​『絶頂の守護者(ガーディアン) ―「イクイクの実」という最悪を授かった転生者は、不退転の努力で神域の覇道を行く―』   作:微糖コーヒー

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第24話:深海の陥落、魚人島の狂宴と「側線(そくせん)崩壊」

 

 

 1. 海底1万メートルの聖域

 

 「……相変わらず、魚人の神経系は精緻(せいち)だな。人間よりもはるかに『響く』」

 

 深海1万メートル。巨大なシャボン玉に包まれた光の島、魚人島。

 

 サウザンド・サニー号を下船したアルスは、珊瑚の街を吹き抜ける暖かい海流を感じながら、島全体に充満する「憎悪」の神経パルスを読み取っていた。

 

 2年の修行を経て、アルスの『見聞色』は、生物の感情を色や音ではなく、直接的な「神経のバイブレーション」として感知する域に達している。

 

 新魚人海賊団を率いるホーディ・ジョーンズ。そして彼らが乱用する凶薬『E・S(エネルギー・ステロイド)』。

 

 (……過剰な代謝のブースト、無理やり引き上げられた神経伝達速度。……ホーディ、お前は自分を強くしているつもりだろうが、俺から見れば、それは自らを『最高感度の楽器』へと改造しているに過ぎない)

 

 2. ギョンコルド広場の惨劇:10万人の絶頂

 

 「シャハハハ! 人間共め、魚人の真の恐ろしさを知るがいい!!」

 

 ギョンコルド広場を埋め尽くす、10万人の新魚人海賊団。

 

 ホーディがルフィを、そして王国を嘲笑い、処刑を宣言する。

 

 だが、ルフィの一瞥──『覇王色の覇気』によって、5万人の魚人が一瞬にして意識を失った。

 

 「……残り5万か。ルフィ、お疲れ様。……後は俺が『新世界の洗礼』を授けてやる」

 

 アルスが、倒れなかった残りの精鋭たちの前に、一歩、音もなく進み出た。

 

 彼の手には、一本の細い針。

 

 「──『覚醒:深海の悦楽宴(マリアナ・オーガズム)』」

 

 「──っ!? べ、……は、…………ッ!!?」

 

 次の瞬間、広場を埋め尽くす5万人の魚人たちが、一斉に武器を落とし、その場でのたうち回った。

 

 魚人特有の器官『側線(そくせん)』。わずかな水流の変化を読み取るその超敏感なセンサーに、アルスは「空気(大気)の振動」を媒介にして、致死量の快楽パルスを共鳴させた。

 

 さらに、E・Sによって限界まで鋭敏になっていた彼らの神経は、そのパルスを100倍にして脳へとフィードバックする。

 

「あ、あふっ、あああああッ!! 水が、水が肌を撫でるだけで……脳が焼けるぅ!!」

 

「助けてくれ、ホーディ様! 気持ち良すぎて、死んでしまう……っ!!」

 

 10万の軍勢は、戦うことなく「悦楽の地獄」へと沈んだ。

 

 ホーディ・ジョーンズもまた、薬の影響で真っ白になった髪を振り乱し、自らの身体を抱きしめて、王としての尊厳を白濁した液体と共に砂に垂れ流した。

 

 3. 人魚姫の「教育」:しらほしの目覚め

 

 戦いの後、竜宮城の硬殻(こうかく)の塔。

 

 そこには、伝説の古代兵器『ポセイドン』の正体である巨大人魚、しらほし姫がいた。

 

 「……しらほし。お前は泣き虫すぎる。……その巨大な身体に宿るエネルギーを、お前はまだ『悲しみ』にしか変換できていない」

 

 アルスは、山のように巨大なしらほしの手のひらの上に乗り、彼女の指先にある巨大な神経節を見つめた。

 

 「アルス様……。私、怖くて……。ずっと塔の中にいたから、外の世界が……」

 

 「……わかっている。お前のその『弱さ』は、神経の未発達によるものだ。……今ここで、お前に『生の歓喜』を教えてやる」

 

 アルスはしらほしの肌に、全身の覇気を込めた指先を突き立てた。

 

 巨大な身体には、巨大なパルスが必要だ。

 

 「──『神域調律:海神の目覚め(ポセイドン・リリィ)』」

 

 「──あ、……ぁああああああああああああああああッ!!!」

 

 しらほしの巨体が、竜宮城を揺らすほど激しく震えた。

 

 彼女の脳内に、数百年分、いや数千年の歴史が積み上げてきた「海の声」が、圧倒的な快楽信号となって流れ込む。

 

 悲しみによる叫びではなく、生命としての本能的な歓喜。

 

 しらほしの瞳から、これまで溜め込んできた不安が「蜜の涙」となって溢れ出し、彼女の神経系は一気に「古代兵器」としての真の覚醒へと近づいていった。

 

 数分後、汗ばんだ巨体を横たえ、しらほしはこれまでにないほど強く、そして妖艶な微笑みを浮かべてアルスを見つめた。

 

「……アルス様。私、……もう、泣きません。……あなたと一緒に、お日様の下へ行きたいですわ」

 

 4. あとがき:性欲処理という名の「新世界への誓い」

 

 魚人島を離れ、サニー号はついに『新世界』の荒ぶる海へと浮上した。

 

 船内では、2年の修行を経て「感度が跳ね上がった」一味の、久々の夜の会合が開かれていた。

 

 「……ゾロ、お前。……修行中にミホークに何を教わった? 神経が、まるで鋼の糸のように張り詰めすぎているぞ」

 

 「……ケッ、……余計なお世話だ。……だが、……お前のその指先がないと、……この『斬りてェ衝動』が抑えきれねえのも事実だ」

 

 アルスはゾロを組み伏せ、彼の背骨に鋭いパルスを叩き込んだ。

 

「──っ……!! ぁ、……あ、ああああッ!!」

 

 最強の剣士が、アルスの腕の中で無様に果てる。

 

 それは、新世界の強敵と戦うために、過剰な殺意を「快楽」で中和する、アルス流の精神安定。

 

 そして、ナミとロビン。

 

「……さあ、お前たちの番だ。……深海で冷えた身体、俺が芯から熱くしてやる」

 

 「……待ってたわ。……あなたの指先がないと、もう、新世界の天気なんて読み取れないもの……」

 

 「……フフ、……私の『ハナ』。……あなたの絶頂で、もっとたくさん、狂い咲かせてちょうだい……」

 

 新世界の荒波を切り裂くサニー号の個室で、最も淫らで、最も強固な「結束の儀式」が執筆される。

 

 次は、炎と氷の島『パンクハザード』。

 

 そこには、子供たちを薬漬けにする、アルスが最も嫌悪する「クズ」が待っている。

 

 「……シーザー・クラウン。……お前のその『ガス』、俺の指先で『媚薬』に変えて、お前自身を溺れさせてやろう」

 

 アルスの瞳に、冷徹な殺意と、それ以上の悦楽の光が宿った。

 

 

 





 【次回予告:パンクハザード。M(マスター)・シーザー。子供たちの救出。アルスの指先が、ガスの王を『絶頂の真空』へと追い詰め、汚れた実験室を淫らな叫びで満たす】
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