結構過酷な個性社会を生きる 作:エタるマーン!
これもまたG.Nチャンネラーの力だ
今回は作者がやってみたかったこと……サイバーパンクやアトミックハートでもあったようなその世界線の霊夢らしさを出そうとする試みに挑戦しました
これはG.Nチャンネルの霊夢じゃなくね?と思ったら言ってください
また一話にも追記しましたが、案の定「これ誰のセリフだよ問題」が発生したので
霊夢→『』
魔理沙→【】
レミリア→[]
フラン→〘〙
他キャラ→「」
で分類するために順次修正していこうと思います
これで少しは見やすくなるはず……
これでも無理そうなら
霊「セリフ」
魔「セリフ」
みたいな形式にすすしか思いつかないけどそれだと台本形式っぽくなるしな……いい案があったらください
『フロストバイトよりずっと強ーい』
結構過酷な個性社会を生きる
『さぁ今日も元気にヒーロー基礎学を勉強していきましょう』
【前回はこの世界の主人公が行方不明になってたって判明したところまでだったな】
『そうっ!そしてその穴埋めのためにもいろいろとがんばらないといけないことがわかったからこうして真面目に授業を受けてます』
[いやどういう理屈よ。学生として勉強が大事なのはわかるけど……]
『ここ雄英、というかヒーロー科にはプロヒーローになるための専用カリキュラムがある。だからそれをこなしていけば着実にレベルアップができるしヒーローPも貯まるってわけ』
〘ああ、そういう理屈だったんだな。じゃあ今は何してるんだ?〙
『今はオールマイトが先生を担当してくれる戦闘訓練の準備中だね。今は各自のヒーロースーツに着替えてたところ』
【ヒーロースーツ?】
『文字通りヒーローが活動中に着る服……というよりかは装備って言った方がいいかな。個性に合わせたオーダーメイドの一品だよ』
[じゃあ霊夢はどんなスーツにしたの?]
『いわゆる『黒霊夢』的な感じかな。もっといえば……』
〘いえば?〙
『「GNチャンネルのチャンネルアイコン」の服装』
【ああ、ああいう感じか。……あの、機能性とかは?】
『一応隠しポケットとかは付けてるから機能性は問題ないよ。何よりウチらしいでしょ』
[それもそうね。まあそれを言うならただの霊夢の巫女服でもそれっぽくはあったでしょうけど]
〘あれも本物の巫女服と比べたらすげえデザインしてるしな〙
『ノーコメントで。じゃあ訓練場所に移動しようか』
「さあ!始めようか有精卵共!戦闘訓練のお時間だ!」
【みんなそれぞれ違った感じの格好だな】
『そりゃ個人個人に合った機能とかあるしね。まあ完全に趣味で決めてる人もいるだろうけど』
[私たちもその内の一人ね]
〘それで?今回の戦闘訓練は何をするんだ?〙
『今回やるのは屋内戦だね。二人一組でヒーローチーム・ヴィランチームに分かれた上で、核兵器を確保するヒーローとそれを妨害するヴィランっていう設定で戦い合うよ』
【だいぶぶっ飛んだ設定だな。日本に核兵器とかまずないだろ】
『ままそこらへんはわかりやすさを重視した感じだろうね。それよりも問題はこのチーム分けの内容だ』
[訓練とはいえ、どんな組み合わせでもここで勝てないようじゃこの先やっていけないんじゃない?]
『それは……そうなんですが……』
〘霊夢!恥や外聞なんか捨てろ!私はまだお前の口から聞いてない。「勝ちたい」と言え!〙
『勝ぢだい゛っ!ラッキーで仲間になった強キャラに抱っこにおんぶでもいいから、わ゛だじは勝ぢだい!』
【名シーンを汚す茶番やめろ】
『それはそうと、ここらでこの世界での運勢を占っておきたいところでもあるしね』
[主人公不在の世界線を引いてる時点でマイナスは確定じゃない?]
『それでも!−10と−100の間には大きな差がある!初手で最悪を引いただけでその後の運は私に回ってくる可能性がある!』
〘この流れでツキが来たパターンとかあったか?〙
『今回こそ私はラッキーガールの称号を手にしてみせる!』
【じゃあチーム分け見てくか。えっと私たちがAチームで相手は、そのなんか金髪でチャラそうな感じの……】
「おっすー、俺は上鳴電気。そっちは……」
『博麗霊夢。よろしくね、上鳴』
「よろしく!一緒にがんばろうぜ」
『上鳴君か。範囲攻撃ができる子だし悪くはないかな』
[意外といい子そうね]
『ここにいるのはヒーローになりたい子たちだし、みんな基本善人だよ』
〘明らかにヤバそうなやついなかったか?〙
『ああ、かっちゃんのこと?あれはその……多分今触れたらまずいやつだし……』
【何か事情があるのか?】
『ヒント・かっちゃん=主人公の幼馴染』
[それはもう答えよ]
〘確実に主人公不在の悪い影響出てんじゃん〙
『まあ多分それだけじゃないんだろうけど……今は気にしないでおこうかな』
【いやでも対戦相手のヒーローチームそいつと紅白カラーの髪色のやつだぞ】
『Действительно?』
【は?なんて?】
『Так что же вы только что сказали?』
【ブレインウイルスに脳やられたか?】
[魔理沙の言った通り、本当に彼らみたいよ。確か名前は……爆豪勝己と轟焦凍だったかしら?]
『うっあっあううあああッーー!なんでよりにもよってそこ二人と当たるんだよぉ!』
〘そんなにやばい相手なのか?〙
『現時点でのクラス内最強ランキングぶっちぎりのワンツーって言えばわかる?』
【それは本当にまずそうだな。ちなみに主人公がいた場合はどの辺りなんだ?】
『彼は普通に下の方だね。初期の方は直接戦闘能力は低いし』
「だ、だいじょぶそ?なんか
『……大丈夫。それよりどうやったら勝てるか、ヴィランチームとしての作戦を立てないと』
「お、おっけー!正直体力テストじゃ活躍できなかったけど、対人戦なら俺に任せちゃって!」
[って言ってるけど実際どうなの?彼は戦えるの?]
『仲間巻き込むし自分が実質戦闘不能になるけど広範囲強攻撃が撃てるから、今回は切り札的な扱いかな』
「ではヴィランチームは建物内に移動!五分後にヒーロチームが突入するぞ!」
「……って感じの個性かな。俺の『帯電』は。そっちはどんなの?見た感じ体力テストでも使えてなかったっぽいけど」
『私のはこの短時間じゃ伝えきれないから、まず私の作戦を聞いて』
『こんな感じなんだけど、どう?』
「……正直あんまし思いっきり賛成はしたくないけど、俺バカだからそれ以上の作戦も思いつかねえし、それでいく。悪いな、きつそうなとこ任せて」
『別に問題ない。そっちにもちゃんと働いてもらうし』
「まあちゃんと仕事はするつもりだけどさあ……ま、なるようになるか!」
『問題ないとは言ったけど、流石にあの二人相手はだいぶキツイ』
〘それでもやる以外の選択肢はないしな〙
【相手についてのおさらいでもしとくか?】
『うん。まずかっちゃんこと爆豪君は高機動型範囲攻撃系ボス』
[閉所での対人戦となると、その強みがいかんなく発揮されるでしょうね]
『対処方法は多少のダメージを無視してのゴリ押し……だったんだけど、二人でいると話しが変わってくる』
〘二人目は轟焦凍。個性は『半冷半燃』で、氷属性の範囲行動不能攻撃をする上にフィールド攻撃までしてくるタイプのボス〙
『この二人相手はマジで無理ゲーだから分断は必須。でも正直上鳴君にあのどっちとも一対一で戦える戦闘力はないんだよね』
【だから
『こうすれば二人には私を狙う以外の選択肢がなくなるからね』
[もしそれが嘘だと思われた時は?]
『その時は二人の内どっちか、多分爆豪だけが私の相手をしてくるから、まだ戦いやすい』
〘つまり一対一なら上鳴に連絡して逃げてもらってのガチバトル、一対二なら隙を作って上鳴にドカンしてもらうってことでいいんだな?〙
『イグザクトリー!後は私が純粋に戦えるかどうか!』
【これで瞬殺とかされたらマジで意味ないからな。そこは上手くやれよ、霊夢】
『まあどうにでもなるさ。普通なら行動不能の攻撃も私たちにとってはただの拘束攻撃になるし』
[それでも動きを止められたところを囲まれたら終わりよ。注意はしておきなさい]
〘作戦の決め手を他人に委ねてるのも不安要素だよな。今までの世界では自分の実力と天運が全てだった。だけど今回はそうじゃない〙
『まあでも「人に頼る」はこの世界においては必須スキルになりうるからね。今の内から慣らしておかないと』
「屋内対人戦、
「始まったか……てことはまず
『そのはずだけど……来た』
[ビル一棟を凍結させるだけの力……やっぱりチート級ね]
〘まあ対処法はある。まだ落ち着ける段階だ〙
「うう……『焚き火』あんのに寒……!マジで博霊いなかったらそのままジ・エンドだったわー」
『その分の働きはしてもらうから』
「もちろんっしょ!んじゃ……行きますか!」
「……これであいつらは動けねえはずだ」
「ならとっとと見つけてとっ捕まえてやる……!……先行くぞ」
「……わかった」
[そろそろ接敵する頃合いかしらね]
『そうだね。集中していこう』
『やっほー、ヒーローさん』
「アァ?おい半分野郎!あいつ普通に歩いてんぞ!」
「……炎か熱系の個性でも持ってたのか?」
『さあ、どうかな。そんなことより……ぶっ飛ばしてやんよオラァ!』
【あいつ本性出しすぎだろ】
『出してないです演じてるだけです』
「死ねや黒女ァ!」
「待っ……」
『その程度で私に当たるかよ!』
「ガッ!?」
【「最初は右の大振り」……だったか。霊夢の言った通りだったな】
[まあそれがわかってたらその隙に一撃入れるでしょうね]
〘それよりもう一人の方抜けようとしてるぞ〙
『ああ、言っておくけど核兵器なら
「なるほどな。そういう個性……ものを出し入れできるタイプか」
「なら……テメェをぶっ飛ばしゃいいだけだ!」
『うおっ!?』
【あれが「爆破」……わかりやすく強い個性だな】
[「半冷半熱」にも警戒しつつ「爆破」を凌ぐ……難しいわね]
(クソッ!なんでだ!こいつは”そういう個性”は持ってねえ。棒一本とたまに出してるブロック状の足場を使って逃げてるだけ……それだけで俺の攻撃を凌いでやがる……!)
「クソがぁ!」
『よっと』
(まただ、また確かに当たった。それなのに痛がりもせず平然としてやがる……!それが俺に
「死ねや女ァ!」
『(これは
〘あれがこいつの必殺技か〙
【広範囲への爆発……余波だけでこの規模だと正面から喰らったら回避は無理だな】
[これは流石に気絶かしらね……]
〘いや、そうでもないっぽいぞ?〙
「(まだ立ってやがる……)今のは効いたろ。俺のとっておきだ。いい加減持ってるっつう核を出せよ。そんで終わりだ。それとも……まだボコされたいかよ!」
『いいや、別にどっちでもない。ただ、強いて言うなら……脅しがヌルい』
「は?」
『無数の敵に囲まれて死を覚悟した。凶運に呪われて拠点を捨てた。死ぬ気で挑んだ結果目的が果たせず、より深い地獄に足を踏み入れる羽目になった。ふとした事故で仲間を死なせた。そして……何度も
【あっ、いい感じのこと言ってる最中に凍らされてる】
[本当につくづく間が悪いわね……]
〘まあでもあれくらいなら復帰できる範囲内だろ〙
「おい半分野郎!余計なことすんじゃねえ!」
「落ち着け。今の俺たちの目的は核を探すことだ。そもそもあいつの言ってたことが嘘の可能性もある。もうこいつは動けない。今の内に……『パリン』っな!?」
『この程度の劣勢で、私を止められると思うなよ?』
【おー、なんかカッコいいなそのセリフ】
[こころなしかオーラみたいなものも見えるし、言動が完全に強キャラのそれね]
『助けてください何もしてないのになんかすごいバフ乗ってるんですけど』
〘いやなんかこれ本人も予想外っぽいぞ。急にどうした?〙
『わっかんね。せっかくだしちょっとカッコつけようとしたらこれだよ』
【バフの内容に「威圧」とか入ってるせいで相手チームもビビってんじゃねえか。何したらそうなるんだよ】
[……多分だけど、ここが漫画の世界だからじゃないかしら]
『どういうこと?』
『漫画の世界にはフラグとか話の流れ、お決まりの展開なんかがあるじゃない?例えば……
『つまり私たちの今までの世界での出来事が積み重なった結果、「くぐってきた修羅場の数が違う」みたいな強キャラ状態になってる……ってコト?』
〘なるほどな。まあ普通の高校生はうっああな目にあったこととかないだろうしな。経験値の差でバフがかかる感じか〙
『あれこれヌルゲーでは?』
【調子に乗るな。漫画的に考えるなら、これ多分初登場限定のバフだぞ】
『ヒャッハー!こんな経験の浅いガキどもなんて蹴散らしてやるぜー!』
[強者風三下ムーブはやめなさい……いや強者風三下って矛盾してるわね]
『あれ、動かないの?なら、こっちから行くけど』
「……ッチ!」
「はあぁっ!」
『氷は脆くて助かるねっ!』
「くそ……(右だけじゃほぼ効果なしか……でも左は……左だけは……!)」
「よそ見すんなやクソ女ァ!」
『ああ、悪いけどそれも見えてるから。私視野はそこそこ広いし』
【視点切り替えを活用してるだけなのによくここまでイキれるな】
『でも実際不意打ち防止に便利だし』
〘それより霊夢、そろそろ例のポイントだぞ〙
『オーケー。じゃあ合図を送ろうか』
『ほら、これで遊んでたら?』
「ア?……花火だと?舐めてんじゃねガアアアアアアッ!?」
「……っしまくううぅっ!?」
[作戦成功ね、霊夢]
〘あらかじめ天井を鉄のトラップドアにすり替えておいたところに誘導して上鳴の個性の電撃で仕留める。上手くハマってくれたな〙
『正直体力だいぶ減ってたから助かった。多分もうちょい遅れてたら普通にやられてたしね』
【まあでも実際勝てたんだから結果オーライだろ。というかこいつらが復活する前に早くテープ巻こうぜ】
『そうだね。ほいほいほいっと』
「ヴィランチーム、WIN!」
「誘導サンキュ!博霊!」
『こっちこそ助かったよ。私はあそこまで威力の高い技が使えないからね』
「だとしてもすげーよ!こっからバンバン爆発音聞こえてたし。あれ全部どうにかしたんだろ?」
『まあね。それより早くオールマイト先生のところに戻ろうか』
「では振り返りをしていこうか。といっても今回のMVPは流石に博霊少女一択だな!理由を言える人はいるかい?」
「はい。あの攻撃や拘束に長けた個性を持つ二人を相手取り、その上で上鳴さんの潜んでいるポイントまで誘導仕切る。言葉にすれば簡単ですが、これだけのことを成し遂げるにはレベルの高い戦闘能力が必要です」
「そのとお「さらに言えば、核兵器を自分で所持することによる相手への自分を狙わせるという選択肢の押し付けや鉄製の床の作成に設置といった上鳴さんへのお膳立て。今回の訓練は彼女一人の掌の上にあったと言ってもいいくらいです」
「お、おう……まさしくその通りだね……(全部言われた……)」
【めちゃめちゃビシバシいくなこの子】
『原作でもこんな感じだからね、ヤオモモ。まあ今回は私が褒められてるだけだし悪い気はしないけど……ちょっと補足しておこうかな』
『ちょっといいかな?八百万さん』
「はい?なんですか?」
『さっきお膳立てって言ってたけど、私的にはあれはあくまで仲間が十全に戦える環境を作っただけだよ。私にはあの二人を完全に倒し切るのは無理だと思ったからね。そういう意味じゃ私は今回自分の役割を真っ当に果たしてくれた上鳴に助けられてもいるからお互い様だね』
「博霊……!」
「なるほど……チームメイトの強みを活かし切るのもまた一つの強さ……私もまだまだですね」
「よ、よし!では次の組、行ってみよう!」
[珍しいわね、霊夢。あなたが他人をあそこまでフォローするなんて]
『いやまあクラスメートとの関係性は良好にするべきだと思ってね。それ抜きにしても実際私一人じゃあの二人に勝つのは厳しかったし』
〘霊夢も段々この世界に適応してきたか?〙
【これまでの世界はだいぶ殺伐としてたが、今回は人との関わりも重要な要素だしな。コミュニケーションミスってボッチにはなるなよ?】
『そうしたらヴィランになるので大丈夫です』
[なんでそうなるのよ]
〘ヴィラン化チキチキレース始まったな〙
『そんなわけで次回は……多分人命救助訓練をするよ』
【多分ってなんだ多分って】
『まあその時になったらわかるさ。それにしても念の為新しいスキル取っといた方がいいかな……』
[少なくとも何かしら事件は起きそうね。無事に終わるといいけど……]
〘主人公がいない影響がどこまで出るか……〙
『そこも要注意だね。そんじゃ、まったのーう』
「相澤君、少しいいかな」
「なんですか?」
「彼女は……博霊少女は何者なんだい?」
「……博麗霊夢。親の身元が不明な孤児で現在は雄英付近のマンションで一人暮らし。個性の詳細は彼女本人にもわからない程複雑だそうですが……そういうことではないですよね」
「ああ。……彼女は、どんな生き方をしてきたんだい?」
「俺にもわかりません。ただ今は見守って良い方向へと導いてやることしかできませんよ」
「……そうか」
霊夢
ヒロアカ世界の彼女はこれまで数々の世界を渡り歩き、戦い続けてきた「精神的強者」という設定
そのため独特の圧というものがあり、追い詰められるとその真価が発揮される
……っていう設定でカッコいい霊夢が見たい作者のエゴです
うっああな霊夢も見たいけど、カッコよく決める霊夢も見たい
上鳴電気
今回のダイスで決まった相棒枠
彼のおかげでトドメをさせてので間違いなく活躍はしている
今回もちゃんとキャラエミュができてるかわからん……
なんなら霊夢たちよりヒロアカキャラの方がムズい……
あ、次回は本格的に原作が崩壊する回になるので続きが読みたいと思ってくれた方は高評価・感想をよろしくお願いします
霊夢の持ち武器は何がいい?
-
バニラマイクラお馴染み・剣
-
数多の強敵ともを葬った武器・仕掛け武器
-
先史時代でも大活躍・重火器
-
剣魔の魔の部分・魔法
-
殴れば相手は死ぬッ!・重武器
-
その他(感想と共にコメ欄へ)