「酒寄?酒寄なら俺の隣で寝てるよ」芦花「は?」 作:ソリダコ
未だに不意打ち気味に超カグヤ姫verのrayを聞くとうるっと来る今日この頃
歳を取ると涙腺が緩くなって嫌になりますねぇ・・・・・・・
今回はオタ公視点です
出番はそこそこあるしキャラクター性も分かるからラクショーやろって思ってたのに【現在のヤチヨの協力者枠】とか【ワインニキの孫】とか色々な考察が出ていて逆にどう書くのか悩んだんですが・・・・・・・・?
一応事前に言っておきますがこの作品でのオタ公は一般配信者ですのであしからず
─オタ公side─
夜も更け今日中にやるべき一通りの用事を終わらせたある日の事。私は最後に自分宛に来ているDMのチェックを行っていた
忠犬オタ公という名前でツクヨミの公式配信の一つである【NEWS TSUKUYOMI!!】を始めとしたツクヨミ公式のイベント事を担当させて貰っている私は自分で言うのも何だが知名度はかなりある方の配信者だと思っている
それこそ現在行われているヤチヨカップでは運営側に回っているので不参加だが仮に参加していれば登録者数の伸び的に上位に食い込める程だ
それ故に私宛に毎日数多くのDMが届く
案件の依頼に応援メッセージ、知り合いからの連絡やちょっと行き過ぎた告白染みた内容のものまで様々だ
中には私のアンチと思わしき人から来る批判を書き綴ったのもあるが・・・・・・・・まぁそれは置いておこう
「うーむ・・・・・・・・・どうしたものか」
そして私は今モニターに映る一通のDMを見て悩んでいた
夜分に失礼します。私は【かぐやイロPチャンネル】の裏方で色々やっている配信内でパパと呼ばれている者です
カグヤが無名の頃から応援してくださっている上に情報通のオタ公さんなら既にご存じかもしれませんがウチの馬鹿が独断で【かぐや争奪戦KASSEN選手権】なるイベントを開きやがりました
オタ公さんには是非ともこのイベントの件でお力添えしていただきたく、こうして連絡させていただきました
「ま、まさか私宛にカグヤちゃんのパパから直接DMが来るとは・・・・・・・・・・・」
正確には【かぐやイロPチャンネル】のアカウントからなのだが、裏方とはいえ彼(推定)だってその一員なのだから大きな違いは無い
パパ。この名は現在の配信界隈で話題の一つである
ヤチヨカップの開催と同時に現れ現在も物凄い勢いで順位を伸ばし続けている【かぐやイロPチャンネル】
メンバーは絵に描いたような天真爛漫美少女のカグヤとその相棒で狐の着ぐるみを着たイロP、そして裏方担当のパパ
一時期はカグヤちゃんの失言が原因で美少女コンビ(推定)の間に挟まる間男(?)の存在が発覚という事で炎上しかけた事もあったが当時はそこまで知名度が無くカグヤちゃんが純粋無垢すぎたという事もあってそこまで大事にはならなかった
その後も色々とあったのだが・・・・・・・・・最終的にはその過剰な程の炎上に対する危機管理やカグヤちゃんから(恐らく本人の許可無しに)明かされる情報が理由で視聴者からは親しみを込めて(?)【パパ】もしくは【お義父さん】と呼ばれる存在となっている
ちなみにカグヤちゃんからパパの話題が出た時はコメント欄が大量の【パパァ!】で埋まるのがこのチャンネルのお決まりだったりする
「イベントっていうと確か前に配信で言ってたやつだっけ・・・・・・・・・・」
先日行われたソロライブを大成功に収めた【かぐやイロPチャンネル】は新規のファンを数多く獲得した訳だがそれと同時に所謂“厄介なファン”も増えた
配信の投げ銭と共に送られる数多くの求婚コメント。カグヤちゃんもそれとなく躱し続け裏でイロPかパパがコメント削除やブロックをしてもそれは止まらなかった
そこでカグヤちゃんが開催を宣言したのかDMにもあった【かぐや争奪戦KASSEN選手権】
恐らく竹取物語にあるかぐや姫が5人の求婚者に課した難題に掛けているのだろう
どんな内容かは配信が急に終わったために知る事は出来なかった・・・・・・・・が、まぁ恐らく本当にカグヤちゃんが突発的に言ったのでイロPかパパが慌てて止めたのだろう
カグヤちゃんの一ファンとしてどんなイベントになるのか楽しみにしていたのだがどうやら私も一枚噛ませて貰えるらしい
「そうと決まれば早速返事をしなきゃだね~♪」
パパといえば直接会ってやり取りをした事があるのはカグヤちゃんとイロPを除けばイロPの友人であるROKAとまみまみ、後は案件の依頼を出した一部の企業の担当者だけだ*1
他にはソロライブの手配の際にスタッフとのやり取りだが・・・・・・こっちに関しては手配はパパだがその後の対応はイロPがやっていたらしい*2
更に言えばリアルで学校の同級生であるROKAとまみまみは例外としてパパは配信者とのやりとりは断固として断っているとの事で*3
私がコラボのお誘いをした際も対応は基本的にイロPがしてくれた・・・・・・・だが
「だけどコレを機にもしかしたらパパと直接会う事もワンチャン・・・・・・?なぁんてね」
今回は向こうから、しかもあの謎に包まれたパパ*4からのお誘いだ
会うとはいかなくても声だけでも・・・・・・・と思ってもバチは当たらないだろう
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なぁんて考えていた時期が私にもありました
まさか会ってくれるとは・・・・・・・・・・・・・・
雑談の延長で「チャットのみでの会話って今時そうそう無いので新鮮な感じがしますね~」なんて言ったら「もし面倒なら通話でも大丈夫ですよ?気を遣って貰ってすみません」なんて返してくるもんだから調子に乗って「なんならツクヨミで直接会うとかどうです?」なんて冗談半分で言ったらまさかの了承を貰えちゃったよ・・・・・・・・・・
「およ?そんなにソワソワしてどうしたのかにゃ~?」
ツクヨミにログインして最初の空間。とある理由でそこに待機しているとヤチヨが話しかけて来た
正確にはチュートリアルで最初に会うヤチヨと同じらしく、ツクヨミに関して質疑応答してくれるヤチヨの分身ともいえるAIなので本体(?)という訳ではないらしいのだが
・・・・・・・・・・そういえば向こうから話しかけて来るなんて初めてだ。もしかして密かにアップデートでもしたのだろうか?
「いやぁ、実は会えると思って無かった人物とこれから会う約束しててね。本当に予想外だったから柄にもなく緊張しちゃって・・・・・・・・・」
「ほぇ~、あのオタ公が緊張する程の人物だなんて・・・・・・・・・もしかして何処ぞの国のVIPとか?」
「いやいや!そういうタイプの人物じゃないよ・・・・・・・たぶん」
いや、カグヤちゃんからのリークで一般男子高校生という事は判明してるのだがパパが余りにも色々出来過ぎるので彼女が知らない裏の立場というのもワンチャンありそうなのがなんとも・・・・・・・
「たぶん?」
「【かぐやイロPチャンネル】のパパって人なんだけど、徹底的に表に出たがらない人で謎も多くてね~」
「あー・・・・・・・・・」
「ヤチヨ・・・・・・・・・?」
どうしてそんな遠い目を?
「あ、ううん!なんでも無いよ?でもそっかぁオタ公も遂にあの子と会うのか~」
腕を組みながら感慨深そうに頷くヤチヨ
「あれ?ヤチヨはパパの事知ってるんだ─────って当たり前か」
「そりゃぁヤッチョはこのツクヨミの管理人ですから!まぁ個人的に彼の事は初ログインの頃から目を掛けてたんですけど」
「え?それってどういう・・・・・・・・」
「ほら!こうして話してるうちに噂のパパからメッセージが来たみたいだよ?」
私が問い質そうとするもヤチヨが言った通りメッセージの通知が届いた
内容は事前に聞かされていた通りプライベートルームの招待状
これは流石に私とツクヨミ内での店に入れば何かしらの噂になりかねないと思ったパパからの提案だ
私もこれには賛成し場所はパパの方で用意するとの事だったのだが・・・・・・・・どうして部屋主がグルメインフルエンサーのまみまみなんだろうか
いや、リアルでの知り合いなのは知っていたが、まさかこの為にわざわざ借りたのだろうか?
「ま、いっか。それじゃあ行って来るねヤチヨ」
「はーい、いってらっしゃーい!くれぐれもあの子の毒牙に掛からないようにね~♪」
「えっ、ヤチヨそれってどういう──────」
転送用の鳥居に体を通した直後にヤチヨから再び放たれた意味深な言葉にリアクションを返す間も無く私の視界は転送の光に包まれたのであった
パパ、本当にどういった人物なんだ・・・・・・・・・・・
どうしてもキャラが一人でいる時は話の内容が粗筋っぽいというか説明口調というか
個人的にはあまりこういうのは好きじゃないんですけどどうしてもなっちゃうのが悩みどころ・・・・・・
それとオタ公への理解度が低くすぎて口調が不安定なのはご勘弁を・・・・・・
本編終了後の小話(後の展開のネタバレ要素があるかも?)を完結前に載せるのは有り?無し?
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有り!(ネタバレ込みで)
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有り!(でもネタバレはちょっと・・・・)
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無し!(それより本編進行頑張ってくれ)