七囚人『災厄の狐』(成り代わり転生者) 作:百合って良いよねって思う
個人的にアビドスみたいな少人数で借金のある学校の生徒達の日常的な絡みめっちゃ好きなんですよね。
時は幾何か過ぎ、ブラックマーケットにて。そこは連邦生徒会の管理が及ばない闇市。違法な物品の取引や不認可の違法倶楽部等が存在しており、闇市にも拘らずその規模は学園自治区数個分にまで拡大している。学園を追われた生徒の多くは、身分がなくとも働けるこのブラックマーケットで仕事を探すため年々その規模は拡大していっているのだ。もちろん、連邦生徒会長失踪による影響もあるだろう。
そんな危険に満ちたブラックマーケットを闊歩する者が一人。身なりが良い者は身代金目的での拉致や襲撃が常であるこの場所において、上質な着物を身にまといながらも遠巻きに眺められている少女がいた。
『七囚人』狐坂ワカモ。彼女を襲うような愚か者は、このブラックマーケットにはいない。彼女の強さは有名になり過ぎた。ブラックマーケットに来たばかりであった二年前ならいざ知らず、今では彼女の存在は『
そんな彼女の隠れ家の一つが、このブラックマーケットにあるのだ。正確に言えば、もしもの時の保険として、ミレニアムやゲヘナ、トリニティといったほとんどの有名な自治区には、彼女の隠れ家が最低一つはある。その中でも、アビドスを除けばブラックマーケットの隠れ家はお気に入りの一つだった。二年前と異なり彼女の周りは非常に静かで、暗黙の了解もあり騒ぎを起こす者はいない。
――最も、新入りはそうではないのだが。
「おうおう、良いもん着てんじゃねえか、嬢ちゃん」
「……………………」
ワカモは『七囚人』としてキヴォトス全土で有名な存在ではあるが、情報に疎い生徒に関してはその限りではない。なお、ワカモにオラつく不良ヘルメットを見かけた辺りの住人は気が気でなかった。ワカモは破壊と略奪の権化のような存在として知られている上、二年前にブラックマーケットを一度単独で制覇したという噂まである。機嫌を損ねれば待っているのは破滅だけだと、そこにいるほとんどの生徒は認知していた。
「オイオイ、無視かぁ?随分と悲しいなぁ!!」
ここからは描写する必要もないだろう。ただ、哀れな生徒が一人、ブラックマーケットの片隅でひっそりと死体(気絶してるだけ)になっただけである。
昼間から早々に不良を粛清したワカモは、銀行へと向かっていた。理由は単純明快、原作のストーリーである銀行強盗を見たいがためだ。ワカモはリスクケアはするが、それはそれとして原作のシーンを生で見てみたいミーハー精神旺盛なタイプのオタクだった。
そもそも、ワカモは銀行で金を管理することはない。『災厄の狐』として有名になってしまってから、気軽に銀行で金を引き出すことなどできないし、停学処分をくらった際に元々所持していた銀行口座は凍結されている。それを見越して金は全て現金化していたので、どこかの社長と違って大きな問題はなかったが。
なおどこからか圧力が働いたのか、ワカモが百鬼夜行で使用していた銀行口座の凍結は解除されている。しかしワカモがその事実に気が付くのは、おそらくこの世界の時間軸が百花繚乱編に追いついた時だろう。ホシノ同様、ワカモの善性を知っている百花繚乱の後輩たちは、今でもワカモが百鬼夜行に立ち寄ることを待ち望んでいる。なんなら停学処分から、休学処分へと処分を変更しているくらいだ。アヤメやナグサの脳を焼き過ぎたのが原因なのだが、例の如くワカモは気が付いていない。自分のこととなると、急に鈍感になる哀れな哺乳類だった。
「なにが「お待たせしました」よ!本当に待ったわよ!6時間も!ここで!!」
ワカモが銀行に入ってすぐに、そんな声が耳に入る。
声が聞こえた方に目を向ければ、そこには前世で見た覚えのある綺麗なワインレッドの髪と、悪魔族特有の角が見えた。
「あらあら、丁度良い時間みたいですね」
彼女――便利屋68社長、陸八魔アルの後ろ姿を見たワカモは、今日が銀行強盗の日付だと確信する。元々裏サイトでペロロのグッズが出回るという情報を手にしたため、ある程度は推測していたのだが。ワカモが常日頃から持ち歩いている、原作の時系列や相関関係が書かれた手帳(めちゃくちゃ厳重に管理されている)にも、この時のことは当然書かれていた。覆面水着団が初めて世に出た時、アルがブラックマーケットの銀行すら臆せず襲うその姿に目を輝かせていたことは、妙に記憶に残っているのだ。
ちなみに余談ではあるが、あの絶妙に気持ち悪いデザインが刺さったのか、ワカモもモモフレンズのグッズは度々集めている。
もう少し時間が経てば、アビドスを引き連れた自称一般生徒の阿慈谷ヒフミが来るだろう。そう考え少し逡巡した後、ワカモは銀行ガードに起こされている便利屋社員のすぐ近くに座った。
「っ!!」
「お隣、失礼しますわね」
「…………え、えぇ、どうぞ」
課長である鬼方カヨコのすぐ隣に座れば、警戒されているのか僅かに距離を取られる。他の社員はまだ寝惚けているのか、ワカモに気付いた様子はない。カヨコの行動を見て見ぬふりをしながら、ワカモは銀行を軽く見回した。銀行内は複数のマーケットガードが巡回しているが、本人達はあまりやる気がなさそうに見える。そもそもブラックマーケットの銀行を襲うような者はそう簡単に現れないため、本来ならその警備自体に大きな問題はない。
一見平和そのもののような光景だが、ワカモは知っている。今から少し時間が経てば、この場は混乱に陥ることを。
「……ねぇ、あんた『七囚人』の狐坂ワカモでしょ?」
しばらく陸八魔アルの抗議をBGMに暇を持て余していると、隣からカヨコがワカモへと話しかけてきた。どうやら他の社員もワカモの存在に気付いたようで、こちらを見ては非常に怯えていたり、面白そうなものを見るような表情をしている。
「えぇ、その通りですわ。それがどうかなさいましたか……便利屋68課長の、鬼方カヨコさん?」
「っ!……あの『災厄の狐』に知られてるなんて、光栄だね」
ワカモがカヨコの名前を呼べば、警戒するような表情が驚愕のものへと一瞬だけ変化した。先程よりも警戒を強めたカヨコは、ワカモが銀行に来てまでわざわざ隣へと座ってきた目的を聞こうとして――銀行の、電気が一斉に落ちる。
「な、何っ!?停電!?」
突然の出来事に驚く便利屋を尻目に、ワカモは目を凝らし気配を探った。暗くてあまり見えないが、僅かに見知った気配がしてくる。数は五人、内三人は知っている気配であり、きちんとアビドスとヒフミが来たことにワカモは安堵した。
「全員その場に伏せなさい!持っている武器は捨てて!」
「言うことを聞かないと、痛い目にあいますよ☆」
「あ、あはは……みなさん、ケガしちゃいけないので……伏せてくださいね……」
僅かな時間が過ぎれば、電気はすぐにその機能を取り戻す。見えるようになった銀行内の様子は、先程とは様変わりしていた。マーケットガードは全員倒れ伏し、センサーも反応していないようだ。事件を起こした当事者五人は覆面を被っており、顔がわからない。一名ほど、どう見ても付近のたい焼き屋辺りで買った紙袋をそのまま使っているような見た目だったが、どうやら彼女がリーダーのようだ。一番実力を持っているだろうピンク髪の生徒が従っているのを見ると、恐らくカリスマがあるのかもしれないと考えられる。
そんな様子を面白そうに眺めながら、全員がその場に伏せたり隠れたりする中、ワカモは優雅に椅子に座っていた。
「ん、そこの狐面も伏せて。撃つよ」
知り合いであるワカモがいることにも一切動じず脅しをかけてくるシロコ。銀行強盗に本気な彼女は、明らかな不確定要素であるワカモに怯むことはない。普通ならワカモを視認した時点で、彼女のことは無視するか一目散に逃げるのだが、こうして脅しをしてくる辺り銀行強盗の鑑と言える。尤も、彼女の後輩たる4の数字の覆面を着けた猫耳の少女――黒見セリカは、相手が『災厄の狐』だと気が付き、気が気でなかったが。
「あら、気にしなくても構いませんよ?……
「………………」
シロコは頭の中で計算する。目の前にいるのは、自分の先輩と同等の実力を持つ生徒。彼女が自分達の正体に気付いており、良くしてくれたこともあって今戦うことはないだろうことは、彼女も理解している。わざわざワカモを脅したのだって、一応外聞へと配慮してのことだ。言うことを聞かない者がいるのに何もしなければ、ワカモも仲間なのではと勘ぐられてしまう。それを避けたかった。
もし戦うことになったとしても、ホシノと先生がいるこちらが十中八九勝つ。しかし銀行強盗はスピードが命、わざわざ相手にする意味はない。
「……妙な真似したら、撃つから」
「えぇ、勿論。応援してますよ、銀行強盗さん」
僅かな思考の後、シロコはワカモから離れ、本来の目的を果たしに行った。ちなみにその様子をみてアルが「銀行強盗相手に怯むことなく優雅に座る、なんてカッコイイ姿なの!!」と謎に目をキラキラさせていたのだが、それは隠れていた便利屋の社員しか気が付かなかった。
「ブルー先輩、ブツは手に入れた!?」
「うん、確保した」
「それじゃ逃げるよー!全員撤収ー!」
「アディオ〜ス☆」
凄まじく良い手際で目的を達成した覆面水着団は、そそくさと銀行から退散していく。銀行員が道路の封鎖を指示しているが、無駄になるだろう。何せ彼女らの中には名だたる最強格生徒の一角を担う小鳥遊ホシノがいるのだ。他の生徒も実力は高い上、先生の指揮もある。そこらの有象無象では捉えることなど不可能だ。もしも仮にアビドスが捕えられそうになったとしても、ここにはワカモがいる。彼女にとってそういった悪い方面のイレギュラーは地雷にも近いものであり、そうなったとしたらありとあらゆる手段で破壊の限りを尽くすのは想像に難くない。ブラックマーケットからすれば、彼女らを相手にするだけ無駄なのだが、それに気付くことはないだろう。
騒ぎで混乱する銀行から、ワカモはまるで何事も無かったかのように抜け出し、覆面水着団――友人たるアビドス高等学校の生徒を追っていった。
僅か5分ほどの時間の犯行で、約一億円と集金書類を盗み出した覆面水着団。安全圏まで抜けた彼女達は覆面を脱ぎ去り、銀行員の不手際で盗んでしまった現金について話し合いをしていた。尤も、その話し合いの結末は最初から決まっていたが。
「このバッグはここに置いていくよ。頂くのは必要な書類だけね。これは委員長命令だよ〜」
いつものように語尾を伸ばしながらも、その声には確固たる意思が籠っている。セリカは勿体ないと不満を顕わにしているが、ホシノの決定には従うようだ。
『待ってください!そちらに何者かが向かっています!』
話し合いが終わったのを見計らったかのようなタイミングで、通信機から奥空アヤネの声が上がる。追手のマーケットガードならば、今すぐにでも移動しなければならない。慌てて脱いでいた覆面を被り直し、警戒を強めたアビドスの面々が視線を向けた先から出てきたのは――
「しばらくマーケットガードは来ませんよ。
――マーケットガードが持っている銃火器の中でも、需要がありそれなりに高く売れる物をその手に持った狐坂ワカモである。
ワカモは銀行を抜け出しアビドスの面々を追っていたのだが、アビドスと同じ方面に向かったために銀行強盗の仲間だと勘違いされてマーケットガードから攻撃されたのだ。大してダメージも受けていないが、それを煩わしく思った彼女は、マーケットガードのほとんどを破壊。迷惑料としていくらか売れる部品を奪い取り、ここまで来たという経緯だ。
『あ、あれは……七囚人『災厄の狐』の狐坂ワカモ……!』
アヤネから鋭い声が飛ぶ。世間一般では、狐坂ワカモは恐れられている。実力はゲヘナの風紀委員長と同等と言われており、敵対すれば待つのは逃れることのできない破壊と略奪だけだと噂されるほど。最も、彼女をよく知る人物はその評判はあまり的を射ていないと思うだろうが。ワカモは線引きをしっかりしている。破壊や略奪の対象は専ら悪どい企業であるし、友好的な態度で接すれば、少なくとも敵対されることもない。むしろ契約は遵守するし、情にも厚いため、七囚人の中では一番まともと言えるのだ。
しかしそんなことを知らないセリカとアヤネ、ヒフミは恐怖が溢れて止まなかった。つい先程もシロコが敵対するような行動を取ったし、報復される可能性が頭に過ぎる。
「ん、ワカモ先輩。久しぶり」
「お久しぶりです〜。前に会ったのは確か、収監される前でしたよね」
「えぇ、お久しぶりです。先日ホシノさんにはお会いしましたが、お二人ともお変わりなく元気そうで何より。シロコさんは、また少し背が伸びましたね」
「「『……え?』」」
ワカモの顔(狐面で隠れているが)を見たシロコとノノミは、安心したように肩の力を抜いた。危険と言われる七囚人の一人と、まるで気の知れた友人のように振る舞う二人にホシノを除いた三人は混乱するばかりだ。
「ん、来年までには抜かす!私の背はまだまだ伸びる!」
「…………ふふ、そうですね。このまま伸びれば、一年も経たずに抜かされてしまいそうです」
「え、えっ……え?」
世間の噂とは異なり穏やかな雰囲気で会話をするワカモに、セリカ達は混乱が止まらない。
「……貴女が、アビドスの新入生ですね?」
「ぅえっ!?え、えっと……そう、だけど」
混乱している中、セリカは急にワカモから話しかけられた。そのせいか上ずった声が出てしまい、余計に頭は混乱する。
「セリカちゃん、そんなに緊張しなくていいよ~。この子はおじさんの友達だから」
ホシノがそう言ってフォローをしてくれるが、正直セリカはもういっぱいいっぱいだった。
――ホシノ先輩が、友達……?あの『災厄の狐』と……?
といった具合に、最早ここが現実かどうか疑い始めるのも時間の問題かと思われた。
「大丈夫ですか?」
「…………っ!?」
「体調が優れないように見受けられますが……あまり、無茶はなさらないでくださいね。柴関ラーメンでバイトをしているとお聞きしています。あちらの大将には
そんな混乱しているセリカにワカモは優しく語りかける。顔をまじまじと見つめられ、狐面で見えないはずなのに、何故かその綺麗な瞳がセリカのことをジッと見つめているのがわかった。その瞳には心配の色が浮かんでおり、セリカのことを心から心配しているのが理解できる。そんな姿をまじまじと至近距離で見たセリカは――
(あれ……この人、もしかしてすっごい優しい?)
――その優しさに、脳が焼けた。
勘違いしないでほしいのは、これはワカモが誰彼構わず脳を焼いているわけではない。セリカが原作キャラであることに加え、セリカは原作でも疑似科学部の作り上げたゲルマニウムブレスレットを買っていたように、簡単に言えば非常にチョロかった。怖いと思っていた人に優しくされれば、そのギャップからコロリと堕ちるのは想像に難くないだろう。
最も、ワカモは例の如く目の前の生徒の脳を焼いたことに気付かず、純粋にセリカのことを心配しているのだが。
「うへ~……やるね、ワカモちゃん」
「…………?」
親友たるホシノはワカモが人たらしの才能を持っていることを、当然知っている。噂と違い刺激しなければ温厚であり、身内と言えばいいか、懐に入った者に対しては底抜けに優しいのだ。ついでに言えば助けられたことのある生徒は多く、裏で密かにファンクラブのようなものができている。本来のワカモも
「……そして、貴女が『ファウスト』さんですね?」
「はっ、はい!」
セリカの様子を見て一先ず大丈夫そうなことを、節穴だらけの目で確認したワカモは、次にすぐ近くにいた阿慈谷ヒフミへと声をかけた。狐面を着けた和装の少女と、逆さまにしたたい焼きの袋を被った自称一般生徒という、なんとも珍妙な光景が繰り広げられている。しかしここは学園都市キヴォトス、この程度の珍光景は日常茶飯事だ。
「あ、えっと……その……」
「もちろん、今日の件を誰かに言うつもりはありませんよ、阿慈谷ヒフミさん。貴女のお友達である生徒会長にも。どうせ、ホシノさんかシロコさんの無茶ぶりに巻き込まれただけでしょうし……どちらにせよ、
「――っ!?な、なんで私の名前を……」
ヒフミの表情はワカモのその言葉を聞いて、驚愕に染まる。制服を着ているのだから学園がバレるのはまだわかるが、本名だけでなく桐藤ナギサとの関係性までバレているのは想定外も甚だしい。
「何故って……貴女、よくブラックマーケットに来ていらっしゃいますよね?ここにトリニティの生徒が来るのは珍しいので……以前からよくお見受けしたものですから、一応調べていたのです」
「あ、あはは……そうでしたか」
どうやら、以前からモモフレンズのグッズを手に入れるために来ていた所を見られていたらしい。よく考えれば、納得できることだ。ワカモは大抵アビドスかブラックマーケットの拠点を中心に活動している。ブラックマーケットでトリニティの生徒を見かければ、記憶に残るのも当然のこと。
「モモフレンズ、良いですよね。
「っ!あなたも、モモフレが好きなんですかっ!?」
「えぇ。とは言っても貴女ほどではありませんよ」
その話を聞いて、ヒフミは一気にワカモへの警戒を解いた。モモフレンズ好きに悪い人はいない。つまりは目の前にいるワカモも、ちょっと行動が行き過ぎてるだけで根はいい人なのだろうと結論付けた。強ち間違いではないのだが、結論への論理が飛躍しているのは流石ヒフミクオリティといったところである。
「誰が推しですか!?私はペロロ様が好きで……」
「
モモフレ好きの同士を新たに発見したヒフミは、興奮気味にワカモと会話を広げる。相手が『七囚人』だろうが『災厄の狐』だろうが、モモフレ好きなら彼女にとっては関係ないことだ。そんなことをしているから
そんな会話を繰り広げていたからか、便利屋68が出るタイミングを見失い、原作よりも彼女らとの遭遇が遅くなったり、陸八魔アルが覆面水着団に対して尊敬の念を強めたりしていたのだが、それはまた別のお話。
・成り代わりワカモ
ブラックマーケットの真の支配者的な存在になっている。
破壊の被害がデカすぎてみんな萎縮しているが、基本的には温厚。助けられた生徒たちによるファンクラブが密かに作り上げられているのだが、当然本人は気が付いていない。
モモフレの推しはウェーブキャット。あの何とも言えない猫目が好きらしい。
・砂狼シロコ
成り代わりワカモのことを純粋に慕っているアビドススナオオカミ。初対面の時に勝負を仕掛けてホシノ同様ボコボコにされた。
成り代わりワカモのことをアビドスへ転校させることを目論んでいる。
来年までに成り代わりワカモの身長を超すことが目標。
・黒見セリカ
本日の被害者。生徒の中でも一番チョロそうだなという作者の偏見のもと、速攻で脳を焼かれた。
ヤンキーが捨て猫拾ってる所みたらギャップ萌えを感じるよねの究極形。
・阿慈谷ヒフミ
自称一般生徒のペロロ狂い。仲間を見つけた。相手が七囚人だろうが災厄の狐だろうがモモフレ好きなら仲良くなれると思ってる。そういうとこやぞ。
この後、ナギサに「ワカモさんもモモフレが好きみたいで、仲良くなって連絡先交換してきました!」みたいなことを報告する。ナギサの胃が心配。
・陸八魔アル
便利屋社長。成り代わりワカモに尊敬の念を抱いており、アウトローのお手本のように思っている節がある。「法では裁けない悪を裁く、なんてアウトローなの!」的な感じで。
本人は成り代わりワカモに認知されていることを知らない。
・先生
世間の噂と成り代わりワカモの印象が違い過ぎて混乱中。現時点ですら早くも何名か生徒を堕としていると思われる。
お気に入り100件ありがとうございます。趣味を詰め込んだ作品ですが、評価されるのはいつの時も嬉しいですね。