3D彼女♂とレトロ彼氏♀ ~男女あべこべVTuber、中の人ごと好きになる~   作:式守 芽衣

19 / 19
第19話 3D彼女♂とレトロ彼氏♀

「その前にシャワー! 汗やばいから!」

 

 コンビニ袋をテーブルに置いて、アキラさんが洗面所に駆け込んでいった。

 

 袋の中身を出した。チューハイが四本。柿ピーと、チーズ鱈と、枝豆。

 

 ……完璧なラインナップだった。

 

 シャワーの音が聞こえている。グラスを二つ出して、氷を入れた。

 

◇ ◇ ◇

 

「おまたせ!」

 

 髪を下ろして、キャミソールにショートパンツ。シャワー上がりの肩が少し赤い。

 

 さっきまでの仕事着とは別人だった。

 

「かんぱーい」

 

「おつかれさま」

 

 グラスにチューハイを注いで、合わせた。かちん、と氷が鳴った。

 

 ——いい音だ。

 

 つまみを開けて、枝豆をつまみながら。展示会の話になった。

 

「今日、なんかすごかったね」

 

「うん。すごかった」

 

「和太郎ブース、思ったより人来てくれてさ。ありがたかったなぁ」

 

「POPも評判よかったよ。写真撮ってる人何人もいた」

 

「ほんとに? もー、昼にも聞いたけど何回でも嬉しい」

 

 アキラさんがグラスを一口傾けて、ふっと笑った。

 

「あとね、田所さんが一次会の終わりにウインクしてきたの」

 

「……ウインク?」

 

「『今日はもう帰りな』って。なんでウインク? 意味わかんない」

 

「……さあ」

 

 二人で首をかしげた。

 

「それはそうと。展示会終わったけど、これからどうする?」

 

「どうするって?」

 

「配信とか。紗雪ちゃんも、なんかやりたいことあるんじゃない?」

 

「……まあ、ちょっと考えてる。VRゾーン見て、なんか……ああいうのも出てみたいなって」

 

「いいじゃん! やろうやろう。コラボもまたしよ」

 

 チューハイが進む。二本目を開けた。

 

 窓の外は暗い。エアコンの音。

 

 柿ピーの袋に同時に手を伸ばして、指が触れた。

 

 引きかけた。アキラさんも引きかけた。

 

 また同時に手を入れた。指が触れたまま、一掴みずつ取った。

 

「えへへ……」

 

 アキラさんが微かに笑って、柿ピーのスナックを口に運ぶ。俺はピーナッツを口に運ぶ。

 

「こういう、気を使わない飲み方っていいよねぇ。会社の打ち上げも楽しいけど、こっちのが楽しい」

 

 ……うん。全然いい。

 

 三本目を開けた。アキラさんの頬がほんのり赤くなっている。俺も、たぶん同じくらい。

 

 ほろ酔い。ちょうどいい。頭はちゃんとしてる。ただ、肩の力が全部抜けている。

 

「はぁ~~~……(すばる)さん好きぃ」

 

 アキラさんの声。力の抜けた、柔らかい声。グラスにチューハイを注ぎながらの軽い声。

 

「……うん。俺も」

 

 ただ、挨拶を返すみたいに返した。自分の声が、やけに静かに聞こえた。

 

 ……。

 

 グラスに注ぎ足そうとしていたアキラさんの缶が、止まっていた。

 

「…………え?」

 

「え?」

 

「……昴さん、今なんて?」

 

 頬が赤い。酔いだけじゃない。たぶん、俺も。

 

 なんで言ったのか、わからない。ただ口から出た。嘘じゃなかった。

 

「……俺も、好き」

 

「…………うん」

 

 しばらく、二人とも動けなかった。

 

 エアコンの音だけが鳴っている。グラスの氷が、かすかに溶けている。

 

◇ ◇ ◇

 

「…………あー!! だめ! 必須栄養素足りない!! ちょっと吸わせて!!」

 

 ——アキラさんが先に動いた。

 

 ソファの上で、首元に顔を埋めてくる。くん、と嗅がれた。

 

 あの夜と同じ動き。でも今夜は目がしっかり開いている。

 

「ちょっ、シャワーまだなんだけど。くさくない?」

 

「これがいいの。熟成された昴さん」

 

「……熟成って」

 

「あ゛~~~これこれ! くぅう! 生き返るぜぇ!」

 

 和太郎(わたろう)の声だった。この人は本当に、どんな場面でもこれをやる。

 

 ……でも、嗅ぎ方が変わってきた。

 

 首元から、鎖骨のあたりに。Tシャツの襟ぐりに沿って、鼻先がゆっくり移動する。

 

 あの夜と同じ動線。でも——ずっと丁寧で、確かめるように。

 

 息が、だんだん荒くなっていく。ふう、ふう、と。肌に当たる呼吸が熱い。

 

「んぅ~~紗雪ちゃん、たまんねぇなぁ」

 

 ——まだ和太郎のまま。おじさんの調子で鼻をすりつけてくる。

 

「ちょっ、和太郎さんっ……」

 

 ——自分の声が、妙に高かった。情けない声だったと気づき、顔が一気に熱くなる。

 

「……今の、ちょっと紗雪ちゃんぽかった」

 

「…………」

 

「紗雪ちゃんもだいすきだぞぉ」

 

 和太郎のまま。おじさんが美少女に好き好き言っている絵面。

 

「……それ、事案ですよぉ」

 

「愛があれば関係ねぇ!」

 

「……ぷっ」

 

「やばい、我ながらやばい。あはははは! もう事案でよくない?」

 

「よくない、よくない」

 

 ——二人で、笑った。声を上げて。ソファの上で崩れるように。

 

 気づいたら、二人ともソファに寝そべりかけていた。

 

 アキラさんの頭が肩のあたりにあって、俺の腕がいつの間にかアキラさんの背中に回っている。

 

 笑いが収まっていく。息だけが聞こえている。

 

 背中に回した腕に、少しだけ力を込めた。

 

 アキラさんが、顔を上げた。

 

「……ねえ」

 

 声が素に戻っていた。視線をそらして、小さく。

 

「……おふとん、いこ?」

 

◇ ◇ ◇

 

 並べた二つの布団。今夜は、大きな一つの布団として使っている。

 

 電気を消した。

 

 暗闇の中で、アキラさんが上からのしかかってきた。

 

 下から、見上げる形になった。

 

「ここで問題。わたさゆシークレット、なんで"わた"が先かわかる?」

 

「……なんで?」

 

「先に来る方が、攻だから」

 

「それBLじゃないですか……」

 

「細かいことはどうでもいいの」

 

 笑い声が近い。息がかかる距離。

 

「——今夜は寝かせねえぞ」

 

 和太郎のボイスで言い直す。がっはっは、と低く笑う。

 

 ——声が、変わった。

 

 耳元に、唇が近づいてくる。

 

「…………だいすき」

 

 知らない声だった。

 

 心臓が跳ねた。耳の奥が熱い。

 

 和太郎でもない。いつものアキラさんでもない。

 

 少し芝居がかった、甘くて、柔らかい声。

 

 どこかで聞いたことがあるような——ないような。

 

 そして。

 

「……えへへ」

 

 ——もう、どの皮も被っていなかった。

 

 ただ嬉しそうに笑っている。演技じゃない。和太郎でも、さっきの声でもない。

 

 アキラさんだった。全部脱いだ、アキラさん。

 

 ——手が動いた。

 

 アキラさんの両肩に触れた。掴んだ。

 

 そのまま——布団の余っている方に、ころんと転がした。

 

 横向き。向かい合う形。両肩はまだ掴んだまま。

 

「え?」

 

 暗闇の中で、目が合った。近い。鼻先が触れそうなくらい。

 

 一拍。

 

 そこからさらに、もう半回転。

 

 アキラさんを潰さないように。丁寧に。ゆっくり。

 

 上から、見下ろす形になった。

 

「こちらも散々、モヤモヤしてたんで」

 

「……」

 

「たまには」

 

「——あれ? え? ……これ、私が寝かされないやつ?」

 

「……」

 

 無言で、顔を近づける。

 

「あ」

 

 ——。

 

 長い、長い夜になった。

 

 ◇ ◇ ◇

 

 目が覚めた。朝の日差しが、斜めから部屋に入っている。

 

 隣に、アキラさんがいた。

 

 腕の中にいた。温かい。肌が全部触れている。

 

 アキラさんも、薄く目を開けた。

 

「……おはよ」

 

「……おはよう」

 

 くっついてきた。ぎゅ、と。全身で。

 

「こうして全身でぎゅーって触れ合ってるとさ」

 

「うん」

 

「体全体が手のひらになった感じ。わかる? 身体で手を繋いでる? みたいな」

 

 ——わかる、と思った。

 

 手だけじゃ足りなかった。手を繋いで、匂いを嗅がれて、それでも足りなくて——今、こうなっている。

 

 腕に、少しだけ力を込めた。

 

「……わかる」

 

「えへへ」

 

◇ ◇ ◇

 

 気づいたら、昼前だった。

 

「こういうのブランチって言うんだっけ~」

 

 アキラさんがキッチンに立っている。Tシャツにショートパンツ。

 

 さっきシャワーを浴びて着替えたところだった。俺も浴びた。

 

 目玉焼きとトースト。コーヒー。ごく普通の、遅い朝ごはん。

 

 いつもの台所。いつもの食器。いつものリビング。

 

 ——でも、全部違った。

 

 すれ違うときに肩が触れる距離が、昨日までと違う。

 

 食器を渡すときに指が重なる時間が、少しだけ長い。

 

「あ、そうだ。今日の配信だけどさ、展示会のお礼とレポートやろうと思って」

 

「いいね」

 

紗雪(さゆき)ちゃんもさ、一緒に出ない? コラボで感想戦しようよ」

 

「……え、今日?」

 

「私スタッフ側だったからさ、お客さん目線の紗雪ちゃんいた方が話しやすいし。感想とか聞きたいって人いると思うんだよね」

 

「……急すぎない?」

 

「大丈夫大丈夫、雑談だから! ブラック紗雪は封印でいいから。ね?」

 

 まっすぐ、屈託無く笑う。断れそうにない。

 

◇ ◇ ◇

 

「ねえ、思ったんだけどさ」

 

 コーヒーを片手に、アキラさんが言った。

 

(すばる)さんもさ、紗雪ちゃんみたいな一面あるんだなって。昨夜、思った」

 

「……一面?」

 

「なんていうか、紗雪ちゃんって昴さんの『こうありたい自分』みたいなとこ、ない?」

 

 ——こうありたい自分。

 

 紗雪を始めた頃のことが、一瞬よぎった。

 

 その少し前の、深夜に開いた配信。和太郎(わたろう)さんの声——

 

「あ、そんなに難しく考える感じじゃなくて、なんていうんだろうな」

 

「……」

 

「昴さんのほんの一面。でも大事な一面」

 

「……」

 

紗雪(さゆき)ちゃんも昴さんもだいすきなの。きっと、そういうこと」

 

 ——紗雪も、俺の一面。

 

 和太郎もれとろもアキラさんの一面。全部、同じ人の違う顔。

 

「VTuberってさ、自分の写し身みたいなとこあるよね。姿も……声も違うことがあるけど」

 

「……うん」

 

「れとろも和太郎も私の一面だし。なんだっけ、あのレトロゲームの……汝は我、我は汝、みたいなの」

 

「……心理学でいうペルソナですかね。仮面」

 

「そうそう! ゲームの方もそうだよね。もう一人の自分を受け入れるやつ」

 

「……確かに」

 

「でしょ? 紗雪ちゃんも自分の別の一面って思うとさ、昴さん的にはどう?」

 

「……複雑だなぁ」

 

「きっとああいう元気で可愛らしい一面もあるんだって」

 

「……どうだろ」

 

「あるある。私が保証する」

 

「……うーん」

 

 コーヒーカップを両手で包んだまま、唸った。元気で可愛らしい一面。紗雪。俺に?

 

「まあまあ、難しい顔しないの。こうして3Dの彼女もできたわけだし」

 

「……3D?」

 

「三次元、リアル。私のこと、彼女。にひひ」

 

「…………」

 

「それにさ、昴さんは、れとろの彼氏でもあるよね~。ふふふ」

 

「3D彼女がいて、れとろの彼氏——それ、両立しちゃっていいところ?」

 

「いーのいーの。我はれとろ、汝は昴。もちろん、わたさゆもアリ。愛があるなら事案もなんのその!」

 

「えー……。それにしても、男女あべこべ感強くて混乱しそうだな」

 

「いーじゃん。中の人ごと、好きになっちゃったんだもん」

 

 ——中の人ごと。

 

 和太郎・れとろの中のアキラさん。紗雪の中の俺。全部ごと。

 

「あ、ところで。れとさゆって百合じゃない? れとろと紗雪ちゃんで」

 

「……百合?」

 

「ありかも。あ、でも……わたさゆも、アキすばもあるし。昴さん、全方位で受けだね」

 

 にやにやしている。完全に楽しんでいる。

 

「なんでこっち総受けなんですか……昨夜は……」

 

 アキラさんが、ふっと黙って視線を反らした。

 

 丁度こちらを向いた耳が、赤かった。

 

 ——総受け。昨夜のことを、たぶん思い出している。

 

 何も言わなかった。俺も、何も言えなかった。

 

◇ ◇ ◇

 

 午後は、ゆっくり過ごした。

 

 俺は仕事を少しやって、アキラさんは配信の構成を練っていた。

 

 同じ空間で、別のことをしている。ときどき目が合うと、どっちからともなく笑った。

 

 そういう午後だった。

 

◇ ◇ ◇

 

 夜。食器を洗った。夕飯の分。いつもの流れ。いつもの場所。

 

 アキラさんが配信部屋に入って、俺は隣の部屋で配信環境を立ち上げた。

 

 モニターに紗雪(さゆき)のアバターが映る。

 

 ヘッドセットを被った。なんだか久しぶりな気もする。

 

 壁の向こうから、声が聞こえてくる。

 

「じゃ、行くよ~」

 

 アキラさんの声。素の声。壁越し。

 

 ——次の瞬間。

 

『おう、みんなー! (あきら) 和太郎(わたろう)だ! 昨日は展示会来てくれてありがとな! がっはっは!』

 

『今日は特別ゲストも呼んでるぜ。この間の対戦ゲーム回で大暴れしてくれた——』

 

『——和太郎さーん! みなさーん! こんばんはっ。夜空紗雪(よぞらさゆき)で~す!』

 

 画面の中で、和太郎と紗雪が並んでいる。

 

 コメント欄が一気に動き出した。

 

 パルサー、みやぢー。ノワールにレオ、ちとせさんもいる。

 

『おぅ紗雪ちゃん、今回もよろしくな!』

 

 推定五十代の、気のいいおじさんVTuber——の、中の人と今朝も顔を合わせた。

 

『よろしくお願いしまぁす! ブラック紗雪は封印ですからね~っ』

 

 男同士じゃなかった。気楽なもんでもなかった。

 

『わかってるわかってる、がっはっは!』

 

 ——でも、悪くない。

 

 明日も、きっとこうだ。

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

データを集めて拳で殴るダンジョン配信(作者:佐遊樹)(オリジナル現代/冒険・バトル)

計算によれば、この一撃で敵を仕留めきれる確率は30%……しかし、足りない分は気合と大声でカバーする!!!いくぞ!!!ウオオオオオオオオオオ!!!←『もうデータキャラやめろ』『そもそも確率が足りてなさすぎるだろ』『で、なんで敵は死んでんの?』▼大体こういう感じのお話です


総合評価:15865/評価:8.74/連載:29話/更新日時:2026年05月29日(金) 20:22 小説情報

ぽんこつ美少女Vtuberと最強無職 ~元無敗王者を人気配信者が放っておいてくれない~(作者:世嗣)(オリジナル現代/冒険・バトル)

 ▼ 2083年、VRゲームが一般化した時代。▼ 大人気対戦ゲーム「ヴァーチャル・スクエア」では数多のプロプレイヤーが存在する。▼ そんな彼らが「最強」だと語る一人の存在がいた。▼ 曰く、『無敗』。公式戦で負けたことがないのだと。▼ 曰く、『始祖』。今の戦い方は彼の影響で生まれたのだと。▼ 曰く、『伝説』。彼は一年間活動したのち、夢が覚めるように引退したのだ…


総合評価:6893/評価:8.57/連載:40話/更新日時:2026年03月29日(日) 13:00 小説情報

陸八魔アルに転生しました(作者:黒ヶ谷・ユーリ・メリディエス)(原作:ブルーアーカイブ)

そして失敗して反転して嚮導者になりました▼2026年05月03日(日) 18:00 本筋完結しました▼2026年05月08日(木) 18:00 嚮導者の後日談完結しました▼2026年05月16日(土) 18:00 絆ストーリー完結しました▼2026年06月07日(日) 18:00 あまねく奇跡を目指して完結しました▼匿名設定解除に合わせてPixivにも投稿し…


総合評価:14873/評価:8.93/完結:45話/更新日時:2026年06月14日(日) 18:00 小説情報

悪役令嬢の腰巾着に転生した俺、「流石はお嬢様!」と煽てながら全力で生き残る(作者:延暦寺)(オリジナルファンタジー/コメディ)

現代日本、ダンジョン攻略が国力を左右する世界。▼九条財閥の従者の家に生まれた俺は、▼幼い頃の顔合わせの最中、ここが前世でやり込んだRPGの世界であることを思い出す。▼目の前にいるのは、金髪縦ロールを揺らし高笑いする、仕えるべき主――悪役令嬢・九条葵。▼原作の彼女は、突如現れた原作主人公に負け、最後には魔人に堕ちて討伐される、哀れな噛ませ犬だ。▼当然、その横に…


総合評価:8375/評価:7.58/完結:25話/更新日時:2026年06月06日(土) 12:28 小説情報

ディストピア世界の悪徳企業CEO(自認)(作者:ねうしとら)(オリジナルSF/戦記)

世界を巻き込む大災害が発生し、ほぼすべての人類が死滅した世界にて。人類最後の楽園である超巨大都市国家『エデン』は、その名とは裏腹に階級制度が完全に定着したディストピアな社会であった。▼未知の物質によって汚染された外界、限られた資源。超能力に目覚めるごく一部の人類と外界に蔓延るモンスターたち。▼そんな人類詰みかけディストピア世界で有数の大企業のトップとなった主…


総合評価:10788/評価:8.55/連載:12話/更新日時:2026年05月15日(金) 21:34 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>