天彗龍と大海原と   作:悪魔のポ

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初投稿です。


天彗龍と大海原と教育と少女と

 

「しっかしよォ、百獣海賊団は慈善事業でも始めたってのか⁉」

 

「俺だってガキの子守りなんてやった事ねェんだから言いたくなる気持ちも分かるがな。

グチグチ不平不満垂れてる場合じゃないのはお前でもわかってんだろ?」

 

「確かにあのクイーン様から直々に声を掛けて貰えるなんてのは、俺らには縁も無かった話だぜ!

力も弱い、特に目立ったもんのない俺たちにはこれがラストチャンスなんだから、この機会をものにするしかねェ訳だ!」

 

「めちゃくちゃ分かってんじゃねェかよ…………!」

 

─────ワノ国 鬼ヶ島

 

カイドウ様直々の航海が終わったのが昨日の夜。

 

そして今朝、実験研究区画の掃除を命令された俺たちは、腕っ節こそが全てであるはずの百獣海賊団には似つかわしくない

なよっちい研究員たちの指示に従って嫌々掃除をしていた。

 

その最中に慌てた様子の研究員(バカは雑用でもしておけみてェな視線を向けてくるいけ好かない奴の慌てふためいた顔といったら!)から召集がかかった。

だが、そんなこと考えている余裕なんて一瞬で吹っとんでしまう事になる。

 

呼び出された先で俺たちは初めてクイーン様と顔を突き合わせて喋った。

 

「誰だってよかったんだがな、お前ら、読み書きくらいは流石にできんだろうなァ?

これはカイドウさん直々のデカい仕事だ!勿論拒否なんてできねェ!

 

その仕事ってのは…このガキに一人前の読み書きと喋りを覚えさせることだ!

ミスなんて当然許される訳がねェ! 分かったならサッサと行けェ! 

………ムハハハハ!これでおれは新しいアイデアを研究できるって訳だ!

 

──数時間後────────

 

急がなきゃならないことが分かった俺たちは、騒音の少ない場所で何から手を付けるべきか考えていた。

というよりも愛想の欠片もねェ、得体の知れないガキの扱いに手を焼いていた。

 

「……なーんにも思いつかねェ! それに子持ちの船員に聞いてみても四、五年かかるって話だ!

……おい! 何かお前も案を出しやがれってんだ!」

 

「うるせえ! 今考えてんのが分からねェのかよ!

……取り敢えず、水とメシだけ覚えさせりゃ飢え死にするこたぁねェはずだ!

あとはワノ国から何人か引っ張ってきて付きっ切りで覚えさせる! これでどうだ!」

 

「お前、天才だったのかよ! 採用、即採用だぜこりゃ」

 

「そうと決まりゃ……

おい!ガキ、これは水だ! 水ってんだ! み・ず!」

 

男は溢れるほど水の入ったコップを持ち上げ、わざとらしく揺らした。

ちゃぷん、と音が鳴る。

 

反応は無い。

 

いや、違う。

少年は見ていない。

正確には、水が入ったコップを見ていない。

 

視線は床に落ちているのに、身体の向きと足の置き方が完全にこちらを捉えている。

逃げる動きも、飛び込む動きも、両方即行動に移せる立ち方。

 

「……聞いてんのかクソガキ、コラ」

 

一歩、踏み出す。

その瞬間、空気が変わった。

 

少年の踵がわずかに浮く。

重心が後ろに流れる。

 

――そして離脱。

 

「待て待て待て! 今のは違うだろ! お前バカか⁉」

 

横から肩を掴まれ、男は舌打ちする。

 

「チッ……面倒くせェな!

だからガキのおもりなんて嫌なんだよ!」

 

「どう考えても今のは悪手だろうが!」

 

もう一人が前に出る。

男から奪ったコップをゆっくりと床に置いた。

 

音を立てないように。

目も合わせないように。

 

「……水」

 

短く、端的に言い終わると同時に、すぐ距離を取る。

背中を見せたまま、一歩、また一歩と下がる。

 

風の音、遠くの怒号と悲鳴

鉄の軋みが聞こえる中。

 

──少年が消えた。

 

次の瞬間には、少年はもうコップのそばにいた。

 

速い。

隙を突いたというよりというより、ただひたすらに速い。

掴む、引く、離れる。

ただそれだけなのに、一連の動作があまりにも速すぎて目が追いつかない。

 

「……おい、なんだよ今のは」

 

「考えりゃ分かんだろうが、カイドウ様肝いりのガキなんだぞ!

普通じゃねェってことくらいよ」

 

少年は距離を取り、水を口に含む。

 

「…みず」

 

犬が周囲の音に耳をすませるように少年の首がほんの少しだけ傾く。

 

離れずに再び飲む。

だが視線はそのまま、全てを見抜かれているような異常な感覚。

 

「……おい」

 

最初に叫んだ男が、小声で言う。

 

「今の、聞いてたよな?」

 

「ああ」

 

「何にも分かってねェって話だったが……言葉理解してんじゃねェのか?」

 

「……ンなこと俺にわかるわけねェだろうが!

今のだって見えなかったんだぞ!」

 

 

少年は空になったコップを投げ捨てると、後ろに下がる。

距離を測るように、半歩、さらに半歩。

そして止まる。

 

「……みず」

 

もう一度、同じたどたどしさの残る音。

 

今度ははっきりその口が動いたのを理解できた。

 

「…………は?」

「今の……聞いたか?」

 

「ああ」

 

「やっぱり喋った……よな?

分かってて猿芝居してやがんのか⁈」

 

少し考えて、吐き捨てる。

 

「いや、分かってて喋ったって訳じゃねェな、

ありゃそっくりそのまま真似っこしてるだけだ。」

 

二人の間に、妙な間が落ちる。

気づけばさっきまでの雑な空気が消えていた。

 

「……なあ」

 

「なんだ」

 

「もしかしてよ」

 

男は拾い上げたコップを見つめる。

 

「俺らが思ってるより、ずっとオツムがいいんじゃねェか?」

 

遠くで誰かが怒鳴り散らしている。

どこかで爆発音が響く。

 

いつも通りの鬼ヶ島、その中で。

 

「……かもしれねェな」

 

「だから逆に――」

 

男はゆっくりと、肉の乗った皿に手を伸ばす。

 

「下手打つと終わるぞ、これ」

 

 

────鬼ヶ島、最奥

 

半年という時間は、この島にとっては何も変えない。

だが一つだけ、変わったものがある。

 

「ムハハハハ! カイドウさん! あのガキのお披露目会といこうぜェ!」

 

クイーンは大袈裟に腕を広げた。

玉座の影、巨大な体がゆっくりと動く。

 

「半年だ」

カイドウが酒を傾ける。

「ウォロロロロ……随分と遊んだじゃねェか、クイーン」

 

「遊びじゃねェっての!やめてくれよカイドウさん! 教育だ、教育!」

 

指を鳴らす。

扉が開く。

 

押しつぶされそうな重圧の中には

似つかわしくない軽い足音がする。

 

現れたのは、あの子どもだった。

 

「……そこまでか」

試すような声でカイドウが言う。

 

「ここでいい」

短く答える少年の言葉は確かに文章になっている。

だが、どこか拙さを感じ取れる言い方。

クイーンがニヤつく。

「ほらなァ? 言葉が通じるだろォ?」

 

カイドウは興味深そうに見下ろす。

「名前は?」

 

目線がわずかに動く。

クイーン、下っ端たち、出口。

全部を確認してから

「……ない」

 

「呼び名だ」

 

「……いらない」

 

即答。

空気がわずかに軋む。

下っ端が息を呑む。

だがカイドウは、口元を歪めるだけだった。

「そうか」

 

カイドウから肉が投げられて床を滑る。

一瞬、少年の目が動く。

以前と違いすぐに手を伸ばさない。

状況や相手、意味を考えているのだろうか。

「……いらない」

 

はっきりとした拒否にクイーンが吹き出す。

「ムハハ! 選びやがるようになったぜェ!」

カイドウの笑みが深くなる。

「……あと、これはテストだろ」

広間が静まりかえる。

下っ端の一人が、空気に耐え切れず顔を下げた。

 

クイーンの目が細くなる。

カイドウの笑みが深くなる。

「ウォロロ……!」

低く、重い笑い。

「分かるようになったか」

即答。

「だから、いらない」

強者との距離は、未だに変わらない。

 

カイドウは酒を飲み干す。

クイーンが肩を揺らす。

「しかもよォ、文字もそこそこ読める様になってンだ!」

紙を投げる。

拾いに行く訳でもなく少年の目がそれを追う。

「……違う」

ぽつり。

クイーンが面白いものを見るように眉を動かす。

「何が違う?まだ拾ってすらねェだろう?」

 

「つづりが違う」

問題なく意味は通じる程度の省略。

一瞬、ひらひらと舞う紙が落ちるまでに読み取った。

それにカイドウは興味を隠さない。

「そこまで教えたのか」

クイーンは肩をすくめる。

「読み方と文法だけはなァ、あとは勝手に拾ってやがる」

 

少年はそれ以上触れない。

自分で区切りをつけて、必要な分だけ関わろうとしているようだ。

「……もういいか」

 

カイドウはそれを見て、

「好きにしていいが、だがその前に一つだけ答えろ。

何故お前はコイツらから学ぶ事を辞めなかった?

錠があるとしてもお前なら逃げ続けることはできたはずだ、違うか?」

下っ端を指してカイドウが言う。

 

子どもは踵を返す。

「……弱いやつからうばうのは、強いやつしかできない、ちがうのか?」

下っ端の一人が固まる。

「あ……?」

気がつくと少年はもういない。

気配も、音も、何もかもが消えている。

 

クイーンが笑い出す。

「ムハハハハ! コイツ!言いやがるぜェ!」

カイドウはゆっくりと座り直す。

「ウォロロロロ!!……面白ェように成長したじゃねェか!

クイーン…少し時間を見てからヤマトの所に連れていけ!」

 

──鬼ヶ島、一月後

 

毎日のように行われる宴の喧騒から遠い、湿った石壁の通路。

松明の火が揺れるたび、小さな影が伸び縮みする。

 

「おい、待てって!」

後ろから聞こえる下っ端の声。

だが少年は止まらない。

止まる理由がない。

 

半年。

言葉は覚えたし、寄越してくる本で知識も付けた。

人間の動きも、空気も、嘘も、ある程度は理解した。

だが、鬼ヶ島そのものには未だ慣れていない。

煩くて、酒臭くて、眩しいこの場所は今まで過ごしてきたあの島とは似ても似つかない環境。

 

だが、鬼ヶ島の連中の自らを押しつけるような匂いだけは何処か育った場所を思い出させる。

強者だけが全てで、弱者には何の権利もない、あの島。

だからこうして時々一人で静かな場所へ消える。

 

「……ったく、どこ行きやがったあのガキ……」

遠ざかる声。

気配だけを聞きながら、少年は暗がりを進む。

その時だった。

 

───ガシャン。

鉄の音。

通路の奥に鬼ヶ島にはやはり似つかわしく無い小さな影。

真っ赤な角、長い白髪。

生傷の多い体の手首には重い枷。

その人物も、こちらを見て止まっていた。

沈黙。

先に動いたのは向こうだった。

「……誰なの?」

 

少年は無視して視線だけを向ける。

 

小さくて弱い。

だが妙だ、会ったことがないはずなのに既視感を覚えてしまう。

やはりどこかで見たことがあるのだろうか?

 

「見ない顔だね!ぼくの名前はヤマト!」

少女──ヤマトは首を傾げる。

「…君も百獣海賊団なの?」

 

言葉は分かるというのに、返答に困ってしまう。

今までたった一人で生きてきた為に、その概念がまだまだ曖昧な少年には即答することのできない質問だった。

 

「…違う」

短く答える。

「違うの? なら君はどこからきたんだい? 」

「ここの外からだ」

突き放すような言い方をした少年にも臆さず

ヤマトが驚いた様に瞬きをする。

「外から来たんだね!いいなぁ、ぼくは外の世界なんてまだ見たこともないんだ!

そうだ!ぼくに外の話を聞かしてよ!」

 

少年は言葉を返さずに、視線が枷へ落ちる。

擦れて傷ついた赤い皮膚。

「……痛いか」

 

ヤマトは少し驚いた顔をした。

「え?」

「それだ」

指差す。

ヤマトは枷を見る。

 

「ああ、コレのことかい?もう慣れたよ!

そんなことよりぼくに外の…」

 

その言葉に、少年の眉がわずかに動く。

慣れる。

その感覚はよく知っている。

飢えも渇きも痛みもいつか全部慣れる。

生物は環境に適応することで増えてきたからだ。

しかし一度慣れてしまうと、個体としてはもうそこから抜け出すことができなくなってしまう。

暖かい陽射しのようで、心地良い風のようで、それでいて底なし沼の様な恐怖が少年の心に深く刻まれている。

 

「慣れると、抜け出せなくなるぞ」

ヤマトの笑顔が止まる。

「……抜け出せなくなる?」

 

「慣れると、そこが普通になる。

痛みも、腹へるのも、怖いのも」

 

ヤマトはついに下を向いてしまう。

ほんの十日ほど一緒に過ごした 侍たちの顔が頭をよぎった。

──えれェ家に生まれたな… 

──侍は腹など空かぬものだ

あの言葉。

色濃く残っている記憶の中であれらの言葉も慣れてしまった結果なのだろうか?

実際、ヤマト自身も鬼ヶ島を逃げ回る日々にも、助けてくれた人たちが死んでいった事にも、最初ほど心が傷つくことが少なくなってしまっていた。

 

少年は続ける。

「そうやって、逃げることも忘れる」

 

ヤマトは自分と変わらない年齢の少年の言葉に目を見開く。

「……君、変なやつだね。」

ヤマトは膝を抱えながら、小さく笑った。

「でも、ぼくは抜け出すよ」

「こんな所」ただまっすぐな目で。

 

ヤマトは続けた。

「お侍さんたちも教えてくれたんだ。外には自由な海があるって!」

本気で信じている熱の籠った声。

熱に浮かされる様に様に少年の目がわずかに動く。

「だからぼくは、この鎖なんか──」

ガシャン。

ヤマトが枷のついた両腕を持ち上げる。

「絶対外して、外に出るんだ!」

沈黙。

少年はしばらくヤマトを相手を測る目で見る。

嘘なのか、強がりなのか、本気なのか。

そして。

「……お前は、なんであきらめない」

ヤマトはきょとんとした後、すぐ笑った。

「なんでって……」

 

侍たちなら、もっと格好いいことを言うのかもしれない。

けれどもヤマトは、まだ子どもだった。

だから気持ちをそのまま答える。

「悔しいから」

即答だった。

「カイドウにも、この島にも、好きに決められるのが嫌なんだ」

 

その言葉に、少年の喉がわずかに動く。

 

悔しい、言葉としては理解はできる。

嫌なら離れる。

危険なら逃げる。

そうやって今まで生きてきた少年にはない感覚だった。

「……変なやつだ」

小さく呟く。

 

ヤマトはふと、思い出したように顔を上げる。

「そういえば!」

びし、と少年を指差す。

「君、名前は?」

 

鬼ヶ島では色々な名前で呼ばれてきた。

ガキ。子供、あいつ、こいつ

どれも文字の羅列でしかなかった。

 

「……ない」

短く答える。

ヤマトは目を丸くした。

「名前がないの!?」

冗談ではないと理解したヤマトの目が再び見開かれる。

「え、じゃあ皆なんて呼んでるの?」

 

少年は少し考える。

 

「……コイツ」

 

「ひどい!」

 

即答だった。

 

「他は?」

 

「ガキ」

 

「もっとひどい!他!」

 

「クソガキ」

 

ヤマトの顔がしかめられる。

 

「最悪だなこの島!」

 

通路に声が響く。

 

「……ごめん。怒ったわけじゃない」

 

「ぼく、そういう呼び方嫌いなんだ」

 

少年は黙っている。

 

ヤマトは膝を抱え直しながら、じっと相手を見る。

名前すら呼ばれない事がどれほど悲しいことなのか、知っているから。

 

「名前、いるよ」

 

「ないと不便だし」

 

そして実に子どもっぽい理由だった。

 

「それに、名前があると強くても弱くても、誰かにはなれるよ。」

 

少年の目がわずかに動く。

 

ヤマトは続ける。

 

「鬼ヶ島の奴らってさ、基本的に強いか弱いかでしか見ないだろ」

 

「……」

 

「でもお侍さんたちは違った」

 

ヤマトの声が少し柔らかくなる。

 

「ぼくがカイドウの子どもでも、弱くても“ヤマト”として見てくれた」

 

自分に必要だと思ったことはない、今まで名前を呼んでくれる存在なんていなかったから。

だが嫌な感じはしなかった。

それはそうと、既視感はカイドウの娘だからなのか。

 

「なんかこう……君っぽいのがいいんだよな」

 

ぶつぶつ言いながら考え込む。

 

「静かだけど、怖いわけじゃないし……」

 

自分らしい名前。

やっぱりそんなものを考えられたことも考えたこともない。

 

「でも変に強そうすぎるのも違うし……」

 

ヤマトは頭を抱えた。

 

「ダメだ、全然決まんない!」

 

「ごめんね、自分から言っておいて…」

 

少しだけ気まずそうに声を落とした。

 

通路に静けさが戻る。

 

松明の火が揺れる音だけが聞こえた。

 

しばらくして、ヤマトはぽつりと言う。

 

「……適当に決めたくないんだ」

 

真っ直ぐな声だった。

 

「名前って、大事な物だからさ」

 

ヤマトは枷を鳴らしながら立ち上がる。

 

「よし!」

 

急に明るい声。

 

「名前はまた今度考える!」

 

少年が瞬きをする。

 

「……また?」

 

「うん!」

 

ヤマトは当然みたいに頷く。

 

「また会うだろ?」

 

迷いのない言葉に少年は少し黙ってしまう。

“また”という感覚がまだよく分からない。

 

昨日いた奴が今日いなくなることも珍しくない。

だから次がある前提で話すヤマトが、不思議だった。

 

「……わからない」

 

小さく返す。

 

ヤマトは笑った。

 

「ぼくは会うつもりだよ」

 

真っ直ぐな声。

 

「だから、その時までに考えとく!」

ヤマトは笑った。

 

遠くから怒鳴り声が響く。

人の気配を感じて少年は逃げ出そうとする。

気配が薄れて、暗がりへ溶ける直前。

 

「……ヤマト」

 

初めて自分から名前を呼ぶ。

ヤマトが目を丸くする。

 

「……また来る」

ヤマトが少し目を見開く。

すぐに笑う。

「ああ。待ってる」

 

次の瞬間には、もう暗がりへ溶けていた。

 

「鬼姫様、探しましたよ!カイドウ様がお呼びです!」

船員の声など意に介さず、ヤマトはしばらく通路を見ていた。

小さく呟く。

「……変な奴」

けれど、その顔はあの日から1番嬉しそうだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




名前が無いと自認すら生まれないんじゃないですかね。
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