今回のお話は、カサヤマVSベルディア戦です
ここから更なる物語の変動をお楽しみに!!
・・・アクセルの街 正門前・・・
廃城から無事にバイクで戻ってきたカサヤマ・ゆんゆん・オセロットの3名
バイクによって砂煙が舞い、3人はバイクを降りる
カサヤマ「廃城に行って戦うつもりだったが、まさかアクセルの街に来てたとはな。」
ベルディア「まぁな。そこの頭のおかしい紅魔族が、あれ以来爆裂魔法を撃っていたから・・・・」
ベルディア「文句を言いにまたここに来たわけだ。」
ゆんゆん「え!?めぐみん!!まだやってたのそれ!!?」
めぐみん「仕方ないでしょう!そこに城があるのですから!!」
ベルディア「どうしてそうなる!!##」
ゆんゆんが驚いた様子でめぐみんに聞くと、悪びれるもなく堂々と言っためぐみん。ベルディアは激怒した
ベルディア「最初はここで貴様と戦えば溜飲も下がると思ったわけだが、すでに俺が滞在していた城に行ってたと聞いてな。」
ベルディア「戻って相手する気だったが、そこのアークプリーストが不意討ちに浄化魔法をぶち込んでくれたおかげで限界が来てな。」
ベルディア「ここを滅ぼしてから戻るつもりだった。だが・・・・・・」
ベルディアは大剣をカサヤマへと矛先を向ける
ベルディア「今貴様は俺の前に来た。俺と戦ってもらうぞ!!」
カサヤマ「・・・・・・・・・・」
ベルディアから禍々しい魔力が出ていると、カサヤマはオセロットとゆんゆんに目を合わせた
2人はカサヤマから意図をくみ取り、カズマ達の方へ行く
カサヤマ「元より俺はお前と戦うつもりだった。」
カサヤマはそう言うとハンマーを取りだした
カサヤマ「それにあんたには聞きたいこともあるしな。」
ベルディア「ほぉ、なら俺に勝てば褒美にその質問に答えてやる。」
ベルディア「俺を楽しませてくれよ・・・・・・カサヤマ。」
カサヤマ「・・・・・・・・・・・・・ああ。」
カズマ達も並々ならぬ予感を感じて急いで離れる
ベルディアは大剣を、カサヤマはハンマーを・・・・・重量級の武具を扱う者同士・・・・どうなるのか・・・・・
ベルディア・カサヤマ「「・・・・・・・・・・・・・」」
コッ
ベルディア「はぁ!!」
カサヤマ「ふん!!」
ドゴォォォオン
ベルディア「むむむむ!!」
カサヤマ「すぅ・・・・・」
互いの武器が衝突して、衝撃波が発生そして鍔迫り合いへ変動!!!
ベルディア「やるな・・・」
カサヤマ「あんたもな・・・」
お互い口角が上がり、大剣とハンマーの火花が散る
カズマ「つ・強ぇぇぇ・・・・・・!!」
「すげぇぜ・・!カサヤマのやつ、あの魔王軍の幹部と張り合ってやがる!」
カサヤマ「(腕力はほぼ互角・・・・・なら、次だ!)」
ベルディア「ぬ!?」
カン!
カサヤマはハンマーを大剣に絡まさせて、上空に弾き飛ばす。が同時にカサヤマの手元からもハンマーは上空に上がる
カサヤマ「ふん!」
ベルディア「ぐっ!」
カサヤマはベルディアに蹴りを当てて距離を取らせ、すぐに間合いを詰める
ベルディア「(こいつ!体術もいけるのか・・・!面白い!)」
ベルディアは自身の頭部を上空に投げると、カサヤマと体術勝負をする!!
カサヤマ「ふっ!すっ!ふん!」
ベルディア「ぬん!くっ!ふっ!」
拳を逸らしたり、蹴りを止めたりなど攻防一体が続く
カサヤマ「剣だけじゃないんだな。」
ベルディア「はっはっはっは!万が一武器を手放した場合を想定して体術も鍛えておる。」
カサヤマ「ふっ、そうでなくてはな・・・・」
ベルディアとカサヤマの攻防はまだ続く、だがこのまま続けても決定打にならないことは2人も気づいている
カサヤマ「(現時点で大技を使うことはできない。それは向こうも同じ・・・)」
ベルディア「(こやつに『死の宣告』を喰らわそうにも、逆にそれがかえって隙を作る・・・・なら!)」
ベルディアは空中に浮遊している頭部で辺りを見渡す
ベルディア「(よし!)」
ベルディアは何かを確認すると、カサヤマと戦いながらある場所へ誘導する
ベルディア「・・・・・・・・・そこだ!!」
ガキィィン!!
ベルディア「なっ!?」
カサヤマ「気づかないとでも思ったか?」
ベルディアが確認したのは自分の剣の位置だった。上空から剣の位置を確認し、誘導して瞬時に拾って剣で切りかかって隙を作るつもりだった
だが、カサヤマもベルディアが剣の位置を把握していることに気づき、ベルディアが剣を拾ったと同時に自分の手元にハンマーを呼び出して、ぶつけたのだった
ベルディア「はっはっはっは!!!面白い!!やはり面白いぞ!!」
ベルディア「今俺は魔王軍の幹部になって、初めての最高に激しい戦いをしている!!」
ベルディア「俺とここまでサシでやり逢えるのいつぶりだろうか・・・・・・さぁもっとぶつけてこい!!」
ベルディア「このベルディアを倒してみろ!!!」
ベルディアは歓喜に満ちて、闘争心全開で攻撃する。カサヤマもその攻撃を捌く
カサヤマ「(攻撃の密度がさらに高まったな。)ふん!」
ベルディア「ぐっ!」
カサヤマはハンマーの頭部を大きくさせベルディアを吹き飛ばす
ベルディア「『カースドダークネス』!!」
カサヤマ「!?」
ベルディアが闇の魔法を繰り出した瞬間
カサヤマ「ポンプジェット!!」
バシュゥゥン!!
カサヤマはすぐに背中に『マリオサンシャイン』に出てきた『ポンプ』を背負い、ロケットノズルで上空に避難する
ベルディア「これも避けるか!!」
カサヤマ「お返しだ!『ポンプミサイル』」
ボォォォン!!
ベルディア「ぐっ!!」
ピキッ
カサヤマ「(ん?)」
ベルディアはポンプによる水の砲撃を避けたが、僅かな水の衝撃がベルディアに気づかない鎧の一部にひびを入った
カサヤマ「・・・・・・・・お前の弱点分かったぞ。」
ベルディア「何だと・・・・・・・!」
カサヤマ「ふっ!」
カサヤマはハンマーの頭部を地面に置いて柄の部分を伸ばして接近する
ベルディア「迂闊だぞ!」
カサヤマ「発射!!」
ベルディア「ぬぉ!」
カサヤマ「ふん!」
ベルディア「うぐっ!」
ベルディアが大剣を振るう瞬間、背中に装着していたポンプから水を発射させる。
ベルディアはそれを慌てて避け、カサヤマは瞬時に蹴りを入れる
ベルディア「おのれ!!」
カサヤマ「やっぱりな。お前の弱点は水!ポンプの水の攻撃を慌てて避けることと、余波でひびが入った鎧が何よりの証拠。」
ベルディア「ぐぬぬぬ、この短時間で見抜くとはな・・・・・・やはり面白いぞカサヤマ!!」
カサヤマ「はぁ!!」
ベルディアとカサヤマは再び大剣とハンマーをぶつける。瞬時にポンプのノズルをベルディアへ向けるが・・・・・
ベルディア「させん!」
カサヤマ「くっ!」
ベルディアの目から光線が放たれ、カサヤマは瞬時に避ける
ベルディア「貴様の水の攻撃はそいつだけのようだな。なら、発射させなければいいだけのこと!!」
カサヤマ「さすがは魔王軍の幹部・・・・・一筋縄じゃいかないな!!」
再び鍔迫り合いという拮抗状態にまたも入った。
だが、2人は決め手をすでに思いついていた
ベルディア「(こやつが距離を取った瞬間、防げぬ斬撃を浴びせてやる!!)」
カサヤマ「(こいつが下がったら、即座に超水圧のポンプをぶつける!!)」
2人が一歩も引かずに白熱し、凄い決戦をしている
だが・・・・・・・
ここに余計なことをする
アクア「くたばりなさい!『セイクリッド・クリエイト・ウォーター』!!!!」
ベルディア・カサヤマ「「は?」」
天空から巨大な水柱が降り注ぎ、ベルディアとカサヤマへと直撃した
カズマ「何を考えてるんだド阿保ぉぉぉ!!!!###」
カズマの怒声も虚しく、そのままアクアの水に巻き込まれて流されてしまう
その余波でアクセルの街の正門すら破壊されてしまう
ゆんゆん「キャァァァ!!!」
オセロット「うぶっ!!」
カサヤマ「(あいつなんで水を!!・・・・・・・取り敢えず水面に出て息継ぎを!。)
カサヤマが水に飲みこまれながらも、急いで顔を出そうとする・・・・・・・が・・
カサヤマ「(あ・・)」
途中で大きめの岩がカサヤマの目の前まで接近し、防ぐことも出来ずに顔面に直撃してしまう
ゆんゆん「げほげほ・・・・・鼻に水入った・・・・」
オセロット「大丈夫か・・・・・・カサヤマは・・・・!」
ゆんゆん「ええっと・・・・あ・あそこ!!」
ゆんゆんがカサヤマがいる方を指さした
カサヤマ「・・・・・・・・(気絶)」
ゆんゆん「か・カサヤマさぁぁぁん!!!!」
顔面に岩が当たった拍子に、後頭部を打ちどころ悪くぶつけてしまい気を失ってしまったカサヤマの姿がそこにあった
・・・アクセルの街・・・
「おらぁ酒飲め!!」
「今日は祝いじゃあ!!」
あの後、アクアが全力の浄化魔法でベルディアを浄化して倒すことに成功。最終的に美味しいところをアクアが持って行ってしまった
カズマがなぜアクアがカサヤマを巻き込んで攻撃したのか詰め寄ると・・・・・
アクア「だって私目立ってないじゃない!!女神としての使命を行使しただけよ!!」
弱点が水であることを遠くから聞いていたアクアは、カサヤマなら大丈夫だろうと思い水の女神の本気の水魔法をぶちかましたのだった
因みにカズマは勝手なことをしたアクアに拳骨を喰らわし、わんわん泣き喚いたアクアだったがカズマは気にも留めなかった
ゆんゆん「大丈夫ですかカサヤマさん?」
カサヤマ「ありがとうゆんゆん、だいぶ良くなった。」
あの後カサヤマはゆんゆんに介抱してもらい、ケガを治してもらった
オセロット「顔に岩が当たったせいか、血が出てたからな。しばらく安静にすれば大丈夫だろ。」
カサヤマ「ああ・・・・・・しかしベルディアに聞きたいことが聞けなくなったな。」
ゆんゆん「仕方ありませんよ。今は魔王軍の幹部の討伐を祝いましょう!」
カサヤマ「そうだな・・・・俺はケガ人だからほどほどにしとくよ。」
そして夜まで宴は続いたのだった・・・・
・・・翌朝 キノコハウス・・・
ゆんゆん「う~ん・・・・・あれ?ここって・・・?」
カサヤマ「目が覚めたか。」
ゆんゆん「カサヤマさん!?・・・・・もしかして・・・」
カサヤマ「俺の家だ。」
ゆんゆん「どどどどどうして・・・・!!!」
カサヤマ「お前途中でお酒飲んで、完全に酔っぱらって俺にしがみついてたんだぞ。」
カサヤマ「家についても離さないから、そのままベッドに寝かせたというわけだ。」
ゆんゆん「す・すみません・・・・・」
カサヤマ「気にするな。それより朝飯だ、その後はギルドに向かうぞ。」
ゆんゆん「は・はい!!」
・・・アクセルの街 冒険者ギルド・・・
オセロット「おはよう。少しはよくなったか?」
カサヤマ「まぁな。だが、まだ続いていたのか・・・・」
オセロット「一部はさっきの続きみたいなもんだ。」
ゆんゆん「皆さん元気ですね。」
カズマ「よぉカサヤマ!!」
カサヤマ「おはようカズマ。」
カズマ「昨日はごめんよ。アクアが変なところで暴走しちゃって・・・・・」
カサヤマ「気にするな。」
アクア「かひゅまさぁ~ん・・・・遅かっひゃじゃないの・・・!!」
カズマ「(こいつ!もうできてやがる・・・・!!)」
ルナ「お待ちしておりました!カズマさんとカサヤマさんのパーティの皆さんに特別報酬があります!」
そうこの日カズマとカサヤマがギルドに来た理由は、魔王軍の幹部であるベルディアを討伐したことによる功績で報酬が出るからである
ルナ「まずはサトウカズマさんのパーティーには、魔王軍の幹部を討伐した報酬として3億エリスを贈呈します。」
「「「おおおーー!!」」」
「3億か!羨ましい!!」
「なんか奢ってくれよカズマ!!」
カズマ「(それだけはしない。この金で、異世界のんびりライフを築いてやるぜ!!)」
カズマがそう意気込むが、受付嬢のルナは申し訳なさそうな表情をする
ルナ「・・・・・ただ、カズマさんのパーティメンバーのアクアさんが使用した水魔法が・・」
ルナ「街の中にまで響いてまして、外壁や家などが損害が発生しておりまして・・・・」
カズマ「え・・・・?」
ルナ「全額とは言いませんが、せめて皆さんに一部の支払いをお願いしたく・・・・」
カズマが恐る恐るルナが持っている請求書を受け取ると・・・・・弁償金が『3億4000万エリス』と書かれていた
カズマ「さ・・・3億4000万!!?」
大金を貰えると思いきや、まさかの請求・・・・・文字通り上げて落とす
そしてカズマはそんな水魔法をぶっ放したアクアを問い詰める
ルナ「それではカサヤマさんのパーティの分の特別報酬ですが、2億1000万エリスとなります。」
カズマ「(に・・・2億1000万!!!)」
カズマはその時考えた。カサヤマに借金の4000万を代わりに支払ってくれないかと・・・・そう思って話に行こうとする
カズマ「・・・・・・・(いや、やめとこう・・・・)」
カズマはベルディア戦で奮闘していたカサヤマと目立ちたい理由で馬鹿をやらかしたアクアの事を考えると、自分の監督不行き届きだと気づき。諦めるのであった
カサヤマ「よし1人7000万。きちんと渡ったな。」
カサヤマは2人、報酬金を3等分にして1人7000万ずつ得た
オセロット「しかし、カズマ達も災難だったな。魔王軍の幹部を倒したと思ったら、まさかの損害請求だからな。」
カサヤマ「まぁ仕方ないさ。」
こうして魔王軍の幹部『ベルディア』との戦いが終わり、次へと進むのであった
・・・廃城 謎施設・・・
「オイ!!モット確認シロ!!」
見た目がオークのような珍獣が、部下に廃城にある謎施設で隈なく探していた
「グヌヌヌヌ・・・・・・」
「まだ見つからないるるか?」
「モ・申シ訳ゴザイマセン!!」
「ふむ・・・・・・・ん?」
「クソォ、ナンデ
「・・・・・捜索中止るる。もうここにはないるる。」
「ナ・何故デスカ・・・・・・・?」
「ここに何物かが入った。我々以外の足跡がある以上、もうここにはない。」
「ムムムム・・・・」
「ふるるるる!!まぁいいるる・・・それより、
「ハッ!アノ
「それはいい、取り敢えず次に動くるるよ。」
「カシコマリマシタ。」
謎の二人は、ベルディアがいたであろう廃城から去るのだった
どうもおはこんばんにちは
今回のお話は、どうでしたか
カサヤマVSベルディア戦、落ちはあれでしたけど。
脳内でイメージしてから書くと、意外と面白かったです
では次回をお楽しみに・・・・・