今回のお話はかなりオリジナル話です
そして、この話に出てくるキャラはちょっと意外かもしれません
では・・・・
・・・アクセルの街 冒険者ギルド・・・
ゆんゆん「え!?今日はクエストじゃないんですか!?」
翌日、ゆんゆんと冒険者ギルドで合流したカサヤマはテレサロボによって映った地図の場所を目指すべく動くことにした
カサヤマ「実はあのデュラハン・・・・『ベルディア』が妙なことを言っててな。」
ゆんゆん「妙なこと?」
カサヤマ「めぐみんが爆裂魔法で奴が拠点にしている廃城に、毎日撃ち続けていたのは知ってるだろ。」
ゆんゆん「はい、そこに何か変わったことが?」
カサヤマ「奴は『変な緑色から研究の邪魔だから、止めてこい』と言っていた。」
カサヤマ「つまりあの廃城にはベルディア以外の、誰かがいる。」
ゆんゆん「それって、あのデュラハン以外の魔王軍の幹部がいるってこと?」
カサヤマ「それは違う。奴の口振りからすると魔王軍の幹部じゃない。」
カサヤマ「恐らく、何らかの理由で協力関係を結んでいるだけだと思う。」
ゆんゆん「でも、どうして魔王軍の幹部じゃなくてその『協力者』を?」
カサヤマ「・・・・・・・嫌な予感がしてな。こいつの正体が何なのか調べなきゃならない。」
そう言うとカサヤマは懐からテレサロボで撮影した映像の画像をプリントしたものをテーブルの上に置く
カサヤマ「俺が追跡した画像の写真だ。逆光のせいで影になって姿は見えないがベルディアとなにか話している。」
カサヤマ「そして・・・・・今日はこの写真に写っている地図が指す場所に向かうことにした。」
ゆんゆん「この写真に写っている丸の部分って・・・・・・」
カサヤマは今度はこの近辺の地図を取り出して、テーブルに乗せる
カサヤマ「地図と写真に写っている丸の部分を比較すると・・・・・・・ちょうどこの辺りだ。」
カサヤマは示されていた場所を地図に印をつけた
カサヤマ「ベルディアが住処にした廃城より離れた場所にあるが、ここに何かある。」
カサヤマ「ゆんゆん、この印の辺りに何かあるか知っているか?」
ゆんゆん「う~ん・・・・・・ごめんなさい、私には分からない。でも、ルナさんなら何か知っているのかも・・・」
ルナ「この印の辺りに何があるのか、ですか?」
カサヤマ「ああ、知ってる限りで大丈夫だ。」
受付嬢をしているルナに印の場所に何があるのか聞いていた
ルナ「そう言えば、あの廃城の近くにはかつて貴族が使っていた別荘があるって聞いたことあります。」
ゆんゆん「別荘が?なんでそんなところに?」
ルナ「どうやらその別荘の下には、古代遺跡があったそうで・・・・・・」
ルナ「当時は貴族の方は研究者と一緒に、遺跡の捜索をしたそうなんです。」
ルナ「ですが、中にあったのは特に何もなく結局貴族の方はその別荘放棄したそうで・・・・・」
カサヤマ「(貴族が放棄した屋敷と遺跡・・・・・・何かあるのか?)」
ルナ「あのどうかなされましたか?」
カサヤマ「いや何でもない。ありがとう、教えてくれて。」
ゆんゆん「古代遺跡・・・・・・そこに何かあるんでしょうか?」
カサヤマ「ああ、こればっかりは行かないと分からないな。ゆんゆん。」
ゆんゆん「はい。」
カサヤマ「マーナからこれを買っておいた。持っておいてくれ。」
カサヤマはそう言って、『即死無効』のペンダントを渡した
ゆんゆん「これって・・・・・!?」
カサヤマ「俺が買ったのと同じものだ。近くにベルディアもいる、『死の宣告』対策もしておかないとな。」
ゆんゆん「はい!!ありがとうございます!!」
ゆんゆん「お揃い・・・・・!」
・・・廃城近く 屋敷・・・
カサヤマ「ここが例の別荘か・・・・・・・」
ゆんゆん「なんか不気味な感じがします・・・・」
ベルディアがいる廃城を中心として、そこから印をつけた方向に向かい
捨てられた別荘に到着した2人は、屋敷から放たれる怪しい雰囲気を感じていた
ゆんゆん「この感じって・・・・・・」
カサヤマ「近くにベルディアがいるからだろう。アンデッドの気配がびしびし感じる。」
屋敷からは、明らかにモンスターがいるであろう魔力や気配が充満していた
ゆんゆん「本当に、こんなところに何かあるんでしょうか?」
カサヤマ「まだ分からない。一先ず中に入ろう・・・・」
そうして2人は屋敷へと入っていく
「・・・・・・・・・・」
・・・屋敷内・・・
「ウボォォォ!!」
ゆんゆん「はぁ!!」
「グガッ!?」
カチン!
ゆんゆん「『ファイヤーボール』!!」
ドゴォン!!
ゆんゆんは屋敷内にいるアンデッドを『アイスフラワー』で凍らせて
ファイヤーボールなどの魔法で爆砕などして倒していた
カサヤマもハンマーを巧みに使ってアンデッドを蹴散らしていた
ゆんゆん「まだいますね。」
カサヤマ「これだけいるとなると、ベルディアの影響力は凄まじいものと改めて感じる。」
2人はとりあえず片っ端から散策していた。出てきたモンスターたちを倒し続け、先に進んでいた
カサヤマ「この屋敷の設計図でもあれば良かったが、何せ相当前のものだったからなのか残ってないとはな。」
ゆんゆん「仕方ありませんよ。ギルドの人たちも探してもらったけど見つからないって言ってましたし・・・・・」
カサヤマ「そうだな・・・・嘆いてても仕方ない。先に進もう。」
「・・・・・・・・・」
・・・屋敷内 教会・・・
カサヤマ「なぜ屋敷の中に教会があるんだろうな。」
ゆんゆん「神様を祭ってたんでしょうか?」
しばらく探索すると教会のような場所に出た2人
とりあえず散策することにした
そして・・・・・
ゆんゆん「カサヤマさん!見てください!!」
ゆんゆんが見つけたのは教壇の下に隠し通路があった。道は下に続いており、地下があることが確定した
カサヤマ「ここに何かあるのは確実だな。」
地下への通路を通ろうとしたその時!!
バァン!!
ガキィン!
ゆんゆん「ひっ!?」
カサヤマ「・・・・・・・・・」
謎の銃声がして、弾丸がカサヤマのハンマーに弾かれる
カサヤマはすぐに自分たちが教会に入ってきた入り口を見る
カサヤマ「さっきから後を付けてたのはお前か。」
カサヤマがそういうと、入り口から謎の男が銃を構えながら現れる
「悪いな。牽制のつもりだったが照準がずれてしまった。」
カサヤマ「俺が防げると踏んで撃ったんだろう?」
「・・・・・・・・」
カサヤマはハンマーを仕舞うと、2丁拳銃型のブラスター『ツインザッパー』を取り出した
カサヤマ「ゆんゆん、先に向かってくれ。」
ゆんゆん「え!?でも・・・・・!」
カサヤマ「少しこいつの相手をする・・・・・・何者なのか聞く必要があるからな。」
「ふっ・・・・・いいだろう。」
ツインザッパーを構えながら距離を取るカサヤマ。ゆんゆんはその間に地下へと進む
謎の男も、もう一丁の銃を取り出して2丁持ち戦闘態勢に入った
カサヤマ「(奴の銃は・・・・『シングル・アクション・アーミー』・・・・・そしてあの容姿・・・・・)」
カサヤマ「(間違いない・・・・・こいつは!!)」
「いくぞ!!」
・・・地下遺跡・・・
ゆんゆん「ここが・・・・遺跡の中・・・・・・」
ゆんゆん「普通のダンジョンや遺跡と違って一本道・・・・・・・」
地下に降りたゆんゆんは歩きながら先に向かっていた。降りた先は一本道になっており、入り組んだ迷路はなかった
特に罠を仕掛けられた痕跡はなく、ゆんゆんは慎重に向かっていた
ゆんゆん「あ!この先に何かあるみたい!!」
ゆんゆんは警戒しながら進んでいくと・・・・・
ゆんゆん「こ・これって・・・・・!?」
・・・教会・・・
バァンバァン!!
カサヤマ「ちっ!ふん!」
バシュンバシュン!!
「なるほど、銃の腕も確かなようだな。」
カサヤマ「そりゃどうも・・・・・(やはりこの腕前・・・考えられるのは
カサヤマ「(まさか・・・・あの
カサヤマはすぐに男が放った跳弾を躱す
「(跳弾を読まれた・・・・・直感か予測か・・・・どちらにせよ隙が出来んな。)」
両者2丁拳銃による勝負。お互い決め手が見つからず、長期戦になっていた
「・・・・・・・・試してみるか・・・」
バッ!
「何!?」
カサヤマはツインザッパーを仕舞うと、武器を出さずに男へと接近する
「くっ!!」
男は銃を乱射して撃つが、カサヤマはそれを避けて懐まで迫った
カサヤマ「ふん!」
「ぐっ!」
カサヤマは即座に男が持っていた銃を手放さすように、手首などを攻撃して離させ教会の中央へと投げ飛ばす
「っ・・・!?」
カサヤマ「ふぅ~・・・・・・」
男がカサヤマの方をすぐ見ると、カサヤマは両手を前に出して柔道のような構えをした
「・・・・・面白い・・」
両者、じりじりと詰め寄り指が降れそうな距離まで近づく・・・・・先に動いたのは!!
カサヤマ「ふん!」
カサヤマだった。カサヤマは左のジャブからの裏拳・回し蹴りへと攻撃し攻める・・・・が!
「はぁ!!」
男も負けじと殴ってきた拳を肘にぶつけさせたり、同じように殴り蹴りをしていた
柔道のように地面叩きつけたりなども両者は行い一歩も引かない戦闘になっていた
「ここまでCQCが優れているとはな・・・・・やるな。」
カサヤマ「俺のは付け焼き刃だ。そういうあんたは、切れ味が予想以上だ・・・・」
カサヤマ「『
「!!?」
カサヤマは男の正体を『リボルバー・オセロット』と言った。その言葉に男は動揺した
「・・・・・なぜ俺の名を知っている。」
カサヤマ「あんたのことはとある物語から、大方知っているからだ。」
カサヤマ「そのリボルバーとCQCからもしかしたらと思ったわけだ・・・・」
「・・・・・なら、なぜ俺がリボルバーと呼ばれているのか知っているのか?」
カサヤマ「あんたは『ビッグボス』と初めて出会ったときに、銃を撃つ際に肘を曲げる癖があると指摘された・・・・」
カサヤマ「そして
カサヤマ「早撃ちが見事だったこと・・・・・・そしてこう言われたこと・・・・・」
カサヤマ「『いいセンスだ』」
「・・・・・・・ふはははは!」
「参った、そうお前の言う通りだ。」
オセロット「改めて自己紹介をしよう。『リボルバー・オセロット』だ。」
そうかつて、『ビッグボス』の仲間として『ビッグボス』に忠誠を誓った男
『シングル・アクション・アーミー』は彼にとってはとてもなじみ深く、最初に使った銃だ
オセロット「さて・・・確認しておきたいんだが、お前の言っていた俺や『ビッグボス』が出てくる物語・・・・・少し話してくれないか?」
カサヤマ「ああ・・・・・後でじっくり話すが、ある程度簡潔に話すぞ。」
オセロット「そうか・・・・・・・」
カサヤマ「とりあえずこれで合ってるか?」
オセロット「ああ、まさか俺たちの物語を作ったものがあるなんてな・・・・人生分からないものだな。」
カサヤマ「まぁな。それより聞きたいことがあるがいいか?」
オセロット「なんだ?」
カサヤマ「あんたも俺と同じように、異世界転生したのか?」
オセロット「その通りだ。特典として、『リボルバー系の武器と、弾丸の強化』を貰った。」
カサヤマ「それじゃあ冒険者登録したのか?」
オセロット「冒険者・・・・・ああ、残念ながら入ってない。」
カサヤマ「そうか・・・・・・・良かったら何だが・・・・」
カサヤマ「俺たちと一緒に組まないか?」
オセロット「何?」
・・・地下遺跡・・・
ゆんゆん「これってなんだろう・・・・・・・?」
カサヤマ「ゆんゆん。」
ゆんゆん「あ!カサヤマさん・・・・・・その人・・・・!」
オセロット「安心しろ。カサヤマからパーティの誘いが来てな。一緒に行動することにした。」
ゆんゆん「え!?・・・・もしかして・・・私・・・いらないんですか・・・・」
カサヤマ「馬鹿なこと言うな。お前に勝手に抜けられては困る。」
ゆんゆん「!!・・・・・えへへへ・・・・そうですよね・・・・・」
もしかしたらパーティから追い出されるんじゃと思い込んでしまったゆんゆんを、カサヤマはそれはないということで収まった
カサヤマ「取り敢えず、ここの探索だな。」
カサヤマ「何かあったかゆんゆん?」
ゆんゆん「うん、あったのはこの本だけで・・・・・それ以外はもぬけの殻だった。」
カサヤマ「すまない。何かあるだけで充分だ。」
地下にあった遺跡はたった1部屋だけで広々とした空間だった
なにかが置かれていたであろう痕跡はあるが、これ以上の捜索でないことが分かった
カサヤマ「もう一通り探索したら、帰るとしよう。オセロット、俺たちと出会う前どこで寝泊りしてたんだ?」
オセロット「野宿だった。金がないから、貸し部屋も借りれないしな。」
カサヤマ「それもそうだな・・・・・・」
カサヤマ「アクセルに着いたら、俺が家を出そう。そこで生活してもらって構わない。」
オセロット「そうか・・・・恩に着る。」
こうしてカサヤマ達はしばらく探索した後、アクセルへと帰って行ったのだった
おはこんばんにちは
今回は、別作品である『メタルギア』から
『オセロット』参戦です
後書きは短めになりますが
次回をお楽しみに・・・・