとね!」
「当たり前だ。どこのどいつかは知らないが、ウチの超金髪美少女メイドを勝手に使うとはとはいい度胸してるだぜ」
おっ、十六夜君の顔がワルだよん!学ラン着てるし、完全にビジュアルが不良だよこの人!
「と、忘れるところだったがあの巨人を全部真っ二つにしたの。あれは、あんたのギフトか?」
「ああ、ちょっと待ってくれ。まだ話すなら歩きながら話そうじゃあないか。そろそろゲームクリアに向けての準備が進められているはずだ。私はもっと情報が欲しいからね」
「あ、うん」
「そうだな」
とまぁ、ここからは“アンダーウッド”の収穫祭本陣営に向かって歩きながら。
「で、姉ちゃんなの?」
「いや、違う。私もそれを君たちに聞きたかったんだ。十六夜君以外にも君のコミュニティには優秀な人材がいると聞いているがその内の誰ではないのか?」
「違うぜ。お嬢様は絶対そんなことは出来ないし、いくら春日部でもここまでは出来ないはずだ」
「そうか。フム、確かにそんな芸当が出来なくはないのがいるが流石に彼女でもな····。そもそも、得物が違う。まぁ、その何者かのおかげで森火事は消火されたんだ。お礼ぐらい言いたいものだな」
「でもちょっと、嫌な臭いがするけどね」
「ちょっとどころじゃねえだろうが!」
と十六夜君がツッコミを入れてくる。実際生き物が焼けたこの臭いは、正直吐きそうだ。
「これの犯人実は、カズマだったりしてwwww」
「ヤハハハ、それはないだろ」
「フフ、本当だったら私は褒めてやっていいぞ」
と三人で笑っていると、チラッと白い何かが視界の端を通り過ぎた。
瞬間、目の前のことが
異常なほどに温度の下がった僕の頭が静かに演算を行い、答えを弾き出す。
その答えは、予想通りであった。
これなら、あの一撃で巨人を皆殺しなんてことに説明がつく。
「―――キ?おい、コーキどうした?」
「あ·······ああ、ごめん姉ちゃん。どうしたの?」
「いや、笑っていたかと思ったらいきなり恐い顔になったからな。何かあったのかと思っただけだが···」
「別に何もないよ。僕ちょっと寄り道してから行くから先に行って欲しいなぁなんて考えただけだよ」
「考えたじゃなくて、実行する気満々じゃねえか」
「まねぇ(笑)。というわけで、すぐ追い付くから先に行ってて」
「はぁ、仕方ないな。早く戻ってこいよ」
「分かってるって。んじゃ、ね!」
「おう。ついでにカズマを見つけたら連れて来いよ」
「了解!」
と僕は何時のも笑顔のまま二人と別れた。
そのまま瓦礫になったり崩れていたりする街を中を歩いて行く。
これが龍から分裂した奴らの仕業なのか三度による巨人の襲撃によるものなのかは僕に判断出来ない。
ただ、人一人。獣一匹もいない壊れた街は、どうにも不気味だ。
そして、比較的壊れていない建物と建物の間。
月の光もほとんど射さない。そんな薄暗い裏路地に彼は立っていた。
純白という言葉が似合うほどに白い髪に鮮やかな翡翠色の瞳を持つ少年が僕を待っていた。
彼は、その僕のよく知っている顔を歪ませ狂気的な笑みを浮かべながら僕にこう言った。
「久しぶりだなァ、コーキ・C・マユズミ」
これが僕が白カズマとの二度目の出会いだった。
どうも、読者の皆さん!
今話はいつもの第三者目線ではなく、コーキさん目線での話でしたがいかがでしたか?
コーキ:これから僕の出番があるところは全部そんな感じになる予定だよ!
いやー、俗に言うsideというものをやってみましたがうまく出来ていたら幸いです
コーキ:大丈夫。僕がやっているから無問題
そう言われても、全然安心出来ませんよー。というか、似たような感じなら前々回やりかしたけどね
コーキ:あー、確かに似た感じなことしてたよね~。そこんとこの「でき」って読者ってどう思ってんだろう?
さぁ?どうなんでしょうね。最近感想ないので分かりません
コーキ:なんか拗ねてる?
いえいえ、そんなことないですよ。一応、リア友に感想聞いてますから
コーキ:感想ないとか言っといてちゃんとあるんだ
ええ、まぁ。でも、具体性に欠けるのでイマイチ参考にならないんですよね~
コーキ:ああ、なるほどね。ところでさ
何ですか?
コーキ:白カズマのことって何も言わないの?
ええ、今回は言いませんよ。言うなら次回ですね、次回。
コーキ:はぁ~。僕は次回がすごく憂鬱だよ。正直、やりたくない
でも、やってくださいよ?ちゃんとしてくださいよ?
コーキ:分かってるって····。そんじゃ、
「「次回も見てください!」」