「行ってこい。悟史、今あっちの休憩スペースに、一人でいる。……周りは、俺がなんとかしとくから」
「うん」
圭ちゃんに背中を押されて、私は、悟史くんのいる休憩スペースへと歩き出した。
廊下は、しんと静かだった。さっきまでの賑わいが嘘みたいに。私の、少し速い足音だけが、やけに大きく響いている。
……不思議な気分だった。
この廊下の先に、悟史くんがいる。ずっと、ずっと会いたかった人。もう二度と、会えないかもしれないと、諦めかけていた人。それが生きて、すぐそこにいる。
思い返せば、長い道のりだった。魅音として、あの人のそばにいた一年。本当の名前も明かせないまま、ただ、そばにいられるだけで幸せだった、あの日々。綿流しの翌日、たった一度だけ、詩音として、あの人の前に立って。……でも、あの人は、消えてしまった。
それからの私は、ずっとずっと、あの人の面影を、心の奥にしまい込んで生きてきた。もう会えないなら、せめて、この気持ちだけは、と。
でも。結局、圭ちゃんのせいで、それも滅茶苦茶になってしまった。良くも悪くも、ね。
鈍感で、暑苦しくて、ガサツでデリカシーのカケラもなかった彼が。それでも誰よりも温かい彼が。私を、ここまで連れてきてくれた。悟史くんを、必ず見つけると。そう言ってくれて。
だから、これは終わりじゃない。区切りだ。ちゃんと、前を向いて歩くための、大切な区切り。
私は、休憩スペースの、引き戸の前で、足を止めた。一つ、深呼吸をする。……大丈夫。もう迷いはない。
私はそっと、その戸に手をかけた。
戸を開けると、悟史くんが窓辺で、車椅子に座っていた。夕方の光が、その横顔をやわらかく照らしている。私に気づくと、あの穏やかな笑顔を、こちらに向けた。
「あ。園崎さん。……どうしたの?」
「少し、お邪魔してもいいですか。片付けも、一段落したので」
「もちろん。どうぞ」
私は、彼のそばの、丸椅子に腰かけた。
それからしばらく、他愛のない話をした。今日のイベントが大成功だったこと。子どもたちが、最後まではしゃいでいたこと。私が普段、生徒会でどんなことをしているか。悟史くんが、この施設で、どんなふうに過ごしているか。
悟史くんは、聞き上手だった。私の話に、うんうんと頷いて、時々優しく笑う。……ああ、この感じ。昔と変わらない。記憶が無くなっても、悟史くんは悟史くんのままなんだ、と。胸の奥が、じん、と温かくなって、同時に少しだけ、痛んだ。
「園崎さんは、しっかりしてるんだね。生徒会長さんなんて、すごいや」
「そんな。……北条くんこそ、子どもたちに、慕われてるじゃないですか」
「あはは。僕は、ただ、そばにいるだけだよ」
そう言って、悟史くんは、自分の膝のあたりに視線を落とした。
「……僕はね。ここに来る前のこと、何も覚えてないんだ」
ぽつり、と。彼のほうから、その話を切り出す。
「事故に遭ったらしいんだけど、それも覚えてなくて。自分の名前も、どこで生まれたのかも、家族がいたのかどうかも。……全部、真っ白なんだ」
「……」
「変な感じだよ。自分のことなのに、何も、思い出せないなんてね」
悟史くんは、困ったように、けれど、穏やかに笑った。私は少し迷って。それでも、聞かずにはいられなかった。
「思い出したい、とは。思わないんですか」
悟史くんは、少しの間黙ったまま、窓の外をじっと見つめて。何かを、探すみたいに。
「……分からない、な」
やがて、ゆっくりと、首を振った。
「先生に聞いても、お医者さんに聞いても。みんな、無理に思い出す必要はないって言うんだ。……なんだか、まるで。思い出さないほうがいい、って言われてるみたいだよね」
そうだろう。もし、私が、彼のお医者さんの立場なら。きっと、同じことを言う。無理に思い出す必要はない、と。
だって、悟史くんが失ったものは、あまりに、多すぎる。故郷も、家族も、何もかも。たった一人になって。……それに。悟史くんはきっと、あの叔母を、手にかけてしまっている。両親を亡くして、たった一人の妹を守るために。なのに、結局その妹まで……沙都子まで、失って。
もし今、その記憶が全部戻ってきたら。せっかく、穏やかに回復した彼の心は、きっと壊れてしまう。
……だから。だから、私は。
「でもね」
私の、沈んでいく思考を、すくい上げるみたいに。悟史くんが続けた。
「思い出しちゃいけない事なんて、ないと思うんだ」
「……え」
「どんなにひどい記憶だって。どれだけ辛い思い出だって。……それは、僕の一部で。間違いなく、僕が生きてきた人生なんだから」
悟史くんは、まっすぐに、前を見て言った。その横顔は、穏やかで。だけど、芯の通った、確かな強さがあった。
「だから、無理に思い出そうとは思わないけど。……思い出したくない、とも、思わないんだ」
そう言って、彼はふっと、はにかむ。
「なんてね。格好つけたけど。要するに、なるようになる、ってことかな。流れに、身を任せるっていうか」
――ああ。
その瞬間、私の中で、ずっと揺れていたものが。すとん、と、あるべき場所に収まった。
私が、これからしようとしていることは、間違っていなかったんだって。
真実を告げず、記憶を呼び覚まさず、他人のまま、去っていくこと。それが今日、私がしようとしていたことだった。すると決めて、ここまでやってきた。わざわざ圭ちゃんに二人きりにしてもらって、そして……いや、その状況で、私は、他人のまま去る。
こんな手の込んだ状況を作らなくても、簡単にできるようなことを。それでも、これは私のけじめだから。
そして……それは、間違いじゃなかった。この人は、この人のまま、ちゃんと前を向いて、生きていける。私が余計なことをしなくても。そう確信できた。それだけで、もう十分だ。十分すぎるほどだった。
私は、微笑んで言った。
「……その考えがあれば。“悟史くん”の人生は、きっとうまくいきます。私、そう確信しました」
「え? あはは、なにそれ。大げさだなあ」
きょとん、とする悟史くんに、私は、もう一つ、言葉を添える。
「それに。……私は、もう大丈夫ですから」
悟史くんには、きっと、意味の分からない言葉だっただろう。彼は小首をかしげていた。
でも、それでいい。
「……」
私は、そっと目を閉じた。
──瞼の裏に。あの頃の、悟史くんが立っている。まだ、何も失っていない、優しい笑顔の、あの人が。
これは妄想?それとも白昼夢?なんでもいい、私は、その人の前に立って伝える。ずっと、ずっと、伝えたかったことを。
『悟史くん。あの一年、あなたのそばにいられて、私、本当に、幸せでした。本当の名前も言えなくて、ごめんなさい。あなたを、守りきれなくて、ごめんなさい。……ずっと、あなたのことが、好きでした。あなたは、私の、初恋で。かけがえのない、宝物みたいな、思い出です』
『……』
『でも。それはもう、過去のこと。私は、今、また大切な人たちに支えられて、何とか生きてます。だから、もう大丈夫。私はもう、大丈夫だから……』
……今まで、本当に、ありがとう。
――心の中の悟史くんは。ぜんぶ、聞き終えると。あの、優しい笑顔で、頷いてくれた。
『うん。……詩音なら、大丈夫だよ』
そう言って、私の背中を、そっと押してくれる。分かっている。これは私の都合の良い妄想だ。すべてが私の自己満足だ。でも、だからこそ言わせてほしい。
……ありがとう。そして、さようなら。
私は、ゆっくりと目を開けた。
胸の中は、不思議なくらい、すっきりと晴れていた。長い間、そこに居座っていた、重たいものが。すっかり、消えている。
目の前には、今の悟史くんが、きょとんと私を見ている。そりゃそうだ。いきなり来た多少の顔見知りの女が、勝手に話しかけてきて、いきなり目を閉じて、そして満足そうにし始めているのだ。
だから私は、悪戯っぽく笑って、言ってやった。
「……そうだ、北条くん。友里さんには、早めに、気持ちを伝えてあげたほうが、いいですよ」
「え……っ!?ゆ、友里!!?な、なんで、その」
「ふふ。分かりますよ、見てれば。……応援してます」
「そ、そんな、僕は、別に……っ」
顔を、真っ赤にして、あわあわと慌てる悟史くん。……うん。その顔が見られて、私は満足だ。
丸椅子から立ち上がって、戸口へと向かう。
──と。その時だった。
ふわり、と。私の背中を、誰かがそっと、優しく、押し出したような。……そんな、感覚がした。
私は、慌てて、振り返る。
……けれど。そこには、誰もいなかった。ただ、車椅子に座った悟史くんが、きょとん、と、こちらを見ているだけ。
気のせい、かな。それとも。
私は、その正体を、あえて、確かめないことにした。ただ、なんだか、胸が温かかった。
「……悟史くん。今日は、本当に、ありがとうございました」
彼にとっては、きっと、イベントのお礼に、聞こえただろう。
……でも、私にとっては。これまでの全部への、ありがとう、だった。深く頭を下げて。それから、部屋を後にした。
部屋を出た私の足取りは、来たときとは、まるで違っていた。
軽い。心が、羽根みたいに軽い。長いあいだ、胸の底に沈んでいた、あの重たい澱が。きれいさっぱり消えている。……ああ、そうか。ケジメをつけるって、こういうことなんだ。
そして。中庭の隅に、彼はいた。
膝を抱えて、地面の一点をじっと睨んでいる。私が近づく、その足音に気づくと、はじかれたように顔を上げて。……ぷっ。危うく、噴き出しそうになった。
だってその顔。あからさまに、心配してましたって書いてある。眉は情けなく下がって。顔色も、なんだか優れない。一人で、どれだけやきもきしていたのやら。
……もう。ほんとに、この人は。
私は、わざともったいをつけて、彼の前に立った。すぐに種明かしをするのが、なんだか惜しくなって。少しだけ、彼の不安そうな顔を、見ていたくなったのだ。こらそこ、趣味悪いとか言うな!
「……ちゃんと」
私は、ゆっくりと口を開く。圭ちゃんの喉が、ごくりと鳴るのが分かった。
「ちゃんと、私なりに。……ケジメ、つけてきました」
言って、私は笑った。心から。
その瞬間、圭ちゃんの体が、ふにゃりと、崩れかけたのを、私は見逃さなかった。腰から力が抜けたように。安堵で、へたり込みそうになったのを、必死に、こらえている。
……ふふ。かわいい。
「もう、悔いはありません。悟史くんとのこと、ぜんぶ。……待たせてごめんなさい。ちゃんと、ここに帰ってきましたよ」
そう伝えると、圭ちゃんは、ぐっと唇を引き結んで。それから、ものすごく下手くそに、平静を装ってみせた。
「まあ、心配なんざ、これっぽっちもしてなかったけどな。どう転んでも、お前ならちゃんとやるって、信じてたし」
──嘘ばっかり。
思わず、心の中で、突っ込んでしまう。心配してなかった人が、そんな、今にも泣きそうな、安心した顔を、しますか。
「お前なら、ちゃんとやるって、信じてたし。……うん。良かったな、詩音」
声が、上ずってますよ、圭ちゃん。
……ああ、もう。どうして、この人は。こんなに、分かりやすくて。こんなに、愛おしいんだろう。
私のために、こんなに不安になってくれて。それでも、精一杯格好つけようとする、その姿が。たまらなく、いじらしくて。胸がきゅうっと、締めつけられる。
こみ上げる愛おしさを、隠すように。わざと、彼の顔を下から覗き込んでやった。
「ふぅん。本当ですかぁ? ……その割に、なんだか、顔色、悪いですけど」
「き、気のせいだろ。……ほら、帰るぞ」
図星をつかれて、圭ちゃんは、そっぽを向いて。それから、ぶっきらぼうに、手を差し出してくる。私は、もう我慢できなかった。
差し出された手に、自分の手を絡める。ただ繋ぐんじゃ足りなくて。指を、一本ずつ、しっかりと。そのまま、彼の腕にぎゅっと身を寄せた。圭ちゃんの体温を。近さを。少しでも感じていたくて。
「……こら。ひっつきすぎだ」
口ではそう言いながら、振りほどこうとはしない圭ちゃん。……知ってます。あなたが、こういう人だってこと。
施設を出て、二人並んで、夕暮れの道を歩く。
しばらく、どちらも、無言だった。でも、少しも、気まずくない。繋いだ手から、この人の、優しさが、伝わってくるみたいで。
隣で、圭ちゃんが、ぽつりとこぼした。
「……なあ。良かったのか。本当に、ここで」
……ああ。
その、あまりに、頼りない声に。私は、泣きたくなった。この期に及んで、まだそんなことを気にしているなんて。
……あのね、圭ちゃん。
悟史くんは、私の初恋で。大切な思い出です。それは、これからも変わらない。でも、私が今、この手を繋いでいたいのは。この隣を歩いていたいのは。世界でたった一人。あなただけなんです。
そんな想いを、ぜんぶ込めて。私は、囁くように答えた。
「……圭ちゃんじゃないと」
繋いだ手に、力を込める。
「ここじゃないと、ダメなんです」
――嘘偽りの、ない、本心だった。
圭ちゃんは、何も言わなかった。ただ繋いだ手を、握り返してくる、その力が。すべてを物語っていた。
家に着いて、玄関を上がると。ようやく二人きりだ、と実感が湧いてきた。
今日一日の、いろんなことが。ケジメをつけられたことも、全部が、じんわりと、胸に染みてくる。私は、圭ちゃんのほうを向いて、もう一度、ちゃんと、お礼を言おうとした。
「……圭ちゃん。今日は、本当に、ありがとうございました」
まっすぐに彼を見て。私は、心からの言葉を、伝える。
「圭ちゃんが、いてくれたから。待ってて、くれたから。……私、ちゃんと、前を向けました。あなたが、そばにいてくれなかったら。きっと、こんなふうには、いかなかった」
言い終えた、瞬間だった。
圭ちゃんの、目の奥で。何かが揺れたのが分かった。
次の瞬間には、腕を引かれていた。気づいたときには、圭ちゃんの唇が、私のを塞いでいて。
――んっ。
突然のことに、頭が真っ白になる。触れるだけの、優しいキスじゃない。最初から、深く、奪うみたいな。……こ、この人、いきなり、なにを。
抗議しようにも、唇は塞がれたまま。そのうち、体から、力が抜けていって。私は、ただ、されるがままに。彼の胸に、すがりつくことしか、できなかった。
……ずるい。こんなのずるいです、圭ちゃん。
ようやく、唇が離れて。私が、息をついていると。圭ちゃんが、私の頬に右手を添えて。
「……悪ぃ。詩音。やっぱり、俺。嫉妬してたわ。今日、ずっと」
……え。
今、なんて。
「お前らが二人でいる間。……気が気じゃ、なかった。取られたら、どうしようって。……情けねぇ話だけどな。ずっと」
──きゅん、と。
いや。きゅん、なんて生易しいものじゃない。私の中で、何かが爆発した。
……し、嫉妬!?今、圭ちゃん、嫉妬したって、言いました!?
あの、圭ちゃんが。恐竜よりも鈍感だと言われていた、あの圭ちゃんが。乙女心の機微なんて、ミジンコほども察しなかった、あの朴念仁が。……私に、や、やきもちを!?
だ、だめ。嬉しい。嬉しすぎてどうにかなりそう。やばいです、私今どんな顔してます!?圭ちゃんに引かれてないだろうか。そんな心配をする暇もなく。
「独り占めしたい、詩音を。……誰にも、渡したくねぇ」
そんな、殺し文句と、ともに。二度目のキスが、降ってきた。
――ん、ぅ……っ。
今度のは、もっと深くて。もっと余裕がなくて。薄く開いた、唇の隙間から、入り込んできた彼の熱に。私の、思考は、あっけなく溶かされていく。応えたくて、私もおずおずと、絡めると。彼は、逃がさないとばかりに、もっと深く、奪ってくる。
……あ、だめ。とろけちゃう。
頭の芯まで、甘く痺れて。膝から、力が抜けていく。圭ちゃんの独占欲が。その熱が。触れ合ったところから、直に流れ込んできて。私をどうしようもなく満たしていく。
……もう。どうなっても、知りませんから。
こんなに、まっすぐに求められて。こんなに、好きだと示されて。……我慢なんて、できるわけが、ない。
圭ちゃんになら。……貴方になら。もう、何をされたって、いい。
蕩けた頭で。私は、ただ、その先を、受け入れることしか、考えられなくなっていた。
翌朝。目が覚めても、私の頭は、まだふわふわしていた。
昨日、ケジメをつけて。そして、夜を経て。……なんだか、体の中の重たいものが、すっかり抜け落ちて。かわりに、圭ちゃんへの好きが。溢れて溢れて止まらない。
……もう、我慢なんてしない。
台所で、珍しく朝ごはんの支度をしている圭ちゃんの、その背中に。後ろからぴったりと抱きついた。
「うおっ。……お、おい、詩音? 危ねぇだろ、包丁使ってんだから」
「離れませーん」
ぎゅう、と、腕に力を込める。圭ちゃんの、温かい背中に、顔をギュっと埋めた。
「なんだよ、今日は、やけに、くっつくな」
「だめですか?」
「……いや。だめじゃ、ねぇけど」
朝ごはんのあとも、私は、片時も圭ちゃんから、離れなかった。ソファに座れば、ぴったり、隣にくっついて。テレビを見るふりをして、その肩に頭を預けて。
「……ちょっとは、離れろって。歩きづれぇ」
「やです。今日は、一日こうしてるって決めたんですから」
「なんだよそのルール」
「学校じゃこうやってべたべたできないじゃないですか、だからその分のチャージ期間なんですー」
「はぁ」
まったく、呆れたような反応してくれちゃってまぁ。ここは、どちらが主導権を握っているか再確認させる必要がありますねぇ。
「もう、その一歩引いた感じはなんなんですか。昨日は散々私の事、好きって抱きしめてくれた癖に」
「ばっ」
「もう私に飽きちゃったんです?」
「んな訳あるかッ」
圭ちゃんは、火を噴くように真っ赤になった顔をごまかすように、頭をがしがしと掻いて。それから、ぼそっと言った。
「……こっちが、我慢できなくなるだろ」
ふっふっふ。完全に私の優勢だ。こんなによわよわな圭ちゃんを見せられては、攻めないと失礼というものだろう。
「聞こえませーん」
「いや聞こえてんだろ!」
「いーえ、聞こえてません。なのでもう一回!もう一回私の目を見て、言ってもらえます?」
「あのなぁ……!!」
くっ付きながらひたすらに彼をからかう。そんな事が何よりも幸せに感じる。そんな日々を、これからはたくさん過ごしていきたい。……あれ?なんだか変なフラグになってませんこれ?認めませんからね、ここまで来てハッピーエンド以外あり得ないですからっ!!
砂糖漬けのそのニ。
と言うことで九章完結しました。本当に甘ったるい話ばかりですみませんでした!次回から最終章になるわけですが、実際のところ、やりたいこと、書きたいことはもう書き切ってしまったので、尻すぼみ的になっていくかなと思います。
真実を究明して、雛見沢大災害を防ぐ、黒幕と最終決戦!みたいなストーリーではないですからね。そこはやはり惨劇の後の世界ということで何卒。
後少しだけ続きますが、どうか最後までよろしくお願いします。