あなたがトリニティでやってはいけない事リスト   作:装甲アッサム春雨

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スプラトゥーンのフェスに熱中してたら遅れました。大変申し訳ない。
ついでに前回の前書きネタをば

『あなた』得意ブキ¦カーボンローラーANGL、ホットブラスターカスタム、イラッとしたらダイナモローラー冥。基本イカ忍イカ速、ヒト速ガン積みで来る。

先輩得意ブキ¦プライムシューターFRZN、リッター4K、キレるとハイドラント。全体的に重たいブキを好む様だ。

塵塚得意ブキ¦フィンセントヒュー、フルイドV。基本塗りに集中してマルミサブッパしてくるし、いきなり襲い掛かってくる。

御手洗得意ブキ¦デンタルワイパースミ、スクリュースロッシャー。前線でガツガツキルを取ってくるが、キャラコンが微妙なので相応にデスもする。

ナギサ得意ブキ¦わかばシューター、もみじシューター、ヒッセン。基本、あまりエイムの必要が無いブキを好む。

ミカ得意ブキ¦スプラマニューバ、ロングブラスター。えげつない裏取りで泣かしてくる。

セイア得意ブキ¦プロモデラーMG、LACT-450デコ。サメライドで突っ込む為、スペ強スペ増ガン積み。


十七冊目

「どうですか?」

「……多分、この先にある。です」

 

事前にアズサから聞いていた情報から、少女は彼女を連れて探りを入れていた。

 

「保全部が知らないルートですか」

 

アズサも驚いていたが保全部は代々、地下のカタコンベへと繋がるルートを書き記した地図を持っていた。

これはアリウス云々は関係無く、歴代保全部が安全にカタコンベを埋め立てる計画に利用しようとしていたものだ。

トリニティの施設の補修修繕を受け持つ保全部には、それだけカタコンベが邪魔な存在だった。という事だろう。

だが、その計画はカタコンベの出入口の位置の把握で止まっている。

それは何故か。

 

「……辿れますか?」

「んー、無理。です。匂いが消えてます」

 

少女は小さく息を吐き、校舎の壁に擬装された出入口を見る。

カタコンベ内は一定時間で道が変わる。という、少女には理解出来ない現象が発生しているらしく、これが歴代保全部のカタコンベ埋め立て計画の妨げになっていた。

それに加え、内部の変化は出入口にも作用している。

 

「先輩、塞がった。です」

「塵塚さんの予想が当たりましたか」

 

懐中時計で時刻を確認し、手帳に書き記す。

塵塚曰く、カタコンベの変化にはパターンが幾つかあり、アリウス側はこのパターンに合わせて行動している。

そして、そのパターンを把握しているのはマダム・ベアトリーチェとその側近ぐらいで、大半はそのパターンを把握していない可能性が高い。

現にアズサは幾つかは把握していたが、それは連絡役が来る時間帯から逆算したもので、正確なものは把握していなかった。

スパイにすらルートを知らせていないというのは、如何なものかと少女は思うが、ホスト三人が言うにはこれはマダム・ベアトリーチェが独裁的かつ生徒を信用も信頼もしてない証らしい。

アズサを送り込んだアリウスの意思は和解半分スパイ半分と言ったものだろうが、マダムは完全に使い捨ての鉄砲玉としか見ていない。

これは恐らく、目的をトリニティ打倒という形にしつつ、実は何か別の目的、アリウスのではなくマダムの目的がある。

その目的は定かではないが、達成の為にアリウスとトリニティの対立が必要になると仮定して、それをそのまま受け入れる程、今のトリニティ。ひいては、桐藤ナギサは寛容ではない。

ナギサは今キレている。今まで無い程にキレている。

只でさえ多忙なティーパーティーホスト、日々の業務とそれにエデン条約という先代からの悲願の達成が目前に控えたタイミングで、エデン条約発案者の連邦生徒会長の失踪からのこのアリウス事変だ。

一日ティーポット五個分までと決めていた紅茶も、今や際限無しに増えている。

そして昨日、紅茶が切れたナギサが突如として茶葉を口に放り込み、ポットから湯を直飲みして口内で紅茶を淹れる。という暴挙に出た。

それを見た護衛の彼女が怯えながら近くに居たミカに泣き付き、ミカの慈悲(ゴリラのチョークスリーパー)によりそれ以上の悪化は防げた。

だが、これ以上は一刻の猶予も無い。

今回は茶葉で済んだが、これ以上悪化すれば口内ティーセットとか言い出して、ロールケーキと茶葉をミルクで流し込みかねない。

 

「アズサさんの話では今週中に動く、という事ですが……」

 

そして、これも各派閥首長や委員会の混迷に拍車を掛けている。

古聖堂の修繕とその他を終えた保全部はカタコンベ変化のパターン調査、正義実現委員会は迫るアリウス襲撃に備えた選抜と装備の慣熟訓練。

救護騎士団もアズサの情報から割り出したアリウスの襲撃部隊救護用のベッドや医薬品その他の準備に、シスターフッドと協同しての炊き出しの食材と機材の確保。

極めつけは、トリニティとアリウスの歴史を紐解く作業で、何故か警戒しているサクラコと古書館に缶詰めになったウイがパラノイアを発症しかけ、アリウス救護用の生薬の確保を頼まれた生物部が何故か、アリウス固有の生物を保護しようとカタコンベへ突入しようとして、居合わせた塵塚の幻の右フックにより沈められる等、様々な事が立て続けに起き、一回休みとなったナギサの代わりを務めるミカの慈悲(チョークスリーパー)慈愛(フロントスープレックス)も間に合わなくなりつつある。

 

「……変化パターンの情報は掴みました。補習授業部に戻りますよ」

「はい」

「今は数学の授業をしている筈です。その時にこのメモを渡すとしましょう」

「え? ハナコとか、あれ多分気付いてる。ますよ?」

「……ハナコさんに関しては、私は何も言いません。厳しい様ですが、どうしたいのか自分で決める事が出来ない者が、何かを掴める筈がありませんので」

 

少女の言葉に彼女は首を傾げるが、少女からすれば言い方はおかしくなるが今のハナコは嘗ての彼女よりも劣っている。

嘗ての彼女は変わろうとし、その為に周りに溶け込もうとしたが失敗した。だから、少女が共に在る。

だが、今のハナコは違う。なんと言うか、拗ねた子供が自身を見て貰おうと奇行に走っている様にしか見えない。

深夜に水着で徘徊し、礼拝中に水着になったと聞いた時は流石に眩暈がしたが、ハナコの能力を知る少女からすれば下の下の手段だ。

ハナコの能力なら、自身の望みを手にするのは決して難しい事ではない。

なら、何故その様な奇行に走ったのか。

少女からすれば、ハナコの能力は喉から手が出る程に欲したものだ。あれだけの能力があれば、今よりもっと高みへと至れた。

そう確信できる。だが、少女にはそれだけの能力は無い。

 

「…………」

「先輩?」

 

あれだけの能力があれば、彼女をもっと素晴らしい淑女に育てる事が出来る。

もっと良き事を教えられ、更に深い考えを伝えられる。

そうすれば、この子が自身が学園を去った後も困る事は決して無い。

なのに、それをしてあげられないもどかしさ。

 

「ふぅ」

「疲れた。ですか?」

「いえ、少々考え事を」

 

情けない。

無いものねだりの嫉妬など、淑女のする事ではない。

それに、この子は自身の力と周囲の協力で淑女に育てると決めたのだ。

まだまだ、未熟だと少女は己を律し、背筋を改めて伸ばす。

 

隣に並ぶ背は何時か自身を追い抜いていくのだろう。

その事に誇らしさを覚え、一抹の寂しさもある。

しかしそれと同様に確信がある。

この子はきっと、トリニティの歴史に残る淑女になれる。

そしてそれは、この子だけではなく、自身以外の今の世代全員がそうなる。

その為に

 

「行きますよ」

「はい」

 

その為にも、まずは積もり積もった想いを解きほぐしていかねばならない。




『あなた』
いきなり痙攣したと思ったら、茶葉をジャリジャリ噛んでお湯を口に含んでブクブクしだしたナギサにガチ怯えした。

先輩
ハナコに嫉妬するも、それは淑女ではないと嫉妬を捻り潰した。
パラノイアを発症しかけたウイをシミコと鎮圧した。

塵塚さん
実は数学に関しては学園二位、一位はハナコだった。
大体の建物や物は外観を見ただけで、図面や設計図をひける特技がある。
現在、御手洗と共にカタコンベの変化パターンの割り出しに当たっている。

幻の右フック
嘗て行われた交流ボクシングにて、ツルギからダウンをもぎ取った幻の右フック。

生物部
憧れは止められねえ!

ナギサ
ナギちゃんは限界2

ミカ
ナギサが暴走する前に、慈悲を込めたチョークスリーパーで暖かいフートンにいやされや~した。
現在、ナギサの回復中の代理の代理ホスト。明日には対ゲヘナに戻る。

セイア
療養中&対アリウス擬装の立場をフルに使い、事が終わった後の慰安と称して、様々な事に手を出す。
現在、本格的なピザ窯、タンドールを制作中。

ウイ
想像以上にアリウスの歴史が闇深すぎる上に、ユスティナ聖徒会のやらかしがボロボロ出てきて、サクラコが意味深な言い方までするので発狂した。
先輩とシミコによるクロスボンバーで正気に戻った。

サクラコ
大変なウイを労う為、慣れない小粋なジョークを飛ばしたが、そのジョークが原因でウイが発狂した。
突然やって来た先輩とシミコのクロスボンバーに怯える。

多分やらないとは思う

  • バカンス 『あなた』初めての海
  • 喫茶ティーパーティー やんちゃフォックス
  • 『あなた』初めてのミレニアム&フォックス
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