チャラノ小路チャラ隆の野望 作:ぺこりーにょ
なんか懐かしいわ。書き始める前は話を進めようと思ってるやん?
いざ書き終えるとたいして話が進んでないねん。
今そんな感じ
高円寺の暴力的なブーメランパンツがもたらした強烈な余韻がプールサイドに漂う中、更衣室の奥から、見るからに体育教師なマッチョ体型のおっさんがのっしのっしとやってきた。
日焼けした肌に、はち切れんばかりの分厚い胸板と丸太のような太い腕。首には銀色のホイッスルを下げ、顔には歴戦の軍曹のような厳めしさが張り付いている。この高度育成高等学校の体育の授業を仕切るに相応しい、威圧感十分の佇まいだ。
しかし、プールサイドの中央に立ち、整列した俺たち生徒を見渡した瞬間、そのマッチョ教師の険しい顔に、一瞬だけ「マジか」と言わんばかりの困惑が走った。
彼の視線の先にあるのは、プールに入るための指定水着ではなく、体操服姿のまま見学スペースに固まって座っている女子生徒たちの集団だ。その数はざっと数えても、10人以上がのうのうと見学しているのだ。
当然の反応と言える。俺も先ほどからこの異常事態について、脳内コンピューターをフル稼働させて分析を続けていたのだから。
だよな? と、俺は無表情のまま心の中で教師に同意した。
いくら女子高生とはいえ、入学して最初の水泳の授業で、クラスの女子の半数近くが見学というのは、確率論的に考えても異常な数値だ。アレの日にしちゃ多すぎだよな?
俺の脳内データベースが、女性特有の生理周期がコミュニティ内で同期する『マクリントック効果』のアルゴリズムを展開する。だが、入寮からまだ数日しか経過していないこの段階で、これほどの同期現象が起きる確率は、天文学的数字に近い。
とすれば、理由は一つ。「水着姿を見られたくない」「髪やメイクが濡れて崩れるのが嫌だ」という、パンピー女子特有の
ここで、この昭和の匂いがする熱血マッチョ教師はどう出るのか。
俺の演算では、二つのパターンが予測された。
一つは、強権を発動して見学者を強制的にプールに叩き落とすパターン。
もう一つは、伝家の宝刀、「先生怒らないから、正直に手を上げなさい」を抜くパターンだ。
もし後者を選択した場合、この教師は相当なギャンブラーだと言える。
女子たちのプライドを逆撫でし、虚偽の申告を暴こうとするその手法は、現代の教育現場において極めてリスキーだ。それに、仮にだ。俺の確率計算が完全に間違っており、あの10人以上の女子生徒たちが『万が一に本当だった場合』
──つまり全員が本当に真のアレの日を迎えており、教師の脅しに屈して無理やりプールに入らされた場合、どうなるか。
俺はホワイトルームで学んだ流体力学と血液の拡散率の公式を用いてシミュレーションを行った。結果は明白だ。この平和な学校のプールは、文字通りに
それは視覚的なホラーというだけでなく、公衆衛生上の重大な
「……なぁ、ほりぴー」
俺は、高度な医学的・社会学的シミュレーションの結果を誰かに聞いてほしくて、隣で静かに整列しているツンデレ隣人に、抑揚のない声で語りかけた。
「俺の計算によると、あの見学者のうち真のアレの日は約18パーセント。残りの82パーセントはメイク崩れ防止および自己のプロポーションへの自信の欠如による偽装だ。もし今、彼女たちを全員プールに沈めた場合の水質汚染度について、俺なりの見解があるんだけど、聞く?」
ピタッ。
堀北鈴音が、まるで冷凍ビームでも浴びたかのように完全に硬直した。そして、首だけをこちらに向け、一切の光を宿していない虚無の瞳で俺を睨みつけた。
「……お願いだから、そのまま息を止めて、脳が酸欠で完全に停止するまで沈黙を保っていてちょうだい。あなたが今口にした言葉の羅列は、人間の尊厳に対する最もおぞましいテロ行為よ。次にその腐った口を開いたら、あなたのその無駄に鍛えられた腹筋に、貫手を打ち込んであげる」
「ウェーイ。ほりぴーの発言と俺の腹筋は同じくらいにキレッキレだぜ? ワンチャン、試してみるか?」
俺が両目のウインク(ただの瞬き)を放つと、堀北は絶望的なため息をつき、俺から物理的に一歩距離を取った。これ以上関わると本当に精神が崩壊すると悟ったのだろう。見事な危機回避能力だ。
さて、結局のところ、マッチョ教師はセクハラで首が飛ぶリスクを避けたらしい。
「えー、準備運動を終えたら、各自軽く泳いでもらう。どのくらいのレベルか知りたいからな」
教師がパンッと手を叩き、授業の進行を告げた。
各自がプールに入る準備を進めようとしたその時、列の中から恐る恐る右手が上がった。
「す、すいません⋯⋯俺、あんまり泳げないです⋯⋯」
声を上げたのは、見覚えのないモブ顔の男子生徒だ。
俺は彼の姿を頭からつま先まで、冷徹な分析官の目で見下ろした。
見るからに昨今の若者らしい、筋肉の張りが一切感じられないもやし体型の男子生徒だ。肩幅は狭く、胸板は薄く、肋骨が浮き出ている。歩くたびに骨が軋む音が聞こえてきそうな貧弱なフレームだ。
俺は無表情のまま、心の中で痛烈なダメ出しを行った。
おいおい、マジかよ。そんな肉体じゃ、モテるための最低条件すらクリアしてないぜ?
先ほど俺が堀北に向けて講義した通りだ。そんな脆弱な体幹と大臀筋では、いざという時の『お姫様抱っこ』はおろか、洋画でよく見る情熱的でアクロバティックな保健体育も再現できないぜ? 腰のストロークを生み出すための大腰筋が完全に死んでいる。あんな肉体では
しかし、そんな俺の冷ややかな評価とは裏腹に、マッチョのおっさん教師はガッハッハという笑いが似合いそうな、獰猛で自信に満ちた笑みを浮かべて答えた。
「安心せぇ! 俺が担当する以上は、必ず泳げるようにしてやる! 夏までには、イルカのように美しく水を切れる男にしてやるからな!」
まさに昭和の熱血教師の鑑である。気合いと根性で物理法則すら捻じ曲げようとするその姿勢は、ある意味で潔い。
しかし、現代の甘やかされたもやしっ子である男子生徒は、その熱血指導に全く心を動かされた様子もなく、気怠そうに肩を落とした。
「いや、別にいいですよ⋯⋯。どうせこの学校、外部との接触禁止で三年間出れないから、海にも行けませんし⋯⋯。泳げなくても生活に支障ないんで⋯⋯」
これぞ現代病。極めて打算的で、目先の利益しか見えない底辺の思考だ。
海に行けないから泳ぐ必要はない。確かに一理ある。だが、それでは『己の限界を超え、常にヒエラルキーの頂点を目指す』という美学に反する。
冷めた発言を聞いた瞬間、マッチョ教師の額に青筋がピキッと浮かび上がった。
そして、プールサイド全体に響き渡るような、雷鳴のごとき大声で怒鳴りつけた。
「バカチンが!!」
ビクッ! と、怒鳴られた生徒だけでなく、周囲の生徒全員が肩を震わせた。俺の隣の堀北でさえ、わずかに目を見開いている。
「夏休みには、この学校のプールは解放されるんだぞ!!」
教師は男子生徒に歩み寄り、その分厚い胸板で彼を威圧しながら熱弁を振るった。
「いいか!? 夏だ! プールだ! 水着だ! 彼女や女友達とプールに遊びに来て、いざ水に入ろうという時に、『すんません。ボク、実は泳げません。浮き輪貸してください』とでも言うつもりか!! 男のプライドを見せろ!! 好きな女の前で、無様に溺れる姿を晒す気か貴様は!!」
……!!
その瞬間、俺の脳内に雷のような衝撃が走った。
完全に油断していた。まさか、この古臭い脳筋だと思っていたマッチョ教師の口から、これほどまでに『チャラ男の真髄』を突いたキラーフレーズが飛び出してくるとは。
俺の思考が、凄まじい速度で教師の言葉を肯定し、増幅させていく。
そうだ。その通りだ、おっさん!
夏休み、燦々と輝く太陽の下、ダース単位の彼女たちを引き連れてプールにやってきたチャラノ小路チャラ隆。最高のバイブスの中、「ウェーイ!」と飛び込んだはいいものの、実はカナヅチで「助けて、足がつかない」などと無様に溺れでもしたらどうなる?
そんな姿を見せれば、これまで築き上げてきた『ベッドでの実技体育最強』という絶対的なステータスも、ストリートスタイルの覇者というカリスマ性も、すべて一瞬にして崩れ去る。女たちは俺に失望し、他の泳げるオスの元へと去っていくだろう。
モテる男たるもの、水陸両用で完璧なパフォーマンスを見せつけなければならないのだ!
「……っ!」
俺は居ても立っても居られず、気づけば無表情のまま、しかし確かな熱量を持って一歩前へ踏み出していた。
「アーイ! マジそれな!! 先生の言う通りだぜ!!」
静まり返ったプールサイドに、フラットボイスの絶叫が響き渡った。
全員の視線が、一斉に俺に突き刺さる。
マッチョ教師も、怒鳴られて縮こまっていた男子生徒も、そして見学スペースの女子たちも、ポカンと口を開けて俺を見つめている。
俺はモブ顔に向かって真っ直ぐに歩み寄り、彼の細い肩をガシッと掴んだ。
「いいか。お前のその『海に行けないからいい』っていう思考は、パンピーの逃げだ。モテる男は、どんな環境でも常に自分が一番輝くステージを想定して牙を研いでおくもんなんだよ。いざという時、ちゃんねーをスマートにエスコートできなくて、何が男だ。実技体育の前に、まずは水中のバイブスを極めろ。先生の言うことは絶対だぞ、マジ卍」
俺が真顔で、そして極めて真剣なトーンでそう説教を垂れると、モブ顔は恐怖のあまりガクガクと震え出し、「は、はいぃ……っ! お、泳ぎます! 泳げるようになりますぅ!」と半泣きで叫んだ。
マッチョ教師は一瞬キョトンとしていたが、すぐに「おう! よく分かってるじゃないかお前! その意気だ!」と、俺のチャラい言動の意味を半分も理解していないだろうに、熱い共感を示して俺の肩をバンバンと叩いた。
完璧だ。俺は教師という名の権力者と同盟を結び、同時にクラスメイトに『モテに対する妥協なき姿勢』を見せつけることに成功したのだ。
俺は満足げに右の口角を上げ、立ち位置に戻ろうと振り返った。
その瞬間、隣にいたはずの堀北鈴音の姿が消えていた。
視線を巡らせると、彼女はすでに俺から五メートル以上離れた安全圏へと避難し、両手で顔を覆って「私はあいつを知らない。私に話しかけないで」という強烈なオーラを放ちながら、壁に向かって一人で立っていた。
「ウェーイ、ほりぴー。俺の男気に惚れ直したか?」
声を飛ばすと、彼女は壁に向かったまま、中指だけをそっと立てて見せた。
先ほどの「夏休みに女の前で溺れる気か」という、モテを追求する上でこの上なく論理的で熱い演説をぶち上げたマッチョ教師に対し、俺は深い共感とリスペクトを抱いていた。
プールサイドに鋭いホイッスルの音が鳴り響き、俺たち生徒は指示通りに準備運動を行うため、それぞれ等間隔に広がった。
屈伸、伸脚、アキレス腱のポーズ。俺は無表情のまま、先ほどの問答を経て今や熱い
だが、俺の周囲に広がるパンピー男子たちの様子は、到底、準備運動と呼べるような代物ではなかった。
彼らの動きはギクシャクしており、首の体操をしながらも、その視線は明後日の方向──いや、極めて明確な一方向へと固定されていた。
男子たちは、先ほどの俺がカマした発言や、高円寺の「もっこりブーメラン水着」がもたらした強烈な精神的ダメージを脳内から無理やり忘れ去ろうとするかのように、数メートル離れた場所で同じく準備運動をしている女子の水着姿へと、露骨にチラチラと視線を送っているのだ。
紺色のスクール水着。それは外の世界のビーチで見られるような派手なビキニとは違い、肌の露出を極力抑えた機能的なデザインだ。しかし、思春期真っ盛りの彼らにとっては、逆にその密着した布地が肉体の起伏を浮き彫りにする絶好のキャンバスとなっているらしい。
俺は屈伸運動をしながら、彼らの眼球の動きを冷徹に分析した。視線というものは物理的な質量を持たない光の反射に過ぎないが、今の彼らの目は違った。実は視線の持つ熱量だけで水着の布地を透視しているのではないかと思うほど、限界まで目を見開き、尋常ではない熱を込めている者すらいた。お調子者の池や山内に至っては、息を荒くして「ふひひ」と不気味な笑みすら漏らしている。
「……幼稚だな」
俺は心の中で小さく呟き、視線を女子の集団へと移した。
真のチャラ男たるもの、パンピーの男子たちのようにコソコソと盗み見るような真似はしない。堂々と、かつ学術的な観察眼をもって
脳内スーパーコンピューターが、網膜から入力された女子生徒たちの視覚データを瞬時にスキャンし、立体モデルとして再構築していく。
身長、体重の推測値、骨格の歪み、そして何より──女性という生物が持つ最大の視覚的武器である『
もし今この場で、俺の独断と偏見による『第1回・1年Dクラス暫定ボインランキング(参加者は水着着用者のみ)』を行うならば、結果は火を見るより明らかだった。
銅メダルや銀メダルには数名の候補がひしめき合っているが、表彰台の真ん中、すなわち金メダルが授与されるのは、間違いなくあの一人に絞られる。
ショートヘアを揺らしながら、屈伸運動に合わせてその圧倒的な質量を上下させている美少女──櫛田桔梗だ。
間違いない。彼女のバストは、このDクラスという狭い水槽の中において、完全に1段上である。
俺は準備運動の深呼吸のポーズを取りながら、一切の表情筋を動かさず、しかし脳内では数式と物理法則をフル回転させて、バストという概念についての深い考察を行っていた。
先ほど堀北から次に猥褻な言葉を口にしたら手刀を腹筋に埋め込むと物理的な殺害予告を受けているため、この極めて高尚な学術的分析は、あくまで俺の頭の中だけ──口には出さないという紳士的な配慮である。
バスト。それは人類の進化の過程において、二足歩行を始めたメスがオスを惹きつけるために獲得した、極めて非合理的な脂肪の塊だ。
特に、これから俺たちが挑む「水泳」という流体力学が支配するスポーツにおいて、前方に突き出した巨大な質量は、水の抵抗を増大させ、タイムを縮める上で明確な
だが、ここはオリンピックの選考会場ではない。高度育成高等学校という名の、青春と恋愛の
この恋愛生態系において、櫛田の持つあの『水の抵抗を無視した暴力的な質量』は、圧倒的な
俺の動体視力が、彼女が伸脚のポーズを取るたびに引き起こされる、水着の布地の限界点に迫る
なぜ男は、乳房に惹かれるのか。
それは単なる性欲ではない。弾性体に対する純粋な物理的興味と、そこに秘められた母性という名の生命の源流への回帰本能だ。
櫛田桔梗という個体は、その整った顔立ちと、誰にでも愛想の良い「天使」のペルソナ。そのイノセントな笑顔と、首から下に搭載された
俺が一切の瞬きをせずに櫛田の胸部周辺の物理演算に没頭していると、不意に、視線の先の櫛田とバッチリと目が合った。
彼女は準備運動の手を止め、俺と視線が交錯した瞬間、わずかにビクッと肩を揺らした。そして、周囲の男子の視線には気づかないふりをしているくせに、俺に向かってだけ、頬を薄っすらとピンク色に染め、両腕で自らの豊かな胸元を隠すような、しかし結果的に腕で寄せて谷間を強調するような、極めて計算高いあざといポーズを取ってみせたのだ。
──なるほど。
俺は無表情のまま、脳内で一つの真実を確信した。
昨日の昼休みに「堀北とは中学時代からの仲」と吹き込んだことで、彼女の嫉妬心と俺への執着心は限界突破している。今、彼女が俺の視線に気づいてあのようなポーズをとったのは、「堀北さんなんかより、私の方がこんなに魅力的なんですよ」という、俺に対する必死のメスとしての
彼女のあの破壊的なボインは、近い将来、俺の実技体育のカリキュラムにおいて有効活用される運命にあるのだろう。俺は心の中で「ウェーイ」と小さくガッツポーズをした。
「……ねえ」
その時、真夏のプールの気温をマイナス20度まで引き下げるような、絶対零度の声がすぐ隣から聞こえた。
いつの間にか俺から5メートル以上離れていたはずのツンデレ隣人、堀北鈴音が、まるで地縛霊のような足取りで俺の横に立ち、氷の刃のような冷ややかな目で俺の横顔を睨みつけていた。
「なんだい、ほりぴー。準備運動のペアでも組むか? 俺の柔軟な股関節の動き、見せてやってもいいぜ」
俺がフラットな声で答えると、堀北は濡れた髪の毛先から毒液でも滴り落ちそうなほど険しい顔で、俺の網膜の焦点がどこに合っているかを正確に指摘した。
「あなたが数分前から、一度も瞬きをせずに櫛田さんの胸部周辺を凝視していることには気づいているわ。しかも、いつものように下品な言葉を吐き散らすのではなく、まるで難解な数学の公式でも解いているかのような、ひどく真面目で、底知れぬ狂気を孕んだ目つきで」
さすがは俺の(暫定)ファースト彼女候補だ。俺が口に出さずとも、俺の知的な考察のオーラを敏感に察知したらしい。
「あなた、直接的な行動や言葉にしなけらば、なにをしてもいいというわけではないのよ。セクハラというのは多様な行為が当てはまるのだから」
見事なプロファイリングだ。俺は少しだけ感心し、右の口角を3ミリだけ上げた。
「フッ、嫉妬深いねえ、ほりぴー。確かに俺は櫛田ちゃんの圧倒的なポテンシャルについて考察していたが、お前のことも忘れてないぜ。1歩、2歩、金メダルに届かずともなかなかのモノだ。櫛田が重戦車なら、お前は中型戦車ってとこかな。俺はどっちのスペックも愛せる男だから安心しろ。それな」
「……この世のすべてのセクシャルハラスメントを煮詰めて作られたようね。どこにクレームの電話をすればいいのかしら?」
堀北はギリッと奥歯を噛み鳴らし、今にも本当に暗殺者のような動きで俺の首を狩りに来そうな構えを見せた。
彼女の私をもっと見て、という名の殺意。強烈な愛情表現。そして、遠くから俺と堀北のやり取りを見て、さらに胸の谷間を強調して牽制してくる櫛田桔梗。
二つの強大な感情が交差するこのプールサイドで、俺はこれからの三年間が、ホワイトルームの退屈なカリキュラムとは比べ物にならないほど刺激的で、最高にナウいものになることを確信していた。
「ピッ、ピ──ッ!!」
マッスル
驚きを隠せない。どうしてまだ水泳が終わってないの?
どうして⋯?
今更感じましたが、これ現作既読か最低でもアニメ見てないと意味不明じゃない?
そしてようやく気づいたけれどーーこれ現作イベを順繰りに起こるなら1巻分の内容だけでも同じ分量の文字数を書くことにならないか!?
R.I.P