結構過酷な個性社会を生きる   作:エタるマーン!

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作者はノリとフィーリングに任せて感覚くんに執筆をしてもらっているので、今回の展開が今後のフラグとなるかは作者にもわかりません
というわけで任せたぞ、未来の作者


おっヌルゲーか?

 

『このスキルツリーデカすぎんだろ……』

 

 

 

 

 

結構過酷な個性社会を生きる

 

 

 

 

 

 

『さぁ今日も元気にスキルツリーとにらめっこしていきましょう』

 

【前回のヴィジランテ活動でポイントは結構貯まったんだったか?】

 

『序盤にしてはそこそこって感じかな。正直不意に出くわしたあいつのことしか記憶にないけど

 

[ああ、あのマスキュラーとかいうヴィランだったかしら]

 

『マージでリセマラを考えるレベルの事故だった。テストプレイじゃあんな大物とは出会わなかったし』

 

〘そういや最後に助けられたあいつは誰だったんだ?〙

 

『あれはプロヒーロー『イレイザーヘッド』。個性『抹消』……能力ものにはお決まりの能力無効化系能力者で、主人公たちのクラスの担任になる予定の人だね』

 

【いわゆる師匠ポジってやつか】

 

『いやそっちは別に何人かいるけど……まあ先生もその一人かな』

 

[それはそうと、今は何をしてるの?]

 

『今は取るスキルの方向性を吟味してるとこ。序盤からいいスキルが多くて迷ってるんだよね』

 

「『身体強化』に『防御力強化』みたいなシンプルなステータス系もあれば、『発火』とか『電撃』みたいなそれ一つで能力になりそうなのもあると」

 

[ステータスは地道に上げていくとして、何か切り札になるような能力が一つはほしいところね]

 

『今の私たちって要はものをたくさん持ててもの作りと突貫建築が得意なだけの一般人だからね』

 

【一般人というには能力が過剰すぎるだろ。正直これだけでもある程度は戦えないか?】

 

『まあ”ある程度”はね。でも原作が進むと力不足感が否めなくなるだろうし、今の内から何かしら手は打っときたい』

 

[じゃあどんな方向性でスキルを取っていくのかは今から考えておかないといけないわね。それともポイントの振り直しは効いたりするの?]

 

『普通には効かない。まあある条件を満たせばできないことはないけど……まずできないと割り切った方がいいだろうね』

 

〘じゃあなおさらスキル選びが大事になってくるな、何を取るんだ?〙

 

『うーん……ステ底上げ系はマストで、レミリアが言ってた通り他に何か特殊能力系がほしいところではあるんだけど……』

 

【取るなら原作キャラと被らない方がよくないか?】

 

『というと?』

 

【だってできないことは誰かにやってもらえばいいんだから、自分にしかできないことがあった方がいいだろ】

 

[それもそうね。ヒーロー路線、というよりかは主人公サイドで行くなら味方はそれなりにいるでしょうし]

 

『なら考えるべきは独自のポジションを勝ち取れるやつ……よーし、決めた!』

 

〘どんなのにしたんだ?〙

 

『「即席クラフト1」と「クラフト可能アイテム数増加」』

 

【戦場クラフターの道を選んだわけか】

 

『まあこの構成なら最悪別のに切り替えることになっても活かせそうだったしね。前準備も大事だけど、その場での臨機応変な対応も大事でしょ』

 

[私たちの場合、準備不足で死ぬこともあれば、戦場での一瞬の対応を間違えて死ぬこともある。前者は心持ちの問題でもあるし、後者に対する対策を講じるのはいいことね]

 

〘まあ選択肢が増えても上手く使いこなせるかは霊夢次第だけどな〙

 

『ぐぬぬ……練習はしときます……』

 

【ところでこれからはどうするんだ?まさか毎日あそこでヴィラン狩りをするわけでもないんだろ?】

 

『それはもちろん。勉強とかスキルの実践なんかもしなきゃだしね。というわけで……』

 

 

 

『はい雄英高校入試当日の霊夢です』

 

【おい待て飛ばしすぎだろ】

 

[数カ月の経過を一瞬で……本当に何もなかったの?]

 

『な゛に゛も゛……な゛がっだ……!』

 

〘なんかあったやつのセリフだろそれ〙

 

『まあほんとに特筆すべきことはないんだよね。……というか初日にあいつに会ったのがおかしいだけだし

 

【まあ何もないならいいんだが。それより合格できそうなのか?】

 

『もちろんですとも。実践練習を何度もこなし、スキルの数と質だって充実させてきた。今の私に敵はない!』

 

「じゃあマスキュラーと戦ってみてくれ」

 

『それは無理です』

 

[即答……本当に強いのね、あいつ]

 

『最終盤の主人公はわりと簡単に倒してるけど、逆に言えばそのくらいまでいかないと優位に立てないんだよね』

 

【序盤も序盤で戦うにはレベルが違いすぎるのはわかった。今回の試験にはそういう規格外はいないんだな?】

 

[こういう試験には圧倒的強者な規格外が紛れ込んでるパターンもあるわよね]

 

『「かっちゃん」と同じ会場に当たるのがちょっと不安なくらいで問題はないよ。後これなろう系じゃなくてジャンプ系列だし』

 

〘準備は万端。憂慮すべきこともなし。おっもしかしてヌルゲーか?〙

 

『はいヌルゲーです。というかこれくらい楽勝で突破できないと後々困る』

 

【こっちは主人公みたいに急激に成長できるわけじゃないもんな】

 

『そそ。こっちの個性はあくまで努力した分がそのまま力になるってだけで、それ以上の成長促進効果はないんだよね。だから能力的には堅実に強くなれるけど、そっから先はプレイヤーの自力も必要になってくる』

 

[こうして見ると私たちライバルキャラみたいな性能してるわね]

 

〘序盤は圧倒的格上で、色々あって乗り超えた後も努力と才能と根性で喰らいついてくる。典型的なライバルキャラそのものって感じだな〙

 

『いやまあこの世界多少変則的とはいえライバルキャラはもういるんで……』

 

【それより早く会場内に入らないのか?今のお前道のど真ん中で突っ立ってるやばいやつだぞ】

 

『いやせっかくだし原作のワンシーンを拝もうと思って待ってるんだけど……あんれー?おかしいな、今()()()普通に通り過ぎていったぞ?』

 

[誰よあの子って]

 

『原作におけるヒロインポジの女の子。この道で主人公と出会うはずなんだけど……』

 

〘そもそもこの世界は完全に原作と一緒ってわけじゃないんだろ?〙

 

『まあMODとか入れてるからね。原作通りにいっても面白くないし、色々変化が起こるようにはしてあるよ』

 

〘じゃあここでの出会いがなくなったのもそれが原因だろ。切り替えてけ。視聴者気分でいると思わぬところで事故るぞ〙

 

『それもそうだね。じゃあ原作の流れは気にしすぎない方向で行こっか』

 

 

 

「今日は俺のライブへようこそー!エヴィバディヘイセイ!」

 

 

『ヨーコソー!』

 

【いや急に何が始まってお前は何を言ってるんだ?】

 

『アイサツをされたら返すのが礼儀ってものでしょ』

 

[いつからあなたはニンジャになったのよ]

 

 

「ヘイサンキュー!そこのリスナー!それじゃあ実技試験の内容をサクッとプレゼンするぜ!」

 

 

〘あれもここの教師か?全くそうは見えないんだが〙

 

『あれはプロヒーロー『プレゼント・マイク』だね。ここの教師はプロヒーローも兼任してて、そんでもってプロヒーローなんてのはみんなわりとキャラが濃いから……』

 

【こうなるのも必然ってわけか】

 

[まあ緊張をほぐすにはいい機会かもしれないわね]

 

「そんで試験内容は『模擬市街地演習』……『仮想(ヴィラン)』つまりは機械を倒すとポイントがもらえると」

 

『ついでに言っちゃうとここでいう方法以外にもポイントを稼げる手段はあるわけなんだけど……まあその前に”彼”が質問する様子でも見ようか』

 

 

「質問よろしいでしょうか!?」

 

 

【誰だ?あいつ】

 

『主要メンバーの一人にして主人公のクラスメートの一人さ。名前は……まあ次に会った時でいいか』

 

[典型的な真面目君って印象ね。眼鏡をかけてるのもそれっぽいわ]

 

『実際そういうキャラだからね。まあわりと融通も効くけど』

 

〘もう説明は終わりか……「さらに向こうへ!」「Plus Ultra(プルスウルトラ)」ね〙

 

『ヒロアカの代表的な名言の一つだね。これから私たちが通う学校の校訓でもあるよ』

 

【おいおい、もう合格気分か?せめてこういう時くらい気合入れろよ】

 

『いやー正直前世・前前世・前前世と比べるとこの世界ってストーリーを楽しむ的な面が強くてさ。あんまりスイッチが入らないんだよね』

 

〘そんな調子大丈夫か?〙

 

『大丈夫だ、問題ない。と冗談はさておき、流石に本番中は切り替えるよ。まあ今は本番前に上手くリラックスできてるってことにしとこうか』

 

[それで落ちたら本当に目も当てられないわよ]

 

『その時は潔くハードモードなヴィランルートに行きます』

 

【それはなるべくやめてくれ】

 

 

 

『ここが私たちの試験会場か。原作キャラは……流石に何人かはいるか』

 

[もう始まるんだからあまり周囲に気を取られすぎないでよ?]

 

『わーってるわーってる。にしてもまだあれ聞こえてこないな……』

 

 

「はいスタート!」

 

 

『おっしゃ今だ行くぞー!』

 

〘もしかしなくても今の軽いノリのやつがガチのスタート合図か?〙

 

『これも試験の一環だからね……おっ早速敵ロボはけーんしました』

 

 

「ブッコロス!」

 

 

【口が悪いなこいつ。そういうプログラムなんだろうけど】

 

『じゃあこっちが逆にぶっ殺してやるよ!』

 

[鉄の棒で一撃……筋力強化の恩恵ね]

 

『そゆこと!さあこの調子でドンドン殺ってこー!』

 

〘当て字が怖い〙

 

 

 

『ふぅ……今何点くらい稼いだかな?』

 

【大体十五体前後……平均でいけば三十点くらいか?】

 

『ならもうちょっと稼いでおけば上位陣に入れそうかな』

 

[そういえば時々他の受験者を助けてたけど……あれにも何か意味があったの?]

 

『ああ、あれはレスキューポイントを稼ぐためだよ』

 

「レスキューポイント?」

 

『人を助けに動く、いわば精神的なヒーローとしての素質を見極める点数ってとこかな。この試験の裏情報だね』

 

【今までの世界でもそうだったが、そういう情報を知ってるのはやっぱり強いな】

 

『そうでもしないと過酷どころじゃない世界ばっかだったからね。全ロス……大災害……うっああ

 

〘霊夢のトラウマスイッチ入りまーす〙

 

[あんたもこの世界じゃ軽いわね……]

 

【それよりそろそろ試験時間も終わりのはずだけど、あの0点敵見てないな】

 

『ああ、あいつならもうそろ……お、出てきた』

 

[あれが!?流石にデカくないかしら]

 

〘前世の恐竜よりもさらにデカい〙

 

『まあこの世界スケールでかい敵ちょくちょくいるし……それより今がレスキューチャンスだ!逃げ遅れた受験者さんいませんかー?』

 

【これだけ見てると普通にヒーローなんだがな……】

 

『おっ誰かいんじゃーん。あれは……』

 

 

「うおおおお!?あんなの勝てるわけねえだろ!」

 

 

[なんか……小さいのが走ってるわね]

 

〘ブドウみたいな頭してんな〙

 

『彼も原作キャラだね。せっかくだし恩を売る意味も込めて助けようか』

 

 

『はいそこの人捕まってー』

「え?いま誰かオイラのことを呼んだか?」

『呼んだ呼んだ。ほら逃げるなら後ろ乗って』

 

 

『まあこいつセクハラ系キャラだからあんまり直接的な接触はしない方がいいんだけど』

 

【こんな非常時じゃ流石にそんなことする余裕もないだろ】

 

[さっさと彼だけ連れて逃げましょ]

 

 

「……待ってくれ」

 

 

〘おい霊夢。誰かいるぞ〙

 

『犠牲者二人目?まあサポートくらいなら……いや障子君じゃん

 

【誰?】

 

『障子目蔵君、彼も原作キャラの一人なんだけど……なんでわざわざ話しかけてきたんだろう』

 

 

「おい、こっちだ。少し待ってくれ」

「お、オイラたちは今逃げるのに忙しいんだ!後にしてくれ!」

 

 

【お前を抱えて逃げてるのは霊夢なんだけどな】

 

『まあ別にいいでしょ。それより彼の用の方が気になるし、話を聞いてみよっか』

 

 

『私たちに何か用?』

「手短に言う。俺の個性は探知に長けていてな、あの巨大ロボットの足元辺りから声が聞こえた」

「そ、それってよぉ……」

『逃げ遅れた受験者がいるってこと?』

「そういうことだろう。その人物を助けたい。頼めるか」

『そんなことしてもあなたに得はないけど?』

「試験中に見たぞ。お前も人助けをしていただろう」

『……いいわ。協力してあげる』

「おい!お前がそうしたらオイラはどうすればいいんだよ!?」

『一人で逃げればいいんじゃない?それか一緒にあいつを止めるか』

「……止められるのか」

『確証はないけどね。それでどうするの?逃げる?一緒に来る?』

「オイラは逃げ『そういえばその要救助者って女なの?』

「声質的にそうだろうな」

「よしいくぞ!オイラがその子を助けてみせる!」

『現金だね。でも嫌いじゃない』

 

 

『実際こういうキャラもいいよね。人間味があって』

 

【お前の趣味は別にいいんだが、本当にあれに勝てるのか?】

 

『止めるだけならいけるでしょ。それにここにはうってつけの個性持ちがいるし』

 

 

『じゃあ作戦を説明するわ。あいつはちょうど今動いてないから、その隙に動きを止める。あなたたちは使えそうな個性持ってる?』

「オイラの個性は『モギモギ』っていって……」

「俺の個性は『複製腕』だ。さっきも言ったが索敵担当になりそうだな」

『問題ない。私とあなた……誰だっけ?』

「オイラは峰田実だ」

「俺は障子」

『私は博霊霊夢、よろしく。それで私と峰田であのロボの動きを止めるから、障子が直接助けに行ってあげて』

「作戦完了の合図は」

『方法がないし試験ももうすぐ終わりだから時間制限いっぱいまで私たちはあいつの相手に専念する。それでいい?峰田』

「おう!いいぜ!」

 

 

『女子にカッコいいとこ見せたいんだろうなー』

 

[さっき見せた醜態は忘れているのかしらね]

 

 

『じゃあ、救出作戦開始ってことで』

 

 

 

「それでオイラたちはどうするんだ?」

『私がその辺の瓦礫を素材にして投擲武器作って意識を逸らすから、あなたは個性で地面にあいつを縫い付けて』

「おう!」

 

 

【ここで別れるのか】

 

『別行動の方が都合もいいしね。それじゃあ私は適当に瓦礫拾って……』

 

[作れるのは「瓦礫玉」?雪玉みたいな感じの投擲武器かしら]

 

『大体そんな感じ。適当に投げればヘイトは買えるだろうし、何より多分あいつもう移動はしないんだよね』

 

〘なんでそんなことわかるんだ?〙

 

『もし仮に足元の生徒を引いたら重症じゃすまないし、最悪死ぬ。そんな最悪の事故を起こさないようなプログラムくらい組んでるだろうって読みだね』

 

【まあ考えてみれば、ってはなしではあるけど、そんなこと原作知識でもないと思いつかないんだろうな】

 

『だから私たちもそういうのは知らない体で動いてるわけ。おらっ、くらえ鉄くず!

 

[一応聞くけど、破壊衝動を満たしたいからじゃないわよね?]

 

『そそそそんなことないよ?』

 

「こーれは怪しいですね」

 

『実際人は救えてるからヨシッ!』

 

【「なんでヨシッて言ったんです……?」案件にならないといいがな】

 

『大丈夫でしょ。「終〜了〜!」……あ、試験終わった』

 

[なんだか本当にあっけなかったわね]

 

『まあ始めにも言ったけどここは最序盤だしそんなもんよ。ここからが私のヒーローアカデミアだ!』

 

〘最終回強制詠唱やめろ〙

 

『そんなわけで次回はこの後の合否結果を見てから、ヒーローかヴィランどっちになるかを決めるよ』

 

〘あマジでもう終わるんだ〙

 

【どっちになるかって言っても、ほぼほぼ合格みたいなもんだろ?】

 

『まあ多分そうだけど確定ではないからね。私たち以上の猛者がゴロゴロいる世界線引いたかもしれないし

 

[なにそれ怖い]

 

『とにかく今後の流れを決めるのは次回ってことで、そんじゃ、まったのーう』

 




峰田実・障子目蔵

ダイスで決まった今回登場の原作キャラたち
霊夢たちにできない索敵ができる障子君とうまくやればハメ技ができる峰田はわりと相性が良さそうですね
なおこの二人との関係性が今後どうなるかは未定です
あとエミュができてるかわからん



ちなみに今後も運ゲー要素を入れるためにちょこちょこダイスを利用していく予定です
今回は無双していた霊夢はたちですが、次回は果たして……
それはそうと感想をください
それで救われる作者がいます

霊夢の持ち武器は何がいい?

  • バニラマイクラお馴染み・剣
  • 数多の強敵ともを葬った武器・仕掛け武器
  • 先史時代でも大活躍・重火器
  • 剣魔の魔の部分・魔法
  • 殴れば相手は死ぬッ!・重武器
  • その他(感想と共にコメ欄へ)
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