スリザリンの末裔 ~Silver-Haired Wizard’s Legacy~   作:如月斎

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第2章 第10話 不意打ちと盾/第11話 初戦の行方

 

不意打ちと盾

 

昼下がりのホグワーツの廊下。セドリックは2人の同室の友人たちと談笑しながら、次の授業に向かっていた。笑い声と足音が響く中、窓から差し込む柔らかな光が石床を照らしている。彼はふと足を止める。

 

「次は薬草学だっけ? 今日って何か特別な持ち物ってあったっけ?」

 

確認するように振り返ったその時だった。

 

「《ロコモーター・モルティス(足よ固まれ)》!」

 

突如、曲がり角の影から呪文が放たれた。蒼白い光が一直線にセドリックの足元へと飛んでくる。冷たい魔力の気配が空気を切り裂いた。

 

「《プロテゴ(護れ)》!」

 

反射的に杖を振る。セリクスに教わった通り、明確な意志とともに唱えた防御魔法が、呪文を受け止めて弾き返す。透明な壁に当たって白い魔力が弾け飛び、小さな光の破片が宙に散った。

 

即座に続けて叫んだ。ほとんど無意識だった。まだ成功率の低い魔法を放つ。

 

「《エクスペリアームス(武器よ去れ)》!」

 

きちんと魔法は発動した。鋭く赤い閃光が放たれ、影に潜んでいた2人の手元から杖が吹き飛んだ。カランと乾いた音を立てて杖が床に転がる。モンタギューが「くそっ」と悪態を付き、ブレッチリーが睨みつけるようにセドリックを見た。

 

「……チッ」

 

呪文の主は、やはりスリザリン2年生のマイルズ・ブレッチリーとグラハム・モンタギューだった。ブレッチリーの方は、確かクィディッチ選手だったはずだ。試合前の威嚇か、あるいはただの嫌がらせか。足縛りの術は恒久的な効果はない。こんなことをしても試合には影響はないはずだ。

 

ハッフルパフ生は何故かスリザリン生から見下されている。理不尽な仕打ちにセドリックの胸がツキンと痛んだ。

 

「たかが2年生が、防御魔法と武装解除呪文? 馬鹿な……何故……」

 

ブレッチリーが信じられないといった表情で、苦々しく悪態を付いた。声に驚きと屈辱が滲んでいる。セドリックは静かに息を整えながら言う。

 

「セリクスに……教えてもらってたんだ」

 

その名前を出した途端、ブレッチリーの顔がぐっと歪む。白い細面が屈辱からか赤く滲む。

 

「ゴーント君……。スリザリンの癖に、ハッフルパフなんぞに味方するのか」

 

唇を噛みしめながら吐き捨てるように言う。セリクスはスリザリン生の中でも特異な存在だった。彼は寮だけを見て他人を見下さない。しかしブレッチリーにとっては「同じ寮にいる以上、自分たちの味方をするべき」という勝手な期待があったのだろう。

 

けれどセドリックは、一歩も引かなかった。グレーの瞳が真っ直ぐ相手を見据える。

 

「僕は正々堂々と試合がしたいだけだ。君たちみたいに、不意打ちはしない」

「うるさい! 君に何が分かるんですか!」

「弱虫揃いのハッフルパフが、俺たちスリザリンに勝てると思ってんのかよ!」

 

ブレッチリーとモンタギューが激昂して怒鳴り返してきた。廊下に荒々しい声が響く。何故ここまで言われないといけないのか。セドリックは奥歯を噛み締めて悔しさを抑えた。

 

「ハッフルパフは弱虫なんかじゃない。フェアプレイを重んじる素晴らしいチームだ。訂正してくれ」

 

言葉は静かだったが、強い意志がこもっていた。その時セドリックの友人2人が、杖を構えてブレッチリーたちに決死の視線を向けた。ブレッチリーは更に悔しそうな顔をしたが、分が悪いと感じたのか何も言い返さず杖を拾い上げて足早に立ち去っていく。モンタギューも慌ててその後を追った。

 

「スリザリンらしい卑怯者め……!」

「セドリックに敵わないくせに!!」

 

セドリックの後ろから、友人たちが吐き捨てるように言った。普段少しだけ気弱で、しかし穏やかな彼らがここまで怒るなんて。

 

だがセドリックは、どこか気まずそうな表情を浮かべた。

 

「……」

 

友人たちに迎合することも訂正することもしなかった。ただ一瞬後ろを振り返る。その目に浮かんでいたのは怒りではなく、曖昧な戸惑いだった。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

その日の夕方。図書館の隅にいたセリクスの元へ、セドリックがふらりと現れた。夕日が窓から差し込み、埃が光の中で舞っている。セリクスの隣の椅子に静かに座る。椅子が小さくキシッと鳴った。

 

「ねぇ、ありがとう。《プロテゴ》ほんとに助かったよ」

「……そうか」

 

セリクスは顔を上げずに答えた。だが、ページをめくる手がほんの僅かに止まっているのを、セドリックは見逃さなかった。微かに微笑む。

 

「君らしいなって思ったんだ。僕が試合に出られるようにって、あんなの教えてくれてさ」

「……大したことではない。試合で勝ちたいなら、守護魔法くらい使えるようにしておけ」

「うん。でも、ほんとに助かったよ。ありがとう」

 

セリクスは何も言わず、ただ静かに本へと視線を戻した。その横顔は、少しだけ柔らかく見えた。銀の髪が夕日に照らされて淡く輝いている。

 

セドリックは本も読まず、しばらくにこにことセリクスの整った横顔を眺めていたのだった。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

───セリクス・ゴーント。

 

その名を口にするだけで、誰もが一瞬黙る。スリザリンの2年生にして恐ろしい程魔法が使えて、頭もずば抜けて良くて、口数は少ないのに発言の一つ一つが重い。

 

格が違う。そう、思わされた。

 

でも、同じ寮なんだ。

同じテーブルでご飯を食べて、同じ教室で授業を受けてる。だったら……少しくらい頼ってもいいでしょう?

 

そう思って何度か宿題の答えを訊こうとした。魔法薬の作り方を聞いたりもした。口数の少ない彼に雑談を振ってみた。でも彼は毎回同じだった。

 

「自分で考えた方が身につく」

「基礎を理解していないままやっても意味がない」

「この本を読んでしまいたい。少し静かにしてくれないか」

 

そんなことを言っていつも冷たく断る。まるで僕が何も持っていない面白味のない人間だって突きつけるみたいに。エメラルドの瞳は一瞬こちらを見るだけで、すぐに本へと戻ってしまう。

 

彼が優しい眼差しを向けるのは、セルウィン君とハッフルパフのディゴリーだけ。セルウィン君ならまだ納得出来る。スリザリン生だし、あの純血貴族の聖28一族らしい。

 

でも、じゃあディゴリーは? レイブンクローでもない、ただのハッフルパフだし、大した家柄でもないと思う。あいつと僕の違いはなんだろう。

 

ゴーント君は、スリザリンのはずなのに──僕たちの味方じゃないのか。

 

だんだん腹が立ってきた。上級生や他寮生に舐められないために力が必要だった。彼が駄目なら自分でやるしかない。戦って、勝って、示すしかない。

 

もっともっと。どんな手段でも。勝てばいいんだ。

 

……だけど彼はそれすら遮ってきた。

 

ディゴリーが階段でスッと魔法を跳ね返した時、最初に頭に浮かんだのは「彼が教えたな」って確信だった。喉に何かが詰まった気がした。

 

───なんでハッフルパフなんだ。

なんで僕たちじゃないんだ。

 

怒りと悔しさと、何かよくわからない黒いものが胸の中で渦を巻いていた。爪が手のひらに食い込んでいた。

 

「ゴーント君……。スリザリンの癖に、ハッフルパフなんぞに味方するのか」

 

気付けばそう口をついて出ていた。

 

ディゴリーが正々堂々と言い返した言葉は、正論すぎて何も言えなかった。それより何より、あいつが彼から"真正面から相手されてる"のが腹立たしかった。

 

自分がどれだけ力を振りかざしても、彼の周りには自然に"信頼"が集まってる。自分にはないものばかりだ。

 

彼はそんな自分を見てすらいなかった。

 

悔しかった。情けなかった。

でも、それでも───

 

ほんの一度でいい。

 

彼の目に、自分が映ったらって、そう思ってしまうんだ。

 

 

 

◆ ◆ ◆

 

 

 

初戦の行方

 

11月上旬の冷たい風がホグワーツのクィディッチ競技場を吹き抜けていた。空はどんよりとした曇り空。風は強く、観客席ではローブの裾を押さえながら試合の開始を待つ生徒たちの姿があった。ざわめきと期待の声が混ざり合っている。

 

「やっぱり来てよかった……!」

 

コーウェンは頬を少し紅潮させ、手帳とセリクスから借りた万年筆を手にして最前列に陣取っている。目を輝かせてピッチを見下ろしていた。

 

隣にはセリクスが腕を組んで座っていた。寒風にも怯まず、ただ退屈そうにピッチを見下ろしている。銀の髪が風に揺れている。観戦はコーウェンの誘いに応じて仕方なく来たようなもので、その表情には期待も高揚もなかった。

 

『スリザリン対グリフィンドール、両チームの選手、入場いたします!』

 

マクゴナガル教授の厳粛な合図に続き、リー・ジョーダンの陽気な実況が響く。拡声魔法で声が競技場全体に響き渡った。

 

『えー、今日の試合は風が強くてボールが流されやすくなっております! ビーター諸君、頑張ってください!』

 

ジョーダンが少し皮肉げに続ける。

 

『続いてスリザリン選手入場です! スリザリン、今年も相手を"圧倒"する気満々のようですね〜!』

 

緑のユニフォームに身を包んだスリザリンチームが飛び出してくる。箒が風を切る音。マーカス・フリントとプルヴィス・ヒッグスがチェイサー、テレンス・ヒッグスがシーカー、マイルズ・ブレッチリーがキーパーとして宙に舞い上がった。ほか数名、セリクスとはほぼ面識のない上級生がいる。

 

『そして続いてはグリフィンドールの入場! 赤いユニフォームが眩しいです!』

 

スリザリン以外のスタンドから盛大な拍手が沸き起こった。歓声が波のように押し寄せる。相変わらずグリフィンドールは大人気である──スリザリン以外から。

 

グリフィンドールの選手は、ほとんどセリクスの知らない顔ばかりであった。かろうじて知っているのは同学年のウィーズリーの双子くらいであろうか。あとは全て上級生のようだ。

 

試合開始の笛が鳴り、マダム・フーチの手によってボールが空へと放たれた。甲高い笛の音が風に乗って響く。

 

試合が開始されると、すぐにスリザリンの荒っぽいプレイが目立った。怪我しかねない勢いにセリクスが眉を寄せる。エメラルドの瞳が僅かに細められた。

 

『おっと! スリザリンシーカーのヒッグス、グリフィンドールシーカーに肘鉄! これは明らかなファウルです!』

 

マダム・フーチの笛が鳴り響く。鋭い音が競技場に響いた。

 

「ペナルティ! グリフィンドールボール!」

『酷いプレイだ!!』

 

リーが実況で声を震わせて怒りを露わにする。マクゴナガル教授も眉をひそめていた。

 

セリクスは溜息を一つついた。冷たい息が白く空気に溶けていく。目の前では、スリザリンの上級生ビーターがバットを振るい、ブラッジャーを明らかに危険な角度で弾き返していた。鈍い音が響く。またもやマダム・フーチのホイッスルが鳴る。

 

『スリザリンビーター、またもや危険なプレイ! これで何度目でしょうか!』

 

マダム・フーチもちょくちょく怒りの表情を見せていた。たまに何事か怒鳴っている声もうっすら聞こえてくる。

 

一方、ゴールポストではブレッチリーが難しい顔をしてキーパーを務めている。思いの外大人しく、堅実な守備に徹していた。真剣な眼差しでクアッフルを追っている。

 

「ブレッチリーさ、思ったより……、大人しいね?」

 

隣でコーウェンが意外そうにぽつりと呟いた。手帳にメモを取りながら。セリクスがチラリと覗くと、細かい文字で状況を書き込んでいるようだ。──とてもカラフルだ。

 

「もっとなりふり構わない感じなのかと思ってたな」

「彼なりに考えているのだろう」

 

セリクスが腕を組みながら短く答えた。先日のセドリックの話を聞いてから、少し距離を取っていたのだが、内心でほんの僅かだけ評価を改める。

 

セリクスはちらりとブレッチリーの方を見やる。無表情のままゴールに集中している彼の姿は、確かに他のスリザリン選手たちの荒っぽさとは一線を画していた。

 

試合は混戦となり、特にフレッド&ジョージ・ウィーズリーとスリザリンのビーター2人との争いは白熱していた。両者とも反則ギリギリ、いや、もう明確に(こす)っている。ブラッジャーが空中で激しくぶつかり合う音が響く。

 

『ウィーズリー、見事な反撃! スリザリンビーターも負けじと……これは危険だ!』

「あわわわ……。怪我しちゃいそう。見てて怖いよ……」

「目を(つむ)ってるか?」

「そんなもったいないこと!」

「……どうすればいいんだ」

 

2人が話している間にもどんどん試合が進んでいく。フリントやプルヴィスが見事ゴールを連続で入れて計60点になっていた。スリザリンのスタンドから歓声が上がる。今のところリードしている。応援しているスリザリン生たちのボルテージもどんどん上がってきた。

 

またプルヴィスが素晴らしいゴールを決めた。女子生徒の甲高い悲鳴が響き渡る。そちらの方角に向かってプルヴィスが大きくガッツポーズをすると、更に女子たちのテンションが上がったのが分かった。どうやらモテているらしい。

 

フリントがゴールを決めても黄色い悲鳴は上がらない。悲しい程、現実は残酷である。反対に男の野太い歓声が上がっていた。

 

セリクスの席の近くでモンタギューとワリントンが声を張り上げる。セリクスがそっと耳を押さえた。

 

『あっ! スリザリンシーカー、テレンス・ヒッグスが何かを見つけたようです! すごい急降下だ! あ———!!』

 

スタンドが一瞬静まり返る。全員が息を呑んでヒッグスの動きを追った。風を切る音だけが聞こえる。

 

最終的に、ヒッグスがそのままスニッチをキャッチし、スリザリンが勝利を収めた。金色の小さな球体が彼の手の中で羽ばたきを止める。

 

『スニッチを捕まえた! スリザリン、勝利!! 230対50! ……いやぁ、非常に残念ですが、スリザリンの勝利です!』

『ジョーダン!』

『すみません、教授!』

 

スタンドから歓声が上がる。スリザリン生たちは総立ちで叫び、緑と銀の旗が打ち振られる。旗が風にはためき、歓喜の声が競技場を揺らした。その一方で、他の3寮からは容赦ないブーイングが飛んだ。知ってはいたが嫌われている。

 

「やったー!」

 

コーウェンが大喜びで手帳を振り回していた。薄いブルーの瞳が輝いている。

 

「ヒッグスのスニッチキャッチ、最高だったよ! 圧勝だ!」

 

コーウェンの興奮ぶりに、セリクスも少しだけ口元を緩ませた。スタンドから降りながら、コーウェンは興奮冷めやらぬ様子で話し続けた。木の階段を下る足音が軽やかだ。

 

「ブレッチリーも思ったより冷静だったし、ヒッグスの飛行技術もすごかった!」

「そうだな」

 

セリクスは短く相槌を打ちながら、友人の喜ぶ姿を静かに見守っていた。セリクスはゆっくりと組んでいた腕をほどき、ちらりとコーウェンを見た。彼の薄いブルーの瞳は少年のように輝き、風で乱れた髪を気にもせず喜びを噛みしめている。顔を上気させて、寒さも忘れているようだ。

 

「……まあ、君が満足ならそれでいい」

 

ぼそりと漏らした声は、風の中に溶けていった。幸いコーウェンには届かなかったようだ。セリクスはクィディッチそのものには興味がないが、友人の幸せそうな顔を見ることは、悪くないと思った。

 

その日のスリザリンの談話室は夜遅くまで賑やかな声がやまなかった。暖炉の火が激しく揺れ、笑い声と歓声が響いている。スリザリンの勝利の夜は、こうして更けていったのだった。

 

 

 

 

 




【あとがき】
マイルズ・ブレッチリーは、原作ではほぼ名前しか出ないモブキャラ・オブ・モブキャラです。なので色々と創作し放題でした。
キャラ立てするために敬語ガリ勉眼鏡にしましたが、多分原作のブレッチリーは違う気がします(´▽`) '` '` '`
作中に出てくる《ロコモーター・モルティス》は、原作でドラコがネビルに仕掛けた悪戯魔法ですね。あれを掛けたとしてもすぐ解呪出来ちゃうので、試合に出られなくするという目的は達成出来ないんですが、そこはまぁ子供の浅知恵ということで( ̄▽ ̄;)

セドリックの後ろにいた友人たちですが、一応オリキャラ設定は考えています。そのうち登場します。ちなみにセドリックは5人部屋で、仲の良い同寮の友人は4人ほどいる設定です。あとはお喋りしたり挨拶したりする軽い友人や、彼の人当たりや顔の良さでキャーキャー言う人たちもたくさんいるんじゃないかなー?(適当。゚(ノ∀`)゚。)

初めてクィディッチの試合を描写したんですが、めちゃくちゃ難しかったです。臨場感ってどこで売ってますか?
原作によると、ハリーが入学する前年度のスリザリン対グリフィンドール戦はグリフィンドールが惨敗したっぽいので、その通りにしてみました。
(あれですね、チャーリーが7年生でシーカー引退しちゃったからですね……)
ただ、多分試合日程は違う気がします。ふわっと読んでいただけると嬉しいです( ̄▽ ̄;)

プルヴィス君大活躍。弟のテレンス・ヒッグスをもっと大人っぽくしたイメージなので、イケメンでクィディッチ選手でモテています。マーカス・フリントとの格差がえぐい……。フリント、強く生きろ。

1年生編で試合の話がなかったのは、おそらくコーウェンが応援に行きたがっても、セリクスを引っ張り出せなかったからでしょう。
2年生になって2人の関係が深まったことで、セリクスも大人しく付き合ってくれたんじゃないかなーと。
(クィディッチ試合を書くのを忘れていたなんて、そんなそんなハハハ)

ちなみにブレッチリーは、嫌がらせの後でセリクスにさり気なく避けられて大ショックを受けてます。
心を入れ替えて良い人になったわけではありませんが、どうやらアプローチ方法を変えることにしたようです。
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