真祖吸血鬼、まだ存在しないアメリカに寄生する 〜合法的な血液供給のため、建国前から国家運用保守を始めました〜
オリジナル:歴史/冒険・バトル
タグ:残酷な描写 転生 AI本文利用 AI利用 チート 転生 吸血鬼 アメリカ 植民地 アメリカ建国250年RTA
▼下部メニューに飛ぶ
欧州の吸血鬼貴族ヴァレンシュタイン家に転生したルカは、始祖の血を濃く継ぐ「真祖の中の真祖」だった。
霧化、影操作、自己再生、記憶読取、そして前世の記録から現代の物品や情報を引き寄せる力。
無法なまでのチートを持って生まれたルカだったが、両親の価値観は最悪だった。人間牧場、血統管理、血の風呂。現代日本人の感覚を残すルカは、その吸血鬼貴族らしい悪趣味な支配に心底ドン引きする。
やがて両親は吸血鬼ハンターに討伐され、ルカはひとつの結論に至った。
「安全で、豊かで、合法的に血を分けてもらえる寄生先が欲しい」
目を付けたのは、将来の世界最強国家――アメリカ合衆国。
しかし時は一七六三年。七年戦争が終わったばかりで、アメリカはまだ存在しない。そこにあるのは、税、土地、通商、奴隷制、衛生不良、借金、不満、そして本国との摩擦を抱えた十三の植民地だった。
未来の超大国に寄生するつもりで新大陸へ渡った真祖吸血鬼は、フィラデルフィアの悪臭に叫び、石鹸を売り、フランクリンと手を組み、ワシントンに石鹸を軍需品として見られ、国家という巨大な要メンテ物件の現実に頭を抱える。
これは、怪物になりきれなかった真祖吸血鬼が、合法的な血液供給のために、建国前のアメリカを公衆衛生と帳簿と運用保守で少しずつ整えていく物語。
なろうカクヨムにも掲載してます。
- 第1話 真祖サラブレッド、親を討伐される
- 第2話 真祖吸血鬼、まだ存在しないアメリカに上陸する
- 第3話 真祖吸血鬼、合法的な血のために石鹸を売る
- 第4話 真祖吸血鬼、ヴァージニアの農園主に会う
- 第5話 真祖吸血鬼、石鹸代金の回収で植民地通貨にキレる
- 第6話 真祖吸血鬼、手洗い説明紙に税をかけられる
- 第7話 真祖吸血鬼、法律家に未来の悪法を問いかける (改)
- 第8話 真祖吸血鬼、勝ったはずなのに根本原因が残っていると知る
- 第9話 真祖吸血鬼、また紙と茶に税をかけられてキレる
- 第10話 真祖吸血鬼、税関という名の現場監査に怯える
- 第11話 真祖吸血鬼、密輸船リバティ号という火薬庫を見る
- 第12話 真祖吸血鬼、ボストンが兵営になるのを見る (改)
- 第13話 真祖吸血鬼、占領軍にも生活費が必要だと知る
- 第14話 真祖吸血鬼、撃たれた少年が旗印になるのを見る
- 第15話 真祖吸血鬼、運命の鎖から一人だけ奪い返す
- 第16話 真祖吸血鬼、四人しかいない虐殺画を見る
- 第17話 真祖吸血鬼、敵兵の弁護士になった男を見る
- 第18話 真祖吸血鬼、誰も「撃て」と命じた証拠がないと知る
- 第19話 真祖吸血鬼、六人の無罪と二人の焼印を見る
- 第20話 真祖吸血鬼、血を抜かない治療を説明する
- 第21話 真祖吸血鬼、ようやくフィラデルフィアへ帰る
- 第22話 真祖吸血鬼、偽物の石鹸に本物の帳簿をぶつける
- 第23話 真祖吸血鬼、死体の解剖を止める
- 第24話 真祖吸血鬼、死者の帳簿を追う
- 第25話 真祖吸血鬼、死んだ男を目覚めさせる
- 第26話 真祖吸血鬼、死者蘇生の噂を否定する
- 第27話 真祖吸血鬼、腐らない肉を作る
- 第28話 真祖吸血鬼、膨らんだ容器を絶対に開けさせない
- 第29話 真祖吸血鬼、燃えた税関船の報せを読む
- 第30話 真祖吸血鬼、裁判を海の向こうへ送らせない (改)
- 第31話 真祖吸血鬼、安くなった茶を買わせたくない理由を聞く