2026年5月21日、この日は朝から雨が降っており、TKFは傘を一本も持っていなかったので、会社まで行かずにテレワークしていた。
(注:つい1か月前までは3本持っていたが、1本は新幹線に置き忘れ、2本は会社に置き忘れていて、家には一本もなくなっていた)
午後になって、ちょっと会社の人と対面で打ち合わせしたいことができたので、適当に切りがいいところで出社することにした。
14:40、切りがついた。外を見たら雨はやんでいた。TKFは今のうちに移動してしまおうと慌てて家を出た。地下鉄に乗ってしまいさえすれば、名古屋駅から会社があるオフィスビルまでは地下でつながっているので問題ない。
そうして無事に駅について、地下鉄に乗った時に、はっと気が付いた。あわてて家を出たので、会社パソコンを家に忘れてきてしまった・・・すぐに降りようと思ったが、それより前に扉が閉まった。
しかたない・・・次の駅で降りて引き返してくることにしよう。
次の駅に着いた。地下鉄を降りると、ちょうど逆向きの電車が出たところだった。次まで7~8分待ち。ここから歩いて戻っても10分ちょっとで帰れるので、だったら歩いて帰ろうと思う。
その帰り道の途中で、いつもの城山神社の前を通りかかった。ここを通るのが一番近道なのである。せっかく前まで来たから参拝していくべきか、とも思ったが、仕事中だし早く会社に行ってしまいたいので、今日のところはパスすることにして通り過ぎた。その瞬間、止んでいた雨が急に降り始めた。結構大粒で強い、傘がないととても歩けない。
「うわっ、これ、明らかに呼ばれている。」
こういう感覚をわからない人に説明するのはすごく難しいのだが、神社や寺の前を行き過ぎようとしたときに(あるいは参拝してから帰ろうとしたときに)急に雨が降ってくるのは、ちょっと寄っていけ(あるいはもう少しゆっくりしていけ)と言われているということである。
昔、東京で勤めていた時に、2週間に1回、定例的に神田神保町で会議があったのだが、駅から出ると急に強い雨が降り出す、ということが何度も続いた。そこで同行していた上司に、「これは近くの神社があいさつにこい、と言っているのです。ここをテリトリーにしている神社を調べて、次回は早めに来てお参りしましょう」と言ったら、その上司はそういう話が嫌いな人だったので「そんなことがあるわけないだろう」と怒り出した。
その上司はなおも「周囲の人にとってはその雨は関係ないではないか」と言ってきたので、TKFが「それは、神様にとっては用事のないモブが、巻き添えを食っているだけです」と言ったら、言い方が悪かったらしく、もっと怒られた。
逆に、別の知り合いはそういうことはしょっちゅうらしく、旅行に行くたびにその手の話をしてきていたので、そういう人も結構いるのだろう。
それはさておき、家を出てからの出来事を思い返してみると、ここで雨宿りをしていくようにどんどん引き寄せられている。
さらに、その瞬間に気づいたが、今日はTKFにとっては天徳日である。天徳日とは四柱推命安田流の考え方で、簡単にいうと、その人にとって霊界とつながりやすくなる日が5日おきに来るというものである。どの日になるかは人によって異なるが、TKFの場合だと5月は1日、6日、11日、16日・・・のように5の倍数+1日となっている。前回の参拝の5月16日に神様に就職のお世話をお願いしたのも、その日が天徳日だったからである。そして今日も21日で天徳日・・・
しょうがない、寄っていくか、とTKFは覚悟を決めて、手短にお参りすることにした。
本殿に至り、先日の就職のお礼を述べた。雨はまだ強く降っていて「もう少しゆっくりしていけ」と言われている感覚があったが、仕事に早く戻りたいので、「また余裕があるときにうかがいます」と言って、その場を後にした。
そうして家に帰り、着替えをして会社パソコンをカバンに入れて、15:20に再出発した。そのころには雨がやんでいた。
その日は会社で遅くまで残業してから退社し、21:50に最寄りの地下鉄駅まで戻ってきた。そこから地上に出たら、すごい土砂降りになっていた。
あとから気象データを調べたら、そのときだけ33mm/hの雨が降っていた。20~30mm//hの雨だと傘を差しても体が塗れる、と言われているが、それをさらに少し上回るレベルである。肩にすぐに水がしみこみ冷たかった。靴の中もずぶぬれになった。
これ絶対に「もう一度来い」と呼ばれているんだ、と察し、家へと向かう道を進路変更して、土砂降りの中を再び城山神社に向かった。
(思ったより長くなったので次回に続く)