思ったより誤字があるんですね....!推敲していたつもりでしたがまだまだでした。
少しでも面白いな、とみなさんに喜んでもらえたら、私の趣味も浮かばれます。
拙作で恐縮ですが、どうぞよろしくお願いします。
そして実は飯田くん、最初は緑谷君のことを「奴」と言っています。今でこそ礼儀正しい飯田くんですが、中学の頃は今より尖っていたのでしょうか。意外と口が悪い描写があります。作中で精神的に大きく成長しているので見落としがちですが、最序盤かっちゃんと並んで怖い人扱いを緑谷君からされていますしね。
それでは、今日もよろしくお願いします。
「ムカツクなあ!」
家が近所だったってことで
僕とかっちゃんは幼馴染だ。
なんでも「やればできてしまう」タイプのガキ大将の乱暴者。
善し悪しはともかく自信に満ちたかっちゃんの背中は僕にとってかっこいいものだった。
けれど“個性”が発言してからは
それが悪い方へ加速した。
────────人は生まれながらに平等じゃない。
これは齢四歳にして。
みんなが知る社会の現実。
「ムッカツクなああ!」
爆豪くんが見たこともないような強烈な表情で吼える。
デク君と爆豪くんの関係は少しだけ聞いた。
幼馴染。いじめられっ子とガキ大将。持つものと持たざる者。憧れと嫌悪。
デク君とボクで爆豪くんを挟むような陣形になっているからか。ボクには爆豪くんの背中が少し。
何故か、
『おい爆豪くん!状況を教えたまえ!どうなってる!?』
「黙って守備してろ....!ムカツいてんだよ俺ぁ今ぁ....!」
『気分聞いてるんじゃない!?おい!?切れた....!マジか奴!!』
チームワークは最悪にしか見えない。ある意味敵らし言っちゃ敵らしいけど...
爆豪くんが掌から爆発を出した、デク君を襲う。
「お茶子ちゃんいけ!!」
「余所見か余裕だな!!」
今やること...!それはデク君の邪魔をしないこと...!そして核の確保!
デク君は多分、爆豪くんとやり合うつもりだ。負けたくないもんね。
でもそれと同時に足止めをしっかり理解していると思う。だからボクは進む!
緑谷は確保証明のテープを使って、イレイザーヘッドの拘束のように爆豪の足を捕縛する。
(敵右の大振り!
モニター室のクラスメイトは個性を使わずに入試トップの爆豪と渡り合う緑谷に驚愕する。
(元々咄嗟の判断に優れていたっちゃ優れていた!
少年が何年にも渡って鍛えて磨き上げ、書き留めて染み込ませた、鋼の肉体とオタク知識が今!!
報われているんだ!!)
(一度離脱!かっちゃんは追ってくる!)
「待てコラ!デク!!
なァオイ!俺を騙してたんだろォ!?楽しかったかずっとぉ!!
俺なんか“個性”がなくてもぶっ飛ばせる...いや!!個性使ったら俺より強いって見下してたんだろ!?」
「使ってこいや!俺の方が上だからよぉ」
(なんとかしてお茶子ちゃんと合流しながら、2対2にならない状況を作る...!個性のコントロールがまだ効かない以上、正面戦闘が1番きつい...!
かっちゃんが独断で動いている以上....!ここで引きつけながらお茶子ちゃんの核の発見を待つ...!)
───“無個性”のてめェが!なんで俺と同じ土俵に立てるんだ!?
───張り合おうとか全然...!
「言い忘れてたけどかっちゃん....前言撤回だ!」
「僕は...“『がんばれ!!』って感じのデク“だ!!」
石っコロが....!
──────「出久!おめー本当何もできねえな!」
「出久ってデクって読めるんだぜ!」
「かっちゃんすげー字読めるの!?」
「読めねーの?」
「んでデクってのは何も出来ねーやつのことなんだぜ!!」
「やめてよお、かっちゃん。」
「かっちゃん、すげ──!頭やべー!」
──────何で知らねーの?
──────何でできねーの?
「おお〜!こりゃまた凄い“個性”だなぁ!ヒーロー向きの派手な“個性”ね!勝己くん!」
──────あ、そっか
俺がすげーんだ
みんな俺よりすごくない!
「デクって“個性”がないんだって」
「えー!」
「ムコセーっていうんだって」
「ダッセー!」
「ないもできねーじゃん!」
「ちょっと!みんなダメよ!“個性”がないなんて緑谷君はとても可哀想なの!言っちゃダメよ!
個性はあるのが“当たり前”なんだから」
デクがいっちゃん
すごくない
──────だから俺が川に落ちた時
「大丈夫!?立てる?頭打ってたら大変だよ!」
──────大丈夫だったんだ!なんともなかったんだ!
俺をそんな顔で見てんじゃねえ!
「君が、助けを求める顔してた」
デクのくせに!!!!
俺の方が上だ!!!
発 見!
ボクは柱の影からひょっこり顔を出し、飯田くんと核を見つけた。
あとはデクくんが来るまで見つからないように...!
「俺はぁ...至極悪いぞぉおおおおグフフフ」
「真面目や!!!」
あかん面白すぎ「来たか...!麗日くん....!」
マズイ...!しまった!
「君が1人で来ることは爆豪君が飛び出した時点で判ってた!
触れた対象を浮かしてしまう“個性”
だから先ほど...
君対策でこのフロアの物は全て片付けておいたぞ!
これで小細工はできない!向かったなヒーロー!フハハハハ!!!」
飯田くん、成り切ってて様になってる....!
油断した...!ここまでやってくるとは思ってなかった...!
デク君マズイ...!早く来て!
「デク君マズイ!見つかった!」
お茶子ちゃん!?場所をまず確認しないと...!時間だってもうない...!
「お茶子ちゃん場所!」
「5階の真ん中!!」
真上だ!!ワン・フォー・オールでカッ飛ぶか...!?
「溜まった....」
!?かっちゃん!追いついたのか!!
「何で使わねえ...舐めてんのか?デク...
てめぇのストーキングならよく分かってんだろぉ?
俺の爆破は掌の汗腺から、ニトロみてえなもん出して爆発させる。
『要望』通りの設計なら、この籠手はそいつを内部に溜めて...」
『爆豪少年ストップだ!
殺す気k
「当たんなきゃ死なねえよ!!」
建物が大きく揺れる。飯田くんの意識がそっちに向いた。今がチャンス...!
回収すればボクたちの勝ち...!
そして回収条件は本体への“タッチ”!
だから、自分を浮かせて一気に跳躍する!!
「何!?自身も浮かせられるのか!?」
「このあと吐くけどね!負担の大きい超必です!」
とった!!この勝負ボクらのかt「させん!!」
「な──────!!!」
そのままボクの体は地面に叩きつけられ、転がり壁にぶつかる。
ジャンプして推進力を上げたから凄い勢いであちこちを打った。
そのせいで身体が動かない。痛すぎる。
「君の“個性”は触られない限り脅威ではない!
このまま時間いっぱい粘らせてもらうぜ!ぐへへへ!」
デク君が頑張ってるのに、ボクは何もできてない...!
「ハハ...すげえ...なあデク!来いよ!まだ動けるだろ!?」
さっきの爆風で部屋一帯が吹き飛んだ...!凄まじい威力...!遠距離にも対応できるように要望したんだ....!
「麗日さん状況は!?」
「無視かよすっげえなぁ!」
「お前の筋肉!そのまま殴り合いでぶちのめしてやるよ!!爆速ターボ!!!」
ダメだ!避け切れない!ならカウンターを...!ここ!!
スカ....
空中で爆発を繰り返し、慣性を殺してボクの背後をかっちゃんが取り...
「ほら行くぞ!テメェの大好きな右の大振り!」
右手を大きくスイングして
爆発一閃!!
「テメェは俺より下だ!!」
その勢いのままボクを掴み回して壁へ投げつけた。
考える暇もくれないつもりだ!
やっぱり...強い!
もう...
「何で“個性”使わねぇんだ!
俺を舐めてんのか!?
ガキのころからずっと!!
そうやって!!!」
違うよ。
「俺を舐めてたんかてめぇはぁ!!!」
───── 「君が凄い人だから 勝ちたいんじゃないか!!!」
「勝って!超えたいんじゃないか!バカヤロー!!!」
「その面やめろやクソナード!!!」
(『ヒーローになる』以外で緑谷少年が初めて見せる激情!!)
「爆豪の方が余裕なくね....?」
(きっと君も見据える未来にこれは必須なんだろう...!?)
『DETROIT....』
「やべえって先生!先生!!」
(流石に...!ダメか...!?)
『お茶子ちゃん、状況は!?』
デク君から通信が入る。
「ごめん...!核回収し損ねた...!全身打った...!でもなんとか動ける....!」
痛いけどなんとかもう一回は、短時間なら超必使えそう。でも多分もう飯田くんには通じない。
『移動できる!?僕が上に向かって、“個性”を撃つ。それで目眩しをするからなんとかこれにかけて欲しい...!」
ここで超必の跳躍を使う...!?でもまた同じでやられたら今度こそ終わり...!
う〜〜〜〜分かんない!!!
あ!!デク君が上に撃つなら破片がいっぱい出る!
触るのが無理だから...柱を使って軽くすれば...!
「デク君!窓際柱に行く!その手前の地面をぶち抜いて...!」
『窓際柱に!じゃあまた!!』
「麗日くん...!?どこに行こうって言うのだァ!?もう逃げられんぞ...!?諦めるかヒーロー!」
飯田くんは核に触れたまま、ボクの跳躍を警戒する。いつでも“個性”で走れるようにエンジンを起動しながら。
双方、中s 「行くぞお茶子ちゃん!!」
「はい!!!」
柱に思いっきり抱きつく!
“個性”発動!!
その瞬間、大きな衝撃と共に柱が外れ、目の前の地面が吹き飛ぶ。
今!!!フルスイング!!!
「ごめんね飯田くん!即興必殺!!
彗星 ホームラン!」
「ホームランではなくないか───!!?」
大量の瓦礫を飯田くん目掛けて打ち抜く!!
この隙に!!超必!!
核.....「回収!!」
「あ────────!!!」
『ヒーローチーム、Wiーーーーーn!!!!』
勝った...,!気持ち悪い......!でもデク君は.....?
さっき個性思いっきり使ってた。
絶対腕が折れてるはず。
行かなきゃ...!ボクはその場で吐いてから、フラフラとしながら走り出して!
「おい!麗日くん!?」
「デ....グ....ぐ....ん..........!」
無理やり“個性”を使って穴を降りる。
余計気持ち悪い...。
「使わないつもりだった....。相澤先生にも言われたてから...。でも、勝つにはこれしか思い浮かばなかった....!」
デク君が倒れそうに膝をつき、爆豪くんは放心したかのように立ち尽くす。
「お茶子...ちゃ...ん」
デク君....!ボクはそのまま、デク君に駆け寄ろうとした。
けど。勢い余って、躓き。
デク君の顔面に思いっきり自分の胸を突っ込んだ。
『緑谷少ね───────ん!!!』
私の重い乳が、最後にデク君にトドメを刺した。
明日、明後日の更新ですが、お休みするか、短いかもしれないです。
申し訳ないですがよろしくお願いします。
次回予告!
「峰田は激怒した。この邪智暴虐な乳を触らなければならぬ、と。」
「いやー、いい勝負だった!アツかったな!爆豪がちょっとアレだけど。でも緑谷アツイぜ!!漢だな!!」
「俺は....!緑谷...!お前のことが絶対に許せん....!」
「血の涙...!まあ気持ちはわかるけどよー。逆にそこまで清々しいのも漢だな...!」
「「次回! ボクらのスタートライン」」
「「更に向こうへ!
“Plus Ultra”!!」」
「最低ですわ。峰田さん。」