アルセウス様。私の知ってるカントーじゃないです 作:静かなるモアイ
「どうして……こんな目に…」
ホワイトからはYouTuber事務所と完全に思われている武装組織エクスプローラーズ。そんなエクスプローラーズのメンバーの1人であるサニーゴ…げふんげふん!!サンゴは涙を流し、自爆するタイミングすらなく粉砕されてお目目をグルグルと回して完全KOとなったオニゴーリの側に座り込む。彼女は別にアメジオ様が「こいつらは堅気の人なんて気にせずに事を起こすぞ」と食券と引き換えに売ったスピネルと違って、プライベートでニビシティ名物 温泉プリンを買いに来ただけだった。
温泉プリンとは!!ニビシティが温泉街に成ってから町起こしの為に開発された限定デザートであり!!滑らかな舌触り!!ちょうど良い甘さ!!温泉のミネラルがたっぷり配合のプリンなのだ!!しかし…人を呼ぶためか期間限定であり、入手は困難。その本日最後の温泉プリンを巡り、サンゴの目の前では…
「Muscle!!」
夏油スグリがアローラで捕まえた筋肉の化身!!そのポケモンは
「アギャッス!!」
マッシブーンと対峙するのはホワイトが誇る格闘タイプ!!ドラゴン・格闘の複合タイプであり、アローラ地方でホワイトが発見したミイラ化石から完全復元蘇生されたジュラ紀のファイター コライドン!!
コライドンの右蹴りが飛んでくるが、マッシブーンは払い除けて左の拳を放つ。しかし、コライドンは身体を捻って避けつつ…回避と同時に返しの左の拳を放つ!!
「コライドン!!ガイアインパクト!!」
「マッシブーン!!ビックビート!!」
大地の気を纏い、コライドンが突っ込む。対峙するマッシブーンは身体を捻り…力を貯めて渾身の右ストレートを放つ!!お互いに激突した結果、衝撃波が吹き荒れて野次馬と成っていた観光客とサンゴは…
「ぐぁぁぁあ!!」
「びゃぁぁぁぁあ!!」
「ひんぎゃぁぁぁあ!!」
吹き飛んでしまった。
「いや、プリン1つの為に、なにリーグ本戦顔負けのバトル繰り広げているのぉぉ!!」
「「「激しくどうい!!」」」
ポケモンセンターニビシティ支店の隣に作られた、バトルコートの観客席でミヅキちゃんの悲鳴が響き、野次馬の皆さんもミヅキちゃんのツッコミに頷いた。
まあ、野次馬の皆さんはプリン争奪戦とは言え…タダでリーグ本戦真っ青のホワイトVSスグリのバトルを見れたのでよしとしよう。
だが、そのバトルは突如として終わりを迎える。
「ところでミカン先生、リコ。会長達が奪い合ってるプリンありますよね?」
「大丈夫!プリンはキンキンに冷してます!!ですね、リコ!」
「はい!!ミカン先生!!プリンはキンキンに冷えてますよ!!ね?アマルス?」
「アマ~」
最後の温泉プリンはリコ達が預かっており、リコの側にはミヅキちゃんから譲ってもらった化石…ヒレの化石から蘇生し、リコの新たなパートナーとなったアマルスの姿があった。えっ?アニメと手持ちが違うって?リコはライボルに入らないから問題ナッシング!!なんならサトシはミュウツー・マサラの姿を従えてるぞ!!
アマルス。化石ポケモンでも珍しく、ミイラ化石以外で完全な蘇生が出来るポケモンの1つである。と言うのも、アマルスおよびその進化形のアマルルガは氷山や永久凍土で確認されており、なんならガラル地方の一部では生存も確認されている。遺伝子情報もバッチリで、化石の一部から完全に蘇生できるのだ。科学の力ってすげー!!
そんなアマルスのお陰でプリンはキンキンに冷えて、食べ頃をキープできている。しかし、そんなアマルスを嫉妬の目でニャオハが見ているのは内緒だ。
だが、その時だった。アマルスが勝者の為に食べ頃に冷していた温泉プリンに魔の手が指し伸ばされる!!その魔の手はピンク色であり、アマルスとリコそしてアマルスに嫉妬の視線を向けていたニャオハが反応するより早く、温泉プリンを奪い去ってしまった。
「あれ?プリンが…」
「もらいっピ!!」
その声が聞こえ、リコ達は声の方を見る。そこには体長1メートルを越える巨大なピッピが温泉プリンを右手に持ち立っていた。本来、ピッピは体長約60センチなのだが、そのピッピはメタボなのか…上にも横にもでかかった!!
「なんか、でかくて喋るピッピがでたぁぁ!?」
そのピッピを見てミヅキちゃんは叫ぶが、ピッピは温泉プリンの封を切り…驚異的な肺活量で吸い込むように温泉プリンを吸いだして食べてしまった。いや、飲んでしまった。
「じゅるん!!やっぱり、温泉プリンはうまいっピ!!」
「おい、ピッピさん!!先に行かないでくれよ!」
と、そこに私服姿のフリードが肩に船長のような帽子を被ったピカチュウを肩に乗せて、現れた。
どうやらフリードはフィールドワークを諦めきれず、電車を使って2~3時間遅れてセキエイ学園からニビシティにやってきたようだ。
「おい…BMI数値が悪化を辿るメタボ。なにしてやがるのかな?」
「Muscle」
しかし!!プリンを取られたことでぶちギレた夏油スグリとマッシブーンがピッピの背後に立つ!!
「ゲゲ!?スグリだっピ!?僕は誰も食べないプリンを食べただけだっピ!!」
「やあ、ギエピー…」
そしてピッピの逃げ道を無くすように、ホワイトとコライドンがピッピの前に立つ。そして余談だが、ホワイトはそのピッピをギエピーと呼んだ。
「「ギエピー?」」
「あのピッピの渾名です。ギエピーはギエピーなので、他のピッピに失礼なので、ギエピーと呼びましょう!」
ギエピーという言葉の意味を教えてくれたミカン先生。
「ちなみにギエピーはポケモンマスター レッドのポケモンですよ」
「「ポケモンマスターのポケモンだったの!?」」
そしてギエピーはポケモンマスター レッドのポケモンだったのだ!!
前門のコライドン!!後門のマッシブーン!!2人の筋肉に挟まれたギエピー!!逃げることは出来ない、戦うことは出来るが…ギエピーは間違いなく、この2人にボコボコにされてしまう。
「逃げるんだよぉぉぉぉぉ!!スモーキー!!」
ギエピー!!逃走を開始!!
「アイツ、逃げやがったぞ!!ここにスモーキー居ないのに、スモーキーの名前を呼んで!!」
逃げ足はいっちょまえのギャグポケモン!!だが、そこにもう1人…ギエピーを粉砕する人物が加勢する。
「コゼット!!BattleStandby!!」
「はい、マエストロ」
マッシブーンとコライドンのMuscleバトルを見学していたコゼットが、リアクティブモードからアクティブモードに変身し、右手に持ったブレードライフルをブレードモードにし、鋒をギエピーに向ける。すると、刀身が展開して莫大なエネルギーが溢れだす。
「権能 パルキア限定行使。
そして解き放たれる空間断裂を引き起こす極太真っ赤なビームが、空間と大地を抉りながら突き進み…直撃を受けたギエピーは…
「ギョエピィィィィィ!!」
9,999×10の大ダメージを受けて、粉砕された。
安定のギエピーであった!
ミヅキちゃんのメタモンの進路
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君のスタンドはスタープラチナ!!
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ボルメテウスホワイトドラゴン
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ワムゥ!
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リオレウス
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ミヅキちゃん「マトモな姿覚えて!!」
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日替りハジケで!!