大学から戻った澪は、六畳間のローテーブルへノートを広げていた。
講義で配られた資料を右へ寄せ、ゼミの連絡事項を書いた紙を左へ置く。提出期限をノートへ移した後、スマートフォンの予定表と見比べる。
机の端には、大学とは関係のない帳面もあった。
リュシア食品会社へ入れた出資金。
現代で買い付けた芋と豆。
麹や塩、発酵に使う資材。
家具屋へ納めた木工品の控え。
押入商会の仕事は、講義のない日だけ待ってくれるものではなかった。
澪が、次の資料へ手を伸ばした時だった。
押し入れの奥で、空気の揺れる気配がした。
顔を上げる。
真壁が、異世界側から六畳間へ戻ってきた。
「お帰りなさい。早かったですね」
「うむ」
真壁は、押し入れから降りると、ジャケットの裾を整えた。
「進める前に、君へ確認しておくべき荷が出た」
澪は、手に持っていた紙をそっと机へ戻した。
「確認してから進めるんですね」
「後から聞かせて、君を困らせるほど品のないことはしない」
「前にも、同じ判断をしてほしかったです」
「今後へ活かしている」
「反省したとは言わないんですね」
真壁は否定しなかった。
澪は、ほんの少しだけ肩の力を抜いた。
何を持ち帰ったのかは怖い。
けれど、先に報告へ戻ってきた。
それだけでも、以前よりは安心できる。
真壁は、ローテーブルの向かいへ座った。
六畳間の小さな生活机が、報告の始まる時だけは、押入商会の会議机になる。
「リュシア君の会社分は、納めてきた。芋と豆、塩、麹関係の荷も、帳面へ入っている」
「仕込みは回せそうですか」
「当面はね。試作の場所から、繰り返し作る場所へ変わり始めている」
澪は、小さく頷いた。
「良かったです」
「リュシア君も、無料で荷を受け取る会社にはしないと言っていた。仕入れた分は、自分の帳面へ入れている」
「リュシアさんらしいですね」
押入商会が出資した会社ではある。
だからといって、何もかも無償で渡し続ければよいわけではない。
芋を買う。
豆を買う。
加工する。
売る。
次の仕込みへ戻す。
それが回り始めて、ようやく会社になる。
澪は、帳面の端へ短く印を付けた。
「残りの芋と豆は、どうしましたか」
「まだ動かしていない。銀鹿山の横坑を蔵へ整えてからだ」
「置ける場所は、見つかったんですよね」
「見つかった」
真壁は、少しだけ顎を引いた。
「だが、穴へ放り込めば済む荷ではない。入口を補強する。床を見て、棚と箱を入れる。鼠避けも要る。出し入れする者と、見回る者も決める」
「食品会社の樽も、置くんですよね」
「左様。農政の荷とは区画を分ける。リュシア君の会社は、借りる分の使用料と管理費を払うそうだ」
澪は、少しだけ笑った。
「そこも、リュシアさんらしいです」
「無料の蔵は、長く続かない。直す者にも、見る者にも、仕事が残る」
「分かりました。蔵を整えてから運んでください」
「その筋で進める」
真壁は、そこで一度言葉を切った。
澪は、何となく分かってしまった。
ここまでが前置きである。
本題は、まだ来ていない。
「もう一つある」
「やっぱりですか」
「麻袋八十袋を分けた結果だ」
真壁の声は、いつもどおり落ち着いていた。
「白金が四十八キログラム。チタン系の原料と、タングステン系の鉱物も出た」
澪の指が止まった。
「すみません」
ノートの上に置いていたペンを、ゆっくり机へ戻す。
「最初の数字を、もう一度お願いします」
「白金が四十八キログラム」
「聞き間違いではなかったんですね」
「聞き違えるには、少々重い」
「物理的にも重いです」
澪は、額へ手を当てた。
白金三キログラムを修さんの会社へ売却しただけでも、金額を見てしばらく固まった。
今度は、四十八キログラムである。
聞かなかったことにして、大学の資料へ戻りたい。
戻れない。
「全部、売るんですか」
「そのような荒い動かし方はしない」
真壁は、穏やかに答えた。
「白金は、必要になった時に修君へ相談する。今回出た分は、備蓄として残す」
「良かったです」
心から言った。
「チタンについては、東都特殊金属試作へ持ち込む。既存の枠があるからね」
「毎月一トンの分ですね」
「うむ。今回の黒砂から取れた分だけでは足りない。採石場側で保管しているチタンも足して、品質を揃える」
真壁は、澪の顔を見た。
「タングステン系の鉱物も、七キログラムほどある。こちらも、同じ会社へ持ち込んでみたい」
「七キログラム」
「少量だがね」
澪は、返事をする前に、一度だけ深く息を吸った。
真壁は、すぐに話を進めなかった。
待っている。
押入商会の代表として、澪が答えるのを待っている。
「売却手配を進めてもよろしいかな」
澪は、背筋を伸ばした。
「はい。お願いします。ただし、全部を一度に動かさないでください」
「無論。相場へ皺を寄せるほど急ぐ理由はない」
「あと、金額だけ後から報告するのも、やめてください」
「今回は、先に報告している」
「そこは、ありがとうございます」
澪は、少し迷ってから付け加えた。
「本当に、今後もお願いします」
「心得た」
真壁は、静かに頷いた。
それから、六畳間の端へ置かれた電気ケトルへ目を向ける。
「ところで、茶を淹れてもよろしいかな」
「それは、確認しなくても大丈夫です」
「そうかね」
「そこまで慎重になってほしいわけではありません」
翌朝。
六畳間のローテーブルには、灰色の名刺が置かれていた。
東都特殊金属試作株式会社。
営業技術部課長。
鷺沼佳樹。
その隣には、今月分のチタンについてまとめた書類がある。
さらに、小型の密閉容器が一つ。
容器だけを見れば、大した大きさではなかった。
澪は、大学へ持っていく鞄の口を閉じながら、その容器を見た。
「これが、タングステンですか」
「タングステン系の鉱物だ。七キログラムほどある」
「昨日の白金四十八キロを聞いた後だと、少しだけ安心します」
「一トンのチタンと比べても、少量だ」
「一トンという言葉に、慣れたくないです」
「慣れれば、帳面が軽くなる」
「金属の方は軽くなりません」
真壁は、小型容器の蓋を確かめた。
「こちらも、実際に重い」
「そういう意味ではありません」
澪は、鞄を肩へ掛けた。
今日も大学がある。
ゼミの課題も残っている。
毎月の取引が成立している会社へ、チタンを納めるたびに同行する必要はない。
けれど、念を押しておく必要はある。
「タングステンの方は、その場で長期契約まで決めないでください」
「今回分の買い取りまでだ」
「本当にお願いします」
「君の許可なく、長期の荷を決めるつもりはない」
真壁は、灰色の名刺を書類の上へ重ねた。
「次の荷が見えていない段階で、量を約束するのも品がない」
「少しずつ、安心できる真壁さんになってきました」
「以前から、安心できる男だがね」
「そこは、まだ保留です」
澪は玄関へ向かった。
靴を履き、ドアを開ける前に振り返る。
「行ってきます」
「行ってらっしゃい。講義を疎かにしないように」
「真壁さんも、商談を勝手に広げないように」
「心得ている」
澪は、今度こそ玄関を出た。
階段を降りながら、少しだけ考える。
真壁が、自分に確認してから動くようになった。
それは、ありがたい。
とてもありがたい。
問題は、確認される数字の単位が、少しずつおかしくなっていることである。
東都特殊金属試作株式会社は、駅から少し歩いた場所にあった。
派手な看板はない。
古いビルの階段を上がり、事務所の奥へ通される。
会議室の机も、椅子も、真新しいものではなかった。
けれど、机の上には余計な物がない。
資料を置く場所。
筆記具。
確認済みの書類を重ねる場所。
扱う材料と同じように、必要なものだけが整えられている。
「真壁さん、お待ちしていました」
鷺沼佳樹は、立ち上がって真壁を迎えた。
「今月分ですね」
「うむ。一トンです」
真壁は、書類を机へ置いた。
「従来の品質に揃えてある」
鷺沼は、慣れた手つきで資料をめくった。
初めて会った時のように、試料の由来から細かく確認する必要はない。
秘密保持の話も、供給可能量の探り合いも、すでに済んでいる。
品質を揃えたチタンを、毎月最大一トンまで。
今月も、その道へ荷を載せるだけだった。
「ありがとうございます。従来どおり、受け入れ後に確認します」
「結構」
「九月最終日の納入として処理します。単価も、これまでどおりで」
鷺沼は、書類の端へ印を付けた。
一キログラム、一万二千円。
一トンで、一千二百万円。
数字は大きい。
だが、既存の取引である。
鷺沼も、そこでは表情を変えなかった。
真壁は、書類を一度確認した後、鞄へ手を入れた。
「もう一つ」
「はい」
「ついでに、こちらも見ていただけますかな」
机の上へ、小型の密閉容器が置かれた。
鷺沼は、すぐには手を伸ばさなかった。
容器の脇へ添えられた紙へ、先に目を落とす。
「何でしょう」
「タングステン系の鉱物です」
鷺沼の指が止まった。
「タングステンですか」
「うむ。少量ですが、御社で扱えますかな」
「少量というと」
「七キログラムほど」
鷺沼は、密閉容器を見た。
次に、真壁を見る。
もう一度、容器へ視線を戻した。
「七キログラムを、ついでに持ち込まれたのですか」
「チタン一トンと比べれば、少量でしょう」
「比較する相手がおかしい」
鷺沼は、小さく息を吐いた。
だが、驚いて終わらない。
容器へ添えられた記録を読み、選別の状態を確かめる。
「金属化は、まだですね」
「鉱物として分けた段階だ。そちらでも、品位を見ていただきたい」
「継続して出せますか」
「今の段階で量を約束するのは、少々荒い。まずは、今回の七キログラムでよいでしょう」
「分かりました」
鷺沼は、記録を机へ置いた。
「このところ、レアメタルの調達は厳しくなっています。七キログラムでも、品質の読める材料ならありがたい」
「では、今回分をお願いしたい」
「社内でも確認しますが、この状態であれば、一キログラム一万二千円で買い取れます」
「結構」
真壁は、僅かに顎を引いた。
「継続分は、次の荷が見えてから相談しましょう」
「こちらも、その方が助かります」
鷺沼は、密閉容器を丁寧に机の奥へ寄せた。
「しかし、真壁さん」
「何かね」
「次に何かを『ついでに』お持ちになる時は、できれば先に一報ください」
「何故ですかな」
「心の準備が要ります」
「左様か」
真壁は、少しだけ考えた。
「善処しましょう」
鷺沼は、その返事を聞いても、完全には安心しなかった。
九月最終日の夕方。
大学から戻った澪は、ローテーブルの上を片付けていた。
ゼミの資料を一度端へ寄せる。
代わりに広げたのは、押入商会の九月分の帳面だった。
真壁が渡した売却資料。
振り込み予定の控え。
レシート。
中古ハイエースの購入書類。
芋と大豆の仕入れに関する請求書。
家具屋へ納めた木工品の控え。
六畳間は、変わらず六畳間である。
ベッドもある。
大学の教科書もある。
壁際には、普段使いの鞄が置かれている。
けれど、ローテーブルへ帳面と電卓を並べると、そこだけが会社の机になった。
「まず、白金からですね」
澪は、先日の控えを開いた。
修さんの会社へ売却した白金は、三キログラム。
書類の金額を確認し、帳面へ書き移す。
「四千四百万円……」
もう、一度聞いた数字だった。
それでも、書く時には手が少し止まる。
「次が、チタン」
東都特殊金属試作株式会社の控えを重ねる。
一キログラム、一万二千円。
数量は、一トン。
澪は、電卓を叩いた。
「一千二百万円」
「従来どおりの条件だ」
真壁は、向かい側で茶を淹れていた。
「その『従来どおり』にも、慣れたくないです」
「帳面は、慣れてからが仕事になる」
「頭では分かっています」
澪は、もう一枚の控えへ指を伸ばした。
「タングステン系の鉱物が、七キログラム。単価が一万二千円だから……八万四千円」
「うむ」
「一トンの隣へ置くと、小さく見えるのが怖いです」
「少量だからね」
「普通に考えてください」
澪は、帳面へ八万四千円を書き込んだ。
川へ捨てられていた砂から出てきた鉱物である。
白金と比べれば小さい。
チタン一トンと比べても小さい。
けれど、決して軽く扱ってよい数字ではない。
澪は、帳面の前の頁へ戻った。
「家具の分もありますよね」
「無論」
家具屋へ納めた品の控えは、一枚ではなかった。
椅子。
棚。
木箱。
小物。
少しずつ出荷された品が、月末の控えへまとめられている。
澪が異世界側へ行っていない日にも、工房は止まっていない。
親方たちは、木材を見て、削り、組み、手触りを確かめる。
子供たちも、自分にできる仕事を持っている。
小物へ布を当てて磨く。
箱へ収める。
包みを整える。
品名を書いた札を結ぶ。
大きな家具を作れなくても、売り物を店へ出せる形にする仕事はある。
澪は、家具屋から届いた控えの合計を確かめた。
「家具と木工品が、七百二十万円」
ペン先を、少しだけ紙の上で止める。
白金のように、一つの塊へ大きな値段が付いた品ではない。
親方たちと子供たちが、毎日少しずつ積み上げた売上だった。
「見ていないところでも、皆さんが働いているんですね」
「店に並ぶまでには、幾つもの手を通る」
真壁は、湯呑みを澪の側へ置いた。
「派手な荷だけを見ていては、商会の帳面が痩せる。家具の分も、きちんと残しておこう」
「はい」
澪は、七百二十万円という数字を、ほかの数字より少し丁寧に書いた。
それから、電卓を手元へ寄せる。
白金。
チタン。
タングステン。
家具と木工品。
キーを押す音が、六畳間へ小さく響く。
表示された数字を見て、澪は黙った。
「六千三百二十八万四千円……」
「九月の売上としては、その程度になる」
「その程度という言い方は、やめてください」
「家具の分も含めれば、悪くない月だ」
「悪くないどころではありません」
澪は、帳面を閉じなかった。
売上だけを見て安心してはいけない。
今月は、出ていった金額も大きい。
中古ハイエースの購入書類を手に取る。
本体だけではない。
登録。
初期整備。
必要なものを足して、二百五十万円。
「ハイエースだけで、二百五十万円」
「必要な車両だ」
「必要なのは分かっています」
澪は、次の請求書を見た。
紙へ書かれた数量を見て、もう一度見る。
「芋が、二十トン」
「うむ」
「豆が、五トン」
「農政用も含めている」
「分かっています。分かっていますけど、買い物の単位ではないです」
「食品会社と農政の荷だからね」
澪は、電卓を叩いた。
芋は、四百四十万円。
豆は、二百十万円。
塩の請求書を重ね、麹や種麹、発酵に使う資材の控えも横へ置く。
輸送費。
荷下ろし。
短期間だけ荷を受ける場所に掛かった費用。
袋や札、衛生用品。
家具を作った工房へ戻す材料費と手間賃。
梱包と配送に掛かった費用。
一枚ずつ確かめる。
帳面へ書く。
電卓を叩く。
澪は、最後の控えを脇へ置いた。
「今月、口座から出た分が、一千三百二十八万円」
「うむ」
澪は、売上の合計から差し引いた。
電卓の表示を見る。
指が止まった。
「五千万四千円……」
もう一度、打ち直す。
表示は変わらない。
「故障ではないよ」
「分かっています」
「ならば、三度目は不要だ」
「確認したくもなります」
澪は、電卓を机へ置いた。
「五千万円も残るんですよ」
「口座の出入りとしてはね」
真壁は、そこで一度言葉を切った。
「だが、そのまま利益と呼ぶのは早い」
「ハイエースが残るからですか」
「それもある。芋と豆も、まだ荷だ。食品会社へ回した分もあれば、蔵へ入れる分もある。次の仕入れも要る」
「税金もありますよね」
「無論」
真壁は、帳面へ視線を落とした。
「明石君へ回す。税の分まで先に使うほど、品のないことはしない」
澪は、少しだけ肩の力を抜いた。
「それを聞いて、安心しました」
「以前から、安心できる男だがね」
「そこは、まだ保留です」
澪は、九月分の帳面を見直した。
一行の数字だけを見れば、大きな売上だった。
けれど、その一行の中には、幾つもの場所がある。
修さんへ渡した白金。
秘密基地に置いていた分も足して、一トンへ揃えたチタン。
麻袋八十袋から見つかったタングステン。
親方たちと子供たちが作った家具と木工品。
現代で買い付けた芋と豆。
これから荷を待つ銀鹿山の横坑。
澪が見ていない時にも、仕事は動いている。
数字の後ろには、人の手がある。
「家具の分は、工房へ戻す材料費と、手間賃が分かるようにしておきます」
「うむ」
「子供たちの仕事に回す分も、分けたいです」
「売上は、残った金だけを見るものではない」
真壁は、湯呑みを持ち上げた。
「次の仕事へ戻せて、初めて道になる」
「はい」
澪は、帳面を閉じた。
その上へ、電卓を置く。
「大学の課題をやる前に見る数字ではなかったです」
「先に見たから、課題へ戻れる」
「しばらく電卓を見たくありません」
「それは困るな。十月も帳面は動く」
「今は聞かなかったことにします」
夜。
セルマは、自分の工房へ戻っていた。
作業台の端には、リュシア食品会社から持ち帰った小箱が置かれている。
蓋を開ける。
灯りを受けて、色の異なる石が静かに光った。
真壁が分けた試料。
小粒のまま残したもの。
熱に耐えるか確かめるためのもの。
錬金でまとめられた石の欠片。
セルマは、すぐには手を伸ばさなかった。
先に、自分の工房を見回す。
壁際の棚。
薬草の束。
抽出を終えた後、底へ沈殿物の残った瓶。
色が揃わず、端へ寄せた顔料。
失敗作と書いた札を付け、蓋を閉じた容器。
これまでは、同じものとしてまとめていた。
使えないものとして、端へ置いていた。
真壁は、川へ捨てられていた砂を分けた。
白金。
金。
チタン。
宝石。
鍛冶屋へ渡すもの。
持ち帰って売るもの。
触らず隔離するもの。
混ざっているから価値がないのではない。
分けていないから、まだ使い道が見えていない。
セルマは、棚の奥へ手を伸ばした。
底に沈殿物の残った瓶を、一つ取り出す。
札には、失敗品と書いてある。
以前なら、その文字を見て、そのまま戻していた。
今夜は違った。
瓶を、作業台の中央へ置く。
その隣へ、空の小箱を並べる。
「……まず、分けるところからね」
工房の棚は、昨日までと同じだった。
けれど、セルマの目には、もう同じ棚には見えなかった。