投稿が遅くなり大変申し訳ありません。
今回も矛盾だらけのお話かと思われます。
面白いかどうかもわかりませんがどうぞ。
第六話 ----カ 二号作戦----
西暦2193年6月7日、国連宇宙軍第二艦隊旗艦キリシマにて・・・・・・
「核機雷の散布はどうか?計画どおりにいっているか。それと真田君に頼んでおいた例のものはどうか。」第二艦隊司令の沖田十三が通信士に問う。
「はい。計画通り艦隊後方に岩石に偽装した機雷を散布完了したそうです。例のものは今少し調整に手間取っていますが間に合うそうです。」通信士が返す。
「よし。機雷の起爆装置、センサー類は指示があるまで切って置くように伝えろ。」沖田が指示を出す。
「各艦に伝達、こちら第二艦隊旗艦キリシマよりこのカ、二号作戦司令の沖田である。この第二艦隊が敗れれば地球は丸裸同然になる。
このカ、二号作戦が地球最後の希望になるのだ。諸君の戦果に期待する。
では、今作戦の最終的な説明をする。敵艦隊は第一艦隊撃破後、我が艦隊に向かって直進してきている。おそらく地球艦隊など大して恐れていないのだろう。第一艦隊がショックカノンで数艦撃沈しているが彼らにとってそれほど大きなダメージになっていないということだ。
よって、正面よりの打ち合いから艦隊戦が始まると予想できる。艦隊戦が始まったら敵艦隊が主砲の射程に入るまでは回避に専念、ミサイル艦はある程度以上は前進することは禁止する。
艦載機、火星基地よりの戦闘機は各隊の判断で敵艦隊との戦闘を行う。
敵艦が射程に入ったら主砲の実弾、通常ミサイルでの攻撃を許可する。指示があるまで戦闘は継続、ただし戦闘継続が困難な艦は反転、戦線より離脱し、核機雷散布地点を通過して後方の小惑星Xの影、核機雷の爆発に巻き込まれない地点で待機せよ。戦闘がある程度進行した段階でキリシマより後退信号を発する。信号確認後、各艦は反転、全速にて核機雷散布地点を通過して後方の小惑星Xの影、核機雷の爆発に巻き込まれない地点まで移動、敵艦隊主力が追撃のため敵主力が機雷散布地点侵入と同時に機雷の起爆装置、センサーを起動し、敵主力を核爆発によって攻撃する。敵主力の機雷散布地点侵入までに待機地点に間に合わないと各艦艦長が判断した場合、各自の判断で核爆発の影響の及ばない地点へ移動せよ。
核爆発が収まり始めたら残りの機雷をリモートコントロールですべて起爆、その後各艦小惑星Xの影より出て敵残存艦を持ちうる武装を使用して徹底的に叩く。
火星よりの支援砲撃も行う。
ここでの攻撃をもって敵艦隊を撃滅または撃退する。これがカ、二号作戦の作戦行動だ。説明は以上。各艦作戦開始まで待機せよ。」沖田が作戦説明等を行っていく。
地球艦隊の準備は整った。いよいよ戦闘が始まる・・・・・・
それから数時間後、敵軍艦隊が作戦宙域に入ってきた。沖田の予想通りの正面からだ。
「沖田司令、敵艦隊が予想通りに正面より作戦宙域に進駐してきました。」
「いよいよか・・・・。各艦に通達。これよりカ、二号作戦を開始する。全艦射程に敵が入るまで回避に専念せよ。」沖田が指示を出す。
カ、二号作戦が始まりを告げ、各艦は回避行動に入る。そして敵が射程に入った艦から砲撃を開始していく。沖田の読み通りに・・・・・・
同時刻、ガミラス軍地球攻撃軍艦隊旗艦では・・・・
「シュルツ司令、敵艦隊が集結している宙域に入りました。」ガンツがシュルツに報告する。
「そうか。先の戦闘と同じように正面から撃滅してやるぞ。各艦、戦闘準備。」シュルツが言う。
こうして両軍の艦隊戦、のちに第二次火星会戦と呼ばれる艦隊戦が始まった。
戦闘開始後一時間、地球艦隊は三割の艦艇を失っていた。この時点で沖田は艦隊の後退命令を発令、地球艦隊は当初の作戦通りに核機雷散布地点を通過して
小惑星Xの影を目指して後退を始めた。
ガミラス軍地軍艦隊側では・・・・
「シュルツ司令、敵艦隊が後退を始めました。敵はデブリ帯を通って後方の小惑星に向かっています」ガンツがシュルツに報告する。
「逃げ始めたか。敵を追撃する。艦隊前進。集結しながらデブリ帯を通って敵を討つ。このくらいの岩の塊がなんだ、われらの装甲には傷一つつかないだろう。」シュルツが言う。
ガミラス艦隊は追撃を開始、デブリ帯に入っていき、前方を進んでいた艦がデブリ帯を通過しようとしていた瞬間・・・・・・
「今だ!。機雷の起爆装置、センサー起動せよ!」沖田が指示を出す。
センサーが起動した機雷にぶつかったガミラス艦の間近で核爆発が起きる・・・・・・そしてその衝撃でほかの機雷も連鎖的に爆発し、あたり一帯が核の閃光に飲み込まれた。
閃光に包まれたガミラス艦隊はパニックに包まれていた。
「何が起こっているんだ!」シュルツが叫ぶ。
「分かりません。うわぁ!」ガンツが言う。
いかに強い装甲を持っているガミラス艦といえど、核爆発による高温、衝撃波には耐えられないものが多く、爆散していく艦すらあった。
核爆発が収まり・・・・・・
「爆発が収まったな。通信士まだ残っている機雷はあるか」沖田が聞く。
「いいえ。火星基地の連絡によると機雷の反応は皆無。全て起爆した模様です。」通信士が返す。
「レーダー、敵の様子はどうか」沖田が聞く。
「敵残存戦力作戦開始時の六割ほどです。」返答が返る。
「各艦に伝達、こちら第二艦隊旗艦キリシマより司令の沖田である。敵艦隊残存戦力は六割だ。こちらの残存戦力は後退中にやられた艦が多かったためわずかに四割。しかしここで逃げるわけにはいかない。各艦小惑星Xの影より出て戦闘を開始、全ての兵装の使用を許可する。ここで敵を討つ!あとのことは気にするな。私が何とかする。」
この沖田の言葉により地球艦隊は戦闘を再度開始する。
この後密かに・・・
「沖田司令、暗号通信入電、準備完了、いつでも行けるそうです。」
「そうか。了解した。いつでも点火できるように待機するよう伝えろ。」
同時刻、ガミラス軍地球攻撃軍艦隊旗艦では・・・・
「シュルツ司令、艦隊の半数が撃沈、残存艦も被害が多数です。どうしますか?」ガンツがシュルツに報告する。
「くそっ!ジャンプすらできない劣等民族に艦隊の半数が撃沈だと!信じられん!」シュルツが言う。
「地球艦隊を撃滅しましょう。仇をとるのです。」ヤレトラーが言う。
「ええい!分かっている!残存艦!戦闘準備!地球艦隊を殲滅し仇をとるぞ!」シュルツが命令を出しガミラス艦隊は地球艦隊へと向かっていく。
再び戦闘が始まり30分ほど経過したとき・・・・・・・
「沖田司令、艦隊損耗が大きすぎます。これ以上は全滅してしまいます。」
「そうか。これより秘匿作戦を発動する!各艦、小惑星Xより離れ、後退せよ。
小惑星Xの核パルスエンジン点火!自動操縦の航路は計画通りに冥王星。内部に設置した核爆弾の遠隔コントロール装置を起動し、小惑星Xにいる人員は総員脱出せよ。」
閃光とともに小惑星の核パルスエンジンが点火され、少しずつ冥王星に向かって進んでいく。
「行け!遊星、忌まわしい敗北の記憶とともに。」沖田が呟く。
「シュルツ司令、現宙域にある小惑星が動き始めました。敵が推進装置を設置していたものと思われます。」ガンツがシュルツに報告する。
「何だと!どこに向かっているんだ?」シュルツが返す。
「恐らくわれらが基地のある星へ向かっているものかと・・・・・。」ガンツが言う。
「なにっ!絶対にあれを止めるのだ!全艦、戦闘停止!あの小惑星を止めるぞ!基地にも連絡を出せ、全戦力をもって小惑星を止めろと!」シュルツが返す。
「沖田司令、敵艦隊が小惑星を追って去っていきます。」
「そうか。戦闘終了、全艦火星基地に帰還せよ。犠牲は多かったが諸君らの働きで敵を退けることができた。感謝する。」
この数日後、小惑星Xに敵艦が攻撃をしようと集まってきたところを見計らって小惑星内に仕掛けてあった大量の核を起爆、敵艦もろとも自爆させることでさらに敵にダメージを与えた。
地球艦隊は敵艦隊を退けた。圧倒的な敵からの初めての勝利と呼んでもいい結果だった。だがしかし、地球艦隊は大きな損耗をした。
今回と同じ規模で敵が攻めてきても、もう防げない。
しかし、それ以来敵は艦隊で攻めてくることはしなくなった。そう、反射衛星砲が完成し遊星爆弾を地球に降らせることができるようになったのだ。
毎日無数に飛来する遊星爆弾に地球側は次第になす術もなくなっていった。
海は干上がり、謎の毒を出す植物が発生、人々は地上に住むことすらできなくなり、地下へ都市を築き暮らし始めたが、遊星爆弾の攻撃はその地下都市すら蝕んでいった。
そうして人々が絶望しながら暮らしていた西暦2198年・・・・・・・地球に救いの手が差し伸べられたのである。
お粗末様でした。