十番組寮 魔防隊本部
ここでは、総組長の山城恋がエターナルの映像を見返しをしていた。
恋(このエターナルの大技。見返して見て分かった事は、この技を使う時は身につけているマントを外さないと発動できない。そして、マントを外した時に見える身体に身につけている物。まるでテロリストを思わせるわね。そして、その身体に身につけている物にガイアメモリが挿さっていって、最後に腰についているベルトからガイアメモリを抜き取り、それを持っている武器にも差し込み、あの大技を出す事ができるのね。それにしてもこの映像を聞く限り、東八幡は26本のガイアメモリを所持していると言うことになるわ。それだけの数のメモリを扱う程の力を持っている。八雷神と同じくらいの強さと思った方が良いわね)
恋は改めて八幡の強さを考えた。八幡達ミュージアムは、八雷神とは違い自分達と同じ人だ。現世に現れたドーパントになった人は、今までは気絶させる事ができたが、八幡達は一歩間違えたら命を奪ってしまう可能性もある。相手が潔く降伏してくれれば楽だが、そんな事はしないだろう。そうなれば、簡単な戦闘では無くなってしまう。
恋「それにしてもドーパントには色んな姿あるのね。蜂や鳥、象等の動物や植物の様な姿にもなり色々な姿に変えられる」
魔防隊はガイアメモリで色々な姿に変わり、桃の恩恵を受けた女性と、同じくらいの力を得る事は分かった。
恋「けれど1つ気に入らないのがあるわね。この犬の様な姿に変えたドーパント。とっても醜いわね」
そう、山城恋は大の犬好きなのである。自分の好きな犬が、醜いくい姿のドーパントとなり街を暴れているのがどうしても気に食わないのである。それを見た恋は手に力が入り、その場にただならぬオーラが溢れ出てしまう。そしてそのオーラに怯えてしまう銀奈の姿がある。それに気づいた恋はオーラをしまい込む。
恋「ごめんなさい銀奈。ちょっと感情のコントロールを見失ってしまったわ」
銀奈「い、いえ、問題ありません恋様」
恋「そう、なら良かっわ。それじゃあこの情報を各組に回してくれる」
銀奈「は、はい。わかりました」
こうして魔防隊の各組に八幡がガイアメモリを26本も持っている情報が共有された。
一番組
木乃実「総組長によれば風舞希さんの息子さんは、ガイアメモリを26本も持ってついるそうです」
りう「26本もじゃと!?あんな恐ろしいものを大量に扱うとは……なんと恐ろしい」
木乃実「それだけのメモリを扱える力を持っている相手に勝てるのでしょうか」
りう「分からない。じゃが、初めっから諦めるのかい?」
木乃実「そんなつもりはありません!」
りう「うむ、よく言った。それでこそ組長だ!」
木乃実「はい!」
二番組
美羅「総組長から送られてきたこの情報。マジなのかよ…!あの恐ろしいガイアメモリを26本も自在に扱えると言うのかよ。相当厄介だな」
めぐみ「それだけの本数を扱う相手に勝てますかね」
美羅「さぁな…だが、ひよってたら勝てるものも勝てねェよ」
めぐみ「っ!そうっすよね!すみません美羅さん!」
美羅「おう!その意気だ!」
三番組
ベル「そ、そんな…!あんな恐ろしいガイアメモリを26本を扱うなんて……そ、そんな相手に勝てるのかな…?」
五番組
八雲「ふーん、風舞希さんの息子さん。ガイアメモリを26本も持っているらしいの」
カイコ「あんな恐ろしい物をそんなに沢山!?」
八雲「そうらしいよ。正直、八雲さんも驚いているよ」
カイコ「そんな…そんな相手にどうやって勝つのよ」
八雲「分からない。だけど勝たないといけないのは確かだね」
カイコ「そうだね」
六番組
天花「総組長から連絡で、東八幡はガイアメモリを26本も持っている事がわかったよ」
八千穂「26本じゃと!?」
サハラ「そんなに沢山のガイアメモリを持っているんですか!?」
天花「うん、そうみたいだね」
八千穂「八幡…そんなに沢山のガイアメモリを扱える力があるとは…」
サハラ「それだけの数のガイアメモリを持っている相手に勝てるのでしょうか?」
八千穂「分からぬ。じゃが私様達がやらなければ、誰がやるというのじゃ」
サハラ「っ!そ、そうですよね!」
天花「その意気だね」
七番組
京香「総組長から連絡があり、東八幡が持っているガイアメモリの数が26本だとわかった」
優希「に、26本!?」
朱々「そ、そんなに沢山!?」
日万凜「1本でも厄介なのに、それをあの兄は26本も持っているの!?」
京香「ああ、そのようだ」
寧「そ、そんなに沢山持っている相手に勝てるのでしょうか?」
寧はそう口にする。1本でも厄介なのに、それを大量に所持している相手に勝てるのか不安になってしまう。その言葉に組員達の気持ちも伝染してしまう。その場に沈黙が流れる。だけど、その場に口を開く者がいた。
日万凜「でも……そんな気持ちじゃあの兄…いや、バカ兄貴に勝てない」
「「「っ!」」」
京香「ああ、そう通りだ日万凜!よく言ったぞ!」
日万凜「はい!」
優希「日万凜…」
朱々「…ひまりん」
寧「…日万凜さん」
日万凜「みんな!私達がやらないと、ガイアメモリの被害者は増えていくよ!それでも良いの!」
優希「そんなのダメに決まってる!」
朱々「ユッキーの言う通り!私達がやらないと!」
寧「そうですよね!寧は戦闘系の能力ではないですが、寧にできる事があればお手伝いします」
京香「みんなよく言った!私達は全力でミュージアムを止めなくてはならん!」
「「「「はい!」」」」
八番組
ワルワラ「……」
プラチ「組長どうしましたか?」
ワルワラ「先程総組長から連絡あり、内容は東八幡が使うガイアメモリが26本と判明したそうよ」
プラチ「26本!?」
ジェナ「そ、そんなに沢山!?」
プラチ「いくらなんでも持ちすぎよ」
ワルワラ「本当にね」
八幡組も八幡のガイアメモリの所持数に驚きを隠せない状況。それにより八番組の寮には沈黙が流れる。だが、組長であるワルワラは口を開く。
ワルワラ「それでも倒さなくてはいけない相手」
プラチ「そうですね」
ジェナ「ワタシも頑張ります」
九番組
風舞希「先程総組長から連絡がありました」
海桐花「ほう、内容はなんじゃ?」
風舞希「八幡が所持しているガイアメモリの数がわかりました。その数は……26本」
海桐花「なんじゃと!?八幡はそんなに沢山のガイアメモリを持っているというのか!?」
麻衣亜「八幡はそんなに沢山のガイアメモリを…」
誉「めっちゃくちゃな奴だな」
海桐花「その数のガイアメモリの力を使ったのが、あの大技か」
風舞希「そう考えられます」
麻衣亜「…そんな八幡に勝てるのでしょうか」
誉「…麻衣亜」
麻衣亜「八幡とやり直す為に頑張っているつもりです。ですが、あの数のガイアメモリを扱うことのできる八幡に勝てるのでしょうか」
海桐花「確かにのう…1本でも厄介な物を26本を持っている。普通ならそう思えてくる。じゃが、それでは八幡は止められぬぞ!」
風舞希「母様の言う通り。それに麻衣亜、決めたのでしょ?八幡を止めてまたやり直すと」
麻衣亜「海桐花様…母様…」
誉「そうだぜ麻衣亜。私達がやらなくてどうするんだよ」
麻衣亜「誉………そうですわね。申し訳ありません。少し怖気ついてしまいました。ですがもう大丈夫です。絶対に八幡を止めましょう」
海桐花「よく言ったぞ麻衣亜」
風舞希「その意気よ」
こうして、魔防隊は八幡のガイアメモリの所持数に驚きながらも、八幡達を止めることを決意した。
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そしてここは魔都の何処か……
ここでは八雷神が集まっていた。そこでは魔防隊に総攻撃を清めの日を迎えてから攻撃を仕掛けるという紫黒の案と、空折が討たれたから報復する為、早めに仕掛ける雷煉や鳴姫の案が出ている。そんな中、八雷神の1人である若雲が出した案は、紫黒の作戦を進めながら、魔防隊に攻撃を仕掛けるという案だった。だが、仕掛けるのは神奉者達にやらせるということ。
神奉者とは《元》人間達で、人間側を裏切り八雷神側に寝返った者達。彼女達は神から与えられた力で人間を超え桃の能力も向上している。そして、その対価として神の兵隊にならなければならない。
八雷神はその神奉者に魔防隊を攻撃させることにした。のだが……
紫黒「神奉者に魔防隊を攻撃させるのは良いけど、他にも気になる事があるんだよね〜」
若雲「あー、確かゆーえすびーめもりとか言う物に似た物の事ですね」
紫黒「うんうん、それそれ〜」
若雲「現世にいる神奉者達はそれを確か…ガイアメモリとか言ってましたね」
紫黒「ガイア…メモリ?」
若雲「ええ、そしてそれを現世にバラまいている奴らの事を確か……なんでしたっけ?」
若雲はこの八雷神の会議に参加している1人の神奉者に尋ねる。尋ねられた神奉者はすぐに答える。
「ミュージアムです」
若雲「そうそう、ミュージアムです。そのミュージアムはどうやら我々と同じで、魔防隊と敵対関係にあるそうですよ」
紫黒「ふーん。でもさいくら魔防隊と敵対関係でも、こっちの味方って訳じゃ無いよね」
「はい、そうかもしれません」
紫黒「そっか〜。じゃあ、魔防隊はさそのミュージアムの居場所って知ってるの?」
「いえ、それは分かりません。どうやら魔防隊も居場所は知らないようです」
紫黒「そっか…」
「ですが、現世にいる同じ神奉者が、そのミュージアムと取り引きしようとしている人間を見つけたようです。その人間を見張れば、ミュージアムと接触できるかもしれません」
紫黒「そっか。じゃあそっちも任せるよ」
「はい、了解しました」
こうして八雷神の兵隊、神奉者達は魔防隊への攻撃とミュージアムへの接触をすることになった。
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「アタシの標的は
そう口にした人物は下村夢路。こいつは神奉者である前に、《元》魔防隊の七番組組長であった人物。そんな人物が何故、神奉者になったのか。それは、野心が高く、組長より上の地位を目指そうとして、部下に無茶な事ばかりさせて、過労で倒れさせてしまったりしていていた。このままではいけないと思った当時の京香は夢路に無茶指示を出すのはやめてくれと頼み込むも、突き返されてしまう。挙句の果てには実力勝負で決めて、負けた方は大人しく魔防隊を去るという条件を提案される。こう言えば京香も大人しくなるだろうと夢路は思った。だが、その提案に京香は乗ったのだ。そして、2人は決闘を行った。そして勝ったのは京香だった。こうして夢路は魔防隊を去った。その後、八雷神の紫黒と出会い、神奉者になったのだ。
夢路「それと、このガイアメモリっていうのはおもしろいね。人を醜鬼のような見た目にする代物。使用しているのは今のところ全て男か。そして、被害者ほぼ女。はははっ!女に色々と恨みがあるんだな。けど、こんなものがあるだなんて、アタシが魔防隊にいた時には聞いた事なかったね。まぁ、今はそれよりも指示された事をするかね」
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そして、ここは七番組の寮……と似ている場所。この場所は和倉優希の精神の世界。そこには和倉優希と横浜で倒したはずの空折の姿があった。何故、空折が優希の精神の中にいる理由は、空折が優希に
空折「そういえば…ミュージアムだっけ?
優希「なっ!ミュージアムと会ったのか!?」
空折の言葉に驚きを隠せない優希。それもその筈、まさかミュージアムが八雷神と接触したとは思わなかったからだ。
空折「会ったよ〜。会っただけじゃなくて、少しだけど戦ったよ。まぁ、戦ったのは分身だけど」
優希「戦った!?」
空折「うん。でも、すぐにやられちゃったけどね。あの時はまだ美羅の能力を扱いきれなかったからだけどね」
優希「そう…なのか」
まさか、八雷神がミュージアムと接触しただけではなく、戦闘までしていただなんて。
優希「というかなんでミュージアムの事知ってるんだ?」
空折「紫黒姉から聞いてたの。ゆーえすびーめもり…えっと確かガイアメモリだっけ?それを使って醜鬼のような見た目になる物があるって」
優希「まさか八雷神がミュージアムの事知ってるだなんて」
空折「魔防隊ほどじゃないけどね。ガイアメモリの事なんて、なーんにも知らなかったし」
優希「じゃあ、どうやって知ったんだよ」
空折「ん〜?それはここからお前が見ている光景見たからだよ」
優希「なっ!ここから俺の見ている光景が見ることができるのか?」
空折「そうだ。けど、見るだけしかできなけどね」
優希「そう…なのか…っ!」
すると優希の身体だんだん薄くなっていく。それは優希が現実世界で目覚めようとしているという事。
空折「どうやら時間だな。まぁ、私がいた時はこれくらいしか知らなかった。今はどこまで知ってるのか知らないけどね。まっ、せいぜい足掻くことだな」
そう言われると、視界がだんだん白に包まれた後、ゆっくり瞼が開く。見えた光景は見れた天井。七番組の寮の自分の部屋だとわかった。
優希「まさか、八雷神もミュージアムの事を知ってるとは…一応、京香さんに報告しとくか」
その後、空いた時間で優希は精神世界で起きた事を京香に知らせた。
優希「…という訳です」
京香「なるほど…八雷神もミュージアムの事を認識していたのか」
優希「そのようです」
京香「そうか。良い情報を聞き出せたな」
優希「聞き出せたというより、空折自身が話してくれたというか」
京香「そうか…何を思って空折がその情報を言ったのか分からん。だが、この情報は黙っておこう。優希の中に神がいる事も」
優希「わかりました」
京香(まさか、八雷神がミュージアムを認識していたとはな。それだけではなく戦闘までしていたとはな。さっきも優希にも言ったが、これは総組長にはまだ黙っておこう)
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そしてここはミュージアム
八幡「さて、今度取り引きだがどうなってる」
戸塚「大丈夫だよ。きっちりと調べたら、ちゃんと相手に恨みがあったよ」
八幡「そうか。なら、たんまりと金は払ってもらわないとな」
戸塚「そうだね」
こうして、取り引きの準備を進めていた。だが、ミュージアムの取り引きに八雷神の神奉者の影が迫っていることはまだ知らない。
ではまたお会いしましょう。