「ってなわけで!!始まりましたシーズン2!読者のみんな、お待たせ!ついに俺たちと十戒のガチバトル編がスタートするぜ!とはいえ、昨日の今日でいきなりバトルってわけにもいかないから、まずは栄光の表彰式からだ!」
第1話『新生・八つの大罪の授与式!』
激戦から1日後。
王都リオネスは、過ちを犯した聖騎士たちが償いとして休む暇もなく働き続け、さらにマーリンの規格外の魔法によるサポートもあり、たった1日で8割ほどの復興を遂げていた。
そして今日、王都の広場には数え切れないほどの住人たちが集められていた。バルコニーに立つバルトラ国王が、国を救った英雄たちを表彰するためだ。
「これより、我がリオネス王国を未曾有の危機から救った英雄たち……『八つの大罪』を表彰する!」
王の言葉と共に、広場に一列に並んだ八人が紹介される。 メリオダス、ディアンヌ、バン、キング、ゴウセル、マーリン。そしてホークとエリザベスも誇らしげに立っている。
その列の端っこで、デッドプールは胸を張って立っていた。顔には魔神族特有の黒い紋章、目は真っ黒なままだが、堂々としたものである。
「ヒュー!拍手!喝采!フラッシュの準備はいいか!?」
デッドプールが観衆に向かって手を振る。
しかし、住人たちの反応は冷ややかだった。
「……おい、誰だよ一番端にいるあいつ!」
「全身真っ赤で気味が悪いぞ……それに、あの顔の模様と黒い目……!」
「もしや、昨日王都で暴れ回っていた化け物と同じ……魔神族じゃないのか!?」
群衆がざわつき、恐怖と敵意の入り混じった視線がデッドプールに突き刺さる。
「おおっと! 大正解!!」
デッドプールは明るく指を鳴らした。
「俺の闘級35000(※今は燃費重視で4000だけど)の魔神族ボディに気づくとはお目が高い!でも安心してくれ、俺はお前らの敵じゃ……」
「出て行け、魔神族が!!」
「化け物め! 俺たちの国から出て行け!」
ビュッ!ゴツッ!デッドプールが言い終わる前に、群衆の一部が罵声を浴びせながら小石を投げつけ始めた。 小石はデッドプールの顔や胸にポコポコと当たる。
「あいたっ!?ちょ、待って!昨日俺、お前らのためにめちゃくちゃ体張ってヘンドリクセンのおっさんぶっ飛ばしたんだけど!?この仕打ちひどくない!?」
「やめてください! その方は……!」 エリザベスが群衆を止めようと前に出るが、その前に、小柄な影がスッとデッドプールの前に立ち塞がった。
「……そこまでにしとけよ」
メリオダスだった。 飛んできた小石を片手で軽く弾き落とし、群衆を静かに、だが圧倒的な威圧感で見据える。
「魔神族……確かにこいつはそうかもしれない。見た目も変態だしな」
「変態は余計だろ団長!」
「でもよ」
メリオダスは、真剣な眼差しで住人たちに語りかけた。
「巨人族だって、妖精族だって、不死身の人間だって……ここにいる奴らはみんな、世間から見りゃ『異端』のバケモノだ。だけどな、昨日の戦いで、この赤い変態はお前たちの国を守るために、誰よりも痛い思いをして、ボロボロになって戦ったんだぜ」
群衆のざわめきが、ピタリと止まる。
「種族が何だろうと、こいつは俺たちの……『八つの大罪』の大切な仲間だ。これ以上こいつに石を投げるって言うなら、俺が相手になるぜ?」
メリオダスの静かな、しかし確かな仲間への想いが込められた言葉に、小石を投げていた者たちはハッと我に返り、気まずそうに石を手から落とした。
「だ、団長……!」
デッドプールはマスクの奥から大粒の涙を流し、メリオダスに抱きつこうとした。 「カッコよすぎる!これぞ主人公!惚れてまうやろォォ!」
「暑苦しいからくっつくな、変態」
メリオダスはデッドプールを足払いで転ばせ、いつものようにニシシと笑った。
その後、誤解の解けた群衆から割れんばかりの拍手が送られ、八つの大罪は無事に王から勲章を授与されたのだった。
一方、その頃。 王都から遠く離れたエジンバラの丘。
「ええい!もう我慢できん!!」
赤い鎧の魔神、ガランがイライラと大地を蹴り砕いていた。
「魔力がないから休むだのなんだのと、退屈で死にそうだわ!ワシは行くぞ。肩慣らしにな!」
ガランが巨大な槍を手に取り、王都の方角へ飛び出そうとした。だが、ゼルドリスが制止の声を上げるより早く、影から一人の男が進み出た。
「待て。私が行こう」
ドレファスの姿をした魔神、フラウドリンだ。
「あァ?なんで貴様が行くのだ、フラウドリン!」
ガランが不満げに吠える。
「我らはまだ、魔力が完全に回復していない。三千年前、我らが女神族どもに不覚を取り封印されたのは、その『傲慢さ』ゆえではなかったか?」
フラウドリンは冷静にガランを諭す。
「それに、あの『赤い奴』……あの後天的な魔神族の変異体がどれほどの力を持っているか、まだ正確には分かっていない。魔力のない貴様が突っ込んで、万が一のことがあれば十戒の損失だ」
「ぐ……ぬぬぬ……」
三千年前の敗北と、赤いバケモノの不気味さを指摘され、ガランは悔しそうに唸りながら槍を下ろした。
「それに、ちょうどいいものを手に入れた」
フラウドリンは、懐から不気味な光を放つ宝石...『女神の琥珀』を取り出した。
「ヘンドリクセンの部屋から回収しておいた。女神族の呪物だが、魔の者を封じ込めるには最適だ。まずはあの赤いイレギュラーを、これに封じ込めるところから始める」
「ほう。封印か」
ゼルドリスが興味深そうに目を向ける。
「ああ。だが、ヘンドリクセンや新世代の聖騎士たちから聞いた話によれば、奴は『絶対に死なない』不死身の肉体を持つそうだ。狭い琥珀の中で暴れられても厄介だ。だから……」
フラウドリンは、空中に浮遊している魔神、メラスキュラに視線を向けた。
「同時に10体ほどの下級魔神(灰色魔神)もこの琥珀に封じ込め、中で奴の『門番』をさせる。終わりのない殺し合いをさせ続けるんだ。できるか? メラスキュラ」
「はぁ? 随分と人使いが荒いわね……」
メラスキュラは気怠そうにため息をつきながらも、自らの魔力で空間をこじ開けた。 「まぁいいわ。さっさと終わらせるわよ」
召喚陣から、禍々しい姿をした10体の灰色魔神が次々と這い出してくる。
フラウドリンは即座に『女神の琥珀』の力を解放し、召喚された灰色魔神たちを次々と琥珀の中の亜空間へと吸い込んでいった。
「よし。準備は整った」
フラウドリンは十戒の面々を一瞥し、不敵な笑みを浮かべた。
「行ってくる。まずはあの目障りな赤いイレギュラーから、確実に盤面から排除してやる」
フラウドリンは、一人、リオネス王国の方角へと飛翔した。
【教えて、ホーク先生!】
「ブゴォォォォ!!みんな、待たせたな!アニメ第二期特有のミニコーナー『教えて、ホーク先生!』の始まりだぞ!!」
(ホークが黒板の前に立ち、チョークを持っている)
デッドプール
「ヒュー!豚の先生!俺ちゃんの出番は!?」
ホーク
「お前は黙ってろ! このコーナーは俺様が主役なんだからな!さて、次回のお話は……って、おい赤い変態!お前、敵に目をつけられて封印される大ピンチじゃねーか!」
デッドプール
「えっ!?嘘!?俺、女神の琥珀に閉じ込められちゃうの!?」
ホーク
「知るか!とにかく次回はドレファスのおっさんが王都に襲いかかってくるぞ!どうなる八つの大罪!
次回、八つの大罪 第2話!『琥珀の罠でデッドプール無限地獄!?』
次回も俺様の活躍を見逃すなよ!」
かなり後になりますが、結構物語に関わるオリキャラを出してもいいですか?それとも既存キャラのみで話進めたほうがいいですか?因みに出したいと思ってるオリキャラは最高神や魔神王並みの存在として出すつもりです。
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オリキャラ出してもOK
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既存キャラだけにして