『絶頂の守護者(ガーディアン) ―「イクイクの実」という最悪を授かった転生者は、不退転の努力で神域の覇道を行く―』 作:微糖コーヒー
1. 伝説の島への接岸
「……巨大な生命力の奔流。大地そのものが、太古の鼓動を刻んでいるな」
新世界、巨人族の聖地『エルバフ』。
サウザンド・サニー号がその巨大な岸壁に接岸した瞬間、アルスは島全体から放たれる圧倒的な「雄の波動」を感じ取っていた。
ルフィたちが伝説の戦士、ドリーやブロギーとの再会に拳を突き出す中、フランキーは一人、島にそびえ立つ超巨大な建造物や、巨人たちの武器の「剛健さ」に目を輝かせていた。
「アウ! アルス、見ろよ! この巨大な歯車、そして熱源……! 俺の『フランキー将軍』も、この島ならもう一段階『スーパー』になれそうだぜ!」
フランキーがトレードマークのポーズを決め、コーラでエネルギーを補給する。だが、エッグヘッドでの連戦、そしてサターン聖との死闘を経て、彼のサイボーグボディの「生体接続部」には、目に見えない金属疲労と神経の摩擦が溜まっていた。
2. 鉄人のメンテナンス:生体と機械の「完全調和」
「……フランキー。お前の左半身、生体との接合部分のパルスが乱れている。……そのままじゃ、次の『ラディカルビーム』を撃った瞬間に、お前の神経がショートするぞ」
アルスは宴の喧騒から離れた工房の片隅で、フランキーを呼び止めた。
「へっ、気付いてたか。……流石だな、アルス。……正直、ベガパンクの技術を無理やり詰め込みすぎて、俺の『中身』が悲鳴を上げてんだ」
アルスは無言で、フランキーの首筋にある生体ポート、そして胸のハッチを開いた内部の神経回路に直接、指先を添えた。
「──『機械制御:電脳絶頂・超鋼鉄(サイボーグ・オーガズム)』」
「──ッ!! ス、……スゥ……ッパァアアアアアアアアアアアアアッ!!!」
フランキーの叫びが、巨人の島に響き渡った。
アルスが流し込んだのは、彼の残された生体神経を「増幅器」として利用し、全身の電子回路に逆位相のノイズを流し込んでから、一気に『純粋な快楽信号』で上書きする強制同期。
機械のパーツが加熱し、冷却ファンが最大速度で回転する。
生身の快感と、電気的な高揚が火花を散らしながらフランキーの脳を蹂躙した。
「あ、あふっ、あ……ッ!! オイルが、……オイルが熱い……ッ!! 全身の回路が、……悦びで焼き切れるぅ!! アウ、アウ、アウ、……あ、あははははッ!!」
変態を自称する男が、自らの機械の身体が奏でる「至高の振動」に震え、白煙を吹き出しながら失神した。
この「メンテナンス」により、フランキーの肉体は生体と機械の壁を越え、真の「鉄人」としての出力を120%発揮できる状態へと再構築されたのだ。
3. 性欲処理という名の「巨人の鎮魂」
エルバフの戦士たち。彼らの誇りは高く、それゆえに戦いによる傷や「名誉の重圧」を、誰にも見せずに抱え込んでいた。
「……ドリー、ブロギー。お前たちの百年の戦い。……その神経に刻まれた『乾き』。……俺の指先で、今こそ癒やしてやろう」
アルスは、巨人たちの巨大な神経叢(しんけいそう)──すなわち彼らの足首にある巨大な腱に、自身の覇気を叩き込んだ。
「──『神話覚醒:巨人の祝杯(ギガント・プレジャー)』」
「──ガハハハハハ……ッ!? お、……おぉ…………ッ!!?」
山のような巨体が、その場で激しく震え、大地に轟音を立てて跪いた。
巨人族特有の巨大な神経ネットワークを逆手に取り、アルスは「島一つ分」の快楽信号を彼らに流し込んだ。
百年分の闘争心、孤独、そして老いへの不安。
それらが、アルスの放つ「暴力的なまでの多幸感」に呑み込まれ、彼らは赤ん坊のように安らかな表情で、大地と共鳴する絶頂の中に沈んでいった。
4. あとがき:性欲処理という名の「新時代の火蓋」
エルバフの朝日が昇る。
アルスは、完全に「再起動」してパワーアップしたフランキーと、安らかな眠りにつく巨人たちを背に、サニー号の甲板で自身の指先を見つめた。
一味の中でのフランキーの役割は、船を守り、道を切り拓くこと。
そしてアルスの役割は、その「鋼の漢」の奥底にある「人間としての脆さ」を、誰にも知られぬ絶頂で包み込むこと。
「……さて。……次は、ついにラフテルへの最後の欠片(ロードポーネグリフ)か」
アルスは、汗ばんだ指先でナミの地図をなぞり、冷たく笑った。
世界の王イム、そして黒ひげ。
彼らが待つ頂上決戦を前に、アルスの指先は、世界中の「神経」を一束に束ね、絶頂の彼方へと導く準備を整えつつあった。
「……黒ひげ。お前の『闇』。……俺の蜜で、光さえも届かない『悦楽の奈落』に変えてやろう」
【次回予告:黒ひげ海賊団。蜂の巣(ハチノス)。クザンの氷を溶かす、アルスの『情熱的絶頂』。そして、さらわれた仲間を救い出すための、監獄島崩壊『絶頂の脱獄作戦』】