キュアアンサーのハイスペ幼馴染(♀)   作:猫屋ノン

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今日のコナンコラボ、蘭姉ちゃんが安定の強さだったなぁ~…


名探偵プリキュア!

「どんな謎でもはなまる解決!名探偵キュアアンサー!」

 

「重ねた推理で笑顔にジャンプ!名探偵キュアミスティック!」

 

「「名探偵プリキュア!!」」

 

「私の答え、見せてあげる!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「「ハァーーーーーッ!!」」

 

突如現れた二人の少女。二人はハンニンダーを殴り飛ばし、紫色を基調とした衣装を着た少女がハンニンダーから解放されたひなたをキャッチした。お姫様抱っこで。

 

「ひなた!大丈夫?」

 

「…あんな(・・・)、その恰好…」

 

「えっ?…あれ!?服が変わってる!?髪の色も!」

 

(気づいてなかったんだ…)

 

「…これだ」

 

「みくるちゃん?」

 

「これが私のなりたかった、名探偵プリキュア!」

 

「これが、名探偵プリキュア!?…って、なに?」

 

どうやらこの二人はあんなとみくるであり、名探偵プリキュアと言う存在に変身してしまったようだ。

 

「プリキュアだって?奴(・)とは違う…新手か?」

 

(奴…?)

 

そんな二人を目の当たりにしたニジーは何やら小さな声で呟いていたが、ひなたにはしっかりと聞こえていたようだ。

 

「ハンニンダァーーーー!!」

 

(…考えるのは後だな)

 

「「ヤァーーーッ!!」」

 

ハンニンダーはアンサーとミスティックに向かってくるが、二人はハンニンダーの攻撃を受け止め、あっさりと押し返した。

 

すると二人はあの懐中時計を持ち、その長針を動かした。

 

「「これが私達の、アンサーだぁーーー!!」」

 

アンサーとミスティックは同時にハンニンダーへ向かっていき、そこから強烈なパンチでハンニンダーを貫いた。

 

「「キュアっと解決!」」

 

「ハ…ン…ニン…ダー…」

 

二人の攻撃を受けた事でハンニンダーは浄化され、元のティアラへと戻った。そしてティアラに宿っていたというマコトジュエルと共にアンサーの元へ戻ってきた。

 

「くっ…今日は幕を下ろすとしよう!」

 

そう言ってニジーは煙幕を出し、この場から消えていった。

 

(消えた…煙幕で目くらましをして逃げたって事か。煙幕を用いた逃走はかなりの高等テクニックだ…フッ、やっぱり怪盗団ファントムと言う連中は只者じゃなさそうだな…ん?)

 

考え事をしていたひなただったが、ミスティックの視線を感じてそちらを向いた。

 

「どうしたの?ミスティック」

 

「あっ、いえ、その…」

 

「…ああ、サラシを巻いてるからね」

 

「別にそこ見てませんけど!?」

 

そう口にするミスティックの顔は真っ赤に染まっていた。

 

「その…本当に女の子なのかなって…」

 

「本当だよ」

 

「そ、そうなんですね…あの、答えづらかったら答えなくて良いんですけど、どうして男の子みたいな恰好を…?」

 

「こういう服の方が動きやすいからだよ。女の子の服を着ると妙に落ち着かないし」

 

「へ…?」

 

「もしかして、深刻な理由かと思った?よく誤解されるんだよね」

 

「そ、そうなんですね…」

 

「アハハ…あっ、まりさんにティアラを返さないと!」

 

「おっと、そうだった」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれからまりにティアラを返し終えた三人は屋根の上から結婚式を見届けていた。ちなみにアンサーとミスティックは変身したままだったりする。

 

「あ、あの!」

 

そんな中、ミスティックが尊敬の眼差しでひなたを見ていた。

 

「さっき言いそびれたんですけど、見事な推理でした!流石は名探偵・神津恭介の曾孫ですね、師匠!」

 

「師匠…僕の事?」

 

「そうですよ!私に解けなかった謎をあっという間に解いてみせたじゃないですか!私、感激しました!」

 

「僕はただ犯人を見つけ出しただけだよ。ティアラを取り戻したのは君とアンサーだ」

 

「それはそうですけど…もし師匠が怪盗を見つけなかったら…」

 

「はいストップ」

 

「ンムッ!?」

 

ひなたは人差し指でミスティックの口を押える。

 

「そういう仮定の話はナシだ。僕が犯人を暴いて、君達がティアラを取り戻した…それが全てだ」

 

「師匠…」

 

「それに、君の観察眼や着眼点は光るものがある。これからも精進しなよ、未来の名探偵」

 

「あ…」

 

ひなたはミスティックの頭を優しく撫でていた。

 

「ムゥ…!」

 

この光景を面白く思っていない人物がいる。頬を膨らませているアンサーだ。

 

「な、なな、何をするんですか!?」

 

「何って、弟子志望兼未来の名探偵のミスティックにエールを…」

 

「そういう事じゃありません!い、いくら同性だからって気軽に頭を撫でないでください!」

 

「だって、ミスティックが可愛かったから…」

 

「かわっ!?」

 

「~~~~~~っ!!」

 

今のが決定打となったのか、アンサーは声にならない雄叫びを上げながらひなたの腕を掴んだ。そんなアンサーの目からはどういう訳かハイライトが消えていた。

 

「ごめんねみくるちゃん、この女誑しにはちゃんと後で言い聞かせるから…早く帰ろ、ひなた」

 

「あ、ちょっと…」

 

「ちょ、ちょっと待ってください!探偵テストは合格ですよね!?」

 

「探偵テスト…あ、そんな言ってたね」

 

「そうですよ!プリキュアになれたって事は、もちろん合格ですよね!?」

 

「あ、あの…」

 

「やったーーー!1999年4月、とうとう私もキュアット探偵事務所の名探偵になれたんだぁーー!!」

 

「…1999年?」

 

ミスティックのこの一言を聞いた瞬間、ひなたの表情が変わった。

 

「いやいや、また可笑しな事を…今は2027年だよ」

 

「いやいや!今日は1999年の4月2日春です!ほら!」

 

ミスティックが指差した先、そこにあったのは満開の桜の木だった。

 

「…ひなた、今日って2027年の1月24日だよね?」

 

「…うん。君の誕生日だよ」

 

「…それじゃあ、私達…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「タイムスリップしちゃったぁーーーーー!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(やっぱり、僕の推察通りだったな…)

 

絶叫するアンサーとは逆に、既に可能性として考えていたひなたは比較的冷静だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(…で、ここに戻って来たって訳だけど…)

 

ひなたとあんながやって来たのは、みくると出会った場所ある建物だった。

 

(それにしても、まさかマコトミライタウンが町ごとなかったなんてな…昔見たSF映画みたいだ)

 

ここへ来る前に二人が住んでいた地域へ行ってみたのだが、そこに建物は一つもなかった。どうやら開発予定地だったらしい。それからみくるの案内でここへやって来たのだ。

 

「キュアット探偵事務所?」

 

「はい!ここに名探偵プリキュアがいます!」

 

「えぇっ!?他にも名探偵プリキュアがムグッ!?」

 

「シーッ!」

 

自分達以外に名探偵プリキュアが居た事に驚いて声を出したあんなだったが、彼女の口をみくるが慌てながら抑えた。

 

「どうしたの?」

 

「プリキュアが居るという事は秘密なんです!」

 

「…じゃあなんでみくるさんは知ってたの?」

 

「そ、それはまぁ…と、とにかく入りましょう!」

 

(明らかにはぐらかされた…)

 

それから三人は事務所の中に入っていった。中は薄暗く、誰もいない雰囲気が漂っていた。

 

「なんだか、イメージと違う…」

 

「すみませーん!誰かいませんかー!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「依頼は断ってる…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

すると部屋に置いてあった机から声が聞こえてきた。聞いた感じ子供の様な幼い声色だ。

 

「あの!力を貸してほしくて…私と友達がタイムスリップしちゃって!」

 

「冗談に付き合ってる暇はない」

 

「冗談なんかじゃなくて!」

 

「私達…というか、私とあんなさんは名探偵プリキュアなんです!」

 

みくるが名探偵プリキュアの名を口にすると、机の下から一人の少年が飛び出してきた。

 

「子供…?」

 

少年の姿を見たひなたがそう声を漏らすと、少年はあからさまに機嫌を悪くしたようだ。

 

「いきなり失礼な奴だな…で、お前達がプリキュアだって?」

 

少年は品定めをするようにあんなとみくるをジッと見ていた。

 

「…ないな」

 

「本当だよ!私、嘘つかないから!」

 

「どうだか…!?そ、そいつわぁっ!?」

 

少年はあんなが首からぶら下げていた例のペンダントを見て驚いてしまい、その拍子で机から落ちてしまった。

 

「だ、大丈夫!?…って」

 

あんなはすぐに少年の元に駆け寄る。すると少年の姿がポチタンのような小動物の様な姿になっていた。

 

「よ、妖精!?」

 

「妖精だな」

 

「…フン」

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