仮面ライダーデストロイディケイド   作:極王ゴット

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プロローグ

2人の男が戦っている。

救世主と破壊の力を纏いし最強の2人……

 

ゴット「壊羅‼︎悲しみや絶望のほかに!得たものはなかったのか!?全てを滅ぼすって言うその怒りと憎しみのの選択が!お前の全部だったのか!?」

 

壊羅「ああ、そうだ!弱さに痛みしか与えない世界!強なるしかほかになかった世界を俺は憎んだ!だが!今!その全てを滅ぼす力に手が届く!極王!貴様を超えた先に!」

 

ゴット「超えさせない!超えちゃならない!壊羅!それがお前にとっての俺だ!!!」

 

1人は強者が弱者を蹂躙する世界を憎んだ。故に自らの弱さをも憎み、誰よりも強くなろうとした。

滅王壊羅___矛盾に満ちた怒りを具現化したその姿は、禍々しき漆黒の破壊者、ロードデストロイ!

 

1人は理由なき悪意に翻弄世界の間で悩み続けた。故にその身を捧げ誰も彼も守り抜こうとした。

極王ゴット___純粋な思いを照らし返し様々な英雄の想いを継承したその姿は、眩い虹の輝き、仮面ライダーインフィニットディケイドフォーエバー

 

壊羅の放つ熾烈な攻撃を逃げず真正面から受け止めるゴット。壊羅はゴットが扱うレジェンドライダーの力を正面から打ち砕きゴットを圧倒していく。2人の戦いはすでに人の目にはとらえられず打ち合わせた剣が周りのものを全て塵へと変えていく。

お互いの信念と人類の未来を賭けた死闘。

持てるもの全てを駆使し、視力の限りを尽くして、もはや魂と魂のぶつかり合いがあるのみだ。

だがどんな物語にも終わりはある。この戦いにも決着は訪れる。

 

壊羅「これで……終わりだ…!極王…!」

 

壊羅はゴットに向けてデストグリャムを振り下ろす。

 

ゴット「それでも……うっ!あ……俺は……」

 

その刃をレジェンドレガシーブレイカーで受け止めるゴット。互いの力が入り込みデストグリャムは完全に壊れレジェンドレガシーブレイカーの刃が折れる。

そのまま折れたレジェンドレガシーブレイカーを壊羅めがけて突き出す。

 

ゴット「うおおおおおおおおお!」

 

折れた剣が、ゴットの最後の一撃が、壊羅を貫いた!

勝敗は、決したのだ!

 

未来を勝ち取った男は、極王ゴットは涙を流す。

息も絶え絶えな敵を、滅王壊羅をその腕に抱きながら。

 

壊羅「……何故泣く?」

 

ゴット「泣いていいんだ……それが俺の……弱さだとしても……拒まない……俺は自分も……他のみんなの弱さも受け入れて……前に進む!」

 

答えるゴットの胸を、壊羅の拳が叩く。

その口元には僅かに微笑みが浮かんでいた。

 

壊羅「お前は……本当に、強い…!」

 

それが究極の果実を手に掴もうとした男の最後だった。

しかし男の人生は終わらない、彼は生まれ変わる。

生まれ変わった先に彼が見るものとは……一体なんなんだろうか?……

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