夜刀神信司は幼馴染の朝霧あさひへ告白し、明日答えを返すという約束を受け入れた。
 けれど、彼らの約束が守られることはなく。
 朝霧あさひという人間は次の日、まるで世界のどこにも最初からいなかったかのように、夜刀神の記憶以外から姿を消してしまう。
 
 失意にくれる夜刀神。
 だがそんなとき、夜刀神は突如黒い翼を宿す、あさひと瓜二つの彼女と遭遇し刺されてしまう。

 死にたくない。あさひの告白をまだ終われない。
 そう願った夜刀神を救ったのはアイと名乗る、やはりあさひとそっくりな金髪白翼の少女だった。

 七ヶ原の街で行われるという、七人の実現者と契約者による願いを賭けた殺し合い。
 その戦いの贄とされてしまったあさひを助けるには自らが勝ち上がり、勝者に与えられる願いを叶える権利であさひを取り戻すしかないとアイは夜刀神へ告げる。

 かくして夜刀神はアイと共に、七ヶ原で行われる戦いに挑む。
 あさひを取り戻すという願いのために。聞けなかった告白の答えを聞くために──。


 本小説はカクヨム様、小説家になろう様にも掲載されています。
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