俺とフリーレンは脱獄した後、黒いフードを被り街に出ていた。
...バレねぇよな。
フェルン「フリーレン様?」
すれ違ったフェルンにすぐバレた。
...言わんこっちゃねぇ。
ま、こいつ等ならいいか。
シュタルク「なんでこんなところにいるんだ?」
フェルン「まさか脱獄したんですか?」
アーク「仕方ねぇだろ。殺しに来た魔族は返り討ちにしたんだがよ、そいつ、衛兵殺してたんだよ。それで、そのままいたらどうなる?」
フェルン「衛兵殺しで極刑ですね」
フリーレン「でしょ?だから、逃げたんだよ」
アーク「まぁ、おそらくだが"断頭台のアウラ"は近い位置にいる。さっさと殺して、この街からおさらばしようか」
フェルン「待ってください。それだと、残りの魔族が野放しに...この街を見捨てるのですか?」
何言ってんだこいつ。
アーク「んなもんお前達で殺しゃいいだけだろうが」
フェルン「そんな簡単なことみたいに...」
シュタルク「俺達が敵うような相手じゃねぇって」
フリーレン「相手が強かったら戦わないの?」
その言葉に2人は黙る。
いいこと言うねぇ。
フリーレン「それに私は2人があいつらより弱いなんて微塵も思ってないよ」
そして、俺とフリーレンは街の門に向かおうとするが...
シュタルク「待ってくれよ!!戦うからさ!!せめて手伝ってくれよ!!この通りだ!!」
シュタルクは迷いもなく土下座しやがった。情けねぇ真似しやがって...
仕方ない。
アーク「なら、ヒントやるよ。魔族ってのは傲慢だ、どんな時もな。これを上手く使えば、勝てるだろ。俺が渡した武器もあるんだからよ。じゃ、頑張ってくれよ」
フェルン「さ、行きますよ」
シュタルクはフェルンに引きずられながら、路地を抜けてった。
フリーレン「街から10kmってところか」
アーク「ああ、でかい魔力だ。分かりやすいぜ」ニヤリ
さてと、ご対面だな。
夜、街の外には大量の騎士を引き連れた魔族、"断頭台のアウラ"がいた。
俺は角を隠さず、アウラの前に立つ。
もちろんフリーレンも一緒に。
フリーレン「久しぶりだね。アウラ」
アウラ「そうねぇ。80年振りかしら、フリーレン。そして、隣のあなたは誰?なぜ、魔族なのに横のフリーレンを殺さないのかしら」
さすがは"七崩賢"。動揺もしねぇとは
アーク「俺はこいつを殺す為に来たんじゃねぇ。俺はお前を殺す為にフリーレンと手を組んだんだよ」
アウラ「ほぅ。まさか私に逆らうような魔族がいるとはね」
アーク「そして、お前は俺が誰かしらねぇようだな」
《アークドライバー!》
俺は『アークドライバーゼロ』を腰に装着する。それを見て、アウラは表情を変える。
アウラ「まさか、お前は!」
アーク「多分あってるぜ。俺の名は"悪意"のアークだ」
俺は右手を前に出し...
アーク「変身」
《アークライズ...》
俺はボタンを押す。すると『アークドライバーゼロ』から赤黒い文字が現れ、それが動物のような形に変化した黒い液体になる。それがまとわりつくと...
《オールゼロ...》
アウラ「お前が"同胞殺し"っ...」
俺の今の姿、『仮面ライダーアークゼロ』を見てアウラはそう嘆く。
アーク「せいぜい楽しませてくれよ。お前が死ぬ前によ」