問題児達と錬金術師×2が来るそうですよ?   作:射水 終夜

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コンコンコン(ノックの音)

コーキ君、時間ですよー。部屋から出てきてください

「········」

「コーキ、仕事の時間だ。出てこい」

「·········」

「だめだな。諦めるしかない」

そうですね。とりあえず本編をどうぞ


第5話 変態幹部が出るそうですよ?

日が暮れたころ噴水広場でコーキ達と合流し、話を聞いた黒ウサギは予想道理耳を逆立てて怒った。

そして質問と説教が飛び交った。

「な、なんであの短時間に“フォレス・ガロ”のリーダーと接触してしかも喧嘩を売る状況になったのですか!?」

「しかもゲームの日取りは明日!?」

「それも敵のテリトリーで戦うなんて!」

「準備している時間もお金もありません!」

「一体どういうつもりですか!」

「聞いているのですか4人とも!!」

 

「「「「ムシャクシャしてやった。今は反省しています。でも、後悔はしてない!」」」」

 

「黙らっしゃい!!!!!」

まるで漫才のような息があった言い訳に黒ウサギは激怒していた。

それをニヤニヤしながら見ているコーキと十六夜。

「まぁまぁ、そう怒らないでよ黒ウサギちゃん♪カズマ達だって理由もなく喧嘩売ったんじゃないからさ」

「確かにそうですけど、このゲームで得られるのは自己満足だけなんですよ?この“契約書類(ギアスロール)”を見てください」

そこには、“参加者(プレイヤー)が勝利した場合、主催者(ホスト)は参加者の言及する全ての罪を認め、箱庭の法の下で正しい裁きを受けた後、コミュニティを解散する”と書いてあった。

「まあ、確かに自己満足だ。時間をかければ立証出来るものを、わざわざ取り逃がすリスクを背負ってまで短縮させるんだからな」

と横から契約書類を見ていた十六夜が言う。

ちなみにノーネーム側のチップは“罪を黙認する”だ。

それは今回だけでなく、これからずっとである。

「でも時間さえかければ、彼らの罪は必ず暴かれます。だって肝心の子供達は········その、」

黒ウサギは言い淀んだ。

この子供達とは、ガルドが強制的にコミュニティを賭けてギフトゲームをするために捕まえた人質のことである。

けど、彼らはもうこの世にはいない。ガルドが殺したのだ。

「そう。人質は既にこの世にいないわ。その点を責め立てれば必ず証拠は出るでしょう。でも、あの外道を裁くのに時間をかけたくないの」

箱庭の法は箱庭都市内だけ有効なものだ。

しかし、“契約書類”による強制執行は強力な契約(ギアス)でガルドを追い詰められる。

「それにね、私は道徳云々よりもあの外道が私の活動範囲内にいるのが許せないの。ここで、逃がせば、また狙ってくるに違いないわ」

「ま、まあ·······逃がせば厄介かもしれませんけど」

「僕もガルドを逃がしたくないと思ってる。彼のような悪人は野放しにしちゃいけない」

「右に同じ」

ジンと耀は飛鳥に同調する姿勢だ

「もう諦めた方がいい。コイツらはもう止まらない。付き合いは短いけど、俺にだってわかる」

黒ウサギも薄々そう思っていたから諦めたように呟いた。

「はぁ~·····。仕方のない人達です。まあいいデス。腹立たしいのは同じですし。“フォレス・ガロ”程度なら十六夜さんが1人いれば楽勝でしょう」

十六夜は怪訝なかおをして、

「何言ってんだよ。俺は参加しねえよ?」

「だ、ダメですよ!コミュニティの仲間なんですから参加しないと。コーキさんは参加するんですよね?」

「いや~、参加しないよ~。てか、参加したら殺される」

「コーキさんまで!!どうしてですかっ!?」

「だって、カズマが参加するなって殺気を放ちながら見てくるから☆」

「何故です。何故カズマさんも十六夜さんもそこまで拒絶するのですかっ!!?」

この黒ウサギの質問にはカズマではなく飛鳥が答えた。

「当たり前よ。この喧嘩は私達が売ったのよ。それなのに十六夜君達が手を出すのは無粋だわ」

「と、言うことだぜ黒ウサギ」

「·····。ああもう、好きにしてください」

丸1日振り回されて疲弊した黒ウサギは言い返すのを諦めた。

どうせ失う物はないゲーム、もうどうにでもなればいいデスと呟いて肩を落とす黒ウサギをカズマは同情の目で見ていた。

 

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

 

「そろそろ行きましょうか。本当は皆さんを歓迎する為の素敵なお店を予約していたのですが·····不慮の事故続きで、今日はお流れとなってしまいました。また後日、きちんと歓迎を」

「いいわよ、無理しなくて。私たちのコミュニティってそれはもう崖っぷちなんでしょう?」

黒ウサギは驚いてジンを見る。そしてコミュニティの状況を知られたと悟った。

「も、申し訳ございません。皆さんを騙すのは気がひけたのですが·····黒ウサギ達も必死だったのです」

「もういいわ。私は組織の水準なんてどうでもよかったもの。春日部さんはどう?」

黒ウサギは恐る恐る耀を見る。

「私も怒ってない。あ、けど」

「どうぞ気兼ねなく聞いてください。僕らに出来る事なら最低限の用意はさせてもらいます」

「そ、そんな大それたものじゃないよ。ただ私は······毎日三食お風呂付きの寝床があればいいな、と思っただけだから」

ジンの表情が固まった。

水の確保が大変な土地でお風呂というのは、一種の贅沢なのだ。

それを察した耀が慌てて取り消そうとしたが、先に黒ウサギが嬉々とした顔で水樹を持ち上げる。

「それなら大丈夫です!十六夜さん蛇神様を倒してこんな大きな水樹の苗を手に入れてくれました!」

「十六夜って強いんだな」

「いや、強いってもんじゃないよ。だって蹴り一発で倒してたもんね」

「おう、楽勝だったぜ」

十六夜は得意げに答えた。

「それにしても今日は理不尽に湖へ投げ出されたから、お風呂に入りたかったところよ」

「それには同意だぜ。あんな手荒い招待は二度と御免だ」

「しかも呼び出した本人だけ、濡れてないのが腹立つ」

「よし、いっそのこと黒ウサギちゃんをあそこの噴水に投げようかな~?」

召喚された5人から責めるような視線に怖気づく黒ウサギ。

「あう····そ、それは黒ウサギの責任外って 十六夜さん!?本気で投げようとしないでください!!?」

それをジンは苦笑しながら見ていた。

「あはは······それじゃあ今日はコミュニティへ帰る?」

「あ、ジン坊っちゃんは先にお帰りください。ギフトゲームが明日なら“サウザンドアイズ”に皆さんのギフト鑑定をお願いしないと。水樹の事もありますし」

ということで6人と1匹は“サウザンドアイズ”に向かう。

道中呼び出された5人は興味深そうに街並みを眺めていた。

商店へ向かうペリベット通りは石造りであり、街路樹は桃色の花を散らして新芽と青葉が生え始めている。

「桜の木·····ではないわよね?花弁の形が違うし真夏になっても咲き続けているはずがないもの」

「いや、まだ初夏になったばかりだぞ。気合いの入った桜が残っていてもおかしくないだろ」

「······?今は秋だと思うけど」

「いやいや~、何言ってるの3人とも~。今は冬だよ。冬~」

「咲いているとしても梅の花だな。桜はない」

ん?っと噛み合わない5人は顔を見合わせる。

それを黒ウサギが笑って説明した。

「皆さんはそれぞれ違う世界から召喚されているのデス。元いた時間軸以外にも歴史や文化、生態系など所々違う箇所があるはずですよ」

「へぇ?パラレルワールドってやつか?」

「近しいですね。正しくは立体交差並行世界論というものなのですけども····コレの説明は長くなるので、また後日」

黒ウサギは蒼い生地に互いが向かい合う二人の女神像が記されている旗がある商店の前で止まった。

どうやら“サウザンドアイズ”に着いたらしい。

日が暮れて看板を下げる割烹着の女性店員に、黒ウサギは滑り込みストップを、

「まっ」

「待った無しです御客様。うちは時間外営業はやっていません」

·····ストップをかけるどころか拒絶された。

黒ウサギは悔しそうに店員を睨む。

「なんて商売っ気がない店かしら」

「ま、全くです!閉店時間五分前に客を閉め出すなんて!?」

「文句があるならどうぞ他所へ。あなた方は今後一切の出入りを禁じます。出禁です」

「ヒドッ!?たったこれだけで出禁だなんて酷いよ~(泣)」

「そうです!!そうです!!あんまりなんでございますよ!!!!」

キャーキャーと喚くウザウサギとコーキ。

「なるほど、“箱庭の貴族”であるウサギの御客様を無下にするのは失礼ですね。中で入店許可を伺いますので、コミュニティの名前をよろしいでしょうか?」

言葉に詰まる黒ウサギ。

しかし十六夜は躊躇わない。

「俺達は“ノーネーム”ってコミュニティなんだが」

「ほほう。ではどこの“ノーネーム”様ですか?よかったら旗印を確認させていただいてもよろしいでしょうか?」

ぐっと黙りこむ。

これが“名”と“旗印”がないコミュニティのリスクかとカズマ達は理解する。

「その·····あの·······私達に、旗はありま」

せんと、小声で呟こうとした時だった。

「いぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃやほおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!久しぶりだ黒ウサギイィィィィ!!!」

と店内から爆走して来た着物風の服を着た真っ白い髪の少女を

「ブボラベボッ」

カズマが刀(鞘付き)でおもいっき打った!!?

少女はそのまま180度反対の店内にドゴンバタンと壁に当たる音をたてながら吹っ飛んでった。

「·········」

「ナイスバッティング」

「すごかった」

「彼女大丈夫かしら」

「あちゃー、カズマやり過ぎだよ」

「カ、カズマさん!?あなた様は一体何をやっているのですか!!?い、いきなり白夜叉様打うなん「この程度で私は諦めんぞぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!?」きゃあーーーー·······!?」

何が起きたかを説明すると黒ウサギが怒鳴っている途中でさっきの少女(白夜叉と言うらしい)にフライングボディーアタックをされ、空中四回転半をして水路にポチャンと落ちたのだ。なお、白夜叉は抱きついたまま黒ウサギの胸に顔を埋めてなすりつけている。

「フフ、フホホフホホ!やっぱりウサギは触り心地が違うのう!ほれ、ここが良いかここが良いか!グフフ」

と下品にも笑いながらスリスリスリスリとなおも胸に顔をなすりつけている。

「し、白夜叉さま!ちょ、ちょっと離れてください!」

白夜叉は頭を掴まれて店に向かって投げつけられた。

くるくると回転して飛んできた白夜叉を十六夜が足で受け止めた。

「てい」

「ゴハァ!さっきのバッティングした者に続き初対面のの美少女を足で受け止めるとは何様だ!」

「十六夜様だぜ。以後よろしく和装ロリ」

「カズマ様?でいいのか?」

ヤハハと笑いながら自己紹介する十六夜。

頭に?を浮かべながら流れに乗ってみるカズマ。

一連の流れの中、呆気にとられていた飛鳥が白夜叉に話しかけた。

「貴女はこの店の人?」

「おお、そうだとも。この“サウザンドアイズ”の幹部様で白夜叉様だよご令嬢。仕事の依頼ならおんしのその年齢のわりに発育がいい胸をワンタッチ生揉みで引き受けるぞ」

「オーナー。それでは売り上げが伸びません。ボスが怒ります。」

「見た目は幼女だが中身はエロオヤジだな」

これはカズマのコメントである。

 

 

 

 

 

 




割りと雑談コーナーみたいな解説コーナー「オリキャラ解説所」

どうも、皆さん。前回のことでコーキ君が引きこもりになったので今回は私とカズマ君とゲストでお送りしていきますので最後までお付き合いください

「どこかの番組みたいな始まりだな」

気のせいですよ、気のせい。さて、今回のゲストである白夜叉さんを呼びましょう!
白夜叉さーん!!

「胸を揉ませろぉぉおおおカズマぁぁぁあああああ」ヒャッホォォオオオ

「変態は帰れぇぇぇぇええええ」カタナデウツ

「何度も同じ手が通じるかぁぁぁあああ」ヨケテボディアタックヒャッホォォ

「ギャーー!!!」

「ぐふふ、ついに捕まえたぞカズマ。さぁ、観念してもらう」イヤラシイテツキ

「離れろ、変態!!近寄るな!?俺は男だ!!!」

「何を言う。おんしは男の娘じゃろ」ヨダレダラリ

あのー、すみません。お取り込み中失礼しますが今オンエアー中なんですが~
やめてもらいますよ。てか、やめろ

「すまん、すまん。つい正気を失っておったわい」サクシャコワッ

「何が正気だ」ジトー

にしても白夜叉さんって男もいけるんですね
以外です

「何を言う。私とてれっきとした恋する少女だ!!」

「恋する少女ね~·····」

「なんじゃ、文句あるのかー?」

しょうがないですよ。白夜叉さんって黒ウサギさんとかの同姓の方が好きな変態さんってイメージが強いですもんね。あと、見た目はロリ、中身はエロオヤジみたいですよね~

「作者、おんしなかなか明るく酷いこと言うのう」

はい、それが私ですから

「現実の作者は、冷酷になれるもんな」

「それはさて置き。このまま雑談をするのもええんじゃがそれじゃあ『オリキャラ解説所』じゃなくなってしまうぞ」

そうなんですよねー。最近の悩みはそこなんですよね

「いっそ、タイトル変えたらどうだ?」

思い付きません(キリット

「そこ決めるとこじゃないぞ、作者」

ええ~、そんなこと言われても。実際に決まらなかったから現在のタイトルになってるんです

「なら、次回までに決めろ。宿題だ」

しょうがないですね。考えるだけ考えておきます。さて、このまま終わると色々不味いんで解説いっきまーす

「いよっ、待っておったぞ」

さてさて、今回は白夜叉さんの希望で今後のカズマが君の女装計画につ「お前も変態かッ!!!??作者!!!」って何ですかー。私は変態ではないですよ、失礼な。

「そうじゃ、そうじゃ。作者はいたってノーマルじゃぞ。まず、作者が変態なら私はどうなるんじゃ?」

「ど変態。いや、完全変態か」マジメニ

「そこは真顔で考えるとこじゃないぞー」

あのー、カズマさん

「なんだ、変態」

だー、かー、らー、私は変態じゃありませーん。変態なのは、ロリコンで金髪銀髪好きでホモでもあって小学生を見るたびに「あの子、よくねえ?」って言ってる私の知り合いでーす。はぁはぁ、疲れたー。もう、真面目に解説させて下さいよ

「すまない。ふざけすぎた」

「作者、どさくさ紛れに友のことを罵倒するとはおぬし、いい性格してるのう」カッカッカ

そうですか~?そう言われると嬉しいですね。さて、カズマ君の錬金術の得意な属性は何ですか?

「土。コーキが風と火」

「ふむ。確かおんしらの錬金術は少し特殊だったの。四代元素と質量保存が関係しているんじゃったかの?」

「ああ、そうだ。詳しい話は今度本編でやるからそっちを見てくれ」

「了解した。楽しみにしておるぞ」

そろそろ、終わりますか

「そうだな。次回は、あいつを引っ張り出す」

そうですね。次回はヒキニート化しているコーキ君を出さないと

「あやつが居れば、黒ウサギについての魅力と言う名のエロトークが出来たのじゃが」

「ヒキニート、GJ」

それでは
「「次回も見て下さい」」



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