この素晴らしい世界に指輪の魔法を!   作:回いいいいいい

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期間が空いてしまって申し訳ありません…
ブルアカの方にうつつを抜かしていました。

AIはやっぱりダメでした。
難しかったです。

この話からオリジナル魔法を出していきます。

あと、いいタイトルが思いつきませんでした。


第3話「パーティにドMクルセイダーを」

 

 

─冒険者ギルド─

 

佐藤カズマは頭を抱えていた。

夢見ていた異世界転生したはいいものの、特典として選んでしまった女神は知能が最低で使えない、その後仲間になった魔法使いは爆裂魔法しか使おうとしない厨二病の爆裂狂、自分と同じ転生者は基本マトモなのだが魔法が絡むとおかしくなり使えない。

 

カズマは思った

〘あれ?俺のパーティ結局イロモノしか居なくね?〙

と。

 

「と、言う訳で他に仲間を募集したものの…」

 

カズマがパーティーメンバーの募集の張り紙をして数日、全く応募者が現れない。

 

「なんでだ…特に難しかったり変な条件は入れてないはずなのに…」

 

カズマがそう頭を抱えていると、悩みの種の一つであるアクアがやってきた。

 

「あれ?何してるのカズマさん?ヒキニートのアンタが悩む事なんてあるの?」

 

「誰がヒキニートだ!今は立派に冒険者してるだろうが!」

 

アクアがカズマをヒキニートと煽り、カズマがそれに反論する。

実際カズマはもう冒険者として働いてはいる為もうヒキニートでは無いのだが、一度根付いた印象は中々消えず、今でもカズマはヒキニートと呼ばれる事がある。

 

「で、結局何を悩んでるのよ?」

 

「あぁ、実はパーティメンバーの募集の張り紙を出してたんだが…」

 

「あぁ!あの張り紙ね!」

 

カズマが貼り紙の事を話すと、アクアは心当たりがあるのか声を上げる。

 

「って、知ってるのか?」

 

「もちろんよ!あの張り紙、少し物足りなかったから私が書き直してあげたのよ!」

 

「は?」

 

カズマは急いで張り紙を見る。

するとそこには…

 

《急募!アットホームで和気あいあいとしたパーティです。美しく気高いアークプリスト、アクア様と共に旅をしたい冒険者はこちらまで》

 

《このパーティに入ってから毎日がハッピーですよ、宝くじにも当たりました》

 

《アクア様のパーティに入ったおかげで病気が治ってモテモテになりました》

 

《採用条件:上級職の冒険者に限ります》

 

と、まるでブラック企業の求人ポスターや詐欺広告のような文言が書かれていた。

 

「……こ、これは…」

 

カズマはその張り紙を見て顔を引きつらせる。

アクアは褒めて貰えると思っているのか胸を張り、自信満々な表情を浮かべる。

 

「ふふ〜ん、どうよ?コレなら直ぐに集まるでしょ!」

 

「……こんなんで集まるかー!!」

 

 

 

 

 

このすば!

 

 

 

 

 

「はぁ…」

 

カズマはその夜、1人冒険者ギルドで落ち込んでいた。

アクアがどうしてもと言うので一応張り紙はそのままにしてあるものの、あんな張り紙で募集に応じる者がいるはずが無くため息を履いた。

しかし…

 

「もう日本に帰りたい…アクアはアホだし(さっきもジャイアントトードに捕食された)、めぐみんは爆裂脳だし、波瑠は魔法バカだし…ていうか男だったし…」

 

「募集の張り紙、見させてもらった」

 

そう声がし、振り向くカズマ。

そこには鎧を着た金髪の美しい女性がいた。

 

「まだパーティメンバーの募集はしているだろうか」

 

「あ、ぼ、募集してますよ!あんまりオススメはしないですけど」

 

(女騎士…それもとびきり美人の!)

 

「そうか、良かった。貴方の様な人物を私は待ち望んでいたのだ」

「私はダクネス、クルセイダーを生業としている者だ」

「ハァハァ、ぜ、是非この私を、ぱ、ぱぱぱパーティに加えて貰えないだろうか!?」

 

 

─翌日、冒険者ギルド─

 

「どうよ、この私が新たに覚えたスキル、花鳥風月は!」

 

「…ただの宴会芸じゃねぇか、この駄女神」

 

アクアが新しいスキルである花鳥風月を披露し、カズマがそれに呆れる。

そしてカズマは昼食を食べているめぐみんと波瑠の隣に座り、自分の冒険者カードを見つめる。

 

「溜まったポイントでスキルを習得出来るんだよな、変なスキルに使わず、慎重に選ばないと…」

 

カズマは昼食を食べている2人を見つめる。

 

「何です?」

 

「どうしました?」

 

 

「まずは誰かにスキルの使い方を教えてもらうんです」

 

「するとカードに項目が現れるのでポイントを使って項目を選べば習得完了なのです」

 

「つまり、めぐみんに爆裂魔法を教えてもらえば俺でも爆裂魔法が使えるようになるって訳か」

 

「その通りですよ!!」

 

するとめぐみんと波瑠はいきなりカズマに近づく。

 

「その通りなのですよカズマ!爆裂魔法を使いたいのであれば私が幾らでも教えてあげるのです!というか、それ以外に覚える価値があるスキルなんて無いですし…さぁ、カズマ!私たちと一緒に爆裂道を歩もうじゃありませんか!」

 

「そうですよ!ボクはこの魔法(仮面ライダーウィザードの魔法)を使える副作用なのか、この世界の魔法を覚えられなくてめぐみんさんが使う爆裂魔法を覚えることが出来ないんです、ですのでカズマさん!是非ボクの代わりに存分に爆裂魔法を!」

 

「近い、近い…」

「ちょ、お、落ち着けロリっ子ども、ていうか今3ポイントしか無いんだが…」

 

そういいカズマが近づいためぐみんと波瑠を離すと、そこにはショックを受けた表情の2人がいた。

 

「ロ、ロリっ子…」

 

「ロ、ロリ…」

 

2人は付け合わせの人参を食べながら言う。

 

「…この我がロリっ子…」

 

「…ロリっ子…ボクがロリっ子…」

 

「はぁ…」

(何かお手柄なスキルって無いかなぁ、習得にあまりポイントを使わないお得な感じの)

 

カズマがそう考えに浸っていると、後ろから声をかけられる。

 

「探したぞ」

 

「っ!」

 

カズマが後ろを振り返ると、そこにはダクネスとその後ろに白髪の盗賊の様な格好をした少女がいた。

 

(しまったぁ!)

 

「昨日は飲みすぎたと言っていたので直ぐに帰ってしまったが」

 

そういいダクネスはカズマの左隣の席に座る。

 

「お、お気づかいなく!」

(やんわり断ったつもりなのに、俺の意図が全く伝わってねぇ…)

 

「ならば昨日の話の続きをさせてもらおう。私を貴方のパーティに入れて─」

 

「お断りします!」

 

「くぅっ♡♡」

 

カズマが食い気味にそう言うと、ダクネスは何か気持ちよさそうに悶える。

 

「くっ♡即断、だと♡」

 

(あれ?この人喜んでる、危険だ!)

 

「あはは!ダメだよダクネス」

 

そうしていると白髪の少女がそう言いながら近付いてくる。

 

「そんな強引に迫っちゃさ!」

 

「えっと、貴方は?」

 

カズマが白髪の少女にそう尋ねる。

 

「私はクリス、見ての通り盗賊だよ。この子とは友達…かな」

 

自己紹介を聞いたカズマは心の中で安堵する。

 

(良かった、こっちは比較的まともそうな人だ)

 

「君、役に立つスキルが欲しいみたいだね。盗賊系のスキルなんてどうかな?」

 

「えっ?」

 

白髪の少女、クリスがそうカズマに提案する。

予想外の言葉にカズマは声を漏らした。

 

「習得にかかるポイントも少ないし、お得だよ?何かと便利だしね」

 

「へぇー!」

 

「どうだい?今ならシュワシュワ1杯で良いよ」

 

「安いな!良しお願いします!すいませーん!こっちの人にキンキンに冷えたのひとつ!」

 

 

 

 

 

このすば!

 

 

 

 

 

「ロリっ子…ボクがロリっ子…」

 

「この我がロリっ子…」

 

カズマがクリスにスキルを教えてもらう為に外に出している間、2人は未だにカズマのロリっ子発言を引きずっていた。

 

「…うぅ、こんな時は気分転換です。新しい魔法でも試しましょう」

 

「…新しい魔法ですか?」

 

すると波瑠は新しく作ったウィザードリングを幾つかテーブルの上に置く。

 

「はい、えぇっと先ずは」

 

ガルーダ プリーズ

 

波瑠が指輪を翳すと目の前に赤色のプラモデルのランナーの様な物が出現しパーツが組上がる、すると鳥の形を象った使い魔、レッドガルーダに変化した。

 

「これは…使い魔ですか?」

 

「はい、レッドガルーダって言うんです。気軽にガルちゃんと読んで上げてください」

 

「ピーピー!」

 

レッドガルーダは波瑠とめぐみんの周りを楽しそうに飛び回る。

 

「ちなみに他にもいてですね!」

 

ユニコーン クラーケン プリーズ

 

再び別の指輪を翳すと、次は青と黄色のランナーの様な物が出現しパーツが組上がり青い馬、ブルーユニコーン、黄色いタコ、イエロークラーケンに変化した。

 

「ヒヒーン!」

 

「ゴポゴポ!」

 

「おぉ、こちらも中々可愛いでは無いですか!」

 

「ですよね!」

 

先程の落ち込み具合が嘘のように楽しそうにする2人。

波瑠はまた別の指輪に付け替える。

 

「お次はコレです!」

 

ドレスアップ プリーズ

 

指輪を翳すと魔法陣が波瑠を通過する。

すると波瑠の格好がめぐみんと同じ格好になる。

 

「私と同じ服ですか!」

 

「ドレスアップの魔法は、こうして好きな服に早着替え出来るのです!」

「…スカートはちょっと恥ずかしいですけど、コレでボクも(この世界の)魔法使い気分です!」

 

(……妙にスカートが似合ってますね)

 

「では次はボクも知らない魔法を…」

 

波瑠は指輪を再び付け替え、翳す。

 

グロース プリーズ

 

すると魔法陣足元に魔法陣が出現し、そのまま波瑠を通過する。

すると波瑠の身長が少し伸び、顔付きもやはり可愛らしいが少し大人っぽくなった。

 

「こ、これは…」

 

「成長する魔法ですか!?ハル、私にも!」

 

「了解です!」

 

グロース プリーズ

 

めぐみんに指輪を付け、ベルトに翳させる。

すると波瑠と同じように魔法陣が出現しめぐみんの姿が成長する。

やはり波瑠と同じく背は小さいものの大人っぽくなった。

 

「コレでロリっ子とは言えないでしょう!」

 

「カズマさんに見せてギャフンと言わせてやりましょう!」

 

先程自分たちをロリっ子と言ったカズマに今の成長した姿を見せてやろうと言う2人。

確かに魔法を使い身体は大人に成長したのだが、それでも背は低く大人には見えない。

違法ロリが合法ロリになっただけだろう。

ちなみに今の2人は波瑠がまだめぐみんと同じ服のままなので、傍から見れば姉妹にしか見えない。

 

そうしているとカズマたちが戻ってくる。

しかし何故かダクネスは顔を赤らめクリスは涙を流している。

 

「どぉですか!カズマ!今の成長した私たちの姿は!」

 

「もうロリっ子とは言わさせませんよ!」

 

「…そんなに変わらん、てか波瑠はなんだその格好」

 

「ガーン!」

 

「口で言うのか…」

 

ショックを受ける2人。

するとアクアもこの場にやってくる。

 

「あ、戻って来たの。どこ行ってたのよ私の華麗な芸も見ないで…ってその人どうしたの?」

 

アクアが泣いているクリスに気づきそう言う。

すると波瑠とめぐみんもそんなクリスに気づく。

 

「そういえば泣いてますね」

 

「あぁ、実は」

 

カズマが説明しようとするが、カズマを遮りダクネスが説明する。

 

「うむ、彼女はカズマに盗賊のスキルを教える際にパンツを剥がれ有り金全てむしり取られて落ち込んでいるだけだ」

 

「おいアンタなに口走ってんだ!」

 

どこか恍惚とした表情でそう言うダクネスにカズマは焦りながらそう言う。

そしてクリスが泣きながら言う。

 

「財布返すだけじゃ駄目だって、じゃあ幾らでも払うからパンツ返してって頼んだら…自分のパンツの値段は自分で決めろって…!」

 

その言葉を聞いている3人は冷たい目を向ける。

そして周りにいる女冒険者の目も冷たいものになっていた。

 

「待てよ!おいまて!間違ってないけど、本当待て!」

 

「さもないと、もれなくこのパンツは我が家の家宝として奉られるって…!」

 

「ちょお!なんか既に周りの女冒険者たちの目も冷たいものになってるから、ホントに待てって!」

 

「…てへ」

 

そう慌てるカズマを見て、クリスは隠れて舌を出す。

 

「…それで、カズマは無事に盗賊スキルを手に入れられたんですか?」

 

そう、いつの間にか元の姿に戻っていためぐみんが聞く。

 

「へ?あぁ、まぁ見てろよ、スティール!」

 

カズマがスキルを使うと、右手が光り始める。

すると…

 

「ん?なんだこれ」

 

カズマの手には黒いパンツが

めぐみんは股の部分を抑えて恥ずかしそうに言う。

 

「何ですか、レベルが上がって変態にジョブチェンジしたんですか…あの、スースーするのでパンツ返してください」

 

「アンタ…」

 

「うぅ、ボクは何も見てません…!」

 

アクアは軽蔑の目を向け、波瑠は顔を手で覆ってそっぽを向く。

 

「あれ?おっかしいな奪える物はランダムなハズなのに…」

 

「うぅ、ならボクに使ってみますか?」

 

「へ?」

 

顔を覆っている波瑠がカズマにそう提案する。

 

「お2人がその、パ…下着を取られたのは女性だからかもしれませんし、男のボクなら大丈夫なはずですから…」

 

「…コレでカズマがまたパンツを奪ったなら本当にカズマは変態ってことになるわね」

 

「あの、ハル?無理して自分の身体を賭ける必要は…」

 

「おい!その言い方やめろ!」

「だ、だが確かに男の波瑠ならさっきみたいにはならないはず……よし!スティール!」

 

再びカズマがスティールを使い、右手が光り始める。

本来なら波瑠にスティールを使っても財布などが奪えるだろうが、今波瑠はドレスアップの魔法でめぐみんと同じ服を着ている。

そしてやはりカズマの手の中にあったのは…

 

「…え?嘘だろ?」

 

「……!」

 

波瑠のパンツだった。

波瑠は顔を赤くしながら言う。

 

「あの、返してください…」

 

「…アンタ………」

 

「カズマ……最低ですね…」

 

「ちが、ちがーう!コレは波瑠がそんな格好をしてるからだな!」

 

「だとしてもよ……」

 

そうしていると、ダクネスが声を上げる。

 

「こんな幼げな少女たちの下着を公衆の面前で剥ぎ取るなんて、真の鬼畜だ許せない!」

 

「ボクは男です…」

 

「是非とも私を貴方のパーティに入れて欲しい!」

 

ダクネスはめぐみんと波瑠の前に来ると頬を赤くしパーティに入れて欲しいと言う。

しかしカズマは…

 

「要らない」

 

「くぅっ♡」

 

即答で要らないと宣言したカズマ。

ダクネスは嬌声をあげ、身体をくねらせる。

 

(この女はダメなタイプだ。これ以上変なのを入れちゃダメだ…!)

 

「ねぇ、カズマこの人昨日言ってた私たちがお風呂行ってる間に面接に来たって人?」

 

 

 

 

このすば!

 

 

 

カズマたちがダクネスの面接していると

 

《緊急クエスト!緊急クエスト!冒険者各員は至急正門に集まってください!》

 

そう声が響く。

鐘が鳴り、住民は家に避難する。

カズマたちが正門に来ると、何か緑色のものがアクセルに迫ってきていた。

 

「緊急クエストってなんだ?モンスターの襲撃なのか?」

 

「えっと、多分キャベツだと思います」

 

「は?」

 

「ボクも直接見た訳では無いんですけど、めぐみんさんから聞いた話ではこの世界、野菜が生きて動いているみたいで」

 

「はぁ?」

 

「収穫だー!!!」

 

「うおおおお!!」

 

「マヨネーズ持ってこーい!」

 

「なんじゃこりゃー!?」

 

「…なんかガンダムの丸いヤツみたいですね」

 

キャベツが空を飛び、街の方に向かってくる。

冒険者たちは武器を手に取りキャベツを切り、撃ち、叩いていく。

 

「皆さーん!今年のキャベツは出来が良く、一玉の収穫につき一万エリスです!」

 

ギルド職員たちが檻の前で言う。

 

「出来るだけ多くのキャベツを捕まえ、ここに収めてください!」

 

「おおおお!!!」

 

「うーん、お金も貰えますし、ボクも行ってまいります!」

 

「ちょ!?」

 

「今回はこれで行きましょう!」

 

ドライバーオン プリーズ

 

指輪のバイザーを下げる。

 

「変身!」

 

ウォータープリーズ

 

スイ〜 スイ〜 スイ〜スイ〜

 

「はぁっ!」

 

波瑠はウィザーソードガンを取り出し、キャベツの群れに向かう。

めぐみんはキャベツ群れを見て爆裂魔法を撃とうとしていた。

 

「これは…撃たずには居られません!」

 

「おいやめろ!ダクネスだけでもこんなんなのに!」

 

「ハァハァ♡」

 

ダクネスは自らキャベツの体当たりを受け、恍惚の表情を浮かべていた。

そしてめぐみんが詠唱を始める。

 

「光に覆われし漆黒よ。夜を纏いし爆炎よ。紅魔の名のもとに原初の崩壊を顕現す。終焉の王国の地に、力の根源を隠匿せし者。我が前に統べよ!」

 

「エクスプロージョン!」

 

すると群れのど真ん中に居たダクネスも爆裂魔法に巻き込まれる。

 

「おお!めぐみんさんも派手にやったみたいですね!よぉしボクも!」

 

バインド プリーズ

 

波瑠がバインドの魔法を発動すると、魔法陣から魔力で出来た鎖が出現しキャベツを拘束していく。

 

コネクト プリーズ

 

拘束したキャベツをコネクトの魔法で檻の中に放り込んでいく。

そして波瑠はウィザーソードガンを構える。

 

「みずみずしくしてあげます!」

 

キャモナシューティングシェイクハンズ キャモナシューティングシェイクハンズ

 

ウォーター シューティングストライク

 

スイ!スイ!スイ! スイ!スイ!スイ!

 

引き金を引くと銃口に魔法陣が出現し、魔力を纏った水流が勢いよく放出される。

放出された水流はキャベツをコネクトの魔法陣に流し、キャベツが次々と収穫される。

 

 

 

 

 

─冒険者ギルド─

 

(…納得いかない、何故ただのキャベツがここまで美味しいんだ)

 

カズマたちは収穫されたキャベツで作られた野菜炒めを食べていた。

しかしカズマはただのキャベツが何故かここまで美味しいことに納得できていなかった。

 

(俺はキャベツと戦う為に異世界に来た訳じゃない…)

 

「このキャベツシャキシャキしてて美味しいです!」

 

「確かに出来が良かったみたいですね」

 

「いやー、にしても5人中3人が上級職なんてそうそうないわよ」

 

「ボクもいずれはアークウィザードになってみたいです…」

 

「ハルならきっとなれますよ!この私が言うんですから間違いありません!」

 

「めぐみんさん…!ありがとうございます!」

 

「と、ところでハルも爆裂魔法を使えると聞いたのだが…♡是非今度私に撃ってくれないか!♡」

 

(はぁ、不安だ……そりゃコイツが普通だったら俺だって断る理由は無い、だって美人だし。でもなぁ…上級職3人に転生者2人、完璧な布陣に見えて全然そんな事は無い…アホな駄女神に厨二病の爆裂魔法使い、魔法バカの男の娘にドMクルセイダー……なんでこうなった…)

 

 




最後まで読んでくれてありがとうございます!

ちなみにアクアとめぐみんがお風呂に行っている間にダクネスが来たわけですが、波瑠は丁度トイレに行っていてその場にいませんでした。

魔法の事はここに書いておきます。

グロース:成長させる魔法。
リングを付けた者、或いは動植物を成長させる魔法。
成長したものは一定時間が経つと元に戻る。
絵柄は子供のドラゴンが大人のドラゴンになっている構図。
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