【奈落家】幻と香 ~横浜家系ラーメンを食べに行く白夜と男友達~ 作:涼木風太
原作:犬夜叉
タグ:夢幻の白夜 白夜 奈落家 奈落一派 犬夜叉 るーみっく 高橋留美子 オリキャラ オリジナルキャラクター
【奈落家】幻と香 ~白夜と男友達
■キャプション
休日の夜、男友達と行くのイイ感じ。
■まえがき
いつも読んでいただき、ありがとうございます。
※ 奈落家のいつもの設定確認
・設定は戦国時代なのになぜか現代の要素が入る。
(今回はタイトル通り横浜家系ラーメン。
〆のアイスも。)
・奈落家の服装は、原作通り。
・奈落さんと分身たち皆生存していて
人見蔭刀に仕えて
皆一緒に人見城に住んでいる設定です。
・季節は特に記載が無ければ、
投稿された日と同じです。
(新年度の話が出ているので
UPするのが遅れていますが4月です)
ストーリーのジャンル:ほのぼの・雑談
(pixivにも同時に投稿)
では、このまま下へスクロールして本編どうぞ。
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日曜日、平日では日々こなしきれない雑用を済まし、
城(ウチ)でできる勉強をしていて
休日が終わってしまった夢幻の白夜。
一週間の始まりに向かって残り時間は
体力を充電しようとするが、
そんな夜更けに男友達香介から
ラインメッセージが入る。
「ラーメン食べ行かね?」
「どこ?」
即レス白夜。
「横浜家系」
「いく」
*
店前で待ち合わせをし、
出入口で食券を買って店内へ。
白夜はいつもの服装だが、
香介は全体的に黒っぽい
地味めのセーブしたジャージ服を着ている。
店内は何の曲かわからないが
ノリの良い曲がかかっていた。
脂の入った甘っぽいラーメンのスープのにおいがする。
店内は攻めた中華料理店のような赤と黒のインテリアだ。
白夜はしょうゆ味、麺かため、味の濃さふつう、脂少なめ。
香介は塩味、麺かため、味の濃さふつう、脂多め。
周りの若い男の子たちは
かため、ふつう、ふつうか、
かため、ふつう、多めで大体注文している。
女性は脂少なめの人もいるが、
男性でも白夜のように脂少なめを選ぶ人もいる。
味は人によってバラバラ。
「横浜家系ラーメンって
元々は関東と博多を合わせた
しょうゆとんこつなの知ってる?」
ラーメンが提供されるまでの間、
向かい合わせの席で香介が白夜に問う。
「だから俺はしょうゆにしたんだよ。
まぁ、男なら塩を選ぶのも
カッコイイと思うけどな」
「だから俺は塩にしたんだよw」
二人はニヤッと笑い合った。
「でも、味噌はなくね?」
横浜家系の店舗で味噌無い所もあるしと香介。
「味噌、意外とウマいぜ?
濃厚な味噌の味しつつ、
横浜家系の味もする」
と白夜。
「ふーん。
でもどれもそんな味違いなくね?w」
「まぁなw」
カウンター席のスープを飲み干したお兄さん客が
店員に合図してチケットをもらっている。
集めると景品になるらしい。
でもこれはごはんがタダなのと理由が一緒で
スープをシンクに流して、
シンクに脂が固まって
掃除するコストを下げるための
スープを飲み干してもらうための策とのこと。
「たまねぎ無料より
ライス無料の方がいいよなぁ」
席の無料の生姜をつまみながら言う香介。
「確かに」
至極納得の白夜。
そしてそれぞれのラーメンが到着して。
香介の塩味は白っぽいスープだが、
白夜のしょうゆ味は若干それより茶色っぽい。
「バンドはどうなんだ?」
香介のライブハウスも訪れたことのある白夜が訊く。
「おかげさまでプチ全国ツアー行けた。
鬼怒川温泉良かった。
観客を楽しませる責任あるから
あんま思いっきり旅行って感じではなかったけど」
「そっか」
「あっ、でもアロマセラピストのバイトしてんだけど、
それは続けたいなぁ」
「意外と器用じゃね?」
「今の世の中、そうでもないと生きていけんのよ。
てか、お前も器用じゃん?」
「まぁ。姉も父も他の兄も危なっかしいんで」
家族のことは香介にもときどき話していた。
「特に姉だろ?」
「そうそう、二番目のなw」
「くくく」と二人して笑い合う。
「最近はなんかあった?」
「俺と一番上の姉とかが
二番目の姉を甘やかすから
親父に三人での仕事は解散させられたw」
「えw」
「違う兄貴たちが姉さんと組んでる」
「大丈夫なのか?」
「たぶんダメだろうなw
そんなやわな女じゃねえ。自由だし」
「www
新年度も楽しくなりそうじゃんw」
「ああ」
味の濃いラーメンをすすりつつ
氷の入った水グラスで
小さく乾杯する二人。
*
横浜家系ラーメンの後は、
さっぱりしてて
甘い物が食べたくなる。
帰りにコンビニで買った
チョコミントアイスバーを
コンビニ前で二人して食べることにした。
スッキリとして甘い。
自然な青さが良い。
「シフト、また姉たちとお前の三人に戻るといいな」
「そうだなぁ。
戻るんじゃね?
組んでる兄貴たち、
丸め込まれた上に
優しくフォローはしなさそうだし」
「なるほど」
新たな春はいつもの春になるのだろうか……。
明日から白夜も香介もまた一週間が始まる。
本来なら嫌気がさす日曜の夜であったが、
不思議とこれからの一週間も頑張っていけるような
心の軽さがあった。
それぞれにまた一口
チョコミントアイスバーを口に含む。
チョコミントの甘さと
優しく吹く涼しい夜風が心地良かった。
おわり
最後まで読んでいただき、
ありがとうございました。