「酒寄?酒寄なら俺の隣で寝てるよ」芦花「は?」 作:ソリダコ
皆様、アンケートの回答有難う御座いました!
個人的に本編進めるのが一番多いかなぁと思ってたのですが意外とネタバレ込みOKでの番外編に票が集まっていましたのに驚きました
ただ感想で言われた息抜きで息を抜き切ってエタったという話に心当たりがありすぎてまして・・・・・・・・
アンケートやっておいてなんですが投稿するかはちょっと悩み中です
よくよく考えればブルアカと違って超かぐや姫は明確なゴールがある訳ですしさっさとそっちを終わらせれば良いという話ではあるんですけどね・・・・・・・・
海に行った日の翌日
「・・・・・・・・・・」
酒寄の家に来て早々に正座をさせられた俺に
「・・・・・・・・・・」ムスッ
正座している俺の目の前でしかめっ面で仁王立ちをしているカグヤ
「・・・・・・・・・・」モグモグ
そしてその様子を俺がカグヤのご機嫌取り用で買って来たプリンを食べながら眺めている酒寄がいた
「・・・・・・・えっーと、カグヤさん?」
「・・・・・・・・・・」ムスッ
俺が声を掛けてもカグヤの態度は変わらず。その両頬にはそれぞれ私、怒と随分と達筆な字で書かれていた・・・・・・・酒寄に書いて貰ったのか?
どうやらこれで「私は怒っています」と表現しているらしいのだがそれはどういうお笑い?つかこれって笑っていいやつ?
「パパ、私は今ひッッッじょーに怒っています!!」
「・・・・・・・・まぁそれに関してはお前の顔を見りゃ誰にだろうと十分に伝わると思うが」
「ブフッ!」
「彩葉!!」
俺の突っ込みに酒寄が噴き出しカグヤが怒鳴る
どうやらあの顔でもカグヤは大真面目に怒っていたらしい。あの顔で
「ご、ごめん・・・・・・・・ってこれは私が悪いの?」
「パパ、何で昨日来なかったの?何で電話出なかったの?私パパと海に行くの楽しみにしてたんだけど?」
「・・・・・・・・行かなかったのは元々予定が入ってたから。電話に出なかったのはバッテリー切れ」
「嘘。海に行く日が決まってから予定入れたでしょ」
「・・・・・・・なんでそう言い切れる」
「彩葉がそう言ってた」
「・・・・・・・・酒寄さぁん?」
「・・・・・・・」フイッ
俺が目を向けるとスプーンを口に咥えたまま顔を逸らされた
どうせカグヤに本当の理由を教えて欲しいって強請られたのを断れなかったんだろうなぁこの垂れ目フェチめ
「・・・・・・・・はぁ。お前等みたいな綺麗所と男一人で海なんか行っても気まずくて仕方がねぇんだよ。それと後が怖い」
「き、綺麗所?・・・・・・・・・ヘヘッじゃないっ!!そんなんで誤魔化されないんだからね!?」
「何だお前・・・・・・・・・」
驚いた後に一瞬だけにやけてキレだすカグヤ。相変わらず忙しない奴だなコイツ・・・・・・・・・
「あとそれも嘘だね!!だってパパ、彩葉の事をちゃんとした女の子として見て無いじゃん!!」
「カグヤ?」
「綾紬と諌山がいるだろうが」
「おい」
おっと酒寄から怒気と殺気が・・・・・・・・・・
「カグヤは!?」
「己惚れんな」
「それは流石に酷すぎない!?」
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「・・・・・・・・まぁ真面目な話をするとだ」
俺の言葉にモギャりだしたカグヤを宥めプリンを与えて落ち着かせた後に改めて話を進める
「仮に俺も一緒に海に行ったとしよう。そしたらお前、絶対に配信でその事話すだろ」
「そりゃね?てか今日の配信で言うつもりだったし、パパへの不平不満愚痴配信」
需要何処だよソレ・・・・・・・・
「そしたら折角収まった炎上の火種が再燃しかねないだろうが」
順調にチャンネル登録者数を増やし続けヤチヨカップのランキングを駆け上がっている【かぐや・いろPチャンネル】
現状カグヤの人柄や容姿、歌唱力に・・・・・後はリアクション芸(?)などで人気を博しているこのチャンネルだが決してアンチがいない訳ではない
そしてアンチが騒ぐであろうこのチャンネルの付き入る隙といえばそれは俺の存在だ
「・・・・・・・別に気にする必要なくな~い?あの時だって割とあっさり収まったじゃん」
「あん時のお前はまだ弱小だったろうが。ファン数も少なかったから事が大きくならなかっただけだ」
「ぶー・・・・・・・・」
「それに綾紬と諌山に迷惑が掛かる可能性がある」
どっちかというとこっちの方がメインの理由だ
「非常に・・・・・・ひッじょーに不本意だがお前のチャンネルでの俺の扱いはマジでカグヤの父親か酒寄のホームヘルパーになりつつある」
「誰が要介護者よ」
「だが綾紬と諌山・・・・・【ROKA】と【まみまみ】はあくまでイロPの友人であって俺との接点はほぼほぼ無い」
「彼氏がいる事を公表している諌山は兎も角、綾紬がプライベートで男込みで海に行ったなんてお前の口から言ってみろ・・・・・・・・下手すりゃアイツのチャンネルは修復不可能レベルの大炎上だぞ」
「うっ・・・・・・・・」
綾紬はファン数10万人超えの美容インフルエンサーでその美容に関する知識で多くの女性ファンを獲得しているが決して男性ファンが少ない訳ではない
嫌な言い方にはなるがあの顔の良さで男性ファンがいない訳がなく・・・・・・・・・さらに諌山にも言える事だがカグヤのリークでイロPのリア友だと知られてからはカグヤのチャンネル経由で多くの男性ファンが流入して行ったとかなんとか
女の嫉妬は見苦しいとは良く聞くが男の嫉妬は面倒くさい。ネットだと特にな
「カグヤに配信で言わないようにすると約束させる手もあるが・・・・・・・ぶっちゃけお前の口の堅さに関して俺は全く信用していない。酒寄の昨晩は沢山寝れたと今日は調子が良い並みに信用性が無い」
「さっきからちょくちょく私を刺してくるのはなんなの・・・・・・・・・?」
「むー・・・・・・・・・・じゃあさ」
俺の言葉を聞いて少し考え込んだカグヤが声を上げる
「芦花と真実抜きで私達3人でならいいんだよね!?私達で行けば二人に迷惑掛からないもんね!」
「俺らに迷惑掛けるのは良いのかよ・・・・・・・・・」
俺の突っ込みを無視してカグヤは酒寄の方を見る
「・・・・・・・・何よ」
「いろは~・・・・・・」
「んぐッ!」
「パパと彩葉と三人でお出かけしたいな~・・・・・・・・だぁめ?」
カグヤの涙目+上目遣い+甘えた声のコンボ攻撃!
「ス───────ッ・・・・・・・・・・予定が空いてたら、まぁ」
酒寄に効果抜群だ!
「おいちょろピーてめぇコラ」
「ふふっ、今回はその不名誉な渾名も甘んじて受け入れるわ・・・・・・・・・」
酒寄は死んだ目で乾いた笑いを上げた
酒寄の返事に満足したカグヤは次に俺に標的を定めた
「パパ~・・・・・・・・・」
「俺にそれは通用しねぇぞ」
それが効くのは酒寄家だけだ
「・・・・・・・・・芦花と真実がね、パパが海に来ない事を秘密にしてたお詫びにコラボしてくれるって言ってくれたんだ」
「そりゃ、良かったな?」
原作だと普通に協力という形でコラボしてたと記憶してたがここではそういう形になったのか
「それに彩葉も配信に出てくれるって言ってくれたんだ~」
「・・・・・・は?マジで!?」
余りの驚きに声を上げて酒寄の方を見る
「・・・・・・・・・まぁ、その成り行きっていうか・・・・・・・勢いっていうか・・・・・・・・演奏だけでいいからって・・・・・・・・・・顔隠したアバター着て喋らなくてもいいって言われたから・・・・・・・ハイ」
原作じゃ今以上に協力するくらいの約束でその後のおねだりで渋々とかだった筈だと思ったのだが・・・・・・・・
垂れ目属性に対するチョロ度が上がってんじゃねぇかチョロ寄チョロ葉ァ!!
「・・・・・・・ふふ、死なば諸共よ。アンタも配信に出なさい!」
「それだ!!」
「それだ、じゃねぇんだよ」
そもそもの話、俺が表に出たら炎上するかもって話をしてたんじゃねぇか
「ふっふっふ~♪天才カグヤちゃん閃いちゃいました!」
「・・・・・・・・聞くだけ聞こうじゃないか」
「パパが心配してるのはパパが配信に出る事で炎上してヤチヨカップの順位に影響が出かねないから!そうでしょ?」
「ほぉ、カグヤにしてはちゃんと理解出来てるじゃないか」
「・・・・・・・・馬鹿にしてる?」
「してるしてる」
「そこは!してないって!否定!するとこでしょ!!」
「痛い痛い痛い!悪かった!悪かったから鳩尾に正拳突きは止めろ!!」
片腕で俺のガードを弾きながら的確に突いて来やがるんだが。酒寄とは別ベクトルで格闘のスキルツリー開拓してんじゃねぇよ
「ふんっ!・・・・・・・・それで話は戻すけど要はヤチヨカップの順位に影響しなければ良いって話!つまり──────」
「ヤチヨカップに優勝したらパパには配信に出てもらう!!」
「優勝すれば文句言って来る奴なんてそうそういなくなるでしょ!それに元々今だってパパが出ても問題無いようにじわじわと下地作ってるからね~、ヤチヨカップが終わるころにはパパを『娘さんお父さんをください!』って言われるような立場にしてやんよ!!」
「それはそれで嫌だな・・・・・・・・・」
定番っちゃ定番のコメントだがいざそれを言われる立場になるのはむず痒いというかなんというか・・・・・・・・ただ、まぁ・・・・・・そうだな
「・・・・・・・・分かったよ」
「!!」
「ただしヤチヨカップに優勝した上で俺が出演するという告知を出してもSNSが荒れなかったら、これが条件だ」
「この二つがクリア出来たなら配信だろうが何だろうが出てやろうじゃねぇか」
「ことしつ取ったり!はい録音完了!!今の言葉忘れんなよパパ!!」
「
カグヤはいつの間にか手に持っていた機械を俺に見せながら小躍りを始めた
「ひゃっほう~!!配信と裏工作頑張るぞ~!!」
「聞いちゃいねぇ・・・・・・・・・んだよ?」
ふと横を見るとニヤ付いた顔で俺を見る酒寄の姿
「アンタも何だかんだでカグヤのお願いは断れないじゃないのよ。ねぇチョロ枝さ~ん」
「・・・・・・・こっちは丁寧に丁寧に逃げ道を潰された上でのお願いだろうが。毎度毎度涙目+上目遣いで一発KOで沈んでお願い全部にOK出してる何処ぞのアホと一緒にすんじゃねぇよ」
「くっ!それ言われると何も言えないっ・・・・・・・!」
喜びで小躍りしてるカグヤに悔しそうに床を叩いている酒寄・・・・・・・・良かったな下の部屋に誰も住んでなくて
仮に住んでたら殴り込みに来るレベルで音が響いてるだろうなこれ
まぁ配信で歌って踊ってる時点で今更か・・・・・・・・・・
「あ、パパ!配信は顔出しで内容はパパが考えてね!!あと三人でお出掛けに行くプランも考えておくこと!!分かった!?」
「おい!要望の後だしは卑怯だろうが!!座れ馬鹿!ちゃんと約束の内容を詰め直すぞ!!」
ヤチヨカップが終わって暫くすればカグヤとはお別れ。彼女にとっての再会は8000年後という事になる
・・・・・・・だからまぁ、カグヤがそこまでするのであればそれくらいのお願いは聞いてやらんでもない。そんな感じだ
改めて小説を読み返したら酒寄が着ぐるみ着ての出演は海に行く前だったことを執筆し終えてから知りました
映画の方もそうでしたっけ?記憶があやふやになってきたからまた見返すかな・・・・・・・
あとカグヤの一人称もどっちでしたっけ?小説だと「私」だけど映画だと「かぐや」だったような・・・・・・・
本編終了後の小話(後の展開のネタバレ要素があるかも?)を完結前に載せるのは有り?無し?
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有り!(ネタバレ込みで)
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有り!(でもネタバレはちょっと・・・・)
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無し!(それより本編進行頑張ってくれ)