羊たちが運んできた宇宙 【Welcome Humanity】   作:ヒツジ(ラム肉

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第二話 後編 『広がるヒツジコーポ 後編 ― 回り続ける経済』

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銀河中央通信社速報

 

> 【速報】

 

外縁七星系、 失業率減少。

 

一方で農業従事者数は 過去最低を更新。

 

 

 

 

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同時速報

 

> ヒツジコーポ関連市場、 過去最大規模へ拡大。

 

 

 

 

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第八居住星系 中央通り

 

街は以前より、 明るくなっていた。

 

 

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人が増えた。

 

店が増えた。

 

食べ物が増えた。

 

 

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夜でも、 人通りがある。

 

 

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以前なら。

 

薄暗く。

 

静かで。

 

節約のために早く閉まっていた店々が。

 

 

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今は違う。

 

 

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屋台。

 

酒場。

 

露店。

 

簡易食堂。

 

 

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通りに、 匂いが満ちていた。

 

 

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焼き肉。

 

発酵スープ。

 

香辛料。

 

焼き菓子。

 

 

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若い男女が、 ヒツジ製発酵酒を片手に騒いでいる。

 

 

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> 「安っ!」

 

 

 

 

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> 「これ何杯目だ!?」

 

 

 

 

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> 「知らん!」

 

 

 

 

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向こうでは、 ヒツジ社員が普通に飲んでいた。

 

 

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> 「人類、 酔うと声大きいですね」

 

 

 

 

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> 「第五腕部文明も似てました。」

 

 

 

 

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普通に混ざっていた。

 

 

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シュガリヴィ記者 取材記録

 

不思議だった。

 

 

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農地は減っている。

 

農業企業も潰れている。

 

 

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だが。

 

 

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経済は回っていた。

 

 

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いや。

 

以前より動いていた。

 

 

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安い食料。

 

余った可処分所得。

 

増える消費。

 

増える物流。

 

増えるサービス業。

 

 

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市場は、 妙な形で拡大していた。

 

 

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そして。

 

その中心には、 必ずヒツジコーポがいた。

 

 

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元農業地帯

 

かつて畑だった場所。

 

今は。

 

巨大物流倉庫になっていた。

 

 

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コンテナ。

 

搬送車。

 

輸送ドローン。

 

 

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以前の農地より、 人が多い。

 

 

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元農家のおっちゃんが、 搬送車を誘導していた。

 

 

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> 「右寄せろー!」

 

 

 

 

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> 「そこ冷凍区画行きだ!」

 

 

 

 

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汗だく。

 

 

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シュガリヴィ。

 

 

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> 「慣れました?」

 

 

 

 

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おっちゃん。

 

笑う。

 

 

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> 「農業より腰痛ぇよ!」

 

 

 

 

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周囲で笑いが起きる。

 

 

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別の元農家。

 

 

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> 「でも給料いいぞ!」

 

 

 

 

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> 「あと飯!」

 

 

 

 

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ヒツジ社員。

 

横から。

 

 

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> 「食事重要ですので。」

 

 

 

 

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もう誰も、 その返答に驚かなくなっていた。

 

 

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小規模酒場

 

以前は潰れかけていた店。

 

今は満席だった。

 

 

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店主のおばちゃん。

 

 

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> 「いやぁ助かったよ!」

 

 

 

 

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> 「みんな飯代浮いた分、 飲みに来る!」

 

 

 

 

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若い作業員。

 

 

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> 「給料も上がったしなー!」

 

 

 

 

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別の男。

 

 

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> 「ヒツジ、 危険宙域手当えぐいぞ」

 

 

 

 

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奥では。

 

ヒツジ社員が、 串焼きを食べていた。

 

 

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> 「この店、 塩加減良いですね」

 

 

 

 

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店主。

 

 

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> 「宇宙人に褒められた!」

 

 

 

 

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店内爆笑。

 

 

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一方で

 

旧農業企業本社。

 

 

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静かだった。

 

 

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受付停止。

 

消灯。

 

閉鎖区画。

 

 

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会議室では、 重役たちが沈んでいた。

 

 

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> 「価格競争にならん……」

 

 

 

 

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> 「輸送規模が違いすぎる」

 

 

 

 

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> 「補助金でも追いつかん」

 

 

 

 

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若い役員。

 

 

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> 「提携しませんか?」

 

 

 

 

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全員が見る。

 

 

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> 「ヒツジとです。」

 

 

 

 

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沈黙。

 

 

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老経営者。

 

 

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> 「……誇りはどうする」

 

 

 

 

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若い役員。

 

疲れた顔。

 

 

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> 「社員に飯食わせる方が先です」

 

 

 

 

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誰も反論できなかった。

 

 

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ヒツジ物流港 食堂

 

深夜。

 

作業員食堂。

 

 

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人類。

 

ヒツジ。

 

入り乱れて食事している。

 

 

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テレビでは、 議会中継。

 

 

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> 「国家経済への影響を――」

 

 

 

 

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誰も真面目に聞いていない。

 

 

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元農家のおっちゃん。

 

 

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> 「なぁヒツジ」

 

 

 

 

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ヒツジ社員。

 

 

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> 「はい?」

 

 

 

 

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> 「お前ら、 なんでこんな働くんだ?」

 

 

 

 

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ヒツジ。

 

少し考える。

 

 

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> 「物流止まると困るので。」

 

 

 

 

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> 「文明、 お腹空くでしょう?」

 

 

 

 

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周囲の人類作業員たちが笑う。

 

 

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> 「またそれ言ってる!」

 

 

 

 

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> 「好きだなその台詞!」

 

 

 

 

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ヒツジ。

 

きょとん。

 

 

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> 「重要ですよ?」

 

 

 

 

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本気だった。

 

 

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銀河議会

 

状況はさらに混乱していた。

 

 

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> 「ヒツジ規制法案を提出します!」

 

 

 

 

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> 「市場崩壊を止めろ!」

 

 

 

 

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> 「だが失業率は改善している!」

 

 

 

 

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> 「税収はむしろ増加中だ!」

 

 

 

 

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> 「どこの国家だ今の!」

 

 

 

 

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怒号。

 

混乱。

 

机を叩く音。

 

 

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だが。

 

 

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議会の外では。

 

 

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市民が、 ヒツジ製パンを食べながら歩いていた。

 

 

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シュガリヴィ記者 私的記録

 

私は少しずつ理解し始めていた。

 

 

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ヒツジコーポは、 単なる企業ではない。

 

 

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軍隊でもない。

 

国家でもない。

 

 

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もっと別の何かだ。

 

 

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あいつらは。

 

“市場そのもの”を持ち込んでいる。

 

 

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その時。

 

港の向こう。

 

巨大輸送船が離陸する。

 

 

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コンテナ群が、 夜空へ吸い込まれていく。

 

 

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隣でヒツジ社員が、 端末を見ながら呟く。

 

 

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> 「次便、 三十分遅延ですね」

 

 

 

 

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別のヒツジ。

 

 

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> 「第二腕部方面、 渋滞してます。」

 

 

 

 

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シュガリヴィ。

 

止まる。

 

 

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> 「……銀河間で、 “渋滞”ってあるんですか」

 

 

 

 

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ヒツジ。

 

 

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> 「ありますよ?」

 

 

 

 

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> 「物流多いので。」

 

 

 

 

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その返答が。

 

妙に。

 

恐ろしかった。

 

 

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人類が今見ているのは。

 

“宇宙人”ではない。

 

 

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もっと巨大な。

 

“文明化された物流”そのものなのかもしれない。

 

 

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