突然ですが、執筆するにあたって一番ムズイ部分ってなんだと思います?
色々あると思いますが、僕個人としては導入部分が一番ムズイと思うんですよ。
つまり何が言いたいかと言うと、とんでもない難産でした。
そして、上手く書けている自信がない……。
放つ特大の咆哮。
この胸の高鳴りを表すように。
俺と言う存在をキヴォトスに誇示するように……。
咆える。
咆える。
咆える。
溶岩の沸き立つ音も。
氷塊が崩れ落ちる音も。
吹き付ける風の音でさえ掻き消し、場を支配する。
新たな世界。
新たな出会い。
そして、新たな闘争。
……ああ、楽しみで仕方がない!
有り得るかもしれない未来に思いを馳せる。
それと同時に……。
ブルアカに関する記憶を引っ張り出していく。
ブルーアーカイブ。
魅力的な生徒達、独特の世界観、そして重厚なストーリーが売りの人気ゲーム。
言わずもがな俺も、ブルアカに魅せられたうちの1人だった。
しかし……。
……思い出せんなぁ。
悲しいかな。
ブラキディオスとして生きた数十年は……。
そんな記憶を忘れてしまうのに充分過ぎるほど長い。
ぶっちゃけ思い出せたのは……。
章タイトル。
順番。
主要キャラ。
特に印象に残っているシーン幾つか。
キッカケがあれば思い出せるかもしれないが……。
今のところ望みは薄い。
そんな事実に直面し……。
俺は不敵な笑みを浮かべる。
この世界が原作通りに進むという確証はどこにもないが……。
なり得るかもしれない可能性の1つを知れただけでもお釣りがくる。
もちろん、キヴォトスは厄ネタ満載であること。
些細な選択を誤るだけで歯車が狂う危うい世界だと理解はしている。
だが!
俺がこの場にいる時点ですでに手遅れ。
もう止まらんよ。
流れ始めたエネルギーと同じだ。
それに……。
……そもそも生きるってそんなもんだろ?
先の見えない暗闇の中、命懸けで足掻き進む。
何が起こるかなんて誰も分かっちゃいねぇ。
千変万化で。
予測不能。
だからこそ生きるってのは刺激的で面白い。
それなのに……。
バタフライエフェクトォ?
原作崩壊ィ?
くっだらねぇ!
そんなもん気にするだけ無駄だ。
選択肢を狭める障害にしかなり得ない。
……俺はただ進むだけだ。
気の赴くままに、面白おかしく、全力でなァ!
そんな訳で、方針は決まった。
後は行動を起こすだけ、といきたいところだが……。
そうは問屋が卸さない。
俺には確認しなければいけないことがある。
逸る気持ちを……。
グッと押さえる。
何よりも大切な……。
俺が生きるうえでの基盤と言っても良い。
そう、俺の状態についてだ。
俺の身体は前とは別物に変異してしまった。
ならば、しっかりと確認しなければなるまい。
浮かれて基礎を怠れば、滅ぶが理。
それは何であろうと当て嵌まる。
そしてなにより、その方が……。
更に楽しめるのだから。
大自然に揉まれた結果、主人公は思考がぶっ飛んでいます。
どうでしたかね?
良い案が思いつき次第、編集していくかもしれません。