地球の危機だし、奇跡を起こせるならこんなことならないかなーと思いました。小難しいことは置いといてください

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初投稿です。p5xに結城理が実装されたのでその記念に速やかに完成させました。妄想なのであまり深く考えないで大丈夫です


この星は、滅んだりしない。

奇跡を起こす力。それは、地球の光を目覚めさせた。そして、滅びを止めるべく今、満月の空へ━━━

 

━━━

 

 

『これは私にとっても、貴方にとっても、最後の力。全ての始まりの力でもあり、そして、全てを終える力でもあります。これを得た今の貴方なら、可能かもしれません…決して勝ち得ぬ、“絶対のもの”から彼らを救う事がね。』

 

『貴方が手にしたのはユニバースの力。文字通りの“宇宙”……もはや何事の実現も、貴方にとっては奇跡ではない』

 

群青の部屋で、虹色の光が輝く。人々と絆を紡いで得た困難を乗り越える力。これで襲いくる滅びから世界を、仲間を守りたい。

 

『貴方は、最高の客人だった…』

鼻の長い奇妙な老人、イゴールの一言と共に意識が遠のく。

 

奇跡を奇跡としない力。これで、すべてを終わらせる。ふと、『終わらせた後の仲間たち』を想像した。みんな泣いたり怒ったり悲しんだり、様々な感情を爆発させていそうだ…そう思った。

 

 

終われない

終わらせない

 

終わらせて、たまるか

 

━━━大切なものを守ろうとする強い意志に、力が呼応する━━━

 

 

━━━━━━━

 

「…!?なんで…あなた動けるの…!?」

 

タルタロスの屋上。仲間たちが、空から発せられる重圧に耐えながら立ちあがろうと試みている。その中で自分一人、容易に立ち上がる。重圧をものともしない意志の力で。

 

「…!?リーダーの体から、光が!!」

 

 

空へ浮かんでいる『月』を見据え、体から光が溢れ出す。希望や絆などの光。

 

「この星を…滅ぼしはしない…!絶対に、終わらせない…!!」

 

体から溢れ出した光を右の手のひらへ集めて、空へ掲げる。

 

 

 

━━━それは徐々に、眩い白から力強い赤へと変わっていく。そして体を包むと宙へ浮いて、人の形へ変わった。

 

 

「デェアッ!!」

 

溢れ出した光は赤と青の体、そして黒いプロテクターの巨人となった。

 

 

「なに、あれ…」

 

「あいつが、デカくなっちまった…」

 

「すごい…あの巨人から、とてつもない力を感じます…」

 

「リーダー…」

 

 

 

「ダッ!!」

 

両腕を広げて、『月』へ飛んでいく巨人…ウルトラマンガイア。

 

 

 

「ハァァ…デェアッ!」

『ウルトラマンガイア(SV)』は右腕を立て、左拳をそこに挟んで放つ『クァンタムストリーム』で牽制、直撃させたが大したダメージにはならなかった。

 

 

「ダメです…!外側への攻撃には意味がありません!!」

 

今の一撃の手応えで、やはり月は殻のような入れ物に過ぎないと感じ、急加速して、月の内部へと入り込んだ。

 

 

━━━━

月の内部。奇妙な外観とは裏腹に、内側はまるで宇宙のように煌びやか空間だった。そしてそこに、ニュクスコアが鎮座していた。よく見てみれば卵のようにも見える。死や終わりという存在の核が、これから生命が生まれてくる卵のような姿とは、皮肉なのか。

 

ガイアが降り立つと、ニュクスコアは翼のようなものを広げ赤黒い波動を放つ。

 

【DEATH】

 

その名の通り、全てを終わり…死へと帰す膨大な力。

 

「デュアァ…ッ!!」

 

すぐさまバリアーを展開して防ぐも、一筋縄では行かない。パワーの均衡の末に後ろへと吹き飛ばされた。

 

「ダァァーッ!!」

 

距離が離れた為、即座にフォトンエッジを放つ。しかし次の【DEATH】によって8割型かき消された。地球の光と言えど、根源的な死とは些か力の差がある

 

「グッ……ディァァァッ!!」

 

高速移動で急接近し肉弾戦を仕掛ける。強烈な拳3発、ドロップキックを1発叩き込んだ!手応えはあるが膨大すぎる耐久力の前には霞んでしまう。そして3度目の【DEATH】。再びバリアーを張るも、至近距離では衝撃を受けきれずまた吹き飛ばされた。

 

「グッ……」

 

強大な死の力を立て続けに受け、さすがにガイアにもダメージが蓄積し始めた。胸にあるカラータイマーが点滅を開始し、活動エネルギーの消費を体現し始めた。

 

━━━━

その頃、タルタロス屋上

━━━━

 

「リーダーはあそこで戦ってるのに…!!このまま僕たち…何にも出来ないなんて!」

 

「諦めるな!!どんな時でも、アイツと俺たちは一つだ!!」

 

「どうか、彼に力を!この命と引き換えでいい!!」

 

仲間たちは必死に呼びかけている。直接戦うことはできなくとも、彼と自分達は一緒だと。

彼らが紡いできた絆が、再び力を宿す

 

 

「…!みなさん!私たちの体から、光がリーダーに向かって放たれています!もしかしたら、リーダーを手助けできるかもしれません!!」

 

 

絆を通じて、力を分け与えられることに気付き、一層必死に呼びかける。

 

 

「戻って来なかったら…私…絶対許さないから!!」

 

「リーダー!!私たちもついてます!!」

 

「そうだ!一人なんかじゃねぇ!!俺たちが絶対死なせねぇ!!」

 

『ワンワン!!』

 

「約束、しましたよね…お願い!必ず帰ってきて!!」

 

「…さて、やるか…なぁ?」

 

 

仲間達の声が、光が、ガイアへと届く━━━━

 

 

「(…!これは、みんなの光…)」

 

届いた光はガイアへと降り注ぎ、傷を完全に癒やし、力もパワーアップさせた。

仲間達の意思を乗せた最強の一撃。

 

 

「ハァァァァ…ッ」

 

 

両手の平へパワーを最大限まで貯め、手を合わせた後に右手を下にずらして放つ【フォトンストリーム】、そこに仲間の力、奇跡の力も合わさってさらにパワーを増す

 

 

「ダァァァァッ!!!」

 

 

仲間の光を背負ったフォトンストリームが放たれ、ニュクスコアを直撃する。直後、まばゆい光が視界を支配し、何もわからなくなる。そこで記憶は途切れた

 

━━━━

 

「うぉっ…!?」「わっ…!?」「「なっ…!?」」「「きゃっ…!」」

 

リーダーへ光を渡したあと、急に月から閃光が放たれて目を覆う。

 

次に目を開くと、そこは宇宙だった。

 

━━━━

「おめでとう。奇跡は…果たされた。また、いつか会おう…」

 

影時間の終焉。不気味に光っていた緑色の夜空が晴れると共に、タルタロスは光の粒子となって消えていく…

 

「…っ!そうだ、彼は!?」

 

 

リーダーがいないことに気付き、探しに走ろうとするも、すぐに脚は止まった。目の前に、50メートルはあるリーダーが変身した巨人が降り立ったからだ。

 

「……」

 

アイギスと目線を合わせると、静かに頷いて赤い光となって散っていく。そしてその足元には、リーダーがいる

 

 

「ハァ…ッ…!ハァ…ッ!」

残った体力のすべてを使って、リーダーのもとに走った。

 

「おかえり…なさい…ッ!」

 

 

「…ただいま、みんな」




あえて名前は出さずに言葉遣いとかでセリフ書いたんですけど、やっぱりわかりにくいですかね?あと説明文が多かったりとか…

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