このような駄作をお読みいただき感謝の極みです。ありがとうございます。
今回は3.5話ということで短いです。
第3.5話 ----小夜の秘策----
西暦2193年某月某日真田宅にて
「とうとう敵が攻めてくるそうだよ。」男が少女に言う。この男、真田志郎は現在、国連軍に召集され艦隊整備員となっていた。
「勝算はあるのでしょうか?父上。」少女が返す。この少女、真田小夜、現在中学校に通っている学生である。
「何とも言えないな。地球の艦隊はショックカノンを装備した。しかし機動力その他で劣っている。それは戦略面で補わなければならない。沖田司令ならばむざむざやられることはないと思うが。」志郎が返す。
「私に考えがあります。倫理的にまずいかもしれませんが。聞いていただけますか?」小夜が言う。
「どんな考えだい?聞こう。」志郎が返す。
「核を使うのです。核兵器を。」小夜が言う。
「核?」志郎が返す。
「はい。核兵器処分管理センターに保存されている旧世紀の核兵器を。」小夜が言う。
「何故知っているんだ。」志郎が返す。
「調べたのだ。世界中の全ての国が国連に加盟した旧世紀末、国々が個々に持つ軍が無用の長物と化した。人員は国連軍に統合されたが装備は国連軍の標準装備に統一され、旧式の武器は廃棄された。むろん核兵器、人類が持て余した、いや、この場合は見つけるのが早すぎたというべきかな、その兵器も無用になった。使用されないように禁止する法律も制定してな。内惑星戦争時にもこの法律は遵守された。しかし他の兵器は鉄屑にできたとしても核だけはそうはいかない。だから国連は世界中の核兵器を集めて保管、封印することにした。まったく人間は愚かだな。自分で処分もできないものを作るというのは。しかし今回はそれが幸いした。使えるんだろう?その核兵器は。」小夜が言う。
「厳重に保管管理されているんだ。使えるだろう、この非常時だ、核兵器運用禁止法も超法規的措置が認められるだろう。なあ、小夜、言葉使いがおかしいぞ。」志郎が返す。
「そうでしたね。全く、あなたの義娘を演じるのは難しい。それと、核を使うなら岩石を模した機雷でもばらまけばいいでしょう。もちろん、魚雷としても使えばいいでしょう。愚かしいことに数だけはたくさんあるのだから」小夜が言う。
「確かにいい考えだな。沖田司令は艦隊整備の進捗状況を毎日のように見に来られる。その時に話そう。それはそうと、学校はどうだうまくやっているか?」志郎が返す。
「はい。問題なく。」小夜が言う。
その後親子の話が続いていった・・・・・
その数日後、国連軍整備ドックにて
「沖田司令、少しよろしいでしょうか」真田が言う。
「うん?君は?」老齢の男が返す。この男、国連軍カ二号作戦司令沖田十三である。
「艦隊の整備員をしている真田と申しますが、意見具申をしたいのですがよろしいですか?・・・・・」真田が小夜の案を沖田に説明していく。
・・・・・・真田の説明後・・・・・・・・
「核か。あの悪魔の発明を使うか。いや、悪魔のような敵にはうってつけの武器かもしれないな、うむ、いい考えだ、採用しよう。核兵器の使用許可その他諸々は私が手配しよう。真田君、デブリへの偽装は君に責任者になってもらい作ってもらう。作戦を練り直さねばならないな。土方にも手伝ってもらうか・・・。」沖田が言う。
「分かりました。謹んでお引き受けします。」真田が返す。
この意見具申で真田志郎、小夜は沖田の懐刀として後々重用されていくことになる。
後日、沖田十三、土方竜の二人を含む作戦会議で第二艦隊の作戦が決まっていった。
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お粗末様でした。