あの日の向こうへ   作:希空0123

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あの日の向こうへ4

乃蒼side

 

大喜「うぉぉぉぉ!しゃあ!」

 

匡「なんでそんな元気なんだよ、落ち込んでる流れじゃなかったのか?」

 

「やっぱ好きな人と同居できるってのは嬉しいことなんだろ、」

 

匡「浮かれんのもわかるけど、同居のこと周りにバレないようにしろよ、」

 

大喜「えっ?」

 

匡「えっ?じゃなくて、見ろよ、」

 

大喜「かっこいい、、、」

 

匡「そっちじゃなくて、」

 

「人がいっぱいだな、、、」

千夏先輩の周りにはギャラリーが多いもんな、、、

 

匡「言ったろ、千夏先輩は人気なんだ、もしあの人達にバレたら、、、」

 

大喜「ひぇ、、、」

 

「まぁ、バレないことに越したことはないな、」

 

匡「にしてもラッキーだよな、親の都合とはいえ好きな人と一緒に暮らすなんて、案外付き合えたり、」

 

大喜「無理だよ、千夏先輩は一人で日本に残ったんだ。そんな覚悟目の当たりにして俺と恋愛してくださいなんて、もう言えないよ、だからさ、思ったんだよね、俺もインターハイ行こって、」

 

匡「はぁ?」

 

大喜「やっぱりそのぐらいじゃないと先輩につり合わないなって」

 

匡「1年生でインターハイ行くなんて、歴史的に見ても数人だぞ、」

 

大喜「正直今の俺の実力じゃそうかもしれないけど、、目指すのは自由だろ!」

 

匡「、、、」

 

大喜「ってことでもうひと勝負!」

 

匡「休息も練習のうちー、」

 

「じゃあ今度は俺とやろうぜ」

 

大喜「おっ、やった!」

 

 

匡side

 

雛「今度は乃蒼と打ってる、さっきからずっと打ってなかった?」

 

「あいつ目標決めたら一直線だからな、」

 

雛「目標?」

 

「今年のインターハイ行くんだとよ、」

 

雛「えっ、行けそうなの?」

 

「、、、、」

 

雛「あはっ、本当にムチャが好きだね、」

 

まっ、たしかに自分に素直なやつが強いな、何事も、

 

 

 

乃蒼side

大喜「あ〜クソ、また勝てなかった〜」

 

「まだ先越される訳には行かんよ、まぁでも、本当に上手くなってきたよ、俺ももうそろ抜かされそうだし、」

 

大喜「毎回そう言ってるけど、10回に2回ぐらいしか勝ててないんだよ、」

 

「そりゃあ俺にも負けられない意地があるからね、でも今後の課題はやっぱり体力作りだな、後半はどうしてもパワーで押し切ってるところがあるし、、、」

 

大喜「よし決めた!毎日筋トレしてもっとパワーつける!」

 

「ホント努力家だよな、、、」

 

 

 

 

大喜side

 

 

56、57.58、59、、、

 

まだまだこんなんでへばってちゃインターハイなんて夢のまた夢だぞ!!

 

 

「先輩!!」

 

千夏「何見てたの?」

 

「別にたいしたものじゃ!、、乃蒼との試合を撮ってもらったので確認を」

 

千夏「見たい!」

 

「えっ、嫌ですよ、恥ずかしい、、」

 

千夏「いいじゃん!いつも体育館で見てるし、」

 

見てるの、、俺だけかと思ってた。

 

千夏「すごいよね、こんなに速い羽に反応してコートを飛び回って、」

 

「いや、まだまだですよ、もっと速く1歩目を出さないとショットの正確性が落ちるし、追いつくだけじゃなくて余裕を持って打てるように、ならないと、、このままじゃ乃蒼にだって追いつけないのにインターハイなんて、、、」

 

千夏「インターハイ?」

 

「あっいや、今のは」

 

乃蒼「こいつ、インターハイ行くんだって意気込んでましたよ、大喜、次風呂入ってきなって、、由紀子さんが」

 

「なっ、乃蒼!言うなって!」

少しでも結果が出るまで先輩に言うつもりはなかったのに

 

千夏「じゃあ行かないの?私にはあんな風に言っといて、」

 

「い、行きます!行きますよ!」

ああ、なんで先輩の前だとこうも格好つかないんだ

 

乃蒼「まぁでも、こいつは目標を決めたらひたむきに努力するかっこいいやつなんで、インターハイにも届くと思いますよ」

 

千夏「乃蒼君は目指さないの?」

 

乃蒼「俺も一応目指してますけど、、」

なんだよ、乃蒼も目指すってはっきりと言ってたじゃん、俺だけに宣言させるなんて卑怯だぞ!

 

「乃蒼だって行くって言ってたじゃんかよ!」

 

乃蒼「なっ、おい、」

 

千夏「へぇ、乃蒼君もなんだ〜、」

 

乃蒼「はぁ、じゃあ大喜に勝ってインターハイ行きますか、、、」

 

「おい!俺だって負けないからな!、それに、目指すんなら俺ら二人でインターハイ2枠取ろうぜ!」

 

乃蒼「、、そうだな、、」

 

千夏「うふふ、いい関係だね!じゃあ2人とも待ってて、」

 

千夏「はい!」

 

乃蒼「ミサンガ、、ですか?」

 

千夏「うん、日本に残るって決めた時に作ったの、願掛けというか決意を形にしておこうと思って、もし趣味じゃないとかだったら」

 

「いただきます!!」

先輩からのプレゼント!一生大切にしなければ、、、

 

千夏「乃蒼君も、、、いる?」

 

乃蒼「ありがたく、こういう物があると途中で投げ出さずにやり遂げれそうな気がするんですよね、」

 

乃蒼は1度、夢を諦めたことがあるんだよな、辛い出来事があって、、、

さっきはライバルっぽく宣戦布告したけど、親友としても乃蒼が辛い時はそばにいよう、

 

千夏「それじゃあ血止まっちゃうよ、」

 

大喜「えっ、」

 

千夏「大喜君もインターハイ行ってください!できた!」

 

千夏「ほらみんなでお揃い!大切にしちゃダメだよ!おやすみ!」

 

乃蒼「俺も寝るわ、おやすみなさい」

 

頑張ろう!これが切れるぐらい、、って思うけど

 

「うわぁぁ、、」

 

こんなんますます好きになっちゃうじゃん

 

雑念入る度に腹筋30回しよ、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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