森下藍に振り回される話   作:アルラトゥ

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かなりAクラスの内情が原作と違うのでご注意を。
オリジナル展開や原作改変等のタグをつけようと思います。


第5話

 

 綾小路清隆という生徒は、志朗の言う『清隆』と同一人物なのだろうか。

 綾小路という苗字は、ホワイトルームの運営者の苗字だと志朗は言っていた。その人物と同じ苗字を持つ『清隆』。これは偶然で片付けられるものだろうか。

 

 無人島試験で、Dクラスは他クラスを出し抜いて1位に輝いた。その立役者は堀北鈴音だと言われているが、綾小路清隆がDクラスに在籍していることを知った時点で、彼こそが真の立役者だと疑わずにはいられない。

 

 それほど『清隆』は別格の存在だと志朗から聞いている。俺なんて足元に及んでいるかどうか……。

 

 しかし彼が俺の知る『清隆』と同一人物なら、俺は彼と仲良くなりたいと思う。なぜこの学校にいるのか分からないが、志朗と同じくホワイトルームでは得られない体験を、彼にも是非体験して欲しい。

 

 

 

 ──ところで、Dクラスは彼に相応しくない居場所だと俺は思っているんだ。

 

 

 

 

 

 「真田、君に役目を与えたいと思います」

 「え? う、うん、僕にできることであれば」

 

 第一回グループディスカッションが終わり、俺は自室で真田に役目を与えていた。

 

 「真田は猿グループだったよな。今から猿グループの優待者を教えるから、回答してくれ」

 「……優待者の法則を確信できたんだね。わかった、誰が優待者だい?」

 

 俺は優待者の名前を言った。確証を持たせるために優待者の法則も語る。

 

 「優待者の法則はグループ内の人間を五十音順に並べた時、干支の動物の順番と同じになる生徒が優待者になる。例えば鼠グループは石田が優待者だけど、鼠グループを五十音順に並べると石田が1番最初になり、そして鼠は1番最初の干支の動物だから、石田が優待者になったというわけだ」

 「なるほど……ありがとう。今すぐ回答するね」

 

 真田は携帯を取り出し回答する。俺は同時に、猿グループはAクラスが優待者を回答したことで終了したこと、優待者の法則は判明したが、俺から回答を頼まれない限り優待者の回答はしないで欲しいというお願いをメールでクラスメイト達に報告する。

 

 『猿グループの試験が終了いたしました。猿グループの方は以後試験へ参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

 他クラスは1回目のグループディスカッションが終わったばかりでもう裏切り者が出たことに混乱するだろうが、Aクラスは俺が伝えたので混乱することはない。

 

 「ありがとう真田。50万プライベートポイントは3人で10万ずつ分けて、残りは俺に渡してくれ。後で回答しなかったグループのクラスメイトに平等に振り込むつもりだ」

 「うん、分かったよ」

 

 俺は自室を出て回答する2つのグループのクラスメイトを探す。

 とりあえず目当ての2つのグループのクラスメイトに連絡を入れると、吉田が彼の部屋にいるらしくすぐに会えるので、吉田の部屋に向かう。

 

 「よぉ渡会。何かようか?」

 「吉田は牛グループだったな」

 

 俺は吉田に優待者の法則が分かったから優待者を回答してほしいと告げる。

 

 「え、マジで分かったのか? すっげぇ……。しかも法則も凄い納得できるし」

 「牛グループの優待者はBクラスの小橋夢だ。彼女で優待者の回答をしてくれ」

 「了解、回答するぜ」

 

 『牛グループの試験が終了いたしました。牛グループの方は以後試験へ参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

 牛グループの終了もAクラスによるものだとメールで伝える。

 

 「後は羊か」

 「羊って、白石がいるとこだろ? そこも回答するのか?」

 「……確かに白石はいるけど、なんで白石の名前を?」

 「えっ!? いや、その……た、確か白石が羊グループだったなーって、たまたま覚えてたんだよ。別にそれだけだからな!」

 「なるほど……」

 

 どうやら吉田は白石のことが好きなようだ。態度が分かりやすい。

 すると、ちょうど話に出てきた白石からメールが届いた。連絡が遅れた謝罪と、居場所を伝えてきたので彼女に会いに行く。

 

 「お待ちしてました、渡会くん」

 「あ、渡会くんだ。やっほー」

 

 映画館前で白石と西川の2人が待っていた。

 

 「やあ、白石に西川。2人が一緒にいるのはあまり見ないな」

 「まぁ最近仲良くなりだしたからね」

 「はい、西川さんとは話が合うことに気付きまして」

 「なるほど……ところで、白石に1つ頼みがあるんだ」

 

 俺は2人に優待者の法則が判明したこと、白石の所属する羊グループの優待者を回答して欲しいことを伝える。

 

 「まぁ……本当にもう優待者の法則を理解したんですね。凄いです渡会くん」

 「確かに凄いけど……なんで他のグループの優待者も回答しないの? 法則が分かってるならAクラス以外が優待者のグループを当てちゃえば450クラスポイントに450万プライベートポイントがAクラスに入るよね? 仮にAクラスが優待者のグループが結果4になったら+150になるし、当てちゃった方がいいんじゃない?」

 「そうなると、Aクラスのクラスポイントが突出し過ぎてしまうんだ。仮にBクラス以下3クラスで結託してAクラスを狙い撃ちにされると、流石に厳しいものがある。できれば今は程々に稼いでBクラスとの差を付け、CクラスとDクラスを争わせたい。どうやら龍園は無人島の試験結果から、Dクラスに黒幕がいると思っているらしいからね」

 「なるほど……? 確かにDクラス凄かったね。どうしてああなったのか全く分からないけど」

 「ふふ……Dクラスも侮るべきではない、ということでしょうね。話が逸れましたが、羊グループの優待者を回答する件は了承しました。今始めますね」

 

 そして白石は携帯を持ち優待者の名前を打ち込んだ。

 

 『羊グループの試験が終了いたしました。羊グループの方は以後試験へ参加する必要はありません。他の生徒の邪魔をしないよう気をつけて行動して下さい』

 

 3つのグループが最初のグループディスカッション後に終わった。これを受け、他クラスはどんな動きを見せるのだろうか。

 

 「プライベートポイントはグループのクラスメイトで10万ずつ分けて、残りは俺に渡してくれ。後で回答しなかったグループのクラスメイトに平等に振り込むから」

 「分かりました。ところで渡会くん、渡会くんは今日の夜ご飯は誰と食べるか、決まっていますか? もし決まってなければ、私達と一緒にどうでしょう?」

 「あー、実はさっき吉田に誘われて一緒に食べることになったんだ。吉田も一緒で良ければ、その誘い受けたいと思うけどどうだろう?」

 

 実際のところ吉田に誘われてはいないが、彼は白石のことが好きなようなので応援の意味も込めて吉田の名前を出した。

 

 「では、私と西川さん、渡会くんに吉田くんの4人で夜ご飯と行きましょう。ふふ、楽しみですね」

 

 とりあえず後で吉田に謝罪と白石、西川と一緒に晩飯を食べることになったことを伝えよう。

 

 

 

 

 

 【綾小路視点】

 

 兎グループ2回目のディスカッションが始まるが、一之瀬達Bクラスは難しい顔をして口を開かない。

 それに気付いた幸村が小声で口を開いた。

 

 「どうしたんだBクラスは……1回目の時とは見違えるほど暗いぞ」

 「さあな」

 

 幸村の言葉には軽く合わせたが、オレはBクラスの雰囲気が暗くなっている原因について、1つの可能性を考えていた。

 誰も何も話さない状態が続くかと思ったが、何故か1回目、そして今回のグループディスカッションでオレの対面の席に座ったAクラスの町田が口を開いた。

 

 「牛グループ、馬グループ、羊グループ。この3つのグループの共通点は何だと思う?」

 「……? それは、1回目のグループディスカッションが終わった後に終了したグループだが……」

 「その通りだが、求める答えとしては正しくない。──綾小路、お前は分かるか?」

 

 オレを見つめる町田だが、1回目の時から何かとオレを観察する目を向けてくることがあり、ほぼ確実にオレに対して何らかの目的がある。なぜオレなのかは分からないが、同じAクラスの竹本と森重はそんな雰囲気は無いので町田が個人的に、あるいは誰かから内密に指示されてオレを観察しているようだ。

 

 ここは分からないフリをしてやり過ごすつもりだったが、オレも町田とその裏にいるかもしれない人物を探る為、敢えて考えていた答えを口にした。

 

 「……なぜ一之瀬達Bクラスの雰囲気が沈んでいるのか。そして町田が問いかけた牛、馬、羊の3グループの共通点。この2つが繋がってると仮定して答えを考えるなら答えは絞り込まれる。この3つのグループはBクラスが優待者であり、優待者を当てられた可能性がある」

 「……ッ」

 「──正解だ」

 

 一之瀬の顔が上がり、オレと町田を見つめる。他の生徒も驚愕の声が上がり室内に驚きが広まった。

 

 「ほ、本当なのか一之瀬!?」

 「……うん、その通りだよ。そしてこれも分かった。Aクラスが私達のクラスの優待者を当てたんだね」

 「それも正解だ」

 「なっ……!」

 

 一気に町田に視線が集まり、町田は不敵に笑いながら語った。

 

 「正確にはAクラスの渡会がそれぞれのグループから優待者を見抜き、クラスメイトに回答させた」

 「……そっか、神崎くん達から聞いてたけど、今回の特別試験は渡会くんがAクラスを指揮してるんだってね。けど、それならどうしてBクラスを狙い撃ちする真似をして、他のグループ優待者は当てないのかな」

 「それは知らん。少なくとも俺達はこの兎グループの優待者がどのクラスの誰なのか聞かされていない。そうだな?」

 

 竹本と森重は頷く。

 

 「……渡会くんは中立派というか、葛城くん派閥にも坂柳さん派閥にも属してなかったよね。無人島試験の時は葛城くんがクラスを指揮してたらしいけど、今回は違うんだね。どうしてかな?」

 「それは…………最初は葛城さんが今回も指揮を執る予定だったが、渡会がそれに反対して結果的に渡会が指揮を執ることになったからだ」

 

 町田の言葉からAクラスの内情を収集していたが、ふと1つの疑問が浮かんだ。

 なぜ町田はAクラスの内情を隠さずに曝け出している?

 

 「ふぅん……? それって──」

 「一之瀬、オレもAクラスに尋ねたいことがあるんだが、いいか?」

 「綾小路くん? うん、分かった」

 「ありがとう」

 

 少し目立ってしまうかもしれないが、致命的にはならないだろう。

 対面の町田はオレの突然の発言に面食らった表情をするがすぐに引き締めた。

 

 「……なんだ綾小路。尋ねたいことって?」

 「先に言っておくが、もしかすると気分を害する発言をしてしまうかもしれない。その時は謝罪する、何も言わなくていい」

 「……何を聞かれるか少し怖くなったが、まずは言ってみろ。それから判断する」

 「じゃあ遠慮なく。さっき町田は、今回も葛城が指揮を執るはずだったが、渡会に反対され結果的に渡会が指揮を執ることになったと言ったな。言い方は悪いが、それはつまり葛城は渡会に見放されたということでいいのか?」

 「──ッ」

 

 町田と竹本の鋭い視線がオレに突き刺さる。怒らせるような発言をしたから当然だろう。

 オレは更に続ける。

 

 「こんな噂を聞いたことがある。渡会が葛城派と坂柳派のどちらかにつけば、その派閥のリーダーがクラスを率いるリーダーになる、と。しかし葛城は渡会に方針を反対され渡会がクラスの指揮を執り始めた。これは葛城はリーダーに相応しくないと見放され、坂柳の方についたということにならないか?」

 「……本当に気分を害する発言だな」

 「それは悪い。どうしても聞きたかったんだ」

 「ふん……いいだろう答えてやる。実際に渡会が明言した訳じゃないが、Aクラス内では渡会は坂柳をリーダーにするつもりだ、と噂が流れている。そのおかげで2学期からは坂柳がリーダーになることがほぼ確定したと皆思ってるだろうな」

 「そうか」

 

 またAクラスの内情を口にしたことも気にはなるが、オレの頭に1つの違和感が浮かび上がった。

 一之瀬も同じことを思ったのか、オレが口を開く前に発言した。

 

 「待って町田くん。少なくとも町田くんは葛城派だよね? 坂柳さん側についた渡会くんの指示に従ってるの?」

 「それがどうした」

 「どうしたって……普通は反発したくなるものだと思うんだけど、君達は違うの?」

 「……ああ、なるほど」

 

 町田はそこで言葉を切った。そして同情するような表情を一之瀬に向ける。

 

 「それは勘違いというやつだ」

 「勘違い……?」

 「そうだ。確かにオレは渡会が葛城さんじゃなくて坂柳の方についたことに納得はしていない。──けどそれは、渡会の指示を聞かない、聞きたくないとなることなのか?」

 「え……?」

 

 意味を理解しかねていると、町田は言葉を続けた。

 

 「意味が理解できないか? かなり簡単だと思うけどな。一言で言えば──友達の頼みはできる限り叶えたい、ということだよ」

 「友達の頼み……?」

 「例えば一之瀬はBクラスの誰かが困っていたら助けようと思わないか?」

 「それは……思うけど」

 「それが少しスケールが大きくなっただけのことさ。渡会を友達だと思っている。あいつは良い奴だし話しやすい。渡会が中心となって何度も遊びに出かけたことが何度もあるが楽しくないと思ったことは一度もない。困ったことがあれば助けてくれるし、堂々としていて頼りがいがある。好きな物苦手な物を把握してくれている。相談すれば真面目に聞いて一緒に答えを考えてくれる。友達と呼ぶには十分だろ?」

 「…………」

 「だから渡会が坂柳をリーダーに選んでも、坂柳に対する悔しさはあっても渡会を責めるつもりは無い。そういう派閥がどうこうじゃなくて、あいつ自身を信頼して尊敬しているからな」

 

 町田は迷いなく言い切った。

 派閥争いしているクラスが、1人の生徒には派閥争いを差し置いて信頼を向けている。

 Aクラスの異質さが、垣間見えた。

 

 「他のクラスメイトに聞いても大多数はオレと同じはずだ。なぁ?」

 「ま、そうだな」

 「違わないな」

 

 竹本と森重も頷いた。

 

 「もし仮に、渡会がクラスのリーダーになろうとすれば、クラスの大半──30人近くは従うだろうな」

 

 その言葉に、室内が静まり返った。

 Aクラスは派閥争いの真っ只中にある。

 それにも関わらず、一人の生徒にそこまでの求心力があるという事実。

 それは他クラスの生徒にとって理解し難いものだった。

 最初に口を開いたのは一之瀬だった。

 

 「30人って……それ、本気で言ってるの?」

 「ああ。少なくとも俺は渡会がクラスのリーダーになることに異論はない。竹本と森重は?」

 「俺も賛成」

 「俺は坂柳派だけど、坂柳じゃなくて渡会がリーダーになってもいいと思ってる」

 

 森重の言葉に、一之瀬達は言葉を失った。

 Aクラスは葛城派と坂柳派に分裂し派閥争いをしている。

 それなのに、渡会桐人という存在はクラスの大多数から信頼と尊敬を向けられ、2学期から坂柳がリーダーになりかけているのに、坂柳派の森重ですら仮とはいえ渡会がリーダーになることに異論を挟まない。

 はっきり言って異常とすら言える。

 

 「あのさー、正直話聞いてて殆ど分からなかったんだけど……」

 

 ここで軽井沢が口を開いた。

 

 「つまり、葛城くんや坂柳さんを支持してるけど、同時に渡会くんも支持してるって感じ?」

 「まあその通りだな」

 「それってさ、最初から渡会くんがリーダーになってれば派閥争いってやつ起こらなかったんじゃないの?」

 「否定はしない」

 

 軽井沢の言葉に町田はあっさりと答えた。

 

 「実際、クラスで葛城さんと坂柳が台頭した時に渡会をリーダーに押す声もあった。けど渡会はリーダーになろうとはしなかった。なんでも、『自分より遥かにリーダーに相応しい存在が隣にいたから、そいつより劣る自分がリーダーになろうとは思わない』だそうだ」

 「自分よりリーダーに相応しい存在?」

 「渡会の小学校からの親友だそうだ。この学校にはいないが、よく話に出てくるからクラスメイトなら渡会の親友の名前を知ってる奴も多い。それはともかくとして、そういう理由で渡会はリーダーを目指さずに中立を貫き出した」

 「ねぇ町田くん、渡会くんの親友の名前ってなんて言うの? 私ちょっと気になる」

 「……まぁ隠すようなことじゃないか。名前は『志朗』と言うらしい」

 

 ──志朗。

 その名前に、オレは何故か心の中でその名前を反芻した。

 覚えている範囲で、その名前に心当たりはない。

 しかし何故か、妙にその名前が頭に残った。

 

 

 

 

 

 2回目のグループディスカッションも終わり、オレは1人で部屋に戻る途中だった。

 

 「綾小路くん」

 「一之瀬?」

 

 一之瀬に声をかけられ足を止める。彼女は少し躊躇いがちに、声を発した。

 

 「……綾小路くんにお願いがあるの。堀北さんと話す機会を作ってくれないかな」

 「堀北と?」

 「うん。その……私達は今、凄いピンチなんだよね」

 

 その一言で理解した。BクラスはAクラスに優待者を3人当てられている。もしかしたら優待者の指名を誤っている可能性もあるが、Aクラスの態度は渡会が確実な根拠を持って優待者を回答させたことが窺える。

 オレは了承の返事をする。

 

 「分かった。近い内に話せる場を用意しておく」

 「ありがとう。じゃあ私は失礼するね。おやすみなさい」

 「おやすみ」

 

 一之瀬は立ち去り、オレも再び足を動かす。

 

 「──綾小路」

 

 再び声をかけられ振り返る。そこにいたのはさっきまで同じ部屋にいたAクラスの町田だった。

 

 「……何か用か?」

 「用はあるが、今から大丈夫か?」

 「ああ、問題ない」

 「そうか。実は渡会がお前に会いたがっている。拒否することもできるが、どうする? 会うなら俺が渡会の場所まで案内する手筈だ。会わないならこのまま帰る」

 

 渡会がオレに?

 そう思ったが、オレも渡会には興味が湧いてきていた。向こうから誘ってきたのは渡会を深く知るチャンスだ。

 

 「オレも渡会に会ってみたい。連れて行ってくれないか」

 「分かった。こっちだ」

 

 町田の後に続き歩みを進める。

 2人のリーダーが派閥争いしているクラスで、唯一多数のクラスメイトから信頼と尊敬を集める渡会桐人。

 一体どんな会話ができるのか楽しみだ。

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