​『絶頂の守護者(ガーディアン) ―「イクイクの実」という最悪を授かった転生者は、不退転の努力で神域の覇道を行く―』   作:微糖コーヒー

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第22話:氷上の戦慄、頂上決戦と「全軍壊乱」

 

 1. 処刑台の残光と、海鳴りの序曲

 

 「……空気が震えている。世界が、その軸を軋ませているな」

 

 『マリンフォード』、海軍本部。

 

 軍艦の舳先に立ち、湾内に広がる絶景をアルスは見下ろした。

 

 眼前にそびえるのは、正義を標榜する巨大な要塞。そして、その処刑台の上に膝を突く、ポートガス・D・エース。

 

 湾を埋め尽くす十万の海軍精鋭、そして水平線を埋め尽くす白ひげ海賊団の艦隊。

 

 アルスの「見聞色」には、両軍の殺気が衝突し、大気が火花を散らすような「神経の軋み」が伝わってきた。

 

 「……アルス、ついにか……。この戦い、わらわの指先一つで全てを灰にしたい気分じゃ」

 

 ハンコックが、公の場では冷徹な氷の微笑を浮かべつつ、アルスの隣で細い肩を震わせる。彼女の体内には、昨夜アルスが刻み込んだ「絶頂の余韻」が脈打っており、それが彼女の戦闘本能を異常なまでに研ぎ澄ませていた。

 

 「……ハンコック、お前は七武海としての責務を果たせ。……俺は、ルフィの道を切り拓く」

 

 アルスは軍艦の柵を乗り越え、凍りついた海原──大将青キジが作り出した広大な氷の戦場へと音もなく着地した。

 

 2. 三大将の壁と、神経の「絶対零度」

 

 「──お~お~……。インペルダウンから連れてきたのは、とんでもない『火種』だねェ……」

 

 光の速度でアルスの前に降り立ったのは、大将黄猿。

 

 同時に、左方からは凍てつく冷気を纏った青キジ、右方からはマグマの熱気を孕んだ赤犬が、逃げ場を塞ぐように歩み寄る。

 

 「……『快感の支配者』か。貴様のその不潔な能力、ここで根絶しておかねばならんようじゃの」

 

 赤犬が、その右腕を煮え繰り返るマグマへと変える。

 

 アルスは笑みを消し、腰を落とした。

 

 世界最高戦力、三大将。普通なら一秒と保たず塵にされる相手。

 

 だが、アルスは「武装色」を自身の神経網に極限まで巡らせ、能力を「点」ではなく「空間」へと拡張した。

 

 「……大将と言えど、生物である以上、神経の『伝達』からは逃げられない。……お前たちのその冷徹な正義、蜜でベタベタに汚してやるよ」

 

 アルスは氷の地面に掌を突き立てた。

 

 「──『覚醒:万物共鳴・絶頂の氷原(フリーズ・オーガズム)』」

 

 「──っ!? ぐ、……おぉ…………ッ!!」

 

 次の瞬間、三大将の動きがピタリと止まった。

 

 アルスは青キジが凍らせた「氷」を媒体にし、その振動を介して大将たちの足元から脳幹へと直接、限界突破した「快楽信号」を送り込んだのだ。

 

 青キジの冷気は「痺れるような愛撫」へ。

 

 黄猿の光は「脳を灼く視覚的絶頂」へ。

 

 赤犬の熱は「内臓を蕩けさせる焦熱の快感」へ。

 

 「あ、……あふっ、……は、ぁああああッ!! 動きが、……止まるねェ……っ!!」

 

「……ぬ、……う、……これほどの、屈辱……っ!!」

 

 最強を誇る三人の男たちが、氷の上で膝を突き、自らの内側から溢れ出す「蜜」と戦慄に震えながら、一瞬の、だが致命的な「隙」を見せた。

 

 アルスはその隙を突き、ルフィを抱えて処刑台へと突進した。

 

 3. エース救出:死にたがりの「更生」

 

 ルフィの執念と、白ひげの圧倒的な一撃。

 

 そしてアルスの「攪乱」により、ついに処刑台の鎖は砕かれた。

 

 「……エース! 迎えに来たぞ!!」

 

 ルフィの叫びに、エースは目を見開く。

 

 だが、エースの神経は、自らの出自への呪いと、仲間の死を招いた自責でボロボロになっていた。

 

「……ルフィ、アルス……。俺は、……俺は生まれてきてもよかったのか……」

 

 「……馬鹿を言うな」

 

 アルスは逃走の最中、エースの背中に強引に掌を当てた。

 

 「──『生存本能:炎の再生(リバース・オーガズム)』」

 

 「……っ!? あ、あぁああああああああああああああッ!!!」

 

 エースの全身を、猛烈な「生の歓喜」が駆け抜けた。

 

 絶望という名の麻薬に侵されていた彼の脳が、アルスの放つ強烈なパルスによって「生きることへの渇望」へと強制的に書き換えられる。

 

 死を覚悟していた瞳に、生への執着が炎となって宿る。

 

 「……アルス、お前……っ!! 体が、熱い……! 俺、まだ死にたくねえ!!」

 

 「……当たり前だ、クソ兄貴。……その命、俺たちが預かった」

 

 4. あとがき:性欲処理という名の「戦士の休息」

 

 頂上決戦。白ひげという時代の終焉。

 

 エースを救い出し(原作改変)、満身創痍でマリンフォードを脱出した一味の軍艦。

 

 甲板では、ルフィとエースが折り重なるように眠っている。

 

 アルスは、彼らのボロボロになった神経系を、一つずつ丁寧に「調律」していた。

 

 そして、その傍らで。

 

 ハンコックは、戦場の興奮とアルスへの渇愛によって、もはや正気ではいられなくなっていた。

 

 「……アルス。……わらわはもう、戦えぬ。……そなたの指先で、この燃え盛る体を、灰になるまで……壊してくれ……」

 

 「……ハンコック。お前は少し、戦場で張り切りすぎたな」

 

 アルスは女帝を個室へと連れ込み、彼女の「女帝」としての仮面を剥ぎ取り、ただの「愛に飢えた雌」へと堕とした。

 

 戦乱の夜。波間に揺れる船内で響くのは、大将さえも跪かせた男と、世界一の美女が奏でる、最も淫らな「祝杯の喘ぎ」。

 

 「……次は、新世界。……そして、二年の修行か」

 

 アルスは汗ばんだ指先で、エースの無事な寝顔を確認し、静かに笑った。

 

 仲間たちの夢、そしてこの世界の「神経」を、俺が支配し続ける。

 

 「……待ってろ、ルフィ。……二年の後、お前を真の海賊王にするための『最高の調教』を用意してやる」

 

 

 





 【次回予告:激動の二年間。アルスが仕掛ける、一味全員への『極限絶頂修行』。そして再集結のシャボンディ。二年前とは別次元の感度を手に入れた仲間たちと、新世界へ】
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