吉良涼介を脱落させた獣・馬狼照英のチームXとの第1試合が始まります。
覇黒の覚醒条件は——まだ揃っていません。
——ホイッスル。
笛が人工芝の空気を切り裂いた。
両チームが一斉に動く。相手の中盤が前へ押し上がる。うちのチームも慌てて追いかける。
俺は動かなかった。
(だりぃ)
センターサークルのほんの外側で軽く首を回す。腰に手を当てる。膝を伸ばす。
ピッチの上で一人だけ準備運動をしているような格好になった。
「覇黒——! 走れよ!」
雷市の怒声が後ろから飛んできた。
俺は振り向かない。振り向く価値も——というより振り向くのがだるい。
(走れって言われてもな)
走る理由がない。今走ったところで相手のボール回しに振り回されるだけだ。前世で散々学んだ。雑魚戦で全力を出すとラスボス戦でガス欠になる。
俺はピッチをぶらぶらと散歩するみたいに歩いた。
前で國神が叫んでいる。千切がサイドを一直線に駆け抜けていく。潔が最前線で腕を広げてボールを呼んでいる。
みんな走ってる。
俺以外、全員。
ピッチの中央で足を止めたまま、俺は一瞬だけ相手ベンチの向こうの空を見上げた。
空は低い。雲が動いていない。
(……できれば使いたくねぇな、あれ)
胸の奥で短く呟く。
覚醒モードのことだ。記憶の曖昧な、あの別人じみた時間のことだ。
——使わずに済むなら、それに越したことはない。
そう思った次の瞬間。
中央、敵陣。
一人の男がゆっくりとボールを足元に収めた。
馬狼照英。
◇ ◇ ◇
試合が始まって二十秒。
馬狼はセンターサークル付近でボールを受けた瞬間、一度だけ周囲を見回した。
味方を見た、のではない。
視界に入った十九人をまとめて一度、舐めるように見た。
その目は——はっきり言ってピッチに立つ顔じゃなかった。
「おい、馬狼——」
相手チームの選手が声をかける。
パスを呼んでいる。右サイドが空いている。普通なら迷わず出す場面だ。
馬狼は答えない。
答えないどころか、一度も相手を見ない。
「——俺が、ストライカーだ」
低い、掠れた声。
ピッチの真ん中でそれだけ呟いて、馬狼はボールを前に押し出した。
そこから先は速かった。
一人目。國神がコースを切りに行く。
馬狼は減速しない。右足のインサイドで一瞬だけ重心を外にずらし、國神の伸ばした足を裏側から跨いだ。國神の体が泳ぐ。馬狼、通過。
二人目。久遠が読んで斜めに入る。
馬狼は体を当てた。正面からではない。肩を斜めに差し込んで久遠の重心ごと芝の外へ弾き飛ばした。久遠が一歩後ずさる。馬狼、通過。
三人目。千切が戻ってきてスライディング。
馬狼は飛ばなかった。足首の角度を変えて千切のスライディングの上をボールごと撫でて越えた。千切が芝に削られた顔で振り返る。馬狼、通過。
味方は——
馬狼の味方は最初からついてきていなかった。
後ろで突っ立って眺めていた。
「使ってもらえない」と諦めている目だった。
それは馬狼にとっては当たり前の景色らしかった。
(——なんだこいつ)
俺はピッチの中央で半分目を瞑ったままそれを見ていた。
(一人で十一人分、やる気か)
背筋の奥でちりっと何かが焦げるような感覚があった。
久しぶりの感覚だ。前世でボス部屋の扉を開けた瞬間に近い。
(——ヤバいレベルの獣だ)
ペナルティエリア、最後の壁は國神だった。
國神が必死に体を寄せる。真面目な男だ。全力で止めに行っている。
馬狼は——笑った。いや歪めた。口角の片側だけ。
「肉」
一言。
それからボールが蹴り出された。
シュートと呼ぶにはあまりにも乱暴な、叩きつけるような一発だった。
ゴールネットがばちんと音を立てて波打った。
0-1。
ゴールキーパーが尻餅をついて動けない。
國神が芝に膝をついたまま唇を噛んでいる。
千切はまだ立ち上がれていない。
久遠は遠目で馬狼を見ている。目が笑っていない。
ピッチの最前線。潔だけが違う顔をしていた。
馬狼をまっすぐ見ていた。
目が少し見開かれている。
(……これが、エゴか)
潔が小さく呟くのが見えた。声は届かない。
ただ口の動きを、俺はなぜか読み取った。
◇ ◇ ◇
再開。センターサークルから試合が始まる。
ピッチの空気はもう先ほどとは違う。
チームZ全員の顔に「このままじゃ無理だ」が滲んでいる。
「——走れ! 守備陣形戻せ! チームで戦おうぜ!」
雷市が叫ぶ。声がかすれている。
國神が立ち上がる。拳を握る。
千切がサイドに戻る。
潔が前でボールを呼ぶ。
蜂楽だけが空を見ながらゆっくり歩いている。おいらのペースで。
我牙丸が後方で「うっせぇな、聞こえてんだよ」と低く吐き捨てて、それでも一応ポジションは戻していた。
俺は——相変わらずだらだらと歩いていた。
(走んねぇよ、まだ)
ただ一点だけ意識していた。
位置取り。
馬狼がボールを持ったとき、次にボールが通る空間。その斜め後ろ。
動かない。歩くだけ。ただそこに立つ。
五分ほど経った頃、馬狼はまたボールを持った。
二点目を取りに来る気だ。全身から出ている匂いでわかる。前世のボスと同じだ。HPが減らないタイプは同じ動きを繰り返す。
馬狼が走る。
國神が出る。千切が戻る。潔が斜めに入る。
だが潔のチェックをすり抜けて——
馬狼は一瞬だけ加速を緩めた。
カウンター。
チームZの陣形が前のめりに崩れた。
その隙間に馬狼のドリブルが入ってくる。
ゴールは目の前。
味方のディフェンスは誰も間に合わない。
——来る。
馬狼が右足を振り上げた。
渾身の一発。叩きつけるような、肉を潰すような、あのシュート。
ボールが飛んだ。
速い。重い。鋭い。
俺は動かなかった。
ただ——立っていた場所から半歩だけ足を出した。
シュートコースに足の甲が入る。
ぱす、と。
軽い音がした。
ボールが——止まった。
馬狼のシュートが俺の足の甲の上でぴたりと死んでいた。
回転していない。弾んでもいない。
ただそこに置かれていた。
(……ちょっと重かったわ)
俺は半目のまま内心で呟いた。
手を抜いていた。五割も出ていない。
それでも止めてしまった。
止められてしまった、というべきか。
——時間が止まった。
チームZの全員が俺を見ていた。
相手チームの全員が俺を見ていた。
馬狼でさえ一瞬、シュートを打ったフォームのまま固まっていた。
「……あ?」
馬狼の口から掠れた音が漏れた。
俺はその目を初めてまっすぐ見返した。
(——あ、やっぱこっち見るよね)
気配を殺しきれなかった。
止め方が五割にしては派手すぎた。
◇ ◇ ◇
馬狼がゆっくりとこちらに歩いてくる。
ボールはまだ俺の足元にある。
誰も動かない。
審判も笛を吹くのを忘れているように見えた。
馬狼は俺の二歩手前で止まった。
見下ろすように目を細めた。
「……お前」
低い声。
獣が匂いを確かめる時のそれだった。
「肉か、それとも——獲物か」
(知らねぇよ)
俺は欠伸を噛み殺した。気だるげに、本当に気だるげに。
「おい、眠そうな顔の男」
「ん?」
「お前、ちゃんと立て」
馬狼が一歩詰めてきた。
俺は一歩下がる。
下がりながらボールをさりげなく味方の方向へ転がしておく。拾ったのは久遠だった。久遠が無言で遠目に俺を見た。
「ごめん。眠くて」
俺は肩をすくめた。
馬狼は答えない。
ただ低く喉の奥で唸った。
「次」
「ん?」
「次、ボールが来たら——」
馬狼の目がぎらりと光る。
「潰す」
それだけ言って馬狼は背を向けた。
ピッチの中央へ歩いて戻っていく。
——宣戦布告だった。
(おいおい、フラグ立てんのが早ぇんだよ)
俺は頭を掻いた。
(てか、さっきの一回で目ぇつけんの、やっぱお前そういうタイプか)
雷市が後ろから駆け寄ってきた。
「——覇黒」
「ん」
「お前、今の」
「止めただけ」
「止めただけ、って……お前……」
「大丈夫。たまたま」
雷市は言葉を続けなかった。
続けられなかった、というのが正確だ。
ただ俺の横顔を少しだけ長く見ていた。
◇ ◇ ◇
前半二十五分。
馬狼は有言実行した。
二点目はもっと静かだった。
中盤でボールを奪って、そのまま誰にも頼らずゴールまで運んだ。
今度は誰もつけなかった。國神は走り負けた。千切は先に削られていた。久遠は読んだ上で間に合わなかった。
ペナルティエリアの中で馬狼は一度だけ俺を見た。
見てから——反対側にシュートをねじ込んだ。
俺には打たせない。
そういう意思表示だった。
0-2。
笛が鳴る。前半終了。
チームZはピッチの外、ベンチの近くにぞろぞろと集まった。
誰も喋らない。喋れない。
雷市だけが両手を叩いた。
「——まだ終わってねぇ!」
声が裏返った。
それでも叫んだ。
「後半、四十五分ある! 二点なら追いつける! 諦めんな! チームでまとまるぞ!」
國神が拳を握って応える。潔は黙って頷く。千切は脛を押さえて短く「……僕も走る」と言った。蜂楽はピッチの端で芝に指を立てて何か描いていた。久遠は壁にもたれて目を閉じている。
我牙丸が「ふん、二点なんざ俺一人でも返せらぁ」と肩を回す。成早は「スピードなら俺が一番だかんな、後半見てろ」と笑い、伊右衛門は黙ったままうなずく。
五十嵐は「いや諦めるとかねぇだろ、まだ二点だぜ二点! なんとかなるって!」と妙に明るく場を引っ張ろうとしていた。誰にも応じてもらえなかったがそれでも口を閉じない。イガグリ頭が照明の下で揺れている。
潔が一歩前に出た。
「俺が止める」
短い言葉だった。
誰に向けたものでもない。自分に向けた言葉だった。
「あの馬狼ってヤツ、俺が止める。後半は俺が前に出ないでいい。守備に回る」
「お前、それでいいのか」
「——止められるかはわからん。でも止めたい」
潔の声は低く落ち着いていた。
(こいつ、熱血のふりして一番冷てぇ頭で考えてる)
俺は壁際で膝を抱えながらそう思った。
話の輪から少し外れた場所で、俺は空を見上げていた。
曇っている。風が少し冷たい。
(……できれば使いたくねぇんだけどな)
胸の奥で短く呟く。
条件はもうほとんど揃っている。
二点ビハインド。残り時間はだんだん短くなる。「本気で殺しに来る格上」もピッチの反対側でこちらを睨んでいる。
三重条件——達成間近。
(——くそ、結局これか)
俺は目を閉じた。
◇ ◇ ◇
後半開始、十分経過。
状況は変わらなかった。
潔が馬狼にマンマークについた。
体格は馬狼のほうが大きい。スピードはほぼ互角。
それでも潔は食らいつく。一度剥がされても二度三度食らいつく。
——だがそれだけだった。
ボールが奪えない。奪ってもすぐ取り返される。
点差は0-2のまま動かない。時間だけが削られていく。
残り十五分。
雷市が叫ぶ。「行け、千切!」
千切がサイドを走る。
クロスが上がる。潔がヘディング。
ゴール枠の外。
——届かない。
(……あーあ)
俺は膝に手をついてゆっくり立ち上がった。
(条件、揃っちまったな)
二点ビハインド。残り十五分。本気で殺しに来る格上。
三つ揃った。
揃ってしまえばもう俺の意思では止まらない。
胸の奥がしんと静まり返る。
音が遠くなる。
雷市の叫び声。千切の呼吸。相手の足音。
全部が薄い膜越しになる。
(——ごめんな、俺)
俺は自分に向かって短く詫びた。
覚醒モードに入る瞬間、いつも同じことを呟いている気がする。
(またお前に運転を任せる)
次の瞬間。
音が完全に消えた。
◇ ◇ ◇
ピッチの景色が明るくなったように見えた。
実際にはそんなことはない。曇ったままの空だ。
ただ俺の目には——選手の動きが全部スローモーションに見えた。
雷市の足の向き。
國神の重心。
蜂楽の視線。
我牙丸の踏み込みの深さ。
相手キーパーのわずかな前重心。
そして馬狼の息の吐き方。
全部、見える。
センターサークルにボールが戻ってきた。
蹴り出そうとしていた久遠が——ほんの一瞬、俺を見た。
目が合う。
久遠が何か言う前に、俺はすっと手を差し出した。
「こっち」
声は出ていたか出ていなかったか、自分でもわからない。
久遠が迷わずボールを俺に渡した。
一番警戒するタイプの男が、一番迷わなかった。
俺は歩きながら前を見た。
潔が前線でこちらを見ている。
目が合った。
潔の口が動く。
「——来い」
声は聞こえない。でもそう言った。
俺はボールを蹴った。
◇ ◇ ◇
一点目はワンツーだった。
俺が潔にパスを出す。潔がダイレクトで俺に戻す。
ただそれだけ。
ただそれだけなのに——
パスの角度がほんの少し斜めだった。
潔の足のどこに当たれば一番返しやすいか。
そこに置いた。
潔は迷わなかった。迷う時間すらなかったように見えた。
返ってきたボールを俺は止めなかった。
止めずにそのままゴール右下、ギリギリの角へ蹴り込んだ。
ネットが揺れた。
1-2。
歓声は——聞こえない。
俺の耳にはまだ何も戻っていない。
ピッチに潔が立っている。
呼吸が浅い。
目が見開かれている。
口がゆっくりと動く。
「——今の」
俺は潔を見ない。
見ずにすっとセンターサークルへ歩き戻った。
(——悪いな。今、喋れねぇんだわ)
覚醒中の俺は口数が極端に少ない。
潔が一歩追いかけてきた。
追いかけて止まった。
止まってゆっくり拳を握った。
(……化学反応、って、こういうことか)
その口の動きは誰にも聞こえなかった。
俺にだけ見えた。
◇ ◇ ◇
二点目は蜂楽からだった。
再開直後。相手がボールを回す。
蜂楽がのろのろと前に歩いてきた。
ピッチの外から見ればやる気のないドリブルにしか見えない。
でも俺には見えた。
蜂楽の視線が相手の右サイドバックの足の向きをなぞっている。
一回、二回、三回——四回目で逆を取る。
蜂楽がふっと笑った。
笑ってボールを奪った。
奪って振り返らず、前へスルーパス。
ボールが俺の前に転がってくる。
相手ディフェンダーが二人寄ってくる。
俺は止まらなかった。
トラップもしない。そのままボールの軌道の上を走って、右足のアウトサイドで軽く撫でる。
ボールが二人のディフェンダーの股の間を抜けた。
追いついた俺がキーパーの重心を見る。
前に出ている。
俺はループ。
ふわり、とキーパーの頭の上をボールが越えた。
ネットが揺れた。
2-2。
蜂楽が両手を広げてにやと笑っていた。
「——絵で見た、通りだ」
蜂楽の声がやけにはっきり俺の耳に戻ってきた。
ああ、音が戻ってきた。
覚醒がもう切れる。
◇ ◇ ◇
馬狼が俺の前に立っていた。
いつの間にそこにいたのかわからない。
「……舐めてんのか、お前」
低い、掠れた声。
息が荒い。
試合中、初めて馬狼の呼吸が乱れているのがわかった。
俺は答えない。
答える体力がもう残っていない。
ただ——一度だけ馬狼の目を見た。
見られた馬狼のほうが先に目を細めた。
細めて、それから口を小さく開いた。
「……こいつ」
一度、言葉を切った。
「——何者だ」
それが馬狼の顔の、初めての「わからない」だった。
笛が鳴った。
試合終了。
2-2。
引き分け。
◇ ◇ ◇
笛と同時に膝が折れた。
視界が傾く。
体が勝手に芝の上に落ちていく。
空が近くなる。曇ったままの低い空。
(——きったねぇ空だな)
俺はぼんやりと思った。
走ってくる足音。
複数。
一番先に雷市が来た。
「覇黒——!」
叫びながら膝をついて俺の顔を覗き込む。
顔が赤い。目も赤い。
「……お前、お前、お前——」
言葉になっていない。
「お前、今の、なんだよ、さっきまで歩いてたろ、お前、歩いてたろ」
唾が飛んでくる。ちょっとやめてくれ。
その後ろから五十嵐が「うっわ生きてる生きてる! よかった、おい覇黒生きてんなお前!」と妙にハイテンションで覗き込んできた。場の空気を上げにかかる癖が抜けないらしい。
二番目に潔が来た。
黙って俺の隣に膝をついた。
何も言わない。ただ俺の顔をまっすぐ見ている。
「……お前、一体」
短い、かすれた声。
続きは言わなかった。言えなかったのかもしれない。
三番目、蜂楽。
スケッチブックを持ったまま俺の足元に来た。
「千歳、遊ぼって言ったろ」
にこにこしている。
「おいら、絵で見た通りだった。お前、面白い」
(……そっか)
俺は半目のまま蜂楽を見た。
(お前、絵で見てたのか)
返事はできなかった。
四番目、國神。
國神は口を引き結んだまま、何も言わずに俺の肩に手を置いた。
それだけ。
でもその手がすごく熱かった。
◇ ◇ ◇
そのとき館内放送が鳴った。
『——面白い素材が一人、混じったな』
低い。よく通る声。
絵心甚八。
ピッチの空気がぴしりと凍った。
両チームの選手全員が天井のスピーカーを見上げた。
『チームZ、覇黒千歳』
名前を呼ばれた。
俺は芝の上に寝転がったまま、半目をスピーカーの方に向けた。
(……呼ばれた。やっぱ目ぇつけられてた)
『お前、本物か——』
絵心が一度、言葉を切った。
『それとも、事故か』
ピッチに沈黙。
チームZの誰も動けない。
相手チームの選手が遠目で俺を見ている。
馬狼がペナルティエリアの縁に立っている。
その目は——
俺を完全に獲物として見直していた。
放送はそれきり切れた。
ピッチに乾いた風が吹く。
俺は空を見上げた。
(——本物か、事故か、って)
視界がぼやけていく。
耳も遠くなる。
腕が動かない。足が動かない。
覚醒切れの、いつものダウン状態。
最後の思考は短かった。
(——だりぃな)
意識が遠のいた。
第2話、お読みいただきありがとうございました。
馬狼の圧倒的なワンマンで0-2。
残り十五分・二点ビハインド・本気で殺しに来る格上——三重条件達成。
覇黒の覚醒モード、初発動。3分で2点を取り戻し、2-2引き分け。
馬狼「……こいつ、何者だ」
絵心「面白い素材が、一人、混じったな」
覇黒「(だりぃ)」
次話、控室で覇黒の評価が完全に二極化します。
そして第2試合、新たな対戦相手——チームY、二子一揮。
ブクマ・評価・感想いただけると、更新の励みになります。
気が向いたら、また覗きに来てください。