押し入れの向こうは異世界でした   作:Brooks

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第233話 未完成の魔石

 

 

 採石場の秘密基地で、真壁は収納内の集計表示を見上げていた。

 

 西方から持ち帰った収納物は、真壁とヴァルトを合わせて128,640t。

 

 そのうち93,270tを占めていた岩盤と母岩は、すでに道路用の規格石材へ作り替えてある。

 

 標準道路用、重量区間用、歩道用、橋や広場用。

 

 大きさと厚さは用途ごとに異なるが、1m四方、厚さ10cmの標準型へ換算すれば約358,700枚に相当する。

 

 表面には、荷車の車輪や馬の蹄が滑りにくい細かな凹凸をつけた。裏面には排水用の溝を刻み、四辺には隣の石材とかみ合わせるための突起と窪みを設けてある。

 

 石材は、侯爵家が領都近郊と南方街道沿いに確保した資材置場へ、すでに搬出を終えていた。

 

 結果として、2人の収納内に残った総量は35,370tまで減っている。

 

「岩は片づきましたが、まだ随分ありますね」

 

 隣に立つヴァルトが、表示された項目を上から追った。

 

 黒い泥と汚染土、17,680t。

 

 地下水と鉱物を含む水、11,620t。

 

 吸収根、2,360t。

 

 魔素汚染堆積物と変質残土、3,156t。

 

 魔物由来の細かな残骸、74t。

 

 高濃度の結晶泥と鉱泥、480t。

 

「泥と水と根ですか」

 

 ヴァルトは考え込むように顎へ手を当てた。

 

「価値の分からぬ状態で積んでおくには、少々量が多すぎますね」

 

「ひとまとめにしているから、価値が分からぬのでしょうな」

 

 真壁は項目の中から、地下水を選んだ。

 

「まず、水を抜きます」

 

「地下水を別にするのですか」

 

「地下水だけではありません」

 

 真壁は処理条件を開き、分類対象を書き換えた。

 

「泥、根、残骸、鉱泥。そのすべてに含まれる水を抜きます」

 

「乾燥させるということでしょうか」

 

「水分を飛ばすのではありません。水分子だけを分離するのです」

 

 熱を加えて蒸発させれば、溶け込んでいる成分や、魔素の影響を受けた物質まで一緒に動く可能性がある。

 

 真壁が選んだのは、もっと直接的な方法だった。

 

 土の粒子の間に入り込んだ水。

 

 吸収根の導管に残った水。

 

 魔物組織に含まれる水。

 

 結晶泥と鉱泥に抱え込まれた水。

 

 地下水として収納した水。

 

 それらを、元の項目に関係なく、水分子という条件だけで抜き出す。

 

「処理を開始します」

 

 収納内の表示が静かに動き始めた。

 

 黒い泥から湿り気が消えていく。

 

 粘りついていた土は、乾いた粒子の集まりへ変わった。

 

 太く絡み合っていた吸収根は、内部の水分を失って縮み、軽い木質繊維へ近い状態になる。

 

 高濃度の結晶泥は細かな粉となり、魔物由来の残骸も水分を失って重量を減らしていった。

 

 同時に、巨大な水塊が収納内の別区画へ集められていく。

 

 色も濁りもない。

 

 溶け込んでいた塩類や鉱物さえ含まない、純粋な水だった。

 

 数分後、元の項目が消え、新しい集計へ書き換わった。

 

 純水、20,316t。

 

 乾燥物、15,054t。

 

 ヴァルトは数字を見直した。

 

「地下水は11,620tだったはずですが」

 

「泥も根も残骸も、それだけの水を抱えていたということですな」

 

「それにしても、20,000tを超える純水ですか」

 

「道路工事、石材の洗浄、農業用水、工房用水。使い道には困りますまい」

 

 真壁は純水を独立した区画へ移した。

 

 人が飲む水として使うなら、保管容器や供給方法を考えなければならない。しかし、道路工事や農業用水であれば、大量にあって困るものではない。

 

 問題は、残った15,054tの乾燥物だった。

 

 以前なら、その多くは汚染土、汚染残土、汚染鉱泥と呼ばれていた。

 

 だが、真壁はその呼び方が気に入らなかった。

 

「ヴァルト君」

 

「はい」

 

「汚染とは、何でしょうな」

 

 突然の問いに、ヴァルトはすぐには答えなかった。

 

 集計表示に並ぶ黒い土、乾いた根、粉末状の鉱泥を見ながら考える。

 

「人体や土地へ悪影響を与える魔素が、物質に混じった状態でしょうか」

 

「では、土そのものが有害なのですか」

 

「いいえ」

 

 ヴァルトは首を横へ振った。

 

「元は普通の土や鉱物だったはずです。吸収根も、魔力だまりの影響を受ける前は、植物の一部だったのでしょう」

 

「ならば、普通の物を先に分けましょう」

 

 真壁は収納の分類条件を変更した。

 

 魔素による変質がないもの。

 

 遊離魔素が付着していないもの。

 

 人体へ悪影響を与える反応を示さないもの。

 

 元の分類は無視し、その条件へ合う物質だけを抜き出す。

 

 乾燥した土の山が、細かく分かれ始めた。

 

 砂。

 

 粘土。

 

 シルト。

 

 石英や長石を含む鉱物粉。

 

 地下水に溶け込んでいた塩類や、方解石質の沈殿物。

 

 乾燥した吸収根からは、変質していない植物繊維と木質成分が抜き出される。

 

 結晶泥と鉱泥からは、石英、長石、方解石、鉄やマンガンを含む鉱物、細かな結晶片が次々と分離された。

 

 元の項目名は意味を失い、物質そのものの性質に応じた分類へ置き換わっていく。

 

 処理が終わると、通常資源として分けられた量は12,927.4tになっていた。

 

 収納内に残ったのは、2,126.6t。

 

 黒ずんだ鉱物粉。

 

 乾燥してもなお、魔素を帯びた繊維。

 

 触れずとも微かな圧迫感を放つ結晶片。

 

 見た目だけなら、確かに汚染物と呼びたくなる。

 

 ヴァルトの表情が引き締まった。

 

「これが、本当の汚染物ということでしょうか」

 

「そう判断するには、まだ早いでしょうな」

 

 真壁は未充填の人工魔石を1つ取り出した。

 

 方解石を基材に作った、乳白色の人工魔石だった。

 

 魔素はほとんど蓄えられていない。

 

 その隣へ、残存物から分離した黒い結晶粒を置く。

 

「こちらには魔素があり、近くに置けば人体へ悪影響を与える」

 

「ええ」

 

「この人工魔石にも、充填すれば大量の魔素が入ります」

 

「入りますが、魔石であれば安全です」

 

 答えたヴァルトが、そこで言葉を止めた。

 

 真壁は、人工魔石と黒い結晶粒を鑑定し、結果を並べた。

 

---

 

【人工魔石】

 

魔素状態:結晶構造内に固定

外部漏出:なし

人体への浸潤:なし

 

---

 

【魔素汚染結晶】

 

魔素状態:表面および空隙内に滞留

外部漏出:あり

人体への浸潤:あり

 

---

 

「同じ魔素ですね」

 

 ヴァルトが小さく呟いた。

 

「ええ。違うのは量でも、種類でもない」

 

 真壁は、2つの鑑定表示を指でなぞった。

 

「居場所ですな」

 

 人工魔石の中では、魔素が結晶構造の内部へ固定されている。

 

 勝手に外へ漏れ出すことはなく、魔道具が必要とした時だけ、定められた経路を通して取り出せる。

 

 一方、汚染物の魔素は、物質の表面や細かな隙間に不完全な状態で付着していた。

 

 留まる場所を持たず、周囲へ漏れ続ける。

 

 人や土地へ入り込み、別の物質へ付着し、影響を広げていく。

 

「危険なのは、魔素そのものではない」

 

 ヴァルトが鑑定表示を見たまま言った。

 

「固定されずに動き回る魔素ですか」

 

「遊離魔素、と呼ぶのがよいでしょう」

 

 真壁は未充填の人工魔石を見下ろした。

 

「ならば、消す必要はありませんな」

 

「まさか」

 

「安全な場所へ移せばよい」

 

 真壁は収納内の分離対象を、遊離状態および不完全固定状態の魔素へ設定した。

 

 移送先には、未充填の人工魔石を指定する。

 

「遊離魔素を抽出。人工魔石へ移送。結晶構造内へ固定します」

 

「待ってください」

 

 ヴァルトが声をかけた。

 

 真壁は処理を始めず、視線だけを向けた。

 

「一度にすべて動かして、人工魔石が耐えられますか」

 

「限界量を超えた石は、移送対象から自動的に外します。充填速度も、結晶の状態に合わせて調整しましょう」

 

「異常が出た場合は」

 

「処理を即時停止。移動中の魔素は、収納内の隔離区画へ退避させる」

 

 ヴァルトは条件を確認し、うなずいた。

 

「それならば、お願いします」

 

 処理が始まった。

 

 汚染物の山から、濃い魔素が薄紫色の霧となって浮かび上がる。

 

 霧は収納内へ広がらなかった。

 

 整列させた人工魔石へ向かって細い流れを作り、次々と吸い込まれていく。

 

 乳白色だった方解石系の人工魔石には、淡い光が宿った。

 

 アメジスト系の結晶は、内側から紫色を深めていく。

 

 ジルコン系の結晶は、中心部に白い光を蓄えた。

 

 収納内の集計表示に並んでいた「未充填」の文字が、1つずつ「充填済み」へ変わっていく。

 

 2,520個あった未充填人工魔石は、すべて満たされた。

 

 それでも、遊離魔素は残っていた。

 

「まだありますね」

 

「入れ物が足りませんな」

 

 真壁は回収済みの方解石、石英、ジルコン、新規結晶を選び、追加の人工魔石を作り始めた。

 

 溶解。

 

 不純物の分離。

 

 結晶構造の調整。

 

 固形化。

 

 今回は魔素を充填するための容器である。用途ごとに細かく分けず、安定性と蓄積量を優先した。

 

 追加で作られた人工魔石は4,800個。

 

 それらを並べ、残った遊離魔素を移していく。

 

 魔素の霧は少しずつ薄くなった。

 

 収納内へ漂うことも、別の物質へ付着することもない。

 

 作られた人工魔石へ吸い込まれ、結晶構造の中へ固定されていく。

 

 やがて最後の霧が消えた。

 

---

 

遊離魔素:0

不完全固定魔素:0

周辺漏出:なし

 

---

 

 ヴァルトは、先ほどまで汚染判定が出ていた土を鑑定した。

 

「通常の粘土です」

 

 次に黒い鉱物粉へ触れる。

 

「鉄とマンガンを含む鉱物。魔素反応はありません」

 

 乾燥した吸収根の一部も調べる。

 

「植物繊維と炭素質成分です。こちらも、人体への影響はありません」

 

 真壁は満足そうにうなずいた。

 

「汚染物を消したのではありません。土、鉱物、繊維から、漏れ出していた魔素だけを取り出したのです」

 

「そして、その魔素を人工魔石へ固定した」

 

「魔石が安全であるならば、同じ状態にしてやればよい。実に単純な話でしたな」

 

「単純と呼ぶには、少々規模が大きすぎますが」

 

「原理が単純ならば、量は問題ではありますまい」

 

 真壁らしい答えだった。

 

 だが、すべてが元の素材へ戻ったわけではない。

 

 魔素へ長期間さらされたことで、構造そのものが変わった鉱物や結晶もある。

 

 遊離魔素を抜いても、元の石英や方解石には戻らない。

 

 真壁は、それらを性質ごとに分離した。

 

 魔素を安定して通す結晶材、126t。

 

 魔術式を刻んだ後も形状と術式を保持しやすい基板材、82t。

 

 魔素を通しにくい絶縁材、46t。

 

 どれも遊離魔素はなく、周囲へ悪影響を与えない。

 

 汚染物ではない。

 

 魔道具へ利用できる、安定した変質素材だった。

 

 残った48.6tからは、水銀、ヒ素、カドミウム、ウラン、トリウムなどが検出された。

 

 こちらは魔素とは無関係に危険な物質である。

 

「魔素を除いても、人体には有害ですね」

 

 ヴァルトが鑑定結果を見ながら言った。

 

「ええ。これは魔素汚染物ではなく、化学的な管理資源ですな」

 

 真壁は危険成分を混合物のまま残さなかった。

 

 元素や安定した化合物ごとに分離し、少量単位で隔離する。

 

 容器には名称、用途、取扱条件を表示した。

 

 鉱石分析用試薬。

 

 金属精製用薬品。

 

 耐熱材原料。

 

 高比重部材。

 

 研究用特殊鉱物。

 

「正体が分かれば、扱い方も決められます」

 

「安全になったわけではありませんが、危険な理由は明確になりました」

 

「得体の知れぬ汚染物のまま積んでおくより、はるかによいでしょう」

 

 真壁は、整理を終えた収納内の集計を表示した。

 

---

 

【収納内整理結果】

 

搬出済み道路用規格石材

93,270t相当

標準型換算 約358,700枚

 

純水

20,316t

 

通常土砂・粘土・岩粉

10,951.4t

 

金属鉱物・重鉱物

2,292t

 

植物繊維・炭素質素材

1,508t

 

安定通魔性結晶材

126t

 

魔術式保持基板材

82t

 

魔素絶縁材

46t

 

化学管理資源・特殊試薬

48.6t

 

遊離魔素

 

 

不完全固定魔素

 

 

魔素汚染物

 

 

充填済み人工魔石

22,440個

 

機動兵器換算

約180戦分

 

---

 

 ヴァルトは長い間、その表示を見つめていた。

 

「魔力だまりを、なくしたのではないのですね」

 

「ええ」

 

「汚染土を処分したのでもない」

 

「土へ戻し、魔素は魔石へ移しただけです」

 

 真壁は充填を終えた人工魔石を1つ手に取った。

 

 結晶の内部では、先ほどまで人と土地を蝕んでいた魔素が、静かな光となって留まっている。

 

「魔力だまりも汚染土も、見方を変えれば、未完成の魔石だったということですな」

 

「これまで浄化で消していたものを、資源として回収できる」

 

「今後は、無駄にする理由がありません」

 

 真壁は人工魔石の一覧を開き、種類と出力ごとに並べ替えた。

 

「人工魔石は、ヴァルト君と私で等分しましょう」

 

「等分ですか」

 

「我々2人で回収した魔素です。片方だけが持つ理由はありませんな」

 

 22,440個の人工魔石が、2つの区画へ分かれていく。

 

 方解石系。

 

 アメジスト系。

 

 ジルコン系。

 

 新規結晶から作った汎用型。

 

 種類と出力に偏りが生じないよう、交互に振り分けられた。

 

 真壁、11,220個。

 

 ヴァルト、11,220個。

 

「これほどいただいてよろしいのですか」

 

「半分は、元々君の収納物から回収した魔素です。遠慮する必要はないでしょう」

 

「機動兵器へ使うのであれば、真壁さんが多く持っていた方が」

 

「必要な時には、互いに出せばよい。片方の収納だけに置いておく方が、運用上の危険が大きい」

 

 どちらかが不在でも、人工魔石を使える。

 

 戦闘だけではない。

 

 結界、工房、輸送、照明、冷却、揚水。

 

 これだけの数があれば、運用方法を分散させるべきだった。

 

 ヴァルトは納得し、自分の収納へ11,220個を受け入れた。

 

 真壁は続いて、3種類の変質素材を表示した。

 

 安定通魔性結晶材、126t。

 

 魔術式保持基板材、82t。

 

 魔素絶縁材、46t。

 

 合計254t。

 

「こちらは、ヴァルト君が持っていかれるとよい」

 

「すべてですか」

 

「うむ」

 

 真壁は迷いなく答えた。

 

「私が持っていても、役には立ちませんのでな」

 

「真壁さんにも、人工魔石や大型魔道具の製造で必要になるでしょう」

 

「通魔性結晶材は魔力を流す部材、基板材は魔術式の保持、絶縁材は魔素の流れを遮るために使う。いずれも、君の専門に近い」

 

「ですが、254tもあります」

 

「先ほどまで93,270tの岩盤を抱えていたのだ。今さら254tを気にすることもありますまい」

 

「重量の問題ではありません」

 

 ヴァルトは苦笑した。

 

「これだけあれば、結界設備も魔道具の基板も、相当な数を作れます」

 

「だからこそ、君が持つべきなのです」

 

「真壁さんの収納へ置いておき、必要な時に共同で使う方法もあります」

 

「使い道を理解している者が管理した方がよい。必要になれば、君から分けてもらえば済む話です」

 

 真壁は3種類の素材を選択した。

 

「持っていかれるといい」

 

 安定通魔性結晶材。

 

 魔術式保持基板材。

 

 魔素絶縁材。

 

 真壁の収納から、ヴァルトの収納へ移されていく。

 

 移送が終わると、ヴァルト側の集計表示へ3つの項目が追加された。

 

「預かります」

 

 ヴァルトは表示を確認した。

 

「ただし、私だけの物として囲い込むつもりはありません。人工魔石の製造設備、結界設備、魔力流路、それにセルマさんの研究へ回す分を決めます」

 

「君が必要と判断した場所へ使い給え」

 

「真壁さんの大型魔道具に必要な分も、先に確保しておきます」

 

「それは助かりますな」

 

 整理と分配を終え、真壁は収納内の一覧をもう一度確認した。

 

 純水。

 

 土砂。

 

 粘土。

 

 鉱物。

 

 植物繊維。

 

 炭素質素材。

 

 化学管理資源。

 

 人工魔石。

 

 魔道具材料。

 

 最後まで残っていた項目が、一覧の下に表示されている。

 

 魔素汚染物。

 

 表示量は0。

 

 真壁は満足そうに目を細めた。

 

「これで、『魔素汚染物』という分類は不要ですな」

 

 項目を選び、一覧から削除する。

 

 文字が消え、残った項目が静かに詰め直された。

 

 最初に積み込んだ時、ひとまとめに汚染物と呼んでいたものは、もうどこにも残っていない。

 

 土は土へ。

 

 鉱物は鉱物へ。

 

 繊維は繊維へ。

 

 魔素は、人工魔石の内部へ。

 

 危険な物質には名前と取扱方法が与えられた。

 

 真壁は手の中の人工魔石を、収納へ戻した。

 

「分からぬ物を恐れるのは、間違いではありません」

 

 ヴァルトが真壁を見る。

 

「ですが、分けて、調べて、正体が分かった後まで、同じ名で恐れ続ける必要はないでしょう」

 

 収納内に残されたのは、処分を待つ汚染物ではなかった。

 

 次に使われる時を待つ、資源だった。

 

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