ゼンゼロの世界観やストーリーおもろくて16時間連続でゼンゼロを触り続けた日を今でも鮮明に覚えています。
v2.0あたりから自分のオリジナルキャラぶちこみてぇなと思いずっと妄想していました。
Pixivの方に最初に投稿し始めハールメンにも参上しました。
1. 目覚め
頭を埋め尽くす頭痛、それで目が覚める。
『………ン"ッッ、、』
起きろとでも言わんばかりに頭の中に頭痛が走っている。
あまりの頭痛に手が力み、コンクリートと小石の感覚が手に入り、眉間に皺がよる。
瞳を開けてみれば、視界はぼやけ不明瞭な状態だ。
指を眼球へと押し込み、グリグリと回してようやく目の前の景色がハッキリと映る。
先ほどのコンクリートの感触といい、酔い潰れ街中で倒れたのか。そう思いながら見上げた目の前の景色は、それを全て否定した。
なんだ…これは
街が''侵食"されている。
所々に生えている大、小、中、あるいは特大といった黒い柱状の結晶が生えている。
黒い結晶の隙間から黄緑色の光が、昼間なのに関わらず光り輝いている。
よくみていれば空気中にもなにやら、薄っすらと黄緑色の粒子が見える。
そしてその奥、空を見てみれば、パズルのように三角模様のヴォイドらしき何かが空を埋め尽くしていた。
男は呆気に取られていた。
何だこれは?一体なんだ?あの黒い結晶は?あの空は?この粒子は?何らかのウイルス?この空間は?こんなところに人間はいるのか?自分は何故こんなところに?
その他色々な考えが洪水のように男の脳内に流れ出す。
だかその全てに対する疑問の答えは全て
分からない。この一言だ
たが、このままここで呆気に取られているわけにもいかない。状況を確認しなければ。
そう思い体を起こそうとするも、ズシッ、と重さが男の身体に掛かった。
ガクッ、と膝が地面に落ちそうになるが男は意外にも、すんなりとだが何処かぎこちなさを持ちながらも立ち上がった。
今一度、自分の持ち物を見直そう、
自分の首から下へと目を向ける。まずは肉体、今着ている服、というよりかは"装備"は自身の肌をほぼ覆い尽くしている。
前腕にあるアーマーを外し、見えたのは筋肉質な腕だった。
筋肉質の中でも筋肉質。肥満体系ではないようだ。
そして男の着ていたものはTシャツズボン、もしくはスーツ、いや違う。
軍人を彷彿をとさせる戦闘服と前面と背面に3つずつ入っている剛鉄。チェストホルスターに入っている自動拳銃、負い紐に繋がれた
その弾倉や
自身の体をキツく締めている胸前と腹前のストラップにつながっているバックパック。装備とバックパックも相待ってかなりの重量が体にかけられているのだろう。
そして腰には帯が黒色、接合部分にはシルバーの金属である弾帯が巻かれてあり、右脚のレッグホルスターには一挺の回転式拳銃が収まっている。
バックパックの側面のサイドポーチにはハンマーや消音器、バールやらコンパス、などがあり、歩くたびに金属やら鉄の擦れ合う音がカチャカチャと音を立てている。
その軍人のような装備を眼前に、身に纏っている男は、何かと懐かしさの混ざった安心感を覚えた。
男は地面に落ちているヘルメットを拾い、自然と癖であるかのように簡易な武器点検を行った。
小銃
──マガジン弾数26発、
問題なし
自動拳銃
──マガジン弾数2発、
リロード
マガジン内の残り2発を抜き取り、男は空マガジンをダンプポーチへと入れ、2発をポケットへとねじ込み腰にある弾倉へと手を伸ばし再装填リロードを行った。
回転式拳銃
──装填数3発
すでに1発が使われており、その空薬莢の雷管が黒ずんでいる。
他にも問題があるとすれば───デカい
銀色のフレームで、滑り止めの黒装飾がされた銃把、そして圧倒的存在感のマグナム弾とヘビーバレル
───何だこれは、象でも撃つのか?
だがそれだけならこれほど兵士のような装備をする必要はない。
なぜ自分がこれほどの装備を持──────
その瞬間、自分の頭部へと、黄緑色の発光した、大剣のような、いや、石を大剣のように削り取ったでかい何かが飛びかかる。
男はすんでのところで持っていたアサルトライフルを「それ」に向けその攻撃を受け止める。重く、全体重を乗せたような衝撃が男の腕をつたって全身につたわった。
男を攻撃したもの、人間でもなく、動物でもない。一種の生物
全身が黒灰色に包まれ、足は動物のような逆関節を持ち、頭部は花のように開かれ小さなブラックホールのようなものがある
エーテリアスが男を襲っていた
腕の、どちらかといえば”腕そのものが大剣”のようなものに頭部を切られる寸前だったのだ。男は突然仕掛けられた奇襲に冷静に対応する。だがどこかその奇襲に対し驚きと、死が間近にまで迫っていた
ギリギリと小銃のフレームとエーテリアスの腕剣が交差し合い、睨み合いを続けている。
このままじゃ体力が持たない、男は勢いよく腕剣と交差し続けている銃を左へと振り、エーテリアスの体制を崩した。そのままの勢いで右足を後ろ回し蹴りでエーテリアスのコアへと直撃させる。
ドゴォ、ガッ、効果音はさまざまだが効いたであろう音が空気中に伝わる。男のでかい図体、そして長い足に詰まっている筋肉の足がコアへと直撃し、エーテリアスはまだ原型をとどめている右手で頭であろうコアを押さえつけ後ずさる。
男はその隙を逃さず小銃の
小銃が火を吹き銃弾がコアへと直撃する。五発あたりがコアへと命中すればエーテリアスは後ろへと倒れ、見事に消滅した。
エーテリアスの全身が虹色に発光し、ブラウン管テレビのノイズのようにジリジリとしながら消滅したのだ。
この怪物は一体、と考えてる間に、もう一体、もう一体とエーテリアスが崩れた壁から姿を現す。10、20、中には頭部や腕に道路標識が埋まっている図体のデカい個体もいた。
お眠りしていた所を邪魔したらしい
現在男の持つ小銃には消音器はついていない。周囲300mは確実に消えているだろう銃声は化け物、もしくは
自分はなにかと魅力的に見えるのか?今すぐにも殺されかけない状況だというのに呑気な考えをする。だが油断しているわけではない、そうでもしないと冷静ではいられないからである。
もういいかと言わんばかりにエーテリアスが唸り声をあげ、腕を振り上げ襲いかかる。後ろのエーテリアス共もそれに続き、雪崩のように男へと襲いかかる。
対処できん、男は踵を返し、男は先ほどの戦闘で落としたヘルメットを頭に被り走り出す。男の目覚めた場所、役所のエントランスを通り、もう起動していない自動ドアをこじ開け逃げ出す。
殺す。それしか考えや本能がないエーテリアスたちは律儀に行儀良く自動ドアが開くのを待つわけもなく、雪崩のように自動ドアへと押しける。老朽化したガラスが数十体分の重さに耐え切れるわけもなく、ガラスが盛大に吹き飛ばされた。
その音を聞いた男はさらに走行速度をあげおよそ120m先に見える商店街へと駆け出す。エーテリアスもバーゲンセールに駆けつける限界節約人間のように男を追いかけた。
商店街の入り口ゲートを通り抜けた男は走る速度を緩めず周りを観察する。どうやらこの商店街は道が多く、一点通りなわけではないようだ。
商店街の入り口ゲートを通り抜けたエーテリアスを見た男は右にとある小道へと方向転換し左へと、柱状のエーテル結晶がたくさん生えている岩が塞ぐ道を見つけては引き返す。
その度に後ろから迫ってきたエーテリアスのコアへと走りながらの移動射撃を繰り返しながら右へ、左へ、また右へと、縫うように小道を駆けて行く。
あくまで逃げるのが目的だ、撃退するのが目的ではない。
方向転換するたびに後ろに見えていたエーテリアスがどんどん少なくなっている。どうやら小道へと逃げ込んだのは効果があったようだ。もうなにも追いかけてこなくなったのを確認し、商店街を出てここから離れようと一本通りを戻る。
まだ小道で男を探しているのか、セール商品を探しているのか、一本通りにはなにもいなかった。
なにかがすでに閉じ切った店のシャッターへの衝突音が一つ、また一つとそこらじゅうの店から響き渡った。平日の人賑わう商店街でもこれほどの騒音は起こらない。
やがて一本通りにあるすべての店シャッターが一気に開かれ、
冗談じゃない、そうそう思いながらも男はまた走り出す。一気に全ての店から
男は商店街の反対側入り口ゲートを抜けると、バックパックのサイドポーチから手榴弾を二つ取り出し、安全ピンを抜いてゲートの右と左へと投擲する。
5、4、3、とカウンドダウンを数えエーテリアス共がゲートを通り過ぎた瞬間、手榴弾が爆発した。映画やアニメのような爆炎があがり、盛大な爆発が起こるわけもなく、鋭い耳をつんざく爆発音と衝撃波と白煙が周囲へと広がった。
エーテリアス共の胴体や腕、または頭部がひしゃげ、無惨な姿へと変貌した瞬間消滅した。
だが全てというわけではなく、爆発付近にはいなかった後方のエーテリアスが男を追っていた。
クソ、男は内心舌打ちしまた走りだす。
撃つわけにはいかない。またさっきのように銃声で化け物どもが追いかけてくる。どうする?白兵戦でも仕掛けるか?だがあんなやつらに白兵戦を仕掛けるなど正気の沙汰ではない。
そもそも白兵戦というのは敵の隠密攻撃に近接奇襲によって銃が使えない状況や弾詰まりや弾切れを起こし再装填しなければいけない状況でも敵がすぐ目の前にいる状況が白兵戦というのだ。わざわざ自分から仕掛けるものではない。
しかしいつまでも銃を撃ち敵を引きせ、【待って】【タンマ】が通用しない捕まれば終わりの鬼ごっこをいつまでも続けるわけみはいかないのだ。
男は立ち止まり、腹前と胸前のストラップを外しバックパックを床に落とした思えばボディアーマーの鞘に収められていたコンバットナイフを取り出す。
黒い刃が鞘から現れ、刃渡り15cm、全長およそ25~27cmと目測で測る。手のハードナックルルローブでそれをしっかりと握り込む。
エーテリアスが、迫り来る。
こちらを殺すことしか考えていないエーテリアスが走ってきている。男は目を見開き、瞳が小さくなる。息を乱さず相手を見極める。
『ン”ン”ン”…』
喉を低く唸り、相手を待つ
来る
エーテリアスがこちらへと腕、もとい大剣をふりかぶり、こちらへと刃先を向ける。
それをナイフで右に受け流してぶっ殺す。男はナイフを向け、エーテリアスの腕剣へと向ければ──
その瞬間、ブラックホールのような何かが男の頭上を通り過ぎ、地面へと着弾する。
その瞬間発生した引力にエーテリアスは吸い込まれ、一点に集中しした。
その瞬間男の横に『人間』が横切った。
その人間は腰の後ろに収めていたナタをエーテリアスたちへと一気に振り上げる、その瞬間、青白い閃光がエーテリアスに襲いかかり、強烈な一撃を喰らったエーテリアス共は消滅した
ブラックホールを放つ人間?誰でしょう、、、