たぶん、これで最後です。
あんまり内容な変わっていませんが、もう少しコンパクトに纏めました。
そして、終盤にモンハン世界での主人公の生態記録を追加しました。
放つ特大の咆哮。
この胸の高鳴りを表すように。
俺と言う存在をキヴォトスに誇示するように……。
咆える。
咆える。
咆える。
溶岩の沸き立つ音も。
氷塊が崩れ落ちる音も。
吹き付ける風の音でさえ掻き消し、場を支配する。
何十年も前……。
人間だった頃に画面越しで見ていた世界。
それが今、目の前に。
……ああ、楽しみで仕方がない!
新たな世界。
新たな出会い。
そして、新たな闘争。
ブラキディオスとして生きた数十年。
前世の記憶を薄れさせるには充分過ぎるほどだ。
……もう原作なんて殆ど覚えちゃいない。
勿論、キヴォトスは厄ネタ満載。
些細な選択を誤るだけで歯車が狂う危うい世界だと分かってはいるんだ。
だが……。
……もう止まらんよ。
流れ始めたエネルギーと同じだ。
俺がこの場にいる時点ですでに手遅れ。
原作との乖離は免れない。
そしてなにより……。
……生きるってそんなもんだろ?
先の見えない暗闇の中、命懸けで足掻き進む。
何が起こるかなんて誰も分かっちゃいねぇ。
千変万化で。
予測不能。
だからこそ刺激的で面白い。
それなのに……。
バタフライエフェクトォ?
原作崩壊ィ?
上等だ。
むしろ、その方が面白い。
紡いでいこうじゃねぇか……。
……俺の
高らかに宣言する。
咆哮と共に……。
キヴォトス全土へと響き渡るように。
******
宣言も程々に……。
手始めに身体の確認を行う。
大きさは……変わってはなさそうだ。
だが……密度が増している?
目視、そして実際に動かす。
その繰り返し……。
元から感覚的には分かってはいた。
自分の身体なのだから当然、息をするように動かすことも出来る。
しかし、百聞は一見に如かず。
百見は一触に如かず。
目で見て、実際に動かしてこそ気付くものもある。
甲殻は、変わらず血のような赤暗色。
だが、更にメタリック感が増したな。
そして、目に着くのは……。
身体全体に広がる白い線模様。
『白』と言えば……。
……やっぱ祖龍の仕業か?
そう連想する。
因子がどうのって言ってた気がするし……。
まあ、何であれ以前とは別次元に硬くなっている事には変わりはない。
深く考えても無駄というものか。
頭殻と左腕は復活。
右腕ともども更に強靭に……。
頭殻や拳に付着している粘菌は深紅に発光。
まるで陽炎のように、煌々と立ち昇っている。
活性化、不活性化、移動……。
息をするかのように動かせる。
もう、身体の一部だと言わんばかりに……。
……思えば長い付き合いだな。
幼体の頃から共生し始めた粘菌。
遂にこの段階まで来たかと感慨深さすら感じる。
胸に目を向ける。
俺の身体で一番の変化。
……胸に刺さった太刀。
断言する。
最後の攻防で叩き込まれた……あの太刀だ。
柄が胸から突き出るような形で存在している。
痛みもない、違和感すらない。
身体が異物として認識していない。
だが、忘れもしない……この気配。
……オイオイ! ワクワク止まらねぇなァ!
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ハンターノートより抜粋。
ブラキディオス(主人公)
体長20m、体高7m(最大金冠ぐらい)
<生態・特徴>
地底火山周辺に縄張りを構える大型のブラキディオス。
赤黒く金属光沢を放つ甲殻、同種よりも発達した腕部が特徴。
気性は温厚。
こちらからの手を出しや縄張りを過度に荒らさない限り基本的には襲ってこない。
しかし、歴戦のモンスターや古龍にさえ殴り込みをかけるなど苛烈さも併せ持つ。
常に縄張りを徘徊しており、治安維持的な行動も確認される。
他のモンスターにも比較的寛容であり、ブラキディオスを中心とした集団が形成されている。
氷海や孤島など別地域での目撃証言も多数あげられており、地中や水中を移動していると考えられる。
尚、ブラキディオス不在時は、グラビモスやウラガンキン、リオレウスなどが縄張りの管理を行っている模様。
因果関係は不明。
更には古龍テオ.テスカトルと行動を共にしていたという報告も……。
異常に知能が高い。
狩った獲物を火で炙り料理染みた事をする。
実際、ガーグァの卵で目玉焼きを作る姿が目撃されている。
極めて特異であるため
・嵐鎮めし雷狼。
・地ならしの巨獣。
に次ぐ3例目になり得るとして調査が続けられている。
<戦闘能力>
討伐に赴き生きて帰ったものはいないため詳細不明。
古龍観測隊によると、凄まじい身体能力と同種よりも高威力な粘菌を扱い、独特なステップを刻むという。
<現状>
大陸トップクラスのハンターが討伐に赴いたが行方不明、ブラキディオスも姿を眩ませている。
争った痕跡は確認できたものの、どちらの死体も発見されていない。
同時期に地底火山で高エネルギー反応を検知。
各地のモンスターたちが触発され移動を開始。
ギルドはその対応に追われている。
※地底火山周辺が立ち入り禁止区域になる可能性あり。
設定は後々追加していくかも。
キヴォトス入国後の主人公スペックはまた後日。
読み返してたら、無理に喋らせなくても、『共鳴』みたいので伝えたい相手にだけ意思を伝えらば良くね?という案が沸いて来たので書き直してました。