気分転換に書き始めます。伸びたら続きます。
突然だけどBLEACHの市丸ギンっていいよね。
心に決めた女の子のために自分を極限まで犠牲にする姿勢といい、飄々とした表情の内には熱い思いもあって、何より顔もいい、そして糸目だ…。
「だからウチは市丸ギンが好きなんよね」
『はぁ…今まで何十回聞いてきたし、そらわかるわ』
日課となっているいつもと変わらない、寝る前の彼との通話をしている私、
彼との始まりはそう、初々しい桜の舞う季節だった…。
いや、紅葉の綺麗な秋だったような…。
初雪の残る冬だった気もする………。
そういえば、いつのまにか仲良く遊んでたんよね。達人クンめっちゃおもろいから、すぐ仲良くなった気がするわ。
まぁええわ…。そんなこんなで達人クンとは、地元の居合い斬りを習う剣道場では、互いに負け知らずのマイベストフレンドということなんやな、ちなみに付き合ってへんよ………まだ…。
『せや、俺んとこの道場にボーダーとか言う人達が明日来るらしくて、出来るだけ全員集めるように言われてるんやけど、白ちゃんも来れるんやろ?』
前々から聞いてたけど、異星人なる怪物と戦う組織の隊員としてスカウトがあるかもって事でウチの通ってる道場にそのボーダーの職員さんがくるらしく、実はめっちゃ楽しみにしてたんよね。
だって異星人の怪物ってようは
「ええ、モデルの仕事も明日は空けてるから行かせてもらいますよ」
確か高校上がりたてに興味本位で東京の原宿とかに出かけて、その辺うろちょろしてたら「お姉さん可愛いね」ってモデルにスカウトされて、あれよあれよと、そこそこな頻度でモデルのお仕事をすることになってるんよ。
ここだけの話な、剣だけ振っていたい人生やったわ………。嘘、漫画とかアニメもちょっと嗜みたいわ。やっぱり、可愛い服とか結構着れておもろいから、やっぱりモデルの仕事も。
でもこんな機会そうそう無いやろうって事で、マネージャーに明日のスケジュール空けてもらってるんよね、抜かりないわ。
それで今日は早く寝るって事で、達人クンとの通話はいつもより早めに終わったんやけど、まぁ楽しみにしてたら寝不足になるよね。
となると必然的に寝坊して遅刻するよね。
それにボーダーのスカウトが来る日って集まりやすくするために土曜日だったんよね。
それにこの日は朝からの稽古なんよ…。それでウチが道場に行ったの何時やと思う?………13時や。
いやー来た時はもうボーダーの役員の人が撤収しようかってところやったから、本当に危なかったわ。まぁ案の定達人クンのお爺ちゃんには、遅刻が原因で後からめっちゃ怒られたんやけどね。普段は温厚なんやけど、あの人怒ると座禅で罪の重さを感じさせてくるから、めちゃくちゃ怖いねん…。
それで独特なサングラスをつけた若いボーダー隊員らしい人の話で、一応適性を検査するってことになって、なんかMRIの機械みたいなものに通されて、要約すると「即戦力だからボーダーに来てくれ」って言われて、どうやら達人クンも同じような感じだったらしく、彼の方は稽古の風景から即採用とのことだったけど、同じように機械に通されてそちらでも文句なしだったようなんよね…。
やっぱりウチら地元じゃ負け知らずなんやな。
しかしスカウトに来た職員さん、やけに若いように感じたわ。独特なサングラスもしてたし、サングラス越しでも顔の向きで分かるくらい視線がウチの胸とかお尻とか太ももに集中してたような気もする…。もしかしなくても学生さんだったかもしれん。ボーダーって人手不足なんやな…。
ボーダーのスカウトから一ヶ月ほど過ぎた今日、新幹線に揺られて来たのは三門市。ここがボーダーって組織がある街で、ビルはあるけど遠くに山も見える一部のどかな良いところ。
実家のある京都に似てはるねぇ…まぁ京都の方がいいところやけどな。
そして一際大きな建物がボーダー本部らしい、まぁ言っちゃ悪いけどデカい豆腐のような質素な作りとなっているね。
私設組織のような枠組みだから外観は度外視の機能性全振りって感じなんやろな。
それであれよあれよとボーダー入隊試験に通されて、でっかい虚のようなバケモン*1に刀で向かって行って撃墜速度を計測する試験をすることになって………え?めちゃくちゃ速度早ない?これ、ホントに測定出来てる?。
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◆◆◆
十二月十八日、遠征から帰還したA級精鋭部隊はボーダー本部にて遠征の報告と、その成果の確認をしていた。
そこに並ぶのはA級二位冬島隊No.1スナイパー当馬勇、A級三位風間隊No.2アタッカー風間蒼也、そしてA級一位太刀川隊No.1アタッカー太刀川慶。
そして彼らには帰還して早々城戸司令よりある任務が下されることになる。玉狛支部に存在する、ある黒トリガーの確保である。
時間的猶予はある任務だが、No.1アタッカー太刀川の一言で帰還したその日の夜作戦を決行するに至る。
「仮に玉狛支部からの応戦があることを考慮し、太刀川隊、風間隊、冬島隊、三輪隊に加え、こちらから現在出せる最大戦力を投入することにする。入ってきたまえ」
部屋の扉がガチャリと音を立て開けられ、入室してくるのは白の和服ベースの隊服に目立つ白髪のショートカット、飄々としてどこか胡散臭さを感じる女性が手を振りながら現れた。
「どうも〜特例S級隊員、市丸 白ちゃんです〜」
「市丸…S級の彼女が同行するのですか?」
驚愕の声を出すのは風間であるが、他の面々も同様の感情を持っていた。その顔には「大人げない」といった引きつり気味の表情をしている。
「黒トリガー確保に出るのだ、こちらからもS級を出した方が確実だろう」
「いやぁ、市丸が出るなら俺は出なくていいんじゃないんですか、城戸司令?制圧だろうと、
城戸司令の声に頭を掻きながら太刀川は答える。
「一応確認しますが、玉狛支部の殲滅ではなく、あくまで黒トリガーの確保なんですよね?」
風間も聞き間違いの可能性を考慮して、手を少し上げ城戸司令に確認する。
「え、風間さん殲滅って酷くないですか?ウチのこと、そない冷血な人やと思うてたんですか?」
「いやでも市丸さんの能力を考えたら、その意見が出ても仕方がないと思うぜ?」
当馬は両手を頭の後ろで組み、飄々と風間のフォローをする。
「当馬くんも酷ない?」
城戸司令に最大戦力として呼ばれたはずの市丸は、何故か遠征部隊達に弄られていた。
◆◆◆
時刻は夜、警戒区域にてバッグワームを身に纏い、颯爽と走るのは城戸司令から課せられた任務を遂行しようと動き出した太刀川隊、風間隊、三輪隊、冬島隊の当馬、そして少し後ろに単独の市丸が続く。
「太刀川さんお久しぶり。みんなお揃いでどちらまで?」
そこに一人の男が立ちはだかる。それは実力派エリート、S級隊員、迅 悠一だった。
「こんなところで待ち構えてたってことは、俺たちの目的もわかってるわけだ」
先頭を走っていた太刀川が、足を止めて迅の言葉に応じる。
「うちの隊員にちょっかい出しに来たんだろ?最近玉狛の後輩たちはかなりいい感じだから、ジャマしないで欲しんだけど」
「そりゃ無理だ…と言ったら?」
「その場合は仕方がない、実力派エリートとして可愛い後輩を守んなきゃいけないな」
剣呑な雰囲気が太刀川と迅の間に走る。しかし一人の女性はその雰囲気を壊すかのように間に割って入ってきた。
「
市丸はあくまで笑顔を崩さないでいるが、その目は笑ってなく、見る人によっては腰を抜かすほどの凄みを出していた。
「はは…市丸さんが来る未来か…。これは城戸司令も本気で攻めてきたな」
「迅くんは同じS級のウチがやっとくから、太刀川くん達は玉狛行っとき…。迅くんの狙いはウチらの足止めやと思うから、このまま問答繰り返してたら迅くんの思う壺や」
市丸はバッグワームを解除し納刀してある刀、
「嵐山隊、現着した。忍田本部長の命により、玉狛支部に加勢する!」
S級隊員、迅 悠一に加え、防衛部隊の要であるA級部隊の嵐山隊が、戦線に参加した。
「あら、増援かいな。まぁ何人居ようが関係あらへんよ…射殺せ_」
市丸が居合い斬りの構えをするため前傾姿勢を取ろうとした瞬間、小脇にある薄暗い横道から市丸目掛けて飛ぶ斬撃である、旋空孤月が
市丸は和服の裾を掠めながら、ギリギリのところでその斬撃を回避し距離を取ると、路地から現れた弧月を振り下ろした下手人に、市丸は目を向ける。
「…迅くんも嵐山くんも人が悪いわ。呼んでるなら、早う言うてほしいわ…そう思わん?達人クン」
市丸の前には、アタッカー
お疲れ様でした。
市丸ちゃんは、市丸ギンと名前と糸目部分が似ているだけの別人。
歳は原作時点で二十歳、イコさんの一つ上。副作用持ち。
プロポーションは大体、松本乱菊。モデルと言っても多分グラビアも多い。
イコさんと、彼氏彼女みたいな距離感なのに、本人達は付き合っていないと思ってるけど、周りは「アレで付き合ってないの?嘘だろ?」ってくらい一緒にいる。
ちなみに私は、「ワートリのデータブックを二万回読みました!」な人なので、トリガー構成を言われたら、多分誰か当てられる自信があります。そして単行本勢。