結構過酷な個性社会を生きる 作:エタるマーン!
【おい待てヒロアカはどうした】
〘ヒロアカから逃げるな〙
『逃げてないです遊びに行ってただけです』
【ということはちゃんと更新する意思はあるのね?】
『あるとも言えるしないとも言える』
【どっちだよ】
『元々この作品っていつエタってもいいやっていう軽い気持ちで始めたんだよね』
[だからこそこの作者名なわけね]
『そそ。んでそういう気分じゃなくなったから更新が止まった。そして多分いつかは書くにしてもしばらくは書かないんだろうなって思ってた』
〘じゃあなんで更新したんだ?まだ一週間も空いてないぞ〙
『それがさ、毎日更新停止から二日三日くらい経った日だったかな。この作品が日間ランキング50位台に入ってた』
【は?】
『マージでビビったよね。なんでこんなことになってるんだよってさ』
[それはつまりこの作品を面白いと思ってくれる読者がいてくれるっていうことじゃないの?]
『そこんとこは正直わかっらん。何らかの仕様の可能性もあるしね』
〘でも事実今から見て昨日のUA数900いってるぞ〙
『そうなんだよね。だからまあ、書いてみよっかなって』
【要するに気まぐれってことか】
『そうとしか言い様がないね。多分また更新は止まるだろうし、この作品が完結まで続く確率はぶっちゃけほぼゼロだと思ってるし』
[それでも書く意思が消えたわけではないんでしょう?]
〘もうちっとだけ続くんじゃってことか〙
『そういうこと。ってなわけでこんな作品とメンタル豆腐建築な作者にもう少しだけお付き合いくださいってなメッセージでした』
【こんな私たちだけど、応援してくれたら嬉しいぜ】
『そんじゃ、本編へどうぞー』
『人体模型か何かかよ』
結構過酷な個性社会を生きる
『さぁ今日も元気に修行パートをすっ飛ばしていきましょう』
【お前ほんとスキップするの得意だよな】
『だってただ垂れ流してても面白いものじゃないし』
[それで今は何をしているの?]
『みんなで作った夕食を洸汰君に届けにいってるところだよ』
〘洸汰……ああ、あの死亡フラグが立ってるっていう〙
『それを折るためにはここで彼の秘密の場所に行く必要があります』
【なみのりで壁抜けでもするのか?】
[それは「なぞのばしょ」でしょ]
『まあただの洞穴みたいなとこだよ。子供なりの秘密基地って感じの』
〘そんなとこに行ってどうすんだ〙
『どうもしないよ。ただ場所を知っておきたいだけ。この後必要になってくるからね。……おっいた』
『どうもー、オーナー霊夢のデリバリーサービスでーす』
「っ!てめぇ!なんでここが!」
『普段から尾行されてるかは気にしておいた方がいいよ。じゃないとこうやって悪い人にいいようにされちゃうからね』
【悪い人(人をボコして血を吸う狂人)】
『あれは正義の行いだからセーフ』
「悪い、やつ……」
『君ならもう知ってることだったかな。ヴィランの脅威なんて』
「てめぇ……!」
[確かこの子の両親は……]
〘ヴィランに殺された、か〙
『それが心に深い傷を残した。まあその辺りは私たちには関係ないけど』
【関係ないってお前……】
『ただの事実だよ。洸汰君の好感度は今後の展開において影響しない。原作ならともかく私たち相手じゃね』
【……お前が言うならあってるだろうな。でも本当にそれでいいのか?】
『……何が言いたいの?』
【この世界のことも鑑みるなら、こういう子供は救っておくのが筋ってもんだろ】
『本当にどうしたの?魔理沙。ヒーローを目指すみんなに当てられでもしたの?』
【かもな。それでどうする?霊夢。別に私はこうしろって言いたいわけじゃない。最終的に判断するのはお前だ】
『……はぁ。わかったよ』
『……別に私は君の両親についてどうこう言うつもりはないよ。人は死んだらそれで終わりだ。少なくともこの世界じゃね』
「……パパもママも、それ以外のやつらもみんな馬鹿だ。個性をひけらかして、殺し合って……だから
『そうだな。できもしないことをしようと命をかけるやつは馬鹿なやつに見えるのかもしれない。でもそいつらには目的があったんだよ。それこそ死んでも叶えたい目的がな。……ほんとはわかってんだろ?』
「っ!」
『まあ私からすれば自分がいなくなった後のことを考えて目的を設定するのは馬鹿だと思うけどね』
「うるせえ!パパとママを馬鹿にすんな!」
『それが言えるってことはわかってるんでしょ?残されたものが、託されたものが何なのかが』
「……」
『後はお前がその想いにどう向き合うかだ。そんじゃ、私は行くよ』
『これでいい?魔理沙』
【十分だ、霊夢】
[私たち同士での意思の相違……これもこの世界の影響かしらね]
『かもね。まあだからといって何かあるわけでもないさ。私は気にせず目的のために努力し続けるだけだよ』
〘まあ私たちは所詮はガヤだしな〙
【だからこそ口を出すくらいはいいだろ?】
『もちろん。実際魔理沙の言い分にも一理がないわけじゃないしね。こういう他者視点の意見はあって損はないよ』
[なら私も思ったことは口に出すようにするわね]
『それで頼むよ。さて、それじゃみんなのところに戻ろうか』
『さあて、そんじゃ一日飛ばして肝試しの時間だー!』
〘シリアスな空気……どこ行った?〙
『そんなもんはなからないっ!』
【まあこんな風に実況してる時点でシリアスも何もないわな】
[それで肝試しっていうのは文字通りのものでいいの?]
『そうだね。まあこの最中にヴィランの襲撃が来るんだけど』
〘ガッツリシリアスターン来たな〙
『そこまでシリアスにはならないよ。そもそも原作の流れをわかってる時点でシリアスは薄れるし、私たち視点はただのイベントシーンさ』
【イベントて……ん?あれは……】
[黒煙……?山火事か何かかしら]
『そんな感じかな。さて、それじゃこっちも動きますかね』
〘行き先は……あそこだな〙
『せっかくそれっぽい言葉かけをしたんだ。今度は行動でヒーローってのを示そうじゃないか』
「お前……パパと、ママの……!」
「あ?なんだこのガ『リベンジマッチと行こうぜマスキュラー!』おっ!?」
【おいっ!今回の相手よりにもよってこいつかよっ!】
[マスキュラー……ある意味因縁の相手ね]
『この世界に来たばかりの頃はどうやっても刃が立たなかった!でも今は違う!』
〘お前は確実に強くなってる!ぶっ倒してやれ!霊夢!〙
『言われなくとも!』
「ああん?何かと思ったら……お前、リストのガキか」
「お、お前、なんで……」
『そりゃ助けに来たんだよ。この私がな!』
「助けに、か。流石はヒーロー志望ってとこか?いや、お前は違うんだったか?まあいい。なあお前、前に会ったことあるだろ」
『ああ、あるね。あん時は散々ボコされたからな、お礼をさせてくれよ』
「いいぜ!殴り合いといこうか!」
『えーここで皆さんにお知らせがあります』
[何よ急に]
『I・アイランドでメリッサさんからもらったガントレットあるでしょ?』
【ああ、あったな。OFAを本気で打っても反動が来ないってやつだろ?】
『そう、正確には三回までだけどね。それであっちで一回使ったから残り二回だったんだけど、その内一回を今使いました』
〘ん?でもそれにしてはこいつ大してダメージ喰らってなくないか?〙
『そうなんだよね……だってこいつOFAの100%耐えるもん』
【……は?
『はい。ふつーに耐えてきます。いやー不意打ちすればいけると思ったんだけどなあ』
[言ってる場合じゃないでしょ!?今それと殴り合ってるのに勝ち目はあるの!?]
『勝ち目自体はある。原作じゃ主人公補正っぽいの込みでようやくだったけど、私たちなら実力で勝てる目はあるよ』
『ってなわけで……仕込み黒縄+マステレ+OFA20%!全力でボコす!』
「やってみろよおい!」
〘肉鎧でほとんど攻撃が通ってない。このままじゃ全開の二の舞いだぞ〙
『ほとんどと全くは違う!ダメージが通るんなら……倒せる!』
『それに筋肉増強っつったって限度があんだろ!?例えば……
「はぁっ!?」
【やってることが最低の所業なんだが】
『勝てばよかろうなのだってね!それ込みでもこいつ普通にクソ強いしぐっ!?』
「なんか色々と出来るみたいだが、単純に俺のパワーを超えられないようじゃどうしようもねえよ!笑わせんなよ。出来もしねえことをやろおうとしてやがってよ!」
『はぁ……はぁ……出来もしないこと?』
「そうだろ?お前にゃ俺を倒してそこのガキを助けるなんざ無理だ。精々俺たちに捕まってそこのガキは殺されるってのが現実ってやつだ!違うか?」
『はぁ……はぁ……敗北者?』
〘乗るな霊夢!戻れ!〙
「いや別に敗北者とは言われてないでしょ」
【お前さてはまだふざける余裕あるな?】
『あ、バレた?それじゃちょっと本気でも出しますかね!』
『黒鞭+浮遊+マステレキネシス……「
「なんだなんだ?今度は何を見せてくれる?」
『ここから先お前は私に触れることすらできない!』
[これは……前回劇場版ボスとの最終決戦で使おうとしてた技ね]
『そうっ!マステレと黒鞭と浮遊を併用した上での超高速移動!スピードこそパワー!パワーこそジャスティス!』
〘要はいつもの脳筋戦法か〙
【でも効果はあるみたいだぞ】
「ちっ!ちょこまかと鬱陶しいんだよ!」
『当たられないやつが悪い!このまま死ねぇ!』
『これならあいつの大振りな攻撃は当たらん!このままフィニッシュだ!』
[フィジカル系相手に翻弄しきれる力……これは強いわね]
〘今回はうっあることもなさそうだな〙
【……っ!?霊夢!】
『何が……ってクソッ!』
『ぐぅッ!』
「ははっ!やっぱこれには反応するのか!大変だな、ヒーロー。足手まといがこの場にいるとよ」
「あ、ご、ごめんなさ……」
「謝るな。これは完全に私のミスだ」
『しくったな……洸汰君のことが完全に頭から抜けてた』
[それもヒーローとしてどうなのよ、と言いたいところではあるけど、今回ばかりは私も同じよ]
『咄嗟に黒鞭をバネ状にして防いだはいいけどこのままだとまずい……どうする……』
〘早くこの子を逃がせばいいだろ〙
『その隙をこいつが逃すとは思えない。背を向けたらやられると思わないと』
【なら霊夢、これなら……】
「お前も哀れだよなあ!この俺の眼をやった二人もそうだった。誰かを守るために必死になってよ。ほんとに馬鹿な奴らだよなぁ!そう思うだろ?」
「そ、そんなこと……」
『ああ、馬鹿だね』
「だろ?」
『そんでもって、今からそいつらと同じことをしようとしてる私はもっと大馬鹿だ!』
「な、なんでそこまでして……」
『一回助けるって決めたんだよ。私たちは「目的」を決めたら絶対にそれを達成する。そう決めてるんだよ!やるぞ!黒鞭増強!』
『筋肉の代わりに黒鞭で全身を覆って攻防ともに強化する。良い案じゃん、魔理沙』
【真正面から戦う方法は教えたんだ!勝てよ!霊夢!】
『もちろん!』
『オラオラオラッ!殴り合いじゃい!』
「いいな!それでこそ潰したくなる!」
『いけるっ!殴り合えてる今なら押し切れる!』
[ここで切るのね、その切り札を!]
『ああ!喰らえ!フロストバイト!』
「くっ!?」
『やっと隙見せやがったなぁ!ハァッ!』
〘やったか!?〙
『それ言うってことはわかってんだろ?まだこっからだよ!』
「……さて、遊びは終わりだ。こっからは……本気の
『来いよ筋肉お化け!格の違いを見せてやる!』
【洸汰君はある程度遠くに逃がせた。なら後は全力同士の勝負だ】
『ならっ!私は!負ける気がしないね!』
『悪いなマスキュラー!お前が本気だろうが!そんな強いだけの個性じゃ私には届かない!』
「ほざけ!」
『なら見せてやるよ!受けてみろ!私の本気の一撃を!』
「いいぜ!やってみろよ!」
『こいつを掴んで……上に、ぶっ飛ぶ!』
[この高度からならいけるわ!]
『喰らえ!数多の
「ぐはぁッ!だがこの程度で倒せると……」
『思ってねえよ!』
〘こっちが本命だからな!〙
『喰らえ!メテオスマァァァッシュ!』
『マスキュラァァァァァ!』
「来やがれ博霊ィ!」
【おい、嘘だろ!?】
[これでも押し切れないっていうの!?]
〘逆に押されかけてるぞ霊夢!〙
『くっ!なら、横槍を無理矢理ねじ込むまで!』
『これで……』
「こんなもん痛くも痒くもねえなぁ!こんなもんかよ!」
『そんなわけ……!』
「くらえよヴィラン!」
【今のは……】
[洸汰君?]
『っ!今だ!』
『フロストバイトォ!』
「なっ!?凍らせて……!」
『冷えた筋肉は萎縮する……!今度こそこれで終わりだぁ!』
『最高の援護だったぜ
『このままっ……潰れろよ!』
「うぐぐっ!?こっちの、パワーがァァァ!」
〘……今度こそやったか〙
『ああ、やったよ。私たちの勝利だ』
【フルガントレットも使い潰して、予想外の援護射撃もありでやっとの勝利か】
[その援護射撃に関しては魔理沙のおかげね。あのフラグを拾っていたからこそ、この展開が生まれたわ]
『そうだね。ヒーローの真似事をするのも悪くないってことかな』
〘反省会もいいが、まだ騒動は終わってないぞ〙
『そうだね。とりあえず洸汰を先生たちの下に連れて行かないと』
【ここからが後半戦ってところか】
『そうだね。というわけで次回、林間合宿編後半戦だよ』
[他にもヴィランはいるでしょうし、まだ戦いは続くわね。コンディションはどう?霊夢]
『まだまだ平気さ。この後他のヴィランを蹴散らすくらいの余力はあるよ』
〘マスキュラーレベルに厄介なのがいなけりゃいいがな〙
『知ってる範囲だと最高戦力があいつだったんだけど……まあとにかくその辺は次回だ。そんじゃ、まったのーう』
「……ありがとう。博霊お姉さん」
『……別に私は何もしてないよ。あれはお前が勝ち取った勝利だ。誇れよ。目的を果たせたことをね』
まえがきの通り、多分ここからは不定期更新になります
なんなら今回のが気まぐれだっただけでこの後更新がないことすらありえます
それでもこんな作品を好きだと言ってくれる皆さん、本当にありがとう
……感想をくれると続きが出る率が上がるかもです
読者の皆さんはG.Nチャンネルのことを
-
前から知っていた
-
ガッツリファンだった
-
この作品から知った