艦隊これくしょん 残響のアイ   作:SAMICO

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第14話 名古屋陽動、東京湾防衛

 未来の攻撃は、名古屋から始まった。

 

 午前五時二十二分。

 

 伊勢湾外縁に、深海反応多数。

 

 最初の報告では、駆逐級と軽巡級の混成部隊とされた。

 だが、五分後には重巡級が確認される。

 さらに十分後、戦艦級らしき反応が複数。

 

 名古屋方面の警報が一斉に鳴った。

 

 港湾施設。

 工業地帯。

 輸送拠点。

 避難誘導経路。

 

 すべてが、急に戦場へ変わった。

 

 浜松鎮守府の管制室にも、その情報はすぐに届いた。

 

「名古屋、深海主力級の攻撃を受けています!」

 

 通信士の声が硬い。

 

 結有は海図を見た。

 

 赤い点が、伊勢湾周辺に広がっている。

 

「未来ですか」

 

 神通は静かに答えた。

 

「可能性が高いです」

 

 アイは海図を見ていた。

 

「指揮されてる」

 

「わかる?」

 

「うん。深海が、待ってる。押して、止まって、また押す」

 

 最上が眉をひそめる。

 

「ただの襲撃じゃないね。こっちの増援を呼び込む動きだ」

 

 暁が拳を握った。

 

「名古屋を助けに行かないと!」

 

 その時、富士田子の浦から通信が入った。

 

 画面に高梨湊が映る。

 

 顔色は悪い。

 だが、目は冷静だった。

 

『浜松、聞こえますか』

 

「聞こえています」

 

 神通が応じる。

 

『静岡県内各鎮守府へ、即応準備。ただし、全戦力を名古屋へ向けないでください』

 

 暁が驚いた。

 

「どうしてですか!?」

 

 高梨は答えなかった。

 

 代わりに、海図を表示する。

 

『名古屋の深海反応は大規模です。ですが、少し派手すぎます』

 

 結有は息を呑んだ。

 

「派手すぎる」

 

『はい。未来なら、もっと効率よく港湾機能を殺せます。なのに、あえて見えるように大きく動いている』

 

 神通が目を細めた。

 

「陽動」

 

『そう見ています』

 

 部屋が静かになった。

 

 名古屋が攻撃されている。

 それが陽動。

 

 言葉にすると簡単だ。

 

 だが、その下には人がいる。

 

 港で働く人。

 避難する人。

 迎撃している艦娘。

 現地の提督。

 まだ逃げ遅れた民間人。

 

 それを陽動と呼ぶことの重さを、誰もが感じていた。

 

 高梨は続けた。

 

『未来の真の目標を探します』

 

「東京ですか」

 

 結有が言った。

 

 高梨はうなずいた。

 

『東京湾。東京中枢。そして、おそらく皇居』

 

 管制室が凍った。

 

 暁が小さく言う。

 

「皇居……」

 

 神通の声が硬くなる。

 

「国家中枢を再び狙う」

 

『市ヶ谷で大貫本部長を討ちました。次に未来が狙うなら、象徴と統治中枢を同時に揺さぶる場所です』

 

 高梨の声は静かだった。

 

『名古屋へ静岡連合艦隊を全投入すれば、東京湾防衛が薄くなります。未来はそれを待っている』

 

 結有は拳を握った。

 

「でも、名古屋は」

 

『はい』

 

 高梨は言った。

 

『名古屋は、今、攻撃されています』

 

 その声に、ほんの少しだけ痛みがあった。

 

      *

 

 緊急戦略会議が開かれた。

 

 浜松。

 富士田子の浦。

 沼津。

 焼津。

 清水。

 伊豆方面。

 そして新本部長、各務原裕二陸将補。

 

 通信画面が並ぶ。

 

 各地の提督たちは、名古屋救援を主張した。

 

『現に攻撃されているのは名古屋です』

『東京湾が狙いという根拠は』

『名古屋を見捨てるのか』

『現地戦力だけでは支えきれない』

『民間被害が出るぞ』

 

 高梨は黙って聞いていた。

 

 結有は、画面の中の高梨を見ていた。

 

 この人は今、痛い判断をしている。

 

 それがわかった。

 

 裕二が低く言う。

 

『高梨一佐。判断を』

 

 高梨は目を閉じた。

 

 ほんの一秒。

 

 そして開いた。

 

『静岡連合艦隊主力は、東京湾へ向かいます』

 

 会議がざわついた。

 

『名古屋はどうする!』

 

『現有戦力で支えていただきます』

 

 高梨の声は震えなかった。

 

『周辺からは、機動力の高い小部隊と救助支援のみを送ります。主力は送りません』

 

『見捨てるのか!』

 

 誰かが叫んだ。

 

 高梨の表情が、わずかに歪んだ。

 

 だが、答えた。

 

『はい』

 

 その一言で、会議が止まった。

 

『名古屋を、現有戦力で実質見捨てます』

 

 結有は息を止めた。

 

 高梨は続けた。

 

『ただし、捨てるのではありません。全てを救えない状況で、何を守るかを選びます。名古屋救援に主力を投じれば、東京中枢と皇居が空きます。そこを未来に突かれれば、国家機能と民心が同時に折られる』

 

『推測だろう!』

 

『はい。推測です』

 

 高梨は即答した。

 

『ですが、未来の目的、過去の市ヶ谷急襲、現在の名古屋攻撃の派手さ、深海反応の配置。総合すれば、東京湾が本命です』

 

 裕二が画面の向こうで目を閉じた。

 

『各務原本部長』

 

 高梨が呼ぶ。

 

『責任は私が』

 

『いや』

 

 裕二は遮った。

 

『責任は本部長である俺が持つ。高梨一佐、作戦指揮を継続しろ』

 

 高梨の目が少し揺れた。

 

『了解』

 

 裕二は全体へ告げた。

 

『静岡連合艦隊主力は東京湾へ。名古屋方面には、現有戦力維持、救助優先、遅滞戦闘。各鎮守府は高梨一佐の指揮に従え』

 

 反論はあった。

 

 怒声もあった。

 

 だが、命令は下った。

 

      *

 

 浜松鎮守府の出撃準備は、重かった。

 

 結有は高速艇の前に立っていた。

 

 アイは専用艤装を装着している。

 神通は艤装を展開済み。

 暁は避難支援班の準備をしている。

 

「僕たちは東京湾ですか」

 

 結有が聞く。

 

 神通はうなずく。

 

「はい。浜松主力は東京湾へ。名古屋へは最上さんと夕立さんが救助支援に向かいます」

 

 暁が唇を噛む。

 

「名古屋に行かなくていいの?」

 

「行きたいです」

 

 神通は答えた。

 

「ですが、行きたい場所と行くべき場所が違うことがあります」

 

 アイが静かに言う。

 

「高梨、痛い判断」

 

「うん」

 

 結有は拳を握った。

 

 名古屋へ行きたい。

 

 今、攻撃されている場所へ。

 目の前で苦しんでいる人のところへ。

 

 でも、それが未来の狙いなら。

 

 未来が、その怒りと焦りを待っているなら。

 

「未来さん、嫌なことするな」

 

 結有が言う。

 

 アイがうなずく。

 

「言葉で引っ張る。戦場でも引っ張る」

 

「うん」

 

 神通が言った。

 

「各務原提督。今必要なのは、怒りで飛ぶことではありません」

 

「はい」

 

「東京湾で、未来の本命を止めることです」

 

「はい」

 

 結有は高速艇に乗った。

 

 胸の奥が熱い。

 

 でも、その熱を拳にしない。

 

 今日は、意志を整える。

 

「行こう、アイ」

 

「うん」

 

「帰るために」

 

「守るために」

 

 神通が短く言う。

 

「出撃します」

 

      *

 

 名古屋は燃えていた。

 

 伊勢湾の海面に黒い泡が浮かび、港湾設備から煙が上がる。

 現地の艦娘たちが必死に防衛線を張っている。

 増援は少ない。

 来るのは救助艇、応急修理班、機動力の高い小部隊だけ。

 

 現地の提督は叫んだ。

 

「主力はまだか!」

 

 答えは来ない。

 

 代わりに、通信が入る。

 

『こちら富士田子の浦、高梨湊』

 

「高梨一佐! 主力を!」

 

『送れません』

 

「なぜ!」

 

『東京湾が本命です』

 

「名古屋が落ちるぞ!」

 

『落とさせないための支援は送っています。ですが、主力は送れません』

 

「見捨てるのか!」

 

 通信の向こうで、高梨は少しだけ黙った。

 

『はい』

 

 現地提督は絶句した。

 

『あなた方に、残れと言っています。支えろと言っています。酷い命令です』

 

「……」

 

『それでもお願いします。名古屋を一分でも長く支えてください。その一分で、東京湾を守ります』

 

 現地提督は歯を食いしばった。

 

「恨みますよ」

 

『はい』

 

「それでも、やれと」

 

『はい』

 

 沈黙。

 

 そして、現地提督は言った。

 

「了解。名古屋、現有戦力で持ちこたえます」

 

 高梨は目を閉じた。

 

『ありがとうございます』

 

      *

 

 東京湾。

 

 最初は、静かだった。

 

 静かすぎた。

 

 それが逆に、不自然だった。

 

 静岡連合艦隊主力が湾外に展開する。

 

 大和。

 神通。

 川内。

 那珂。

 浜松の艦娘たち。

 富士田子の浦の部隊。

 各鎮守府から集められた防衛戦力。

 

 結有とアイも、東京湾防衛線に入る。

 

 高梨の指示が通信に流れる。

 

『大和さん、湾口後方で待機。撃つのは見えてからではなく、私が指示してから。神通、中央。川内さん、夜戦装備ではなく機動迎撃。那珂ちゃん、通信統制。結有ちゃんとアイさんは、第二防衛線』

 

 結有が応じる。

 

「了解」

 

 アイも言う。

 

「了解」

 

 高梨の声は、いつもより低い。

 

『未来は、こちらが名古屋へ行かなかったことに気づいています。なら、別の手を打ってくる』

 

 その瞬間。

 

 東京湾の海面が割れた。

 

 黒い霧が、一気に噴き上がる。

 

 湾外ではない。

 

 湾内に近い。

 

 隠蔽されていた深海反応が、同時に立ち上がった。

 

 通信士が叫ぶ。

 

『深海反応多数! 湾内側! 皇居方面への進路を取っています!』

 

 結有は息を呑んだ。

 

「本当に」

 

 アイが言う。

 

「本命」

 

 高梨は一瞬だけ目を閉じた。

 

 そして開く。

 

『全艦、迎撃開始。東京中枢へは一隻も通しません』

 

 大和の砲塔が動く。

 

 神通が海面を蹴る。

 

 川内が笑みを消して駆ける。

 

 那珂が叫ぶ。

 

『通信、那珂ちゃんに任せて! 全員、落ち着いて!』

 

 結有は高速艇を走らせた。

 

 未来の狙いは、名古屋ではなかった。

 

 東京中枢。

 皇居。

 国家の象徴と心臓。

 

 そこへ向かう深海の黒い群れ。

 

 止めるしかない。

 

      *

 

 未来は、黒い霧の向こうに立っていた。

 

 海面の上。

 

 東京湾を背に。

 

 通信が開く。

 

『湊』

 

 未来の声。

 

 高梨は答えた。

 

「未来」

 

『名古屋を見捨てたのね』

 

「現有戦力に託しました」

 

『言い方が上手い』

 

「あなたほどではありません」

 

『痛かった?』

 

 未来は優しく聞いた。

 

『名古屋を助けたいでしょう。今すぐ行きたいでしょう。泣き叫ぶ人がいる。燃える港がある。あなたは、それを見て東京へ来た』

 

 高梨の手が震えた。

 

 鷹取が副官席で気づく。

 

「高梨一佐」

 

 高梨は短く言った。

 

「大丈夫です」

 

 未来は続ける。

 

『これがあなたの帰り道? 誰かの帰る場所を捨てて、別の帰る場所を守る。美しいわね』

 

 高梨の目が鋭くなる。

 

「未来」

 

『何?』

 

「あなたは、名古屋を駒にした」

 

『戦争ですもの』

 

「そう。戦争です」

 

 高梨の声が低くなる。

 

「だから、私はあなたを止めます」

 

『名古屋を捨てて?』

 

「名古屋を背負って」

 

 未来の笑みが、一瞬止まった。

 

 高梨は言った。

 

「私が今日選んだものは、消えません。名古屋で失われるものも、恨みも、痛みも、全部背負います。その上で、東京湾を守ります」

 

『強がり』

 

「はい」

 

 高梨は認めた。

 

「強がらなければ、指揮官などできません」

 

 鷹取が高梨を見た。

 

 高梨は震えている。

 

 だが、戻っている。

 

 怒りに呑まれていない。

 

 未来は小さく笑った。

 

『なら、見せて。湊。あなたの帰り道が、どれだけの死体の上に伸びるのか』

 

「その言葉」

 

 高梨の声が冷えた。

 

「後で後悔させます」

 

      *

 

 東京湾防衛戦は、激しかった。

 

 深海棲艦は二段構えだった。

 

 名古屋で主力に見せた部隊。

 東京湾で本命として隠していた機動部隊。

 

 未来の指揮は鋭い。

 

 こちらの砲撃範囲を読み、撤退線を潰そうとし、皇居方向への突破路を作ろうとする。

 

 だが、高梨は読んでいた。

 

『大和さん、今です』

 

 大和の主砲が火を噴く。

 

 湾内へ入りかけた戦艦級の進路が断たれる。

 

『神通、中央を閉じて。結有ちゃん、アイさん、第二線へ抜ける軽巡級を止めて』

 

「了解!」

 

「了解」

 

 結有は高速艇を走らせる。

 

 アイが横を滑る。

 

 軽巡級深海棲艦が皇居方向へ向かう。

 

「アイ、足を止めて!」

 

「がうがう」

 

 短い連射。

 

 敵の砲塔が砕ける。

 

 結有は飛びたくなる。

 

 近い。

 行ける。

 蹴れる。

 

 だが、飛ばない。

 

「神通さん、僕が引きます!」

 

『許可します。飛ばない範囲で』

 

「はい!」

 

 高速艇が敵の前を横切る。

 敵が結有を狙う。

 その隙にアイのろングが低く唸る。

 

「撃つ」

 

 レールキャノンが敵の脚部を貫いた。

 

 神通の砲撃がとどめを刺す。

 

 結有は息を吐いた。

 

「帰るために」

 

 アイが言う。

 

「守るために」

 

      *

 

 戦闘は三時間続いた。

 

 名古屋からは、苦しい報告が届き続けた。

 

 港湾施設損傷。

 艦娘複数中破。

 民間被害あり。

 避難進行中。

 防衛線、後退。

 

 そのたびに、高梨の顔から色が少しずつ消えた。

 

 それでも、指揮は乱れなかった。

 

 東京湾の深海部隊は、ついに突破できなかった。

 

 未来は撤退を選んだ。

 

 黒い霧の中へ、深海棲艦が下がっていく。

 

『湊』

 

 未来の声。

 

『今日はあなたの勝ちね』

 

「勝ちではありません」

 

『東京は守った』

 

「名古屋が燃えました」

 

『では、何?』

 

 高梨は答えた。

 

「今日のこれは、負けなかっただけです」

 

 未来は少し黙った。

 

『あなたらしい』

 

「あなたは逃がしません」

 

『今日は逃げるわ』

 

「次は」

 

『次も、あなたに選ばせる』

 

 通信が切れた。

 

      *

 

 戦闘後。

 

 高梨は指揮席に座ったまま、しばらく動かなかった。

 

 鷹取がそっと声をかける。

 

「高梨一佐」

 

「名古屋の被害報告を」

 

「今は休んでください」

 

「報告を」

 

 鷹取は唇を噛んだ。

 

「了解」

 

 報告が届く。

 

 死者。

 負傷者。

 損傷艦。

 焼けた港。

 守られた避難経路。

 現有戦力で踏ん張った提督たち。

 

 高梨はすべて聞いた。

 

 途中で一度だけ、目を閉じた。

 

 涙は流さなかった。

 

 結有は、浜松への帰投前に通信をつないだ。

 

「高梨さん」

 

『はい』

 

「名古屋、僕も行きたかったです」

 

『はい』

 

「でも、東京湾に来てよかったんですよね」

 

 高梨は、すぐには答えなかった。

 

『よかった、とは言いたくありません』

 

「はい」

 

『でも、必要でした』

 

 結有はうなずいた。

 

「なら、覚えておきます」

 

『何を?』

 

「名古屋を背負って東京を守った日」

 

 高梨の目が少し揺れた。

 

『重いですよ』

 

「はい」

 

『結有ちゃんには、まだ早いかもしれません』

 

「でも、提督ですから」

 

 高梨は、少しだけ笑った。

 

 悲しそうな笑みだった。

 

『そうですね』

 

 アイが横から言った。

 

「高梨」

 

『はい、アイさん』

 

「帰る場所、全部は守れない?」

 

 高梨は静かに答えた。

 

『守れない日があります』

 

「その時は?」

 

『忘れない』

 

 アイはうなずいた。

 

「なら、名古屋も帰る場所」

 

『はい』

 

「燃えても?」

 

『はい』

 

「なら、直す」

 

 高梨は目を閉じた。

 

『はい。直しましょう』

 

      *

 

 その日の公式記録には、こう残された。

 

『深海提督高梨未来、名古屋方面へ大規模陽動攻撃を実施。同時に東京湾内へ隠密侵攻部隊を投入。真の狙いは東京中枢および皇居と推定。高梨湊一佐の判断により、静岡連合艦隊主力を東京湾へ集中。名古屋方面は現有戦力による防衛および救助支援に留めた。結果、東京湾突破を阻止。名古屋方面には大きな被害』

 

 非公式日誌には、もっと短く書かれた。

 

『未来、名古屋を大規模陽動として急襲』

『湊、名古屋を現有戦力で実質見捨てる判断』

『静岡連合艦隊主力、東京湾へ』

『未来の狙いは東京中枢と皇居』

『東京湾防衛成功』

『名古屋、被害甚大』

『湊、名古屋を背負って東京を守る』

『結有、必要な判断の重さを知る』

『アイ、燃えても帰る場所なら直すと言う』

 

 最後に、誰かが追記した。

 

『全てを救えない日に、何を捨てたかを忘れないこと』

 

 結有はその一文を見て、しばらく動けなかった。

 

 提督という肩書きは、重い。

 

 前に出るより。

 殴るより。

 飛び蹴りするより。

 

 選ぶことの方が、ずっと重い。

 

 その日、結有は少しだけ高梨湊の怖さを理解した。

 

 そして、未来の恐ろしさも。

 

 未来は深海棲艦をぶつけてくるだけではない。

 

 こちらに選ばせる。

 

 どこを救うか。

 どこを捨てるか。

 何を背負うか。

 

 それが、深海提督の戦い方だった。

 

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