​『絶頂の守護者(ガーディアン) ―「イクイクの実」という最悪を授かった転生者は、不退転の努力で神域の覇道を行く―』   作:微糖コーヒー

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第17話:不夜島の陥落と、司法を穿つ「断罪絶頂」

 

 

 1. 宣戦布告の咆哮

 

 「……生きたいと言え! ロビン!!」

 

 ルフィの魂を削るような叫びが、エニエス・ロビーの青い空に響き渡る。

 

 司法の塔の屋上。世界政府の旗が燃え上がり、麦わらの一味とCP9、そして「世界の法」が真っ向から激突した。

 

 アルスは一人、崩壊を始めた本島の正門前で、数千人の海軍精鋭部隊と法務官を前に立っていた。

 

「……一歩も通さないと言ったはずだ。……ここから先は、俺の『聖域』だ」

 

 背後ではゾロやサンジが、それぞれの宿敵と死闘を繰り広げている。

 

 アルスの役割は、一味の背後を完全に断ち、迫り来る増援のすべてを「生理的な地獄」へと叩き落とすこと。

 

 「構えろ! 相手は一人だ! 射殺せ!!」

 

 海軍将校の号令と共に、一斉射撃が始まる。

 

 だが、アルスは動かない。彼は「見聞色の覇気」で弾丸の軌道を読み切るのではなく、弾丸を放つ者たちの「指先」に、直接的な干渉を行った。

 

 「──『覚醒:不夜城の陥落(ソドム・アンド・ゴモラ)』」

 

 「──っ!? べ、べ、…………ッ!!」

 

 数千人の海兵が、一斉に天を仰いで硬直した。

 

 引き金を引こうとした指が、強烈な快楽パルスによって痙攣し、銃口は虚空を彷徨う。

 

 アルスの「覚醒」した能力は、エニエス・ロビーという「島そのもの」の神経網──すなわち、そこに立つ者たちの全感覚を、一瞬にして『共鳴絶頂』へと塗り替えた。

 

 「あ、あふっ、あああああッ!! 止まらん、この……蜜が、止まらんぞ……ッ!!」

 

 正義の盾を掲げていた精鋭たちが、自らの制服を掻きむしり、涎を垂らしながら泥濘の中で腰をくねらせる。

 

 不夜島の名の通り、沈まぬ太陽の下で、数千人の男たちが衆人環視の中で「強制的な絶頂」を迎え、一兵卒としての、そして男としての尊厳を白濁した液体と共に失っていった。

 

 2. 暗殺者の終焉:ロブ・ルッチの「再教育」

 

 司法の塔、内部。

 

 ルフィが「ギア2」でルッチと死闘を繰り広げる中、アルスは追撃してきたカクとジャブラの前に立ちはだかった。

 

 「……お前たちの『六式』。その強靭な肉体美を、もっと淫らな形で完成させてやろう」

 

 「……な、何をしやがった……。正門の連中が、全滅だと……!?」

 

 カクのキリンの長い首が、恐怖で細かく震える。

 

 アルスは無言で一歩踏み出し、カクとジャブラの「側中枢」を視線で射抜いた。

 

 「──『六式奥義:絶頂鉄塊(プレジャー・アーマー)』」

 

 「──ッ!! ぎ、あ、ああああああああああああああああッ!!!」

 

 二人の肉体が、かつてないほどの強度で「鉄塊」の状態に固定された。

 

 だが、それは防御のためではない。

 

 極限まで圧縮された筋肉細胞の一つ一つに、アルスは「終わりなき絶頂」のパルスを閉じ込めたのだ。

 

 逃げ場のない快楽が、鋼鉄よりも硬くなった肉体の中で反響し、脳を、脊髄を、そして魂を蹂躙する。

 

 「や、やめ……っ! 脳が、溶け……っ! 殺して、殺してくれぇ……ッ!!」

 

 CP9の暗殺者たちが、身動き一つ取れないまま、立った状態で白目を剥き、果てしない絶頂のループの中に閉じ込められた。

 

 彼らの「兵器」としてのプライドは、自らの肉体が奏でる卑猥な振動によって、完全に粉砕された。

 

 3. 救済の「整体」:ロビンの二十年

 

 戦いは終わった。

 

 ルフィがルッチを沈め、一味は伝説の「メリー号」の導きによって、バスターコールの猛火から脱出した。

 

 波間に揺れるメリー号の甲板。

 

 ニコ・ロビンは、震える手で自らの腕を抱きしめていた。

 

 二十年間の逃亡。誰にも心を許さず、ただ死ぬことだけを待っていた孤独。

 

 「……ロビン。こっちへ来い」

 

 アルスが、静かに彼女を医務室へと誘った。

 

 「……アルス。私……本当に、生きていていいの?」

 

 「……お前の答えは、さっきの叫びで出ているはずだ。……だが、お前の二十年間の『呪い』は、まだ神経にこびりついている」

 

 アルスはロビンを椅子に座らせ、その華奢な肩に手を置いた。

 

 ロビンの「ハナハナの実」の能力は、全身に自身のパーツを咲かせるものだ。

 

 それは、彼女の感受性が、常人の何倍も「広大」であることを意味している。

 

 「……お前の孤独、そして絶望。……今すべて、俺が『最高の歓喜』で洗い流してやる」

 

 アルスの指先が、ロビンの首筋、そして背骨の付け根に触れる。

 

「──『救済の聖餐:存在の肯定(エグジステンス・オーガズム)』」

 

 「……あ、……ぁ…………ッ!!!」

 

 ロビンの瞳から、大粒の涙が溢れ出した。

 

 それは悲しみではない。

 

 二十年間、誰にも触れさせなかった心の最奥部を、アルスの「淫らで慈悲深い指先」が、直接かき回したことによる、魂の解放。

 

 彼女の能力が暴走し、周囲に無数の「手」が咲き乱れる。

 

 そのすべての手が、アルスの放つ絶頂に共鳴し、彼女の脳に「生きていることの全肯定」を、暴力的なまでの快楽として叩き込む。

 

 「……あ、……アル、ス……っ、私、生きて、……っ! は、あ……ああああああああああああッ!!!」

 

 ロビンはアルスの胸に顔を埋め、赤ん坊のように声を上げて泣き、そして果てた。

 

 二十年間の氷が、アルスの「指先の魔法」によって、温かな蜜へと変わり、彼女を真の自由へと導いた。

 

 4. あとがき:性欲処理という名の「葬送と再生」

 

 ボロボロになったメリー号に別れを告げ、一行はウォーターセブンへと帰還する。

 

 船上では、一味全員の「疲れ」が極限に達していた。

 

 アルスは、ルフィの「ギア2」の負荷でボロボロになった心肺機能を、能力による血管拡張で治療。

 

 ゾロやサンジの「命の削り合い」の興奮を、絶頂による強制睡眠で沈静。

 

 そして、ウソップ。仮面を被って戻ってきた彼に対し、アルスは何も言わず、ただ彼の「震える手」を優しく握り、一瞬だけ安らぎを与えた。

 

 「……一味の再生には、犠牲が必要だった」

 

 アルスは、海に沈んだメリー号の残響を聴きながら、自身の指先を見つめた。

 

 仲間たちの涙、絶望、そして再生。

 

 そのすべての過程において、アルスの「不潔な能力」は、常に彼らの精神を支える最後の砦となっていた。

 

 「……さて。……ロビン。お前、さっきから俺の隣を離れないな」

 

 「……フフ、ええ。……私のすべてをあんなに暴いておいて、無責任なことは言わせないわよ、副船長」

 

 ロビンが、どこか妖艶な、だが晴れやかな笑みを浮かべてアルスを見上げる。

 

 一味の絆は、エニエス・ロビーを経て、もはや家族以上の、逃れられない「神経の結合(リンク)」へと進化していた。

 

 「……次は、霧の海か。……死者の笑い声が聞こえるな」

 

 一味は新しい船、サウザンド・サニー号と共に、魔の三角地帯(フロリアン・トライアングル)へと舵を切る。

 

 そこには、影を奪う王と、骨だけの音楽家が待っている。

 

 

 

 




 【次回予告:スリラーバーク。七武海ゲッコー・モリア。影を奪われた絶望。アルスの指先が、ゾンビさえも絶頂させ、墓場に淫らな鳴き声を響かせる】
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