ヘラ・ファミリア唯一無二の眷属 ~月下の貴公子は英雄を嗤う~ 作:ヘラニズム
よろしくお願いします。
以降は、1週間毎に1話を投稿したい!20時固定で。
追い出すタイミングを完全に逃した。
レフィーヤが使い物にならなくなり、魔法談義がひと段落すると、お茶を飲み、ほっと、一息つく。
リヴェリアが商品棚に目を向けた。先ほどレフィーヤが壊し、ノクスが直した送風ネックレスだ。
「これは」
「簡潔に説明すると、魔力で風を発生させる魔工具です。装飾品に込める魔力量に合わせて、強さを強・中・弱と変化させます。破損したのは、それが一般人とLv.1程度の冒険者用の汎用品だからです。リヴェリア様のような方となると、より強い素材と魔石が必要になります」
「オーダーメイドは?」
「もちろん対応しております。ただ、素材と魔石の品質をどの程度必要か判断するために魔力の測定が必要ですので、値段は跳ね上がります」
「構わない。いくらくらいになる?」
俺は少し計算した。リヴェリア・リヨス・アールヴのステイタスはおおよそ推測できる。それに合わせた設計なら素材費込みで、かつ後からエルフにいちゃもんをつけられないよう、さりげなく計らいを入れつつ――。
「リヴェリア様には、本日、大変有意義な魔法談義をしていただけたこともありますので、汎用品と同価格にさせていただきます。本体価格三万ヴァリス、工賃一万ヴァリス。合計四万ヴァリスにて」
リヴェリアが少し苦悶の表情を見せた。計らいを感じ取ったのだろう。
だから工賃はちゃんと取っている。ハイエルフとか関係ないというスタンスだ。
加えて、レフィーヤへの計らいとして、協力への礼であることを説明してから、「彼女の分については本体価格三万ヴァリスのみで」と伝えると、リヴェリアは一瞬差をつけられたことにムッとしかけ、しかしすぐに飲み込んで、無言で財布を取り出した。
七万ヴァリスを払う。迷いがない。エルフらしくない。
(なぜかエルフは苦手なのに、この人は話しやすい。なぜだろう。……まあ、いいか)
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「今、ちょっとえぇかぁ?」
ロキが割り込んできた。どうやらフィン殿と眼鏡に適う商品を見つけたようだった。持ってきたのは、タップブレスレットだった。
タップブレスレット。相手に振動と色変化で簡易なメッセージを送れる魔工具。汎用品は、バベルから正門までの距離なら通じるというものだ。コンセプトは「ダンジョンから戻ったよ」と家で待つ相手に伝える商品である。
「あぁ、なるほど」
目的を理解する。ダンジョン内での連絡手段が欲しいのだろうと。フィンが目で肯定した。
「ロキ・ファミリア用でそういうの使えへん?情報伝達用に、お互いに連絡取り合えるやつ。遠征中にバラけた時とか、緊急連絡とか」
フィンが「ロキ」と低く言った。主神を制しようとしている。その意図は、俺にも読めた。多分、推定怪しいノクスに、本命の調べたいところがどこかを探らせたくないのだろうと。
「うーん、技術的には可能です」
そう、出来るが、若干面倒なところがある。
「詳しく聞かせてもらえるかい」
「振動と色変化でパターン信号を送る。タップするか、魔力を込めれば、使える。その機能のみで良いなら、あとは、距離の制限幅を広げるだけの作業。希望の工期とコスト次第で作れる距離の限界が変わってくる。何せ、求める距離が1階層違うだけで、ざっくり、1.5~3倍の素材に求める質が変わってくる。できる最大想定距離は、半径で、オラリオ全土ほど、ダンジョンの高さで考えるなら、地上〜6階層まで届くといいかな? 」
「なるほど。一セットあたり何個組なんだい?」
「二個組のペアで使う。色変化の最大登録数は十個まで。運用のイメージとしては、指示役と補佐役で一セット。前衛グループのリーダーと中衛・後衛のそれぞれで一セットずつ。別動体があるなら更に。最低三セット、ロキ・ファミリアの規模なら五セットは見た方がいい」
「魔法行使時に魔力が流れてしまって誤作動しないかい?」
「基本的にはあり得ないです。これは、あくまでブレスレットを指定して、魔力を送ると言う動作がいる。魔法発動時は、全身に魔力を巡らせ、発動すると言う工程であるため、そう言う流動的な魔力は飲み込まないように設計してる。ただ、腕だけを部分的に強化するとかの魔法なら変わってくるので、その人はつけないことを薦める。」
「なるほど、タップの場合はどうなんだい?」
「説明が難しいのですが、一定の圧を与える、一定時間以上を触る、触れる面積といった部分で、判断するので、誰がが腕を掴んで、すぐ手を離した場合、反応することはあり得ます。それを避けたいなら、魔力による認証をつけるかだな。持ち主を固定し、その魔力の人間が触った場合にのみ、性能を発揮させるみたいな機能があれば良い。」
「うーん、思ったよりも限定的というか、制約はあるんだね。」
「まぁ、魔工具ですし、ダンジョン内ではなく、地上で使う想定なので。」
「うん、なるほど、なら魔道具のこれならどうなんだい?というか、今の説明を聞く限り、魔工具の性能を遥かに凌駕する機能だと僕は思うんだが、なんというか、わざと不足させているような違和感を覚える。」
「・・・それは、魔工具店の店主ではなく、【月下の魔導貴公子】ソーサラーとして、言うなれば、魔道具師としての俺への依頼という話になってくるぞ?」
「おや、なるほど、そういうふうな違いがあるんだね。あぁ、その通りに受け取ってくれ」
「・・・まぁ、その通りだな。お察しの通り、今のは《神秘》のアビリティが無い、あるいは低レベルの範囲で再現性が高く、量産できる範囲の話だな。故に低コストで、それなりの時間で納品可能なものだ」
「・・・素材調達から完成まで数ヶ月、一セット千二百万ヴァリス前後かかるが、その代わり念じれば使える。赤にしようと思えば赤になる。距離も気にしなくてよし。魔法行使時の誤作動も完全に排除できる」
「うーん、それを五セットは……予算と時間が厳しいな。素材持ち込みなら?」
「あぁ〜、、、工期に関しては、そっちの収集能力次第。コストに関しては、製造費のみになる。その場合、、、そうだな、前例がないから、値段をつけかねる部分もあるが、一セット三百万ヴァリスだ」
フィンがロキを見た。ロキが「ほな五セットで」と言った。
「……合計一千五百万ヴァリスか」
「結構高いな」
「そりゃ、一個当たりに込める術式の数、作業時間を考えたら妥当だ。持ってきた素材の品質による部分もあるし。」
(何より、自分の目で見て選んだり、そもそも自分でとってきた素材しか使ったことがないから感じがわからない)
そこからが本番だった。
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ロキが本気で交渉を始めた。
笑顔は変わらない。軽い口調も変わらない。ただ、目の温度が完全に変わった。
「遠征でな、赤字やねん」
「知らん」
「フィンも団長として、色々苦労しててな」
「知らん」
「そう認識しているなら、主神として助けてくれると僕も嬉しいんだけどなぁ?」
「ファミリアの子らのためにもな?」
「値段は変わらない。何より持ち込みという特別対応で、1つ千二百万から三百万まですでに下げている」
「じゃぁ、合わせて千二百万で!!」
「一千五百万から一厘も下げない」
「そこから、千百万!!」
「帰れ」
「千万!」
「NOを突きつけているのに下げていくな! 普通すり合わせで真ん中ぐらいにするだろうが!!」
「まけにまけて、いっそ五百万!!」
「ただただ、五月蝿い」
「ただより高いものはないという極東の言葉があんねん。それに則って、一番高い売り方せえへん?」
「シンプルに引っ叩くぞ!? というか貸し借り的な意味で、絶対元以上とるからな、後悔するぞ多分!!」
醜い争いが続いた。レフィーヤが意識を取り戻し、目の前の光景に唖然とし、リヴェリアと雑談を始めるほどの時間がかかった。
ロキが肩で息をしていた。ノクスはしばらく黙った。
(一千万でも売上は十分出る。赤字にはならない。ただし割に合わない。何より、嫌いなロキ・ファミリアに譲りたくない。ないのだが……)
フィンが「申し訳ないのだが、本当に遠征の収支が苦しくて」と言った。声に嘘がなかった。リヴェリアとレフィーヤが「うちの者が本当に申し訳ない」という顔をしていた。
(……まあ、いいか)
「素材持ち込みで一千万。値引きではなく、製造費で計算し直した結果だ。もう、そういうことにしておけ」
「やったでぇ〜!!」
「五月蝿い。今から神ロキは出禁だ。今日の件で判断した」
「ええ!? なんで!?」
「うちは魔工具屋だ。競りの値切りの場所ではない」
ロキが「そんなぁ」と情けない声を出した。フィンが「……それは仕方ないかな」と呟いた。リヴェリアが「全くだ」と言った。レフィーヤは何も言わなかったが、心の中で全力同意しているのが伝わった。
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「わかった。今日はありがとう。色々助かったよ」
「買い物をした分の礼しか受け取れない」
フィンが苦笑して扉を開けた。
「また来るわ」とロキが言った。
「おとといきやがれ」
「薄情やなぁ〜。ノクスくん、お店繁盛させてな!!」
「あの、魔法の件、また教えてもらえたら」とレフィーヤが言って、慌てて口を押えた。自分で驚いたらしかった。
「……あぁ、気が向いたらな」
「!?」
ロキとのやり取りで、ノクスは冷静になっていた。何より疲れていた。そのことがちょっと残念な気がしたレフィーヤだった。
そう言いながら最後に出ていった。扉が閉まる。
ヘラ・ファミリア製の清め(?)の塩を玄関にまいた。・・・なんかめっちゃ効果ありそう。なお、これは、旧ヘラ跡地を購入してから作り方と一緒に未開拓の部屋で見つけたものである。この15年誰も近づかなかったのか、そう言う不思議アイテムがいろんなところにあった。
たまに孤児院の子供たちがそう言うものを見つけて、「何これ?」と聞かれ、対応に困るバイト戦士な神 および 不定期な従業員(ボランティア含む)たちがいた。
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静寂を取り戻した。
(また面倒なことになった)
俺はしばらく扉を見てから、作業台に向かい仕様書を取り出した。タップブレスレット五セット分の設計仕様を書き始める。
そもそも、在庫はあるのだ。ストックを残しておきたい性質なので、先に使用する分量と同量以上を手元に置いておかないと気分が悪い。それは姉たちに始まり、ヘラ、アルフィアと「ない!」と言った際の反応が怖くて染み付いた習慣だ。ザルドはそれを見て「ヘラ・ファミリアが男に優しい?」という反応をして暴力に訴えられていた。そこで初めて、あぁ、そういう水準かと外の世界を知った。
色々争ったが、そもそも、在庫はあるのだ。できれば、ストックを残しておきたい性質なので、先にしようする分量と同量以上を手元に置いておかないと気分が悪いのだ。
そういう意味での、工期だった。
否、姉たちに始まり、ヘラ・アルフィアと、急にあれ欲しい、あれ食べたいといった際の、「ない!」といった際の反応が怖くて染み付いた習慣である。暴力に訴えてこなかったが、ずーっと圧をかけてくるのだ。
ザルドはそれを見て、「ヘラ・ファミリアが男に優しいだと!?」というような反応をして、暴力に訴えられていた。
そこで初めて、あぁ、そういう水準かぁ〜と世界を知ったなぁ。
(今回はフィン・ディムナを見れてよかった。話が通じる。政治的な人間だが、実力と知性がある。知略を持って挑んでくるが、妙に正々堂々というか、可能な限り王道を選ぶ傾向があるな。意外と思考が固い?それとも、勇者フィンメルなら、そうしたってことかな。フィンメルじゃなくて、フィンだったな。交渉相手として最悪ではないが、まぁ、駆け引きで勝てると思ったらダメなタイプだな)
(リヴェリアは、なんというか、リヴェリアという人間として認識しよう。思ったよりハイエルフしてないし、エルフっぽくない。また来ると言っていたが、というか、外で会う約束してたっけ?……まあ、いいか。アルフィアから聞いてた印象と結構違う。なんというか、その頃よりも、丸くなったというか、棘がなくなったというか。)
逆にアルフィアはアルフィアだったなぁ。メーテリアを姉と呼ぶが、アルフィアに関しては、意地でも言わなかった姉というか、姐だし、なんか、年齢近いのに、母味というか、いつか、「全力でお母さんを執行する」って姿を見せかねない印象だった。なお、対象は俺じゃない誰かだろうな。あと、優しいのに優しくなかったし。昔は優しくて、どんどん厳しくなった漢字だったなぁ。
(レフィーヤの《エルフ・リング》は、確かに面白かった。もう少し詳しく見たかった)
仕様書を書き終えたあたりで、もう一つの思考が動いた。
このオーダーメイド、半分は弟子に回せる。
アスフィのことを考えた。
ヘルメスが主神のあの娘は、魔道具製作者の天才である。
同じ年なのに、弟子というのは、ヘルメスの仕業で、鬱陶しいことこの上ないが、まぁいい。
経済的に苦しい時期のはずだ。ちょうど先日、主神が仕掛けたお菓子のビジネスが失敗したという話を聞いた。
(在庫過多で赤字か。本当にあの神は……)
材料と設計レシピをまとめ始める。半分の仕様書を切り出して、別の封筒に入れた。
(こちらから行くか、来るのを待つか)
少し考えて、「待つ」に決めた。向こうから来るタイミングで渡した方が自然だ。
窓の外、夕方の光がオラリオの石畳を照らし始めていた。
(全く、今日も平穏ではなかった)
それが、また普通の一日だった。
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後日譚を記そう、営業日誌
翌日。
「ロキお断り」と書いた貼り紙を、店頭の扉に貼り付けた。分身体のネクスが達筆で書いた板だ。見栄えが良い。意志表示としては十分だ。
昼前に、予期しない客が来た。
扉が静かに開く。入ってきたのは、女神だった。
俺は一瞬で判断した。目を合わせんとこうと。
(うわっ、フレイヤだ。神フレイヤだ)
「……客なら話を聞く。買い物以外の目的なら帰れ」
「まあ。挨拶もなし?」
「うちの店には必要ないんでね」
フレイヤが「ロキお断り」の貼り紙をじっと見てから、くすりと笑った。
「面白いものを貼っているのね」
「私は入っていいの?」
「ロキではないから仕方ない。ただし買い物以外は断る」
多分「フレイヤお断り」はフレイヤ・ファミリアが許してくれない気がする。ネタにさせてくれない気がする。
フレイヤがゆっくりと店内を歩いた。商品を眺めている。
「なんの用だ」
「暇つぶし。色々珍しいから、少し見に来ただけ」
「なら、客じゃねぇ。帰れ」
「もう少し。……ねえ、ヘラの子。あなた、本当に面白い魂をしているわね」
「褒め言葉には聞こえんな」
「そう? 私はそのつもりで言ったのに」
フレイヤは何も買わなかった。十分ほど店内を眺め、入口に高レベル冒険者の気配を感じると「また来るわ」と言って出ていった。
「来なくていい」と背中に言った。
その後、フレイヤ神は稀にしか来なくなったが、一方で、とある町娘が頻繁にやってくるようになった。
謎だ。
ちなみに、張り紙の話を聞いたロキが急いで剥がしに来た。
「うちがマジモンのややこしいやつみたいやと思われてまうやろが!!」と乗り込んできたので、
「どこをどう切り取っても、その通りでは?」と返答した。
オラリオの商店街などから「よくぞやってくれた」というヒーロー的な扱いを受けていたので妥当な評価のはずだが、あまり最大派閥の顔に泥を塗るべきではないと判断し、掲示はそこで終了。
ほそぼそと噂にはなるが、加害者も被害者も触れるべからずという感じの存在故か、下火のままでこの騒動は終了した。
なお、破られた紙は、破れた姿のままで、店内にて掲示することにした。ロキが来ない限り大丈夫。
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数日後、ロキ・ファミリアのアマゾネスの双子が来た。ティオネとティオナ。
二人は、ちょうど破られかけた「○キお断○」の貼り紙を見て、ティオナが「ロキ、何したんだろう……」と呟いた。ティオネが「関係ないわよ。私たちはロキじゃないんだし」と言った。
「こないだの団長の素材の持ち込み依頼の件よ。確認してちょうだい」
素材を確認した。問題なかった。
「了解した。納期は三から四週間。依頼書への記載と同意の内容を記入してくれ。複写はそちらに渡す」
「よくわかんないけど、書けば良いのね?」
手続きを進める。ティオナがきょろきょろと店内を見回していた。
「ねえ、リヴェリアが買ってたのってどれ? 私も欲しい!!」
「送風ネックレスなら、それだが、必要か?」
「涼しいんでしょ? いいじゃん、欲しい!」
「日常使いならいいが、前衛職だよな? 間違ってもダンジョンや戦闘時に使うなよ」
「えぇ? なんで?」
「簡単に言うと、これは周囲の空気を取り込んで顔側に送るわけだ。だから毒性のある霧の中とか、熱帯の環境で使うと、毒をより多く浴びるし、暑い風が顔に飛んでくる」
「あぁ〜なるほどねぇ」
「前に別のアマゾネスがダンジョンで毒のモンスターとの戦闘時につけっぱでやらかしてな。走り回るとジャラジャラしてウザいし、あたいの美しい顔に毒を撒き散らしやがってとか言ってクレームを言ってきたことがあってな」
「確かに危ないね。それでどうなったの?」
「殴って、蹴って、折って、絞めて、縛って、埋めて、捨てたぞ。二度と来ないようにヘラ流のおもてなしをして差し上げたとも。俺のフルコースは整形できるレベルだから、きっとあのカエル面でも、多分きっと、おそらく、いい顔になったと思うよ」
「「あぁ〜、うん、納得」」
なお、とあるアマガエル顔は、もとに戻っていたそうだ。
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次回。弟子のアスフィが来る。変な芋虫の件が少し動く。そして、便利屋の一日が始まる。
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