諸連合降下部隊   作:筒手

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高価値アセットの防衛(イルミネイト)

「パンパカパーン!友軍が戦線に加わりました〜」

「クソッ!今度の奴はマトモなのだといいが!」

「オラオラッ!来やがれクソッタレェ!」

救援要請ビーコンを要請したチームは天童アリスと美甘ネルに地球連邦陸軍空間騎兵隊員だった。

そこに新たに増援としてやって来るヘルダイバーが投下される。

 彼等の後方にヘルポッドが着弾する。

 

「援護するぞ!…砲塔を要請!」

 

早速降り立つと同時に火炎放射砲塔とマシンガン砲塔に、クレメイター大型火炎放射器とガス迫撃砲塔を要請したが最初に出した火炎放射砲塔が着弾した時。

火花が撒き散らされていた。

補助強化ブースターを各員任意でデストロイヤーにて起動させている。

 

「ファイアヘルポッドか、なる程」

 

アリスとネルはさておいて火炎セットのネルと電撃セットのアリス…最後の一人に至っては砲塔セットであった。

 

「今何ウェーブ目だ!」

「4ウェーブ目だ!あの炎と電撃地帯でピンピンしている二人は何なんだ一体!?」

「民主主義の加護だ!「そうなのか!?」

 

という事にしておいてだ。キヴォトス人は何かしら丈夫であるもののアリスはまた別だ。

ついでにアチラさん(真実省)には実験的に開発されたスーパーアースの自律戦闘デコイとして申請を通してある。

そんな事は兎に角8ウェーブ分は耐え凌ぐ必要があり、4発目の高価値アセットがロケットで飛ばされて5ウェーブ目に入り掛かっている。

 

「ンァー!ハーベスターが多すぎます!」

「淫夢は管理民主主義でも恥ずべき行為だ」

「管理民主主義って何だ先生?」

 

ネルが疑問に思ったその瞬間、ハーベスターのビーム攻撃が飛んできて焼かれたが…殆ど無傷であった。

 

「ン野郎ッ」

「よし、補給ビーコンを使う!」

 

補給品ポッドが投下されると4名が集まって補給品を手にして、強靭剤と弾薬…ネルの着替えとアリス向けへのデ・エスカレーターの弾薬にネルに向けたガードドッグシリーズのホッド・ドッグの火炎放射用燃料の補充品等もあった。

 

敵はゾンビの様な何かのイルミネイトがスーパーアース市民を改造し使役している成れの果てソウルレスの大群と、それを指揮するオーバーシアーに地上掃討用の多脚戦車ことハーベスター。

時々やってくる近接航空支援機のスティングレイが4名に雪崩込むように襲い掛かる。

 

「えーっとこうだっけな!」

 

航空支援要請を出したネルだったのだが、雨の中イーグルナパームの爆撃で燃やし尽くされるソウルレスの大群…その最中物ともせぬハーベスターの一個小隊が突入してくるのだった。

 

「アリス、テスラタワー要請出来るか?」

「はい!光の塔よ!」

 

うーんと頭を抱える彼だが、ほぼ間違いないけれど何とそれは違うのではと思いつつテスラタワーが一体のハーベスターをブチ抜いて撃破しテスラタワーが伸び、先端の電撃が奴等に猛威を振るう。

ところでアリス、光の剣(スーパーノヴァ)はどうしたのかを後で尋ねるとして…ブリッツァーとロイヤリスト等のクセのある装備にアークグレネードとデ・エスカレーター(放電グレネードランチャー)ガードドッグシリーズのK-9で固めていた。

 

ヘルダイバーで悪名高いガードドッグシリーズのK-9。

ライトニング放射器をガードドッグに取り付けた自動誤射誘発機である。

しかも火力がほぼ一撃必殺級なので耐えれるヘルダイバーは耐電アーマーでもない限り超重装甲アーマーでも昇天してしまうだろう。

ネルの用意している軌道ナパームの方がまだ可愛らしいくらいにK-9の脅威性と威圧的存在感は銀河中に広まっている。

その誤射の対象は携帯者本人も含まれるのだからだ。

そして5つ目も発射され順調に迎撃が進み、いよいよ8ウェーブ目に突入すると…イルミネイトは本腰入れて現時点での全戦力を投入してきたのだ。

 

ハーベスターの数も尋常ではなく飛行系のオーバーシアーことエレベートオーバーシアーが団体で襲い掛かってくる。

 

「数が多すぎる!アークグレネードで処理してくれアリス!ネルはエレベートオーバーシアーを撃ち落としてくれ、君と俺で突破してきた奴等を対処だ。行くぞ!」

 

これまでに溜め込んだ補給品ポッドを使い切るまで弾薬を消費しグレネード所持も一切無くひと通りの脅威を倒し切ると最後の高価値アセットが退避完了し、脱出艇ペリカンが降りてくる。

 

『ヘルダイバーが離脱地点に居ない!空中で待機する!』

 

そう無線で告げられながらペリカン輸送機のオートカノンで残党が一掃され4人組は離脱地点へ辿り着くと、ペリカンが着陸しハッチを開いて4人組が入り込んだ。

 

『ヘルダイバー収容完了、これより脱出する!』

 

脱出後作戦主導権のスーパーデストロイヤーに入るのだが…ミレニアムに寄贈しコピー生産されたライトニング・オブ・キヴォトスという艦名が刻まれたスーパーデストロイヤーであった。

 

「へっ…悪くねえ戦いだった。じゃあな」

「おうよ、…行ったか。でネル?このコピー生産のスーパーデストロイヤーの開発者は誰なんだ?」

「白石ウタハしか居ねえだろ、それより先生この後の用事が無ければキヴォトスへ行くがどうだ?」

「ウタハ…あっふーん」

 

何となく全てを察した後、一先ずの作戦は完了しそれぞれ帰路に着くのであった。

 

 

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