【完結】争いは他所でやってくれ!最後は平穏無事に過ごしたい 作:大気圏突破
それはグレモリー家の兄妹が引き起こしてしまった愚かな行為の処分が執行される直前のことだった。シーグヴァイラを経由してサイラオーグが会って話がしたいと言ってきたので、伸元は魔法陣を展開して冥界に赴いた
「急に呼び出してすまない」
「いったい何の用だ?」
上級悪魔御用達の店に入ると予約していた個室に通され飲み物を注文すると5分もせずに店員が運んできてくれた
「いきなりで悪いが仙術を扱える知り合いはいるか?」
「習う気にでもなったのか?」
伸元の言葉にサイラオーグは首を横に振った。彼がなぜ仙術使いを求めている理由なのだがシトリー領の病院で眠る母親の治療として仙術のアプローチが有効であると導き出されていたのだが、病院側で呼んだ使い手では技量が低く効果が見込めなかった
「その如意棒は初代孫悟空から貰ったと聞いたが」
「斉天大聖の連絡先なんて知らないぞ」
外交担当のセラフォルーなら連絡先を知っているはずだが事件の対応で忙しく迷惑を掛けたくない、それなら初代の末裔である美猴も仙術を使えるが能力は…
「いるな~高度な使い手が」
「本当か?」
「訳ありで交渉に応じてくれるか分からないが、協力を取り付けることが出来たら連絡する」
「頼む!依頼料は青天井になっても構わない」
サイラオーグと別れた伸元は美猴に連絡した。ヴァ―リチームには仙術・妖術の使い手であり、最上級悪魔に匹敵する実力を持つ黒歌がいる。夏休みの時に彼女の妹を連れ出す手伝いをしたのだから恩を返してもらおうと思った
思いっきり端折るが黒歌は応じてくれた。なお彼女たちは一応お尋ね者の身なので夜中に病院へ侵入し人払いの結界を施して寝ているミスラ・バアルに仙術を用いた治療を行い経過観察することになった
「目覚めるにはもう少し時間がかかるにゃ」
「頼みを聞いてくれて感謝する」
「別にいいのにゃ!それに欲しいものも手に入ることだし、それに偉くなって指名手配を取り下げてくれれば最高だにゃ」
黒歌は部屋の隅にいた伸元の手を取って魔法陣で消えていった。行き先は彼女が拠点として扱うラブホテルのスイートルームで回転するベッドの上には様々な道具が置かれている
「
「食べ物で遊ぶのは関心しないな」
「でもここは正直だにゃ」
報酬として彼女が求めたのは伸元の遺伝子だった。欲求に正直で強い子を孕みたいと願う黒歌はサイラオーグの母親に仙術を施す対価を伝えるが当然渋ってしまう。しかし
「英雄は色を好むのにゃ!大丈夫…バレないように準備はバッチリなのにゃ、それに結界内で時の流れを操ることだって可能だにゃ」
意訳すると着床するまで欲望を開放して交わろうということで、黒歌は妖術で伸元の動きを封じると懐にあった簪を奪いベッドの上に押し倒した。ここから先はR18になりますが『倍加』の力を使って精力を底上げしたり黒歌の感度を3000倍近くまで上昇させ防音壁を突き破る叫び声を響かせた
「赤龍帝の籠手を使うにゃんて…反則だにゃ~~」
今回の交わりで身籠った黒歌は翌年の秋ごろに双子の女の子を出産した。伸元の庇護になることはなかったが毎月一定額を彼女の口座に振り込み美猴を経由して成長していく子供たちの写真や動画を受け取るのであった
これにて完結です。いつもの「つぶやき・ぼやき」である「つぼやき」になります
『執筆経緯』
前作が終わる頃に「次はどうしようかな?」と思っていたのですが「ハイDで兵藤一誠が原作でやってることって犯罪だよな」って感じていたので、リアルだったら確実に処分されるし書いてみようと思いました。兵藤がいなければリアスも力を得ることがないので没落する流れになりました
『ヒロイン』
最初はセラフォルーだけと結ばれる予定でした。ソーナは愛情ではなく友情路線で互いのことを支え合う関係になれば良いかなって思ってました
『クレイジーダイス』
ネタを考えている時に匙がシャルバにやった同じ行動をさせる神器(NARUTOの影真似)を持たせて、呪術の投射呪法で無限に筋トレをさせるつもりでした。ダイスは後半になると空気感が強くなって失敗したと思います
『R18』
書かないのですか?と感想欄にあったのですがグレイフィアさんとの交わりなら筆が乗りそう。ソーナやセラフォルーだとオーソドックスになりそうで
『物語を畳もうとした理由』
ダブルドラゴン編を執筆する前に評価で「0」と「1」が連続した時に「これで止めよう」と舵を切りました。先を続けようとしても結局はピンチから逆転がワンパターンになりそうでしたし、良い塩梅だと思ってます
『推しの子キャラを出した理由』
単なる趣味でアクアと有馬を結婚させて幸せにさせたいという気持ちで登場させました。2人は常にラブラブでブラックコーヒーが甘くなります
多くの感想や評価を入れていただき誠にありがとうございました。「曹操って誰?」の時に過去最高数の感想を送っていただき創作者冥利につきます。読者の方々からの感想で終わりまで筆を進めることが出来ました。この場を借りてお礼申し上げます
いつもは各キャラクターの今後を書きますが、全員分を考えるのが大変で感想やメッセージボックスでお聞きください
ありがとうございました